映画「ペンギン・ハイウェイ」の感想です。毎日、世界について学んだこと、疑問に思ったことをノートに残しているアオヤマ君。頭が良く、勤勉な自分のことを「将来偉くなるだろう」と評価しているアオヤマ君の今の興味は、通っている歯科医院のお姉さんにあった。そんなある日、突如として住宅街にペンギンが現れて……という、割と突拍子もないお話。でも、誰もが「あの夏」を思い出すような、当時の純粋な気持ちが懐かしくなるような爽やかストーリーでした。
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映画「ペンギン・ハイウェイ」あらすじ・感想|「お姉さん」「少年」なぜか既視感?切なくなる夏の思い出
映画「ペンギン・ハイウェイ」の感想です。毎日、世界について学んだこと、疑問に思ったことをノートに残しているアオヤマ君。頭が良く、勤勉な自分のことを「将来偉くなるだろう」と評価しているアオヤマ君の今の興味は、通っている歯科医院のお姉さんにあった。そんなある日、突如として住宅街にペンギンが現れて……という、割と突拍子もないお話。でも、誰もが「あの夏」を思い出すような、当時の純粋な気持ちが懐かしくなるような爽やかストーリーでした。
映画「ピーターラビット」あらすじ・感想|はちゃめちゃなウサギたちが可愛すぎる!心温まる優しい物語
映画「ピーターラビット」の感想です。舞台はイギリスの湖水地方。普段の不摂生がたたって倒れたマクレガーさんに代わり、マクレガーさんの甥トーマスが引っ越してくる。神経質で動物嫌いのトーマスは、自然と動物をこよなく愛する心優しい女性に出会うが、そこにはウサギ(ピーター)たちもいて……。動物が大っ嫌い!な青年とはちゃめちゃなウサギたちの攻防劇が楽しい作品です。スラップスティックコメディーっぽいドタバタ劇が見られます。
映画「メメント」あらすじ・感想|10分間しか記憶が続かない男が妻を手にかけた犯人を追いかける
映画「メメント」の感想です。「オッペンハイマー」や「テネット」「インターステラー」を手掛けたとして有名なクリストファー・ノーラン監督による、ガイ・ピアース主演の作品。記憶障害により、10分ほどしか記憶が維持できない男が、妻を手にかけた犯人に復讐するため、過去の自分が残したメモやタトゥーを頼りに捜し続ける――。流石、ノーラン監督は時間の演出が圧倒的にうまいと再確認できる名作です。
映画「Melanie Martinez: K-12」あらすじ・感想|メラニー・マルティネスのダークでキュートな長尺MV
映画「Melanie Martinez: K-12」の感想です。アメリカ出身のシンガーソングライター、メラニー・マルティネスのCD(アルバム)「K-12」の世界観を映像化した作品。監督、脚本共にメラニー・マルティネスが担当。もちろん主演もメラニー自身が務めています。映画というより長めのMVという感じで、ダークでキュートな世界観はメラニーのMVそのもの。思春期ならではの繊細さやボディシェイミングについてなど、メッセージ性もあります。
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」あらすじ・感想|バリー・コーガンの見事な怪演に恐怖
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」の感想です。コリン・ファレル主演のトンデモナイ話(復讐譚)。地位のある心臓外科医、スティーブンは美しい妻と健康な二人の子どもに恵まれて、郊外の大きな邸で暮らしていた。そんなある日、スティーブンは知り合いだという少年マーティンを家族に紹介する。家族の崩壊はそこから始まるのだった……。日常が徐々に浸食され、気がついたらあっという間に相手の手の中にある気味の悪さが感じられます。正直、後味はかなり悪いです。
映画「ティル・デス」あらすじ・感想|こんなのいらない!夫から妻へのドキドキサプライズ
映画「ティル・デス」の感想です。仮面夫婦だったエマとマーク。ある年の結婚記念日、サプライズと称してエマをレイクタウンのバカンスへと招待したマークは、エマに「結婚生活をやり直したい」と告げる。しかし、その翌朝、マークは……というシチュエーションスリラー。シンプルなストーリーで理解しやすく、ところどころ謎なカ所は残っているものの、基本的には頭を使わないで観られる作品(褒め言葉)です。
映画「キャスト・アウェイ」あらすじ・感想|トム・ハンクスの名演技!たったひとり無人島で過ごす4年間
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「キャスト・アウェイ」あらすじ・感想|トム・ハンクスの名演技!たったひとり無人島で過ごす4年間
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「レナードの朝」あらすじ・感想|正解は誰にもわからない……実話に基づいた現実のお話
映画「レナードの朝」の感想です。知らない人はいないというほどの有名な俳優、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが(初)共演することで話題になった作品です。神経病専門の病院に赴任してきたマルコム・セイヤー医師。そこにいたのは半昏睡状態の患者たち。日々患者たちと向き合っていたセイヤー医師は、当時未認可だった薬を投与することに決めたが……というお話。つらくも、どこか愛しい気持ちになる物語でした。
映画「羊たちの沈黙」あらすじ・感想|うっとりと見惚れてしまうレクター博士の光るカリスマ性
映画「羊たちの沈黙」の感想です。FBI訓練生として、シリアルキラー「バッファロー・ビル」の捜査に参加することになったクラリス・スターリング。そこで、猟奇的な殺人に手を染めて収容されていたハンニバル・レクターと対面することになる。レクター博士と話す中で、クラリスは自身のトラウマとも向き合うことになって……というお話。紳士的な態度と残虐性とを意図的に切り替えるレクター博士の知的な振る舞いにゾッとします。
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」あらすじ・感想|感動に次ぐ感動!音の使い方が素晴らしくうまい作品
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の感想です。原作漫画未読、あるいはアニメ未鑑賞でも一応楽しめる内容となっていますが、復習(予習)しておいたほうがより「ハイキュー!!」の世界に没入できます。カメラワークと音の使い方がとても上手で、まるで自分もコートに立って一緒に戦っているかのような臨場感が味わえます。私はこれを劇場で観たんですが、普段映画であまり泣かない私が、不覚にも薄っすら涙をこぼしそうになった感動作でした。
映画「ロミオ&ジュリエット」あらすじ・感想|詩的表現とレオさまが美しい!現代版ロミジュリ
映画「ロミオ&ジュリエット」の感想です。ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?――イギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」といえば、誰もが知る有名な悲劇でしょう。古典作品に興味がない人でも、一度や二度、その話を聞いたことがあるはず。そんな有名な作品が現代版になって登場。主人公はレオナルド・ディカプリオ。シナリオに大きな改変を加えているわけではないものの、オリジナリティのある一作に仕上がっています。
映画「ブラック・フォン」あらすじ・感想|怖い?犯人の動機は?サスペンス×ホラーの感動ストーリー
