映画「Away」の感想です。ラトビア発の長編CGアニメーション映画。ちょっと前に話題になったアニメーション映画「Flow」(2024)を手掛けたことでも知られるギンツ・ジルバロディス監督による作品。なんと、3年半もの年月をかけてたったひとりで作り上げたんだそう。少し「JUNK HEAD」(2017)の堀監督を思い出しますね(笑)。とある少年が黒い影に追われて逃げるロードムービー的なストーリーでした。
映画をはじめ、漫画やアニメ、ドラマ、本などポップカルチャーの紹介(基本ネタバレなし)をしていくウェブサイト。ポップカルチャーはいまや立派な日本文化です!Twitterもあるからよろしくね!
NEW!映画「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」あらすじ・感想│良作!孤独なミア……いろいろ考えさせられる
映画「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」の感想です。オーストラリア出身の双子Youtuberダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウによるホラー映画。これが初監督作品だというのですからすごいですよね!母を亡くした高校生のミアが、若者たちの間で流行っている「90秒憑依チャレンジ」をしたことにより大変なことになっていくというお話。単なるホラーで終わるのではなく、いろいろ考えさせられるものがありました。
NEW!映画「ウィリーズ・ワンダーランド」あらすじ・感想|ホ、ホ、ホラー!?ニコラス・ケイジが面白い
映画「ウィリーズ・ワンダーランド」の感想です。映画「ナショナル・トレジャー」(2004)などで知られるニコラス・ケイジ主演の作品。ホラーというより、完全にコメディー寄りの内容でした。ロボット(アニマトロニクス)たちが大暴れ!さらにはニコケイがそれをボッコボコにする!というストーリーですが、このニコケイ、主人公なのに名前すら出てこない!そして、まさかのセリフがひとつもないという(笑)。シリアスなのが逆に面白かったです。
NEW!映画「PERFECT BLUE」あらすじ・感想|これは傑作!現実と虚構が交錯し次第におかしくなっていく
映画「PERFECT BLUE」の感想です。アイドルから女優に転向し、過激な仕事を受けたりしつつも徐々に活躍していく霧越未麻のお話……ですが、サイコサスペンスです。これがもう本当に面白かった!現実と虚構の交錯をベースに描いていて、中には現代に通ずる感覚もあり。今敏監督作品を鑑賞したのは、実はこれが初めてだったんですけれども、私はとても好きでしたし、興味深く思いました。正直、好き嫌いには分かれそうだけど。
NEW!映画「YOGAN ―ヨウガン―」あらすじ・感想|溶岩の出ない溶岩ディザスター?ビキニがたくさん!
映画「YOGAN ―ヨウガン―」の感想です。邦題の通り、溶岩系のディザスター映画。溶岩系のディザスター映画というと「ボルケーノ」(1997)ですが、こちらはB級映画。B級映画らしいチープさがあって(この場合は褒め言葉)良かったです。ただ、流れてきた溶岩がどうのということはほとんどなく、多くの人がやられるのは溶岩の熱を含んだ蒸気にじゅわーっと火傷するためのようでした。……好きなキャラができる前に終わった。
NEW!映画「スモーキング・ハイ」あらすじ・感想|笑いだけじゃない!アクションも意外としっかりしていた
映画「スモーキング・ハイ」の感想です。コメディー作品によく出演しているセス・ローゲン主演の(アクション)コメディー映画。映画「ゼロヴィル」(2021)で知られるジェームズ・フランコも出演しています。マリファナ中毒のデールが殺人事件の現場を目撃してしまい、犯人一味に追われるお話。ついでに、それに売人ソールも巻き込まれるお話でもあります。個人的には、おバカだけどどこか憎めない雰囲気のあるソールが大好きでした。
NEW!映画「サマー・シャーク・アタック」あらすじ・感想|グロくないよ!サメのおもちゃ感がキュート
映画「サマー・シャーク・アタック」の感想です。バカンスに湖を訪れた一家がサメに襲われ大変なことになるお話。ついでに、湖で開催される花火大会を訪れていた若者たちも大変なことになります。まあ、いつも通りのサメ映画。頭を空っぽにして観たいサメ映画。サメ退治のバリエーションにはやや乏しいところはありましたが、退治方法については割と斬新でした(笑)。まさかあんな方法で撃退するとは!という感じです。
NEW!映画「スラムドッグス」あらすじ・感想|超お下品!(笑)でも応援したくなるワンちゃんたち
映画「スラムドッグス」の感想です。……もうね、めちゃくちゃ下品!(笑)でも、それを補ってあまりある可愛さでした。ウン(略)が出てくるシーンがあるので食事中は要注意だけど。飼い主に捨てられたボーダーテリアのレジーが、飼い主のナニを噛みきってやるぞ!と復讐心に燃えるお話。バグ、マギー、ハンターという心強い友達と共に飼い主のもとへ!基本的には下品なコメディーですが、グッとくるところもありました。面白かった!
