映画「メメント」の感想です。「オッペンハイマー」や「テネット」「インターステラー」を手掛けたとして有名なクリストファー・ノーラン監督による、ガイ・ピアース主演の作品。記憶障害により、10分ほどしか記憶が維持できない男が、妻を手にかけた犯人に復讐するため、過去の自分が残したメモやタトゥーを頼りに捜し続ける――。流石、ノーラン監督は時間の演出が圧倒的にうまいと再確認できる名作です。
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伏 鉄砲娘の捕物帳 DVD通常版時は江戸時代。祖父の死をきっかけに山から下りてきた鉄砲娘(物理)が、儚い系美人の青年と出会うところから物語は始まります。賛否に分かれる作品ですが、ジブリ系の映画が好きな人にはおすすめです。(function(
青鬼 ver.2.0 スペシャル・エディション YouTubeでの実況動画などで、フリーホラーゲームの「青鬼」を見たことがある人も多いのではないでしょうか?そんな「青鬼」の実写版映画第2作目「青鬼 ver.2.0」(以下、本作)。危機的な状
ハンガーゲーム (字幕版)見知らぬ男女が集まったら、そう、それは――デス・ゲーム開始の合図!各地から集められた24人の参加者たちと、たったひとつの椅子を賭けて戦う「ハンガー・ゲーム」(以下、本作)。米国で製作された作品ですが、公開当初は日本
ザ・スイッチ (字幕版)日本を代表するアニメ映画でもあった「私たち、入れ替わってる!?」な展開を実写で行った映画「ザ・スイッチ」(以下、本作)。ただし、冷徹な殺人鬼と普通のJK(女子高生)で。設定からして興味をそそる本作ですが、内容同様、入
ミッドサマー(字幕版)スウェーデンのホルガ村を訪れたダニーが狂気(の雰囲気)に呑み込まれていく様子を描いた映画「ミッドサマー」。土着の風習をベースにしながらも、「集団と個」や「孤独感」をうまく表現した作品です。北欧の華やかな色使いが目を引き
新聞記者韓国出身の女優シム・ウンギョンをW主演のひとりに起用した映画「新聞記者」。リアリティーが感じられる新聞記者の世界をフィクションとして描いた作品です。実際の新聞記者が筆を執った同名の自伝がもとになっているだけあり、衝撃的かつシリアスな
映画「十二人の死にたい子どもたち」(2019)|あらすじ・感想
十二人の死にたい子どもたち北村匠や橋本環奈など豪華俳優陣が出演する映画「十二人の死にたい子どもたち」。作家の冲方丁氏が書いた同名のミステリー小説を実写化したもので、正直、かなり評価は分かれるところです。思春期の少年少女に纏わる「死」から、現
会話劇やB級映画が好きな人におすすめしたい映画「サークル」。人がバンバン死んでいくデスゲームですが、血が飛び交うような描写はまったくないので、グロテスクな表現が苦手な人でも落ち着いて見られるでしょう。複雑なように見えて単純な、あるいは単純な
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映画「メメント」の感想です。「オッペンハイマー」や「テネット」「インターステラー」を手掛けたとして有名なクリストファー・ノーラン監督による、ガイ・ピアース主演の作品。記憶障害により、10分ほどしか記憶が維持できない男が、妻を手にかけた犯人に復讐するため、過去の自分が残したメモやタトゥーを頼りに捜し続ける――。流石、ノーラン監督は時間の演出が圧倒的にうまいと再確認できる名作です。
映画「Melanie Martinez: K-12」の感想です。アメリカ出身のシンガーソングライター、メラニー・マルティネスのCD(アルバム)「K-12」の世界観を映像化した作品。監督、脚本共にメラニー・マルティネスが担当。もちろん主演もメラニー自身が務めています。映画というより長めのMVという感じで、ダークでキュートな世界観はメラニーのMVそのもの。思春期ならではの繊細さやボディシェイミングについてなど、メッセージ性もあります。
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」の感想です。コリン・ファレル主演のトンデモナイ話(復讐譚)。地位のある心臓外科医、スティーブンは美しい妻と健康な二人の子どもに恵まれて、郊外の大きな邸で暮らしていた。そんなある日、スティーブンは知り合いだという少年マーティンを家族に紹介する。家族の崩壊はそこから始まるのだった……。日常が徐々に浸食され、気がついたらあっという間に相手の手の中にある気味の悪さが感じられます。正直、後味はかなり悪いです。