映画「ブラック・フォン」の感想です。サスペンス×ホラー×監禁という、ありがちに思えるけれど意外となかった斬新な設定。ホラーといっても、ジャンプスケアはほとんどなく(回数が少ない)、ホラーが苦手な人にでも観やすい内容だったと思います。その中に、友情物語や少年の成長物語、兄妹の絆みたいなものも感じられます◎。原作小説を執筆したジョー・ヒルは、かの有名なスティーヴン・キングの息子です。
映画「NOPE/ノープ」あらすじ・感想|現代の承認欲求……見ることと見られることを意識した作品
映画「NOPE/ノープ」の感想です。「ゲット・アウト」や「アス」などの映画で有名なジョーダン・ピール監督の作品です。先述した2作品よりややエンタメ性が強くなっているため、比較的観やすい内容であったかと思います。その中で描かれる人種差別問題。そして、搾取され、見世物になる動物たち。エンタメの中に社会問題を鋭く切り込んでいくのは、流石ジョーダン・ピール監督と言うべき素晴らしい手腕でした。
映画「アミューズメント・パーク」あらすじ・感想|いつかは誰もが老いていく……強烈な社会風刺映画
映画「アミューズメント・パーク」の感想です。モダンゾンビ映画の生みの親とも言えるジョージ・A・ロメロ監督による作品です。あらすじにも書いてある通り、本作は老人が遊園地で酷い目に遭うお話。基本的には終始鬱々した気持ちになる映画です。「子ども叱るな!いつか来た道。年寄り笑うな!いつか行く道」という言葉を思い出します。内容があまりにストレートすぎて、当時お蔵入りになっただけあり、リアルな怖さがありました。
映画「暴走機関車」あらすじ・感想|あの有名セレブの家族が登場!?暴走する機関車と心
映画「暴走機関車」の感想です。ジョン・ヴォイトとエリック・ロバーツ主演。アラスカの刑務所に収容されていた二人が脱獄し、逃亡のため乗り込んだ機関車が暴走し始めてしまうというお話。機関士が運悪く亡くなってしまうという不運。思い通りに事が運ばないことへの苛立ち。なぜか居眠りしていた女性作業員。脱獄囚二人よりよっぽど頭がおかしい刑務所の所長。暴走機関車の中で繰り広げられるヒューマンドラマも見どころです。
映画「弱虫ペダル」あらすじ・感想|キャストが最高だった!?アニメファンにもたまらない実写版映画
映画「弱虫ペダル」の感想です。漫画原作の実写版映画。原作を実写にするとなると、成功するか失敗するか二極化することが多いですよね。その点で言うと、この作品は大成功だったのではないでしょうか。キャスティングもばっちり。漫画でのメインがインターハイ本選だったところを、実写版ではインターハイ県予選にするなどの改変は見られましたが、その分自由に変えられる余裕を持たせられたように感じます。
映画「ハンティング・パーク」あらすじ・感想|スナイパーから逃げ惑うシチュエーションスリラー
映画「ハンティング・パーク」の感想です。不運なことに、銀行強盗に誘拐され連れ去られてしまったヴィヴィアン。目を覚ますと山奥にいたヴィヴィアンだが、そこはスナイパーがターゲットを甚振ることを楽しむ「狩り場」だった。主人公のヴィヴィアンがとにかく絶叫&絶叫&絶叫。ストーリー自体は単調なものの、犯人から逃げ惑うという緊迫感はそれなりにあります。生々しさも感じられるので、そこらへんを楽しむ作品でした。
映画「チャイルド・プレイ」あらすじ・感想|初代とはちょっぴり違う現代版チャッキーが大暴れ
映画「チャイルド・プレイ」の感想です。一作目にはじまり、シリーズ化した「チャイルド・プレイ」。本作は初代「チャイルド・プレイ」のリブート版です。基本的なプロット(シナリオ)は同じですが、設定が異なるのでそれなりに改変もあり。なにより、チャッキーのビジュアルがまったく違うので、ここで賛否両論ある作品に仕上がりました。殺人鬼の魂が乗り移ったわけでなく、AI人形の暴走というところも大きな違いです。
映画「ファンタスティック・プラネット」あらすじ・感想|オリジナリティたっぷりのシュールなアニメーション
映画「ファンタスティック・プラネット」の感想です。地球ではないどこかの惑星。オム族(人類)青い肌と赤い目が特徴のドラーグ族に虐げられていた。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちに虐められているオム族の赤ん坊を拾い、家で飼うことにした。テールと名付けられたその子は急速に成長し、やがてドラーグ族とオム族の間で争いが勃発する……というお話。かなりシュールな世界観で、好き嫌いに分かれそうではありますが、ハマる人にはハマる作品です。
映画「シックス・センス」あらすじ・感想|意味がわかると怖い話?いいえ、感動的な話です
映画「シックス・センス」の感想です。かつての患者に撃たれ倒れた小児精神科医のマルコム・クロウ。リハビリを経て復帰し、今度は複雑な事情を抱える少年コールの治療にあたることに。そんなコールは、どうやら「死者」が見えるようで……というお話。テンポの良い展開。コールを演じるハーレー・ジョエル・オスメントの演技力の高さ。暴れないブルース・ウィリス。美しい伏線回収。全部が全部が最高です。
映画「一分間タイムマシン」あらすじ・感想|6分間で楽しめるショートロマンティックコメディー
映画「一分間タイムマシン」の感想です。およそ6分間の短編映画ということもあって、ちょっとした隙間時間に気軽に観ることができます。数分ほどの長さだというのに、起承転結の展開も完璧。最後にはしっかりしたオチまでついていて、見ごたえ抜群です。シンプルなストーリーも魅力のひとつと言えるでしょう。
映画「黄龍の村」あらすじ・感想|びっくりな仕掛けが楽しい!陽キャ大学生たちが僻村に迷い込む
映画「黄龍の村」の感想です。バイオレンス映画「ハングマンズ・ノット」の監督としても知られる阪元裕吾氏による作品。「ハングマンズ・ノット」に比べるとバイオレントな描写が割とライトで、アクション要素が強いので、かなり観やすい内容になっていると思います。前半と後半の雰囲気ががらりと変わるのも、さすがというところですね。まずは前情報なしで観たい作品です。
映画「ステップ・アップ」あらすじ・感想|クラシックバレエとストリートダンスの融合が超クール
映画「ステップ・アップ」の感想です。クラシックバレエとストリートダンスが融合した新しい形のダンスが見られる作品です。ストリート系のチャニング・テイタムが超クール。ダイナミックな動きの中に感じられる洗練された雰囲気に魅了されること間違いなしです。不良高校生が熱心なバレエダンサーと出会うことで変わっていくドラマにも要注目。
映画「ドクター・スリープ」あらすじ・感想|あの物語から40年後!?能力者同士の派手な対決
映画「ドクター・スリープ」の感想です。スタンリー・キューブリック監督によるホラー「シャイニング」の続編です。前作同様、スティーヴン・キング原作のお話。舞台は、前作の「あの」事件から約40年後。キャストは異なりますが、主人公がダニーのままなので、前作を観たことがあるという人はこの世界観をすんなり受け入れられるのではないでしょうか。ただ、前作の内容を引き継ぎつつも、雰囲気はまったくの別物なので、前作のような流れを期待しているとやや肩透かしを食った気分になります。
映画「ジョジョ・ラビット」あらすじ・感想|イマジナリーフレンド(?)登場!少年の成長物語
映画「ジョジョ・ラビット」の感想です。舞台は第二次世界大戦下のドイツ。『立派な兵士』になるべく、ジョジョは日々奮闘していた。しかし、そんなある日、怪我をしたことにより訓練生から外されてしまう……シリアスとコメディーをうまい具合に取り入れた作品です。ジョジョの母親役はあのスカーレット・ヨハンソンさま。美しく可憐でちょっとお茶目、時に妖艶に、けれども一生懸命な母親でした。
映画「“それ”がいる森」あらすじ・感想|ひどいって本当?B級映画好きにはきっとハマる作品