NEW!映画「変な家」あらすじ・感想|原作と違うけど悪くない!ただツッコミどころもそれなりに
映画「変な家」の感想です。ウェブライターや動画クリエイターとしてマルチに活躍する雨穴さんによる作品を元にした映画。ジャケットには「ミステリー」と書かれていますが、ほぼほぼミステリー味のあるホラーでした。ジャンプスケアも散りばめられているので、ホラーが苦手な人にはあまりおすすめできません。動画クリエイターの雨宮が「変な間取りの家」をきっかけに、とある家に関わることになるお話です。原作とはちょっと異なります。
NEW!映画「28週後…」あらすじ・感想|好き嫌いに分かれそう……揺れるカメラワークでちょっと酔う
映画「28週後…」の感想です。映画「28日後…」(2002)の続編。前作とは登場人物も異なり、ストーリーもだいぶ違います。前作に比べると、ヒューマンドラマ色は若干薄かったかな?なので、その点で「前作のほうが……」と思う人はいるかもという印象でした。かく言う私も、個人的には前作のほうが好みだったかなと。その理由のひとつに、カメラワークがしんどかったというのがあります。三半規管が弱い私にはきつかった……。
NEW!映画「28日後…」あらすじ・感想|猛ダッシュ即感染!の恐怖とヒューマンドラマの描写が好き◎
映画「28日後…」の感想です。ダニー・ボイル監督作品で、脚本は、映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024)の監督を務めたアレックス・ガーランド。主演はキリアン・マーフィ。今考えると超豪華な製作陣!人を凶暴にさせるレイジウイルスに感染した人々から逃げ延びるという内容のお話ですが、のろのろゾンビじゃなくてダッシュ系ゾンビなのでまあ怖い(厳密にはゾンビではなく感染者)。全力疾走で追いかけてきます。
NEW!映画「クワイエット・プレイス:DAY 1」あらすじ・感想|猫ちゃん可愛い!ダイナミックな世界観が◎
映画「クワイエット・プレイス:DAY 1」の感想です。「クワイエット・プレイス」(2018)と「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(2020)に続く「クワイエット・プレイス」シリーズの三作目。評判は耳にしていたものの、猫ちゃんが出るという以外の前情報がほとんどない状態で鑑賞しました。ツッコミどころがまったくないわけじゃありませんでしたが、評判通りかなり面白かったです。観て良かった!
NEW!映画「ザ・リング」あらすじ・感想|ハリウッド感はあるけどオリジナルへのリスペクトも感じられる!
映画「ザ・リング」の感想です。映画「リング」(1998)のリメイク作品。ナオミ・ワッツ主演のホラー作品です。オリジナル「リング」と大筋は一緒で、大きな改変(改悪)はなかったように思います。ただ、Jホラーほどの怖さはなく、オリジナルよりもジャンプスケア要素を取り入れていた印象でした。とはいえ、Jホラーのリメイクとしてはなかなかの面白さで、ジャンプスケアに頼りきりになるのでなく、じめっとした怖さもありました◎。
NEW!映画「キャンディマン」あらすじ・感想|グロいようでグロくない!メッセージ性もまあまあ強い
映画「キャンディマン」の感想です。アメリカ発のホラー作品。脚本には映画「NOPE/ノープ」(2022)や「ゲット・アウト」(2017)、「アス」(2019)で知られるジョーダン・ピールの名が!監督をしているわけじゃないんですけれども、ジョーダン・ピール味のあるストーリーになっていました。そしてやっぱりメッセージ性が強い。人種差別(主に黒人に対する差別)や貧富の差などについて、考えさせられる内容となっています。
NEW!映画「ザ・インターネット」あらすじ・感想|強い!コンピュータ上の情報がすべての恐ろしさを描く
映画「ザ・インターネット」の感想です。映画「ザ・ロストシティ」(2022)などで知られるサンドラ・ブロック主演のサスペンス・スリラー映画。優秀な凄腕プログラマーの女性が、ひょんなことから政府の機密情報を握ってしまい、命を狙われることになるお話です。「ザ・ロストシティ」の時にも思ったけど、とにかく美しい。サンドラ・ブロック。素敵な年齢の重ね方をしているなあと、改めて。今観ても、新鮮な気持ちになれる物語でした。
NEW!映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」あらすじ・感想│結果がすべての回!子どもたちが大活躍
映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」の感想です(わかりやすく、原題通り「クワイエット・プレイス2」とかにしても良かった気はする)。エミリー・ブラント演じるエヴリン(母)が活躍した前作に対して、今作では2人の子どもたちが大活躍していました。もうひとりは赤ちゃんなので。ただ、子どもだからこそ「なんでそんなことを?」と思えるような予測が難しい行動を取ったりするので、若干イラッとする部分はありましたね。
NEW!映画「ストレンジャー・コール」あらすじ・感想|盛り上がりには欠けるけどなかなかの怖さだった
映画「ストレンジャー・コール」の感想です。カミーラ・ベル主演のホラー映画ですが、カミーラ・ベルの美しさがものすごかった。ストーリーとしては、シンプルで、けれどちょっと物足りない感じ。ベビーシッターをしている家に、不審な男から不審な電話が繰り返しかかってきて――というお話。物語の大半は、カミーラ・ベル演じる主人公のジルが恐怖に戸惑っているだけなので、いまいち盛り上がりに欠けているような気がしました。
NEW!映画「ファーザー」あらすじ・感想|戸惑い、混乱、不安……これが現実なんだと突きつけられる
映画「ファーザー」の感想です。映画「羊たちの沈黙」(1991)で知られるアンソニー・ホプキンス主演の作品。アンソニー・ホプキンスが「羊たちの沈黙」以来、2回目のアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品でもあります。すごい人なのはもちろん知っていましたが、化物じみた才能(褒め言葉)の持ち主なんだなと改めて。そんなアンソニー・ホプキンスは本作で、認知症を患った高齢者を演じています。なにからなにまで、完璧な映画でした。
NEW!映画「バービー」あらすじ・感想|超キュート!だけどポリコレすぎる(ポリコレが駄目とは言っていない)
映画「バービー」の感想です。公開直後(だったかな?)から良くも悪くもかなり話題になっていた映画ですが、何も考えずただ観ている分にはポップでキュートな世界観が楽しい!……ものの、ジェンダー的部分においては個人的にはあまり刺さらない作品だったかなと。というのも、ポリコレはポリコレで良いんだけれども、ちょっと押しつけがましく感じてしまったから。でも、ライアン・ゴズリングをはじめとするキャストは最高でした!