映画「ティル・デス」の感想です。仮面夫婦だったエマとマーク。ある年の結婚記念日、サプライズと称してエマをレイクタウンのバカンスへと招待したマークは、エマに「結婚生活をやり直したい」と告げる。しかし、その翌朝、マークは……というシチュエーションスリラー。シンプルなストーリーで理解しやすく、ところどころ謎なカ所は残っているものの、基本的には頭を使わないで観られる作品(褒め言葉)です。
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「レナードの朝」の感想です。知らない人はいないというほどの有名な俳優、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが(初)共演することで話題になった作品です。神経病専門の病院に赴任してきたマルコム・セイヤー医師。そこにいたのは半昏睡状態の患者たち。日々患者たちと向き合っていたセイヤー医師は、当時未認可だった薬を投与することに決めたが……というお話。つらくも、どこか愛しい気持ちになる物語でした。
映画「羊たちの沈黙」の感想です。FBI訓練生として、シリアルキラー「バッファロー・ビル」の捜査に参加することになったクラリス・スターリング。そこで、猟奇的な殺人に手を染めて収容されていたハンニバル・レクターと対面することになる。レクター博士と話す中で、クラリスは自身のトラウマとも向き合うことになって……というお話。紳士的な態度と残虐性とを意図的に切り替えるレクター博士の知的な振る舞いにゾッとします。
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の感想です。原作漫画未読、あるいはアニメ未鑑賞でも一応楽しめる内容となっていますが、復習(予習)しておいたほうがより「ハイキュー!!」の世界に没入できます。カメラワークと音の使い方がとても上手で、まるで自分もコートに立って一緒に戦っているかのような臨場感が味わえます。私はこれを劇場で観たんですが、普段映画であまり泣かない私が、不覚にも薄っすら涙をこぼしそうになった感動作でした。
映画「ロミオ&ジュリエット」の感想です。ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?――イギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」といえば、誰もが知る有名な悲劇でしょう。古典作品に興味がない人でも、一度や二度、その話を聞いたことがあるはず。そんな有名な作品が現代版になって登場。主人公はレオナルド・ディカプリオ。シナリオに大きな改変を加えているわけではないものの、オリジナリティのある一作に仕上がっています。
映画「ブラック・フォン」の感想です。サスペンス×ホラー×監禁という、ありがちに思えるけれど意外となかった斬新な設定。ホラーといっても、ジャンプスケアはほとんどなく(回数が少ない)、ホラーが苦手な人にでも観やすい内容だったと思います。その中に、友情物語や少年の成長物語、兄妹の絆みたいなものも感じられます◎。原作小説を執筆したジョー・ヒルは、かの有名なスティーヴン・キングの息子です。
映画「NOPE/ノープ」の感想です。「ゲット・アウト」や「アス」などの映画で有名なジョーダン・ピール監督の作品です。先述した2作品よりややエンタメ性が強くなっているため、比較的観やすい内容であったかと思います。その中で描かれる人種差別問題。そして、搾取され、見世物になる動物たち。エンタメの中に社会問題を鋭く切り込んでいくのは、流石ジョーダン・ピール監督と言うべき素晴らしい手腕でした。
映画「アミューズメント・パーク」の感想です。モダンゾンビ映画の生みの親とも言えるジョージ・A・ロメロ監督による作品です。あらすじにも書いてある通り、本作は老人が遊園地で酷い目に遭うお話。基本的には終始鬱々した気持ちになる映画です。「子ども叱るな!いつか来た道。年寄り笑うな!いつか行く道」という言葉を思い出します。内容があまりにストレートすぎて、当時お蔵入りになっただけあり、リアルな怖さがありました。
映画「暴走機関車」の感想です。ジョン・ヴォイトとエリック・ロバーツ主演。アラスカの刑務所に収容されていた二人が脱獄し、逃亡のため乗り込んだ機関車が暴走し始めてしまうというお話。機関士が運悪く亡くなってしまうという不運。思い通りに事が運ばないことへの苛立ち。なぜか居眠りしていた女性作業員。脱獄囚二人よりよっぽど頭がおかしい刑務所の所長。暴走機関車の中で繰り広げられるヒューマンドラマも見どころです。
映画「弱虫ペダル」の感想です。漫画原作の実写版映画。原作を実写にするとなると、成功するか失敗するか二極化することが多いですよね。その点で言うと、この作品は大成功だったのではないでしょうか。キャスティングもばっちり。漫画でのメインがインターハイ本選だったところを、実写版ではインターハイ県予選にするなどの改変は見られましたが、その分自由に変えられる余裕を持たせられたように感じます。