映画「“それ”がいる森」の感想です。相葉雅紀さん初の主演ホラーということで、公開当初、話題になっていた本作。鑑賞した感想としては、JホラーというよりSF/特撮寄りの内容でした。「リング」や「仄暗い底から」でメガホンを取った中田秀夫監督による作品なので、どうしてもあのような雰囲気を期待してしまいがちですが、いったん忘れてゼロベースで鑑賞したほうが楽しいかもしれません。
映画「鹿の王 ユナと約束の旅」あらすじ・感想|つまらない?大コケした?展開の早い綺麗系アニメ
映画「鹿の王 ユナと約束の旅」の感想です。「千と千尋の神隠し」や「思い出のマーニー」など、さまざまな有名作品に携わってきた安藤雅司氏の初監督作品。映像がめちゃくちゃ綺麗です。ただし、国家間の争いや宗教観など、かなり壮大な設定となっているだけに、映画の2時間程度だとなかなかわかりづらい内容になっています。原作も併せて読みたい作品。ヴァンの父としての物語でもあります。
映画「セブン」あらすじ・感想|なにひとつスッキリしない最高の胸糞映画(褒め言葉)
映画「セブン」の感想です。モーガン・フリーマンとブラッド・ピット主演の作品。かなり胸糞ですが、最高の胸糞(褒め言葉)です。丁寧な人間描写や人格描写が魅力。開始早々スッとこの世界観に惹き込まれます。新人刑事とベテラン刑事のバディというのも胸熱。圧巻の演技力で、物語を限りなくリアルに近付けています。七つの大罪がテーマになっているのも、なかなか興味深い。(本人にとっての)正義×正義の戦いでした。
映画「ソウル・ステーション パンデミック」あらすじ・感想|新感染の前日譚!韓国発のゾンビアニメーション
映画「ソウル・ステーション パンデミック」の感想です。映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の前日譚としての物語になっています。ただ、「新感染 ファイナル・エクスプレス」とのつながりはあまり感じられないので、人によって好き嫌いに分かれると思います。もともとは社会派アニメーションを手掛けていたヨン・サンホ監督(「新感染 ファイナル・エクスプレス」の監督でもある)による作品ということもあり、社会風刺的な内容となっています。
映画「愛してるって言っておくね」あらすじ・感想|良すぎる邦題……涙なしには観られないショートフィルム
映画「愛してるって言っておくね」の感想です。約12分のショートフィルム。たった10分ちょっととは思えないほどの濃縮された内容で、アメリカの銃社会に対する強いメッセージ性を持った作品です。なによりも、原題「If Anything Happens I Love You」を邦題で「愛してるって言っておくね」にしたのが秀逸。何気ない毎日をより一層大切に過ごそうと思えるような内容になっています。
映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」あらすじ・感想|ド派手なカーチェイス!姉妹のハンドル捌きにうっとり
映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」の感想です。前作「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編です。ただし、続編といっても主人公が異なるうえに、前作とは雰囲気もまったく異なるので要注意。前作の雰囲気を期待して観ると、やや肩透かしを食った感じになります。今作は、ハリウッド映画顔負けのカーチェイスとアクションがメイン。失意の中、亡命先の香港で暮らしていた主人公が、とある事情により韓国に戻ることに……。
映画「聖地X」あらすじ・感想|怖い?つまらない?雰囲気で楽しむJホラーの新しい作品
映画「聖地X」の感想です。岡田将生さんと川口春奈さん主演で、薬丸翔さんも出演している作品です。ジャンル的にはホラーとありますが、「呪怨」や「リング」のようなJホラーを期待していると、やや物足りなさを感じてしまうかもしれません。コメディー要素もあり、ドラマ(映画)「トリック」のような演出が魅力。一部「世にも奇妙な物語」のような感じもあって、ああいった作品が好きな人におすすめです。
映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」あらすじ・感想|韓国発ゾンビ映画!大迫力でハラハラドキドキが止まらない良作
映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の感想です。韓国発のゾンビ映画。別居中の母親のもとまで娘を連れて行く最中、
映画「トレマーズ」あらすじ・感想|低予算で作られたB級モンスターパニック映画
映画「トレマーズ」の感想です。1990年に作られた、B級モンスターパニック映画です。低予算で作られた割に、ストーリーはしっかり作り込まれています。モンスターパニックでありがちな王道な内容ながらも、ファンが多い作品。90分程度と、気軽に観られる長さになっているのも魅力です。グロさもほとんどないので、家族で楽しむのにもおすすめ。
映画「約束のネバーランド」あらすじ・映画|口コミがひどい?人気漫画原作の実写版映画
映画「約束のネバーランド」の感想です。2016~2020年まで連載されていた同名漫画が原作になっています。人気漫画が原作になっているだけあって、賛否両論飛び交っているようです。原作漫画と設定が変わっていた部分もあれば、まったく同じだった部分もあり。正直、漫画を読んだことがない人のほうが純粋な楽しみ方ができると思います。
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」あらすじ・感想|何も考えずに観られる?それが醍醐味の作品
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の感想です。日本をはじめ、海外でも流行ったスーパーマリオのゲーム。アメリカと日本の合作ということで、どうなるのだろうと観てみたんですが、予想以上に素晴らしかったです。単なる映画という以上に、隣でゲームを見ている感覚に近かった。かなりゲームに忠実に作られていました。
映画「M3GAN/ミーガン」あらすじ・感想|AI人形のシュールなダンス!クスッと笑えるサイコホラー
映画「M3GAN/ミーガン」の感想です。交通事故により親を亡くした姪・ケイディを引き取ることにしたジェマ。子育て経験のないジェマは、ケイディとうまく接することができず、仕事で開発していたAIロボット(人形)のミーガンを与えることにした……というところから始まる物語です。ほとんど他人のような序盤のジェマとケイディの距離感がリアルでした。
映画「(r)adius ラディウス」あらすじ・感想|ちょっとしたどんでん返しが楽しめるB級スリラー/ミステリー
映画「(r)adius ラディウス」の感想です。メインジャンルはスリラーですが、どちらかといえばSF×サスペンス。ただ、話が進むにつれSF要素も薄くなっていくので、サスペンスが好きな人によりおすすめです。登場人物の言動にモヤッとするのも含め、人間の複雑な感情の揺れを描写するのがうまいなと感じました。
映画「プー あくまのくまさん」あらすじ・感想|ひどいって本当?凶暴化したプーさんに襲われる
映画「プー あくまのくまさん」の感想です。前評判や口コミがかなり悪い印象の作品。やはり、あの「プーさん」をモチーフにしているというだけあって、ハードルを高めに設定してしまうのでしょう。ただ、単純なスラッシャーホラーとして観るならなかなかに楽しい内容となっていました。期待しすぎずに観ると、クオリティーの高いB級映画味があって良い◎。
映画「メアリと魔女の花」あらすじ・感想|大コケした?シンプルなストーリーで家族一緒に楽しめる作品
映画「メアリと魔女の花」の感想です。大叔母のいる田舎町に引っ越してきたメアリは、活発で好奇心旺盛な女の子。そんな女の子が一夜限りの魔女の力を手に入れて……という物語ですが、正直、かなり賛否両論だと思います。既視感いっぱいのシーンに物足りなさを感じる人もいるでしょうし、ファンタジーな世界観に没入する人もいるでしょう。
映画「LAMB/ラム」ネタバレ考察|アダの父親はいったい何者?謎が謎を呼ぶ不穏系タイトル
映画「LAMB/ラム」のネタバレあり考察です。アイスランドの山間部で羊飼いとして暮らすイングヴァルとマリアのもとに現れた、アダという光。結末含め、すべてが曖昧なまま展開していくので確証のない考察が限界です。ただ、キリスト教とギリシア神話が絡んでいそうなので、考察するにしてもかなり難しいストーリーだなと感じました。
映画「シン・ゴジラ」あらすじ・感想|リアルな世界観に脱帽!完全大人向けの新しいゴジラ
映画「シン・ゴジラ」の感想です。日本の特撮アクションの代表作のひとつ「ゴジラ」が現代版になって登場! 恐怖の象徴でもあるゴジラが、現代日本に上陸します。ゴジラに立ち向かい、しかしどうにもならなかったときの絶望感がリアルすぎて、観ているこちらにもパニック感が伝わってくるようです。人間VS怪獣というより、国を守るための戦いを描いた作品に近いような気がします。
映画「ヴィーガンズ・ハム」あらすじ・感想|フランス映画らしいお洒落さと溢れるサイコパス味
映画「ヴィーガンズ・ハム」の感想です。実にフランス映画らしい作品でした。色彩や演出などが非常にお洒落でありながらも、サイコパス味を感じさせるブラックユーモア。軽快なテンポで進んでいくので、飽きもほとんど来ませんでした。内容の割にグロさはほとんどなく、むしろコメディーよりの作品かなと思いました。ただ、皮肉がツンと効いていて、苦手な人はたぶん苦手。そんな内容。
映画「LAMB/ラム」あらすじ・映画|考察がはかどりまくる!穏やかな不気味さにゾッとする
映画「LAMB/ラム」の感想です。アイスランドの山間部で羊飼いとして暮らしているイングヴァルとマリアの夫婦。ある日、羊の出産に立ち会うが、産まれたそれは羊ではない「何か」で……というお話ですが、基本的には考察をしまくるか、雰囲気を満喫するかで楽しむ作品です。賛否両論ありますが、映画「ミッドサマー」が好きならきっと好き。山場はないものの、終始ドキドキする雰囲気になっています。
映画「エスター ファースト・キル」あらすじ・感想|ネタバレ状態から始まる設定をうまく活用した良作
映画「エスター ファースト・キル」の感想です。ホルモン異常により、見た目が10歳のまま成長が止まってしまった少女・リーナは、精神科の療養所に収容されていた。ある日、職員を騙し、そこから脱走したリーナは……というお話ですが、前作を鑑賞したことがある人にとってはほとんどネタバレ状態から始まります。にもかかわらず、十分楽しめる内容になっているのが◎。とても面白かったです。
映画「スクリーム2」あらすじ・感想|大学生になったシドニーに新恋人!あの事件も映画化していた
映画「スクリーム2」の感想です。前作に引き続き、主人公はネーヴ・キャンベルが演じるシドニー・プレスコット。相変わらず、とばっちりで酷い目に遭います。精神的、あるいは物理的な強さを身に付けていくシドニーが見どころ。前作同様のメタ構成が素晴らしい。ホラー映画ファンだからこそ楽しめる内容になっています。
映画「スクリーム」あらすじ・感想|ハロウィーンに良く見かけるあのゴーストフェイスが登場
映画「スクリーム」の感想です。いまやホラーのクラシック作品となった「スクリーム」。ホラー映画のセオリーを適度に(良い意味で)茶化しつつ、ある種の理不尽さを詰め込んだ良作です。「ホラー映画を観てみたいけど、どれから手を付ければいいかわからない……」という人におすすめ。冒頭に登場するちょい役のケイシーの存在感も大きいです。
映画「ウインド・リバー」あらすじ・感想|胸糞映画?娘の親友を手に掛けた犯人を捜す極上のサスペンス
映画「ウインド・リバー」の感想です。典型的なサスペンスものでありながら、一味違うサスペンスものでもある不思議な作品でした。口コミなどを見ると「胸糞」と言われている本作。確かに「胸糞」でした。でも「良い胸糞」。アメリカが抱える社会問題に鋭く切り込んだ、皮肉的な内容がとても良かったです。賛否両論あると思いますが、主人公が過去を乗り越えるために必要な戦いでもあったんだろうなと感じました。
映画「エスケープ・ルーム2:決勝戦」あらすじ・感想|疾走感抜群!ゾーイとベンのコンビが最高
映画「エスケープ・ルーム2:決勝戦」の感想です。「エスケープ・ルーム」から生き延びたゾーイとベンが、「ミノス社」の企てを暴くためにマンハッタンへ向かうところから話は始まります。結構運だよりの巻き込まれ方ではありますが、それすらも「『ミノス社』の陰謀?」と思わせるような演出が面白い。前作同様、参加者たちが犠牲になっていくのはそうなんですが、痛々しくグロい描写はほとんどありません。
映画「キャリー」あらすじ・感想|クロエ・グレース・モレッツが可愛い!スティーブン・キングの小説を再映画化
映画「キャリー」の感想です。スティーブン・キングの同名小説をもとにつくられた作品「キャリー」。設定や流れはデ・パルマ版とほとんど一緒なので、あっちはどうだった、こっちはどうだとどうしても比べてしまいたくなりますが、これは厳禁。雰囲気がまったく違います。デ・パルマ版と比べずに、これ単体で観るととても面白いですよ!
映画「フィフス・ウェイブ」あらすじ・感想|一番の盛り上がりは序盤?中途半端に終わってしまったアクション
第一波に始まり、第二波、第三波、第四波……謎の生命体「アザーズ」による侵略は、ついに第五波に差し掛かろうとしていた、という話。主役のキャシーを演じるのは、子役時代から活躍しているクロエ・グレース・モレッツ。昔、他作品に出ていたときの彼女を知っていると、「大きくなったなあ……!」とつい親(姉兄)目線になってしまいます。
映画「新解釈・三國志」あらすじ・感想|キャストが豪華すぎる!コメディーだから見やすい歴史
大泉洋さん主演の映画「新解釈・三國志」。賛否両論飛び交っていますが、歴史ファンでもそうでなくても楽しめる構成になっています。コメディー主体でありながらも、ある程度は史実に忠実。「論は論、何を信じるのも、どう想像するのも自分次第」というのを突き詰めています。豪華な俳優陣が見どころ。
映画「STAND BY ME ドラえもん」あらすじ・感想|泣くための映画?感動シーンを集めたストーリー
泣けると噂の映画「STAND BY ME ドラえもん」。日本の長寿アニメ「ドラえもん」が3Dになったということで注目を集めた作品ですが、映画ファンとして思うことを書いていきます。基本的には、ドラえもんの中でいわゆる名シーンを寄せ集めた総集編のようなストーリーです。映画ファンやドラえもんファンの中では賛否両論ありそうな内容でした。
映画「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」あらすじ・感想|ひどいって本当?第一作目に比べてやや中だるみ感がある作品
映画「メイズ・ランナー」の続編。三部作のうち第二作目です。続きもの映画の宿命といえばそうなんですが、前作に比べると中だるみ感があります。ただ、ゾンビアクションものとしてはなかなか面白い。「バイオハザード」や「ウォーキング・デッド」「アイ・アム・レジェンド」などが好きなら、きっと気に入ると思います。
映画「錨を上げて」あらすじ・感想|ジーン・ケリーとフランク・シナトラのコンビはやっぱり最高!