映画「ハンティング・パーク」の感想です。不運なことに、銀行強盗に誘拐され連れ去られてしまったヴィヴィアン。目を覚ますと山奥にいたヴィヴィアンだが、そこはスナイパーがターゲットを甚振ることを楽しむ「狩り場」だった。主人公のヴィヴィアンがとにかく絶叫&絶叫&絶叫。ストーリー自体は単調なものの、犯人から逃げ惑うという緊迫感はそれなりにあります。生々しさも感じられるので、そこらへんを楽しむ作品でした。
映画「チャイルド・プレイ」の感想です。一作目にはじまり、シリーズ化した「チャイルド・プレイ」。本作は初代「チャイルド・プレイ」のリブート版です。基本的なプロット(シナリオ)は同じですが、設定が異なるのでそれなりに改変もあり。なにより、チャッキーのビジュアルがまったく違うので、ここで賛否両論ある作品に仕上がりました。殺人鬼の魂が乗り移ったわけでなく、AI人形の暴走というところも大きな違いです。
映画「ファンタスティック・プラネット」の感想です。地球ではないどこかの惑星。オム族(人類)青い肌と赤い目が特徴のドラーグ族に虐げられていた。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちに虐められているオム族の赤ん坊を拾い、家で飼うことにした。テールと名付けられたその子は急速に成長し、やがてドラーグ族とオム族の間で争いが勃発する……というお話。かなりシュールな世界観で、好き嫌いに分かれそうではありますが、ハマる人にはハマる作品です。
映画「シックス・センス」の感想です。かつての患者に撃たれ倒れた小児精神科医のマルコム・クロウ。リハビリを経て復帰し、今度は複雑な事情を抱える少年コールの治療にあたることに。そんなコールは、どうやら「死者」が見えるようで……というお話。テンポの良い展開。コールを演じるハーレー・ジョエル・オスメントの演技力の高さ。暴れないブルース・ウィリス。美しい伏線回収。全部が全部が最高です。
映画「一分間タイムマシン」の感想です。およそ6分間の短編映画ということもあって、ちょっとした隙間時間に気軽に観ることができます。数分ほどの長さだというのに、起承転結の展開も完璧。最後にはしっかりしたオチまでついていて、見ごたえ抜群です。シンプルなストーリーも魅力のひとつと言えるでしょう。
伏 鉄砲娘の捕物帳 DVD通常版時は江戸時代。祖父の死をきっかけに山から下りてきた鉄砲娘(物理)が、儚い系美人の青年と出会うところから物語は始まります。賛否に分かれる作品ですが、ジブリ系の映画が好きな人にはおすすめです。(function(
青鬼 ver.2.0 スペシャル・エディション YouTubeでの実況動画などで、フリーホラーゲームの「青鬼」を見たことがある人も多いのではないでしょうか?そんな「青鬼」の実写版映画第2作目「青鬼 ver.2.0」(以下、本作)。危機的な状
ハンガーゲーム (字幕版)見知らぬ男女が集まったら、そう、それは――デス・ゲーム開始の合図!各地から集められた24人の参加者たちと、たったひとつの椅子を賭けて戦う「ハンガー・ゲーム」(以下、本作)。米国で製作された作品ですが、公開当初は日本
ザ・スイッチ (字幕版)日本を代表するアニメ映画でもあった「私たち、入れ替わってる!?」な展開を実写で行った映画「ザ・スイッチ」(以下、本作)。ただし、冷徹な殺人鬼と普通のJK(女子高生)で。設定からして興味をそそる本作ですが、内容同様、入
ミッドサマー(字幕版)スウェーデンのホルガ村を訪れたダニーが狂気(の雰囲気)に呑み込まれていく様子を描いた映画「ミッドサマー」。土着の風習をベースにしながらも、「集団と個」や「孤独感」をうまく表現した作品です。北欧の華やかな色使いが目を引き
新聞記者韓国出身の女優シム・ウンギョンをW主演のひとりに起用した映画「新聞記者」。リアリティーが感じられる新聞記者の世界をフィクションとして描いた作品です。実際の新聞記者が筆を執った同名の自伝がもとになっているだけあり、衝撃的かつシリアスな
十二人の死にたい子どもたち北村匠や橋本環奈など豪華俳優陣が出演する映画「十二人の死にたい子どもたち」。作家の冲方丁氏が書いた同名のミステリー小説を実写化したもので、正直、かなり評価は分かれるところです。思春期の少年少女に纏わる「死」から、現
会話劇やB級映画が好きな人におすすめしたい映画「サークル」。人がバンバン死んでいくデスゲームですが、血が飛び交うような描写はまったくないので、グロテスクな表現が苦手な人でも落ち着いて見られるでしょう。複雑なように見えて単純な、あるいは単純な