特別休暇を得た水兵のふたりの話。アニメーションを融合したあたりは若干「メリー・ポピンズ」っぽく、なんとも懐かしい気分にさせられます(時代としては「メリー・ポピンズ」のほうが後だけれども)。ダイナミックなダンスと、華麗な足捌きはさすが完璧主義者のジーン・ケリーです。「私を野球につれてって」同様、フランク・シナトラとのコンビネーションは最高! シンプルなストーリーで、非常に安定感があります。
映画「グレムリン」あらすじ・感想|グレムリンとは?ギズモの異常な愛らしさに胸キュン
クリスマス映画として有名な映画「グレムリン」。クリスマスプレゼントとして、モグワイという不思議な生物をもらったビリー。モグワイに「ギズモ」と名前を付けて可愛がるが……というお話ですが、ホラーと(ブラック)コメディーが良い具合に融合していて、面白かったです。クリスマスの煌びやかな雰囲気が苦手な人にも観やすい作品。
映画「THE POOL ザ・プール」あらすじ・感想|不運に次ぐ不運!絶望と失笑が繰り返されるB級映画
タイ発祥の映画らしいワニをモチーフにしたパニック映画。B級映画が好きな人は間違いなく好きです(ただし、要注意シーンあり)。ただ、ワニがメインというわけでなく、脱出口を探すのが主になっています。そこにワニがいるという感じ。主人公とその恋人の不運&うっかりさんカップルは、人によってはイライラするかも。でも、そこも含めて楽しい映画です。
映画「科捜研の女 ―劇場版―」あらすじ・感想|長年のファンにはたまらない!ドラマの延長線上にある作品
20年以上もの長きにわたり放送され続けている「科捜研の女」の劇場版。ドラマを映画化すると、大失敗するか大成功するかのどちらかだと思うんですが、個人的には「大成功!」だったのではないかなと思います。マリコさんの鈍感さと美しさ、猪突猛進さも健在。ドラマファンにはぶっ刺さります。
映画「サイレント・ワールド2011」あらすじ・感想|ひどい内容?B級映画ファンにはきっとウケる
ディザスター・ムービーのテンプレートをギュッと詰め込んだ「サイレント・ワールド2011」。CGが途轍もなく雑だったり、謎理論が登場したりと、人によっては「これはひどい」と思ってしまうような内容がありつつも、きっとB級映画好きにはウケるはず。かなり主人公補正が効いています。逆に言えば、安心して見られるのが◎! ディザスター・ムービーは好きだけど、もうちょっとドキドキハラハラを抑えたいなんていう人におすすめです。
映画「私を野球につれてって」あらすじ・感想|ジーン・ケリーらしさがたっぷり詰まったミュージカル
ジーン・ケリー主演の「私を野球につれてって」。映画そのものを知らなくても、「Take Me Out To The Ball Game」の曲は聴いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。あの優雅なリズムとメロディーが記憶に残りますよね。「雨に唄えば」で人気のジーン・ケリーのステップは健在! 野球のルールを知らなくても楽しめる作品となっています。
子どもたちが頑張る!家族で楽しめるおすすめのファンタジー映画5選【洋画】
子どもたちの夢や希望がたっぷり詰まったファンタジー映画。非現実的だとわかっていても、だからこそ「もしこんな世界に行けたなら」と想像したことがある人は多いのではないでしょうか? 魔法を使ったり、動物が喋ったり、現実とは違う世界に行ったり。大人
映画「メイズ・ランナー」あらすじ・感想|ティーン向けのデスゲームが好きな人にぴったり
箱(リフト)の中で目を覚ましたトーマスは、名前以外すべての記憶を失っていた。そこは「グレード」と呼ばれる場所。グレードで生活する仲間たちを巻き込み、トーマスは外の世界へと脱出するため、迷宮(メイズ)を走る。頭を空っぽにして見るのに丁度良い、爽快感抜群の作品です。
映画「キャラクター」あらすじ・感想|漫画の主人公は自分!本気でゾッとする真に迫った演技
SEKAI NO OWARIのFukaseさんが演技に初挑戦するということで、世間から注目を浴びた映画「キャラクター」。連続殺人鬼役を務めるFukaseさんの「どこか様子の可笑しな人」の演技がうますぎて、ゾッとする場面は数知れず。考え方はまともではないのにカリスマ性があるというのは、サイコパスの特徴のひとつかもしれませんね。
映画「グリーンランド ―地球最後の2日間―」あらすじ・感想|イライラする?『そういうとこだぞ』連発の作品
地球滅亡の危機を描いたディザスター・ムービーです。選ばれし人間として「大統領アラーム」を受け取ったことにより、避難を命じられた建築家ジョン・ギャリティと、同行を許可された別居中の妻アリソン、糖尿病を患っている息子ネイサンの家族の絆を描いています。
映画「グレートウォール」あらすじ・感想|大コケした?万里の長城を舞台にした壮大なストーリー
マット・デイモン主演の「グレートウォール」。万里の長城を舞台に、壮大なスケールで人類VS妖怪の戦いを描いています。モチーフになっているのは、中国神話に登場する饕餮(とうてつ)という妖怪。見た目は完全にクリーチャーですが、ダイナミックなアクションはかなり見ごたえがあります。
映画「リッチー・リッチ」あらすじ・感想|ホーム・アローンで大人気のあの子役が主人公!
映画「ホーム・アローン」で主演を務めたマコーレー・カルキンが主役の作品です。クスッと笑えるコメディーは、家族と一緒に見るのにうってつけ。親が飛行機の墜落事故により生死不明の状態になり、リッチ産業の乗っ取りを企てる重役の邪魔をするというお話になっています。
映画「カリフォルニア・ダウン」あらすじ・感想|パニックに次ぐパニックでハラハラしっぱなしの2時間
地震と津波、大震災をテーマにした「カリフォルニア・ダウン」。ダイナミックな映像と、ハラハラドキドキの展開に惹き込まれます。ただし、突っ込みどころも満載なので、一種のファンタジーとして見るのがおすすめです。ドウェイン・ジョンソンらしいパワフルな一作。
映画「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」あらすじ・感想|実話を元にしたって本当?事件の時効と被害者遺族の怒り
「私が殺人犯です」22年前に起きた連続殺人事件の犯人として名乗りを上げたのは、美しくミステリアスな男・曽根崎。すでに時効を迎えてしまった事件を再び掘り起こしていくという物語ですが、この曽根崎を演じるのは藤原竜也さん。安定感のある素晴らしい演技でした。
映画「母性」あらすじ・感想|怖いって本当?母の愛情とは?イヤミスの女王・湊かなえの最高傑作が原作
母性イヤミスの女王と呼ばれた湊かなえ先生の同名小説が原作になった「母性」。「告白」や「リバース」「贖罪」など、湊かなえ先生の小説が原作になった作品はいくつもありますが、「これが書けたら、作家を辞めてもいい」とさえ言わしめた作品です。▼原作小
映画「レベル16 服従の少女たち」あらすじ・感想|約ネバに似ている?仄暗くも美しい世界観
レベル16 服従の少女たち(字幕版)日本では劇場未公開になっている映画作品「レベル16 服従の少女たち」。自分が好きなあの漫画作品に設定が似ていると小耳に挟み、鑑賞しました。内容よりもなによりも、この冷たい雰囲気の世界観にグッと惹きつけられ
映画「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」あらすじ・感想|口コミがひどい?過去と向き合う登場人物たち
IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(字幕版)2017年に公開された「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続きである本作。あのとき子どもだったキャラクターたちが、大人になって登場します。口コミは賛否両論みたい
映画「マチルダ」あらすじ・感想|子役たちが可愛い!ミュージカルにもなったブラックコメディー
Matilda Spesial Edition1996年にアメリカで公開された映画「マチルダ」。意地悪な大人たちに自身が持つ精一杯の武器で立ち向かっていく様子を、コミカルに描いた作品です。不遇の環境で育ったにもかかわらず、決して折れず、優し
ドラマ「イノセント・デイズ」のキャストは?後味悪い?あらすじや原作小説も
連続ドラマW イノセント・デイズ 読めば読むほど胸がグッと詰まる小説「イノセント・デイズ」。>>> 小説「イノセント・デイズ」の感想を読む「後味が悪い」として賛否両論だった本作ですが、実は2018年にはドラマ化もしています
映画「スピリット 未知への冒険」あらすじ・感想|自由へ駆け抜けろ!だけどちょっと自由すぎる……
スピリット 未知への冒険 映画「スピリット 未知への冒険」は、2002年に公開されたアニメ映画「スピリット」と、ネット配信のアニメ「スピリット 自由に駆け抜けて」のスピンオフ作品です。上記2つの作品を未鑑賞でも十分楽しめるストーリーになって
映画「ミステリと言う勿れ」の主題歌は?公開日はいつからいつまで?
ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)2022年1月~放送され、瞬く間に大人気となったドラマ「ミステリと言う勿れ」。菅田将暉さん演じる久能整くんは実に良い味を出していましたよね。それが今回、映画化して再登場! そんな「ミステリと
映画「ONE PIECE FILM RED」あらすじ・感想|赤髪のシャンクスの娘ウタ登場!?
ONE PIECE FILM REDスタンダード・エディション 海賊王に俺はなる!(ドーン!!!)このセリフを人生で一度も聞いたことがないという人は少ないのではないでしょうか。最近ではNetflixで実写ドラマ化したことでも注目を浴びた「O
映画「ミステリと言う勿れ」(2023)あらすじ・感想|心がほんのり温まる物語
ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)漫画原作の作品が増えてきた今日このごろ。原作があると(原作ファンだと特に)どうしても「当たり」「外れ」の視点で評価してしまいがちですが、近年公開された漫画原作の作品の中でも「ミステリと言う勿
伏 鉄砲娘の捕物帳 DVD通常版時は江戸時代。祖父の死をきっかけに山から下りてきた鉄砲娘(物理)が、儚い系美人の青年と出会うところから物語は始まります。賛否に分かれる作品ですが、ジブリ系の映画が好きな人にはおすすめです。(function(
青鬼 ver.2.0 スペシャル・エディション YouTubeでの実況動画などで、フリーホラーゲームの「青鬼」を見たことがある人も多いのではないでしょうか?そんな「青鬼」の実写版映画第2作目「青鬼 ver.2.0」(以下、本作)。危機的な状
ハンガーゲーム (字幕版)見知らぬ男女が集まったら、そう、それは――デス・ゲーム開始の合図!各地から集められた24人の参加者たちと、たったひとつの椅子を賭けて戦う「ハンガー・ゲーム」(以下、本作)。米国で製作された作品ですが、公開当初は日本
ザ・スイッチ (字幕版)日本を代表するアニメ映画でもあった「私たち、入れ替わってる!?」な展開を実写で行った映画「ザ・スイッチ」(以下、本作)。ただし、冷徹な殺人鬼と普通のJK(女子高生)で。設定からして興味をそそる本作ですが、内容同様、入
ミッドサマー(字幕版)スウェーデンのホルガ村を訪れたダニーが狂気(の雰囲気)に呑み込まれていく様子を描いた映画「ミッドサマー」。土着の風習をベースにしながらも、「集団と個」や「孤独感」をうまく表現した作品です。北欧の華やかな色使いが目を引き
新聞記者韓国出身の女優シム・ウンギョンをW主演のひとりに起用した映画「新聞記者」。リアリティーが感じられる新聞記者の世界をフィクションとして描いた作品です。実際の新聞記者が筆を執った同名の自伝がもとになっているだけあり、衝撃的かつシリアスな
映画「十二人の死にたい子どもたち」(2019)|あらすじ・感想
十二人の死にたい子どもたち北村匠や橋本環奈など豪華俳優陣が出演する映画「十二人の死にたい子どもたち」。作家の冲方丁氏が書いた同名のミステリー小説を実写化したもので、正直、かなり評価は分かれるところです。思春期の少年少女に纏わる「死」から、現
会話劇やB級映画が好きな人におすすめしたい映画「サークル」。人がバンバン死んでいくデスゲームですが、血が飛び交うような描写はまったくないので、グロテスクな表現が苦手な人でも落ち着いて見られるでしょう。複雑なように見えて単純な、あるいは単純な
犬鳴村 「呪怨」や「輪廻」など数々のホラー映画を手掛けたことでも知られる清水崇監督がメガフォンを取った「犬鳴村」。実際の都市伝説がモデルになっているだけあって、雰囲気のある作品に仕上がっています。そんな中、和製ホラーが苦手な人でも見やすいよ
月刊少女野崎くん 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)家事や育児、仕事などで忙しい日々を送っていれば、ストレスもたまりますよね。そんなときにおすすめなのはクスッと笑える「月刊少女野崎くん」!王道とは言いがたいユニークな設定のラ
小説「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」相沢沙呼著|あらすじ・感想
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)普通、ミステリー小説といえばどんなものを想像しますか?ミステリー作家である香月史郎と霊媒である城塚翡翠がタッグを組んで事件を解決していく本作は、一般的なミステリーの常識をくつがえす内容となってい
コンジアム(字幕版)今回紹介するのは2019年公開(日本)の韓国映画「コンジアム」です。もか「コンジアム」……? まったく話が想像できない……。そう思う人が大半でしょうが、それもそのはず。「コンジアム」とは韓国にある実在の廃病院の名前です。
グリーン・インフェルノ(字幕版)とにかく生々しいグロテスクなシーンが連続して出てくるので好きな人は好き、嫌いな人は嫌いとハッキリ分かれる映画「グリーン・インフェルノ」。我々で言う一般的な環境で生きている人間の恐怖や傲慢さ、また、それぞれ登場
絵本「イソップのおはなし」バーバラ・マクリントック再話|あらすじ・感想
イソップのおはなし「イソップ物語」というと誰もが知るところではありますが、海外文学というだけあって、実際に読んだことがある人はそう多くないのではないでしょうか?それを再話したのがバーバラ・マクリントックという人。これからお遊戯会などを控えて
絵本「ウィルとふゆのおきゃくさん」リンダ・アシュマン著|あらすじ・感想
ウィルと ふゆの おきゃくさん優しい文章とポップなキャラクターたちが特徴の「ウィルとふゆのおきゃくさん」。冬のある日、とある心優しい少年のもとを訪れる影がありました。凍える季節の中、寝床を求めてさまよい歩く動物たちです。ウィルの優しさに心温
ドラマ「Nのために」|『N』とはいったいなんなのか?人のために生きるということ【あらすじ感想】
Nのために DVD-BOXある事件が起きた現場に居合わせた4人の男女。犯人の自供により解決したものと思われていたが、4人の供述によりさらなる真実が明かされていくというような内容です。芸術性に優れたドラマが見たい人におすすめ!作品情報作品名N
【あらすじ感想】小説「怪談喫茶ニライカナイ」(蒼月海里著)読書初心者にも読みやすいきれいな描写
怪異と人間の恐怖が対比的に描かれた「怪談喫茶ニライカナイ」。文章がひとつひとつ懇切丁寧に書かれていて、想像力を刺激するリアルな描写ばかりです。『美しい(ライト)ホラー』が読みたい人におすすめ!作品情報出版日2020/7/7出版社PHP研究所
【スウェーデン】映画「幸せなひとりぼっち」頑固で偏屈な老人が人生を見つめ直すことで得た奇跡
幸せなひとりぼっち フレドリック・バックマンの同名ベストセラー小説を原作にした「幸せなひとりぼっち」。世界的ヒットを記録し、第89回アカデミー賞では外国語映画賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。ホラーやアクシ
【洋画】歌って踊って楽しい!一度観たらハマること間違いなしのおすすめミュージカル映画10選(1)
時にハッピーな気分に、時にセンチメンタルな気分にと、いろんな感情を与えてくれるミュージカル映画。本記事では、悲恋ものからコメディ、古典までさまざまなジャンルの中から、総じておすすめできるミュージカル作品を紹介します。どれもミュージカル映画を
【ドイツ】映画「ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない」史上最悪の人質、ここにあり!
ノンストップ・バディ 映画「ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない」を紹介します。映画「THE WAVE ウェイヴ」('08)で脚本を手がけたペーター・トアヴァルトが監督・脚本を務めました。モーリッツ・ブライブトロイのギャング
【フランス】映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」原作のその後を描くハートフルストーリー
リトルプリンス 星の王子さまと私(字幕版)映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」を紹介します。オーソン・ウェルズやウォルト・ディズニーなど、これまでに多くの監督が映画化を試みてきた「星の王子さま」が、初の長編アニメ化! 新しい角度で描かれ
【韓国】「ザ・コール」怒涛の展開から目が離せない!過去と現在が交錯するタイムパラドックス
映画「ザ・コール」を紹介します。2020年11月27日よりNetflixで配信されている「ザ・コール」。パク・シネやチョン・ジョンソなど、注目の俳優陣が出演し、圧倒される演技を見せつけました。息もつけぬ怒涛の展開からは、一瞬たりとも目が離せ
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映画「ペンギン・ハイウェイ」の感想です。毎日、世界について学んだこと、疑問に思ったことをノートに残しているアオヤマ君。頭が良く、勤勉な自分のことを「将来偉くなるだろう」と評価しているアオヤマ君の今の興味は、通っている歯科医院のお姉さんにあった。そんなある日、突如として住宅街にペンギンが現れて……という、割と突拍子もないお話。でも、誰もが「あの夏」を思い出すような、当時の純粋な気持ちが懐かしくなるような爽やかストーリーでした。
映画「ピーターラビット」の感想です。舞台はイギリスの湖水地方。普段の不摂生がたたって倒れたマクレガーさんに代わり、マクレガーさんの甥トーマスが引っ越してくる。神経質で動物嫌いのトーマスは、自然と動物をこよなく愛する心優しい女性に出会うが、そこにはウサギ(ピーター)たちもいて……。動物が大っ嫌い!な青年とはちゃめちゃなウサギたちの攻防劇が楽しい作品です。スラップスティックコメディーっぽいドタバタ劇が見られます。
映画「メメント」の感想です。「オッペンハイマー」や「テネット」「インターステラー」を手掛けたとして有名なクリストファー・ノーラン監督による、ガイ・ピアース主演の作品。記憶障害により、10分ほどしか記憶が維持できない男が、妻を手にかけた犯人に復讐するため、過去の自分が残したメモやタトゥーを頼りに捜し続ける――。流石、ノーラン監督は時間の演出が圧倒的にうまいと再確認できる名作です。
映画「Melanie Martinez: K-12」の感想です。アメリカ出身のシンガーソングライター、メラニー・マルティネスのCD(アルバム)「K-12」の世界観を映像化した作品。監督、脚本共にメラニー・マルティネスが担当。もちろん主演もメラニー自身が務めています。映画というより長めのMVという感じで、ダークでキュートな世界観はメラニーのMVそのもの。思春期ならではの繊細さやボディシェイミングについてなど、メッセージ性もあります。
映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」の感想です。コリン・ファレル主演のトンデモナイ話(復讐譚)。地位のある心臓外科医、スティーブンは美しい妻と健康な二人の子どもに恵まれて、郊外の大きな邸で暮らしていた。そんなある日、スティーブンは知り合いだという少年マーティンを家族に紹介する。家族の崩壊はそこから始まるのだった……。日常が徐々に浸食され、気がついたらあっという間に相手の手の中にある気味の悪さが感じられます。正直、後味はかなり悪いです。
映画「ティル・デス」の感想です。仮面夫婦だったエマとマーク。ある年の結婚記念日、サプライズと称してエマをレイクタウンのバカンスへと招待したマークは、エマに「結婚生活をやり直したい」と告げる。しかし、その翌朝、マークは……というシチュエーションスリラー。シンプルなストーリーで理解しやすく、ところどころ謎なカ所は残っているものの、基本的には頭を使わないで観られる作品(褒め言葉)です。
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「キャスト・アウェイ」の感想です。トム・ハンクス主演の漂流記もの(ざっくり)。アメリカの配達会社に勤めていたチャック・ノーランドは、日々時間に追われる生活を送っていた。そんなある日、仕事のために乗った飛行機が事故を起こし、墜落してしまう。生き延びたチャックが流れ着いたのは人のいない孤島で……。トム・ハンクスの名演技に、改めてすごい人だと実感させられました。
映画「レナードの朝」の感想です。知らない人はいないというほどの有名な俳優、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが(初)共演することで話題になった作品です。神経病専門の病院に赴任してきたマルコム・セイヤー医師。そこにいたのは半昏睡状態の患者たち。日々患者たちと向き合っていたセイヤー医師は、当時未認可だった薬を投与することに決めたが……というお話。つらくも、どこか愛しい気持ちになる物語でした。
映画「羊たちの沈黙」の感想です。FBI訓練生として、シリアルキラー「バッファロー・ビル」の捜査に参加することになったクラリス・スターリング。そこで、猟奇的な殺人に手を染めて収容されていたハンニバル・レクターと対面することになる。レクター博士と話す中で、クラリスは自身のトラウマとも向き合うことになって……というお話。紳士的な態度と残虐性とを意図的に切り替えるレクター博士の知的な振る舞いにゾッとします。
映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」の感想です。原作漫画未読、あるいはアニメ未鑑賞でも一応楽しめる内容となっていますが、復習(予習)しておいたほうがより「ハイキュー!!」の世界に没入できます。カメラワークと音の使い方がとても上手で、まるで自分もコートに立って一緒に戦っているかのような臨場感が味わえます。私はこれを劇場で観たんですが、普段映画であまり泣かない私が、不覚にも薄っすら涙をこぼしそうになった感動作でした。
映画「ロミオ&ジュリエット」の感想です。ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?――イギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」といえば、誰もが知る有名な悲劇でしょう。古典作品に興味がない人でも、一度や二度、その話を聞いたことがあるはず。そんな有名な作品が現代版になって登場。主人公はレオナルド・ディカプリオ。シナリオに大きな改変を加えているわけではないものの、オリジナリティのある一作に仕上がっています。
映画「ブラック・フォン」の感想です。サスペンス×ホラー×監禁という、ありがちに思えるけれど意外となかった斬新な設定。ホラーといっても、ジャンプスケアはほとんどなく(回数が少ない)、ホラーが苦手な人にでも観やすい内容だったと思います。その中に、友情物語や少年の成長物語、兄妹の絆みたいなものも感じられます◎。原作小説を執筆したジョー・ヒルは、かの有名なスティーヴン・キングの息子です。
映画「NOPE/ノープ」の感想です。「ゲット・アウト」や「アス」などの映画で有名なジョーダン・ピール監督の作品です。先述した2作品よりややエンタメ性が強くなっているため、比較的観やすい内容であったかと思います。その中で描かれる人種差別問題。そして、搾取され、見世物になる動物たち。エンタメの中に社会問題を鋭く切り込んでいくのは、流石ジョーダン・ピール監督と言うべき素晴らしい手腕でした。
映画「アミューズメント・パーク」の感想です。モダンゾンビ映画の生みの親とも言えるジョージ・A・ロメロ監督による作品です。あらすじにも書いてある通り、本作は老人が遊園地で酷い目に遭うお話。基本的には終始鬱々した気持ちになる映画です。「子ども叱るな!いつか来た道。年寄り笑うな!いつか行く道」という言葉を思い出します。内容があまりにストレートすぎて、当時お蔵入りになっただけあり、リアルな怖さがありました。
映画「暴走機関車」の感想です。ジョン・ヴォイトとエリック・ロバーツ主演。アラスカの刑務所に収容されていた二人が脱獄し、逃亡のため乗り込んだ機関車が暴走し始めてしまうというお話。機関士が運悪く亡くなってしまうという不運。思い通りに事が運ばないことへの苛立ち。なぜか居眠りしていた女性作業員。脱獄囚二人よりよっぽど頭がおかしい刑務所の所長。暴走機関車の中で繰り広げられるヒューマンドラマも見どころです。
映画「弱虫ペダル」の感想です。漫画原作の実写版映画。原作を実写にするとなると、成功するか失敗するか二極化することが多いですよね。その点で言うと、この作品は大成功だったのではないでしょうか。キャスティングもばっちり。漫画でのメインがインターハイ本選だったところを、実写版ではインターハイ県予選にするなどの改変は見られましたが、その分自由に変えられる余裕を持たせられたように感じます。
映画「ハンティング・パーク」の感想です。不運なことに、銀行強盗に誘拐され連れ去られてしまったヴィヴィアン。目を覚ますと山奥にいたヴィヴィアンだが、そこはスナイパーがターゲットを甚振ることを楽しむ「狩り場」だった。主人公のヴィヴィアンがとにかく絶叫&絶叫&絶叫。ストーリー自体は単調なものの、犯人から逃げ惑うという緊迫感はそれなりにあります。生々しさも感じられるので、そこらへんを楽しむ作品でした。
映画「チャイルド・プレイ」の感想です。一作目にはじまり、シリーズ化した「チャイルド・プレイ」。本作は初代「チャイルド・プレイ」のリブート版です。基本的なプロット(シナリオ)は同じですが、設定が異なるのでそれなりに改変もあり。なにより、チャッキーのビジュアルがまったく違うので、ここで賛否両論ある作品に仕上がりました。殺人鬼の魂が乗り移ったわけでなく、AI人形の暴走というところも大きな違いです。
映画「ファンタスティック・プラネット」の感想です。地球ではないどこかの惑星。オム族(人類)青い肌と赤い目が特徴のドラーグ族に虐げられていた。ある日、ドラーグ人の知事の娘ティバは、ドラーグ人の子どもたちに虐められているオム族の赤ん坊を拾い、家で飼うことにした。テールと名付けられたその子は急速に成長し、やがてドラーグ族とオム族の間で争いが勃発する……というお話。かなりシュールな世界観で、好き嫌いに分かれそうではありますが、ハマる人にはハマる作品です。
伏 鉄砲娘の捕物帳 DVD通常版時は江戸時代。祖父の死をきっかけに山から下りてきた鉄砲娘(物理)が、儚い系美人の青年と出会うところから物語は始まります。賛否に分かれる作品ですが、ジブリ系の映画が好きな人にはおすすめです。(function(
青鬼 ver.2.0 スペシャル・エディション YouTubeでの実況動画などで、フリーホラーゲームの「青鬼」を見たことがある人も多いのではないでしょうか?そんな「青鬼」の実写版映画第2作目「青鬼 ver.2.0」(以下、本作)。危機的な状
ハンガーゲーム (字幕版)見知らぬ男女が集まったら、そう、それは――デス・ゲーム開始の合図!各地から集められた24人の参加者たちと、たったひとつの椅子を賭けて戦う「ハンガー・ゲーム」(以下、本作)。米国で製作された作品ですが、公開当初は日本
ザ・スイッチ (字幕版)日本を代表するアニメ映画でもあった「私たち、入れ替わってる!?」な展開を実写で行った映画「ザ・スイッチ」(以下、本作)。ただし、冷徹な殺人鬼と普通のJK(女子高生)で。設定からして興味をそそる本作ですが、内容同様、入
ミッドサマー(字幕版)スウェーデンのホルガ村を訪れたダニーが狂気(の雰囲気)に呑み込まれていく様子を描いた映画「ミッドサマー」。土着の風習をベースにしながらも、「集団と個」や「孤独感」をうまく表現した作品です。北欧の華やかな色使いが目を引き
新聞記者韓国出身の女優シム・ウンギョンをW主演のひとりに起用した映画「新聞記者」。リアリティーが感じられる新聞記者の世界をフィクションとして描いた作品です。実際の新聞記者が筆を執った同名の自伝がもとになっているだけあり、衝撃的かつシリアスな
十二人の死にたい子どもたち北村匠や橋本環奈など豪華俳優陣が出演する映画「十二人の死にたい子どもたち」。作家の冲方丁氏が書いた同名のミステリー小説を実写化したもので、正直、かなり評価は分かれるところです。思春期の少年少女に纏わる「死」から、現
会話劇やB級映画が好きな人におすすめしたい映画「サークル」。人がバンバン死んでいくデスゲームですが、血が飛び交うような描写はまったくないので、グロテスクな表現が苦手な人でも落ち着いて見られるでしょう。複雑なように見えて単純な、あるいは単純な