NEW!映画「PIGGY ピギー」あらすじ・感想|少し長い!自分を「豚」と呼ぶいじめっ子たちを見捨てるべきか
映画「PIGGY ピギー」の感想です。スペイン発のスリラー映画。「子豚」と呼ばれるいじめられっ子のサラが、いじめっ子たちが拉致される現場を目撃してしまって――というお話。正直、いじめの内容がまあまあ酷くて、しんどい。どんないじめにも言えることだけど、犯罪ですよ!と言いたくなりますね。そのうえ、家族からの理解も一切ない。そのあたりのつらさに耐えられる人は、もしかしたら好きかもしれないスリラー映画でした。
NEW!映画「ライオン・キング」あらすじ・感想|ハクナ・マタタ!映像が綺麗で満足感たっぷりだった!
映画「ライオン・キング」の感想です。ワンシーンを除いてフルCG!「超実写版」と謳っているだけあって、映像がめちゃくちゃ綺麗です。動物たちの毛並みのひとつひとつまで実にリアル。実は、鑑賞するのはこれが二度目だったんですけれども、一度「ライオン・キング:ムファサ」(2024)を挟むと、スカーがただの悪役という見方からちょっと変わってくるような気がします。そして、やっぱり楽曲がとても良いですね!
NEW!映画「ザ・ミスト」あらすじ・感想|タイトルが似ているあの映画とは全然違うけど雰囲気は好き!
映画「ザ・ミスト」の感想です。映画「オブリビオン」(2013)にも出ていたオルガ・キュリレンコが妻役として出演しています。相変わらずものすごい美人。ジャンルとしては、SFパニックもの。パリを大地震が襲ったことをきっかけに、謎の霧が充満。避難した際に、自己免疫疾患を抱えた娘を置いてきてしまった(隔離部屋にいるので安全と言えば安全)ので、助けに行くために父親と母親が奔走するお話です。矛盾点が多かった……。
NEW!映画「BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」あらすじ・感想|面白い!
映画「BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」の感想です。マリア・バカローヴァ主演。映画「ハンガー・ゲーム」(2012)にルー役で出演していたアマンドラ・ステンバーグも出ていました。いやあ、大きくなったねえという感想。森の中の豪邸で次々と死者が出ていき「誰が犯人だ!?」となるお話です。上流階級と労働者階級の考えの違いとか、行動の違いとかも顕著に表われていて面白かったです。
NEW!映画「八つ墓村」あらすじ・感想|豊川悦司さんver.の金田一耕助!ドロドロ展開のないサスペンス
映画「八つ墓村」の感想です。金田一耕助シリーズといえば石坂浩二さんのイメージですが、本作で金田一耕助を演じるのは豊川悦司さん。非常に美男子で、ある意味金田一耕助っぽくはないんだけど、これはこれで素敵でした。ただ、正直なところ、ドロドロ感がやや少なめだったのは物足りないかなというのと、もう少し登場人物について掘り下げてほしかったなというのがありました。ああ、あと、キャストは豪華で見ごたえはありましたね!
NEW!映画「ショウタイムセブン」あらすじ・感想|キャストは良い!でもちょっと惜しいサスペンスだった
映画「ショウタイムセブン」の感想です。主演は阿部寛さん。もうそれだけで「最高!」なんですが、ストーリーとしてはちょっと物足りなく感じてしまいました。ちなみに、原作は韓国映画の「テロ、ライブ」らしいです。そちらのほうが少し気になる。阿部寛さん演じる折本のもとに、爆破予告の電話がかかってきて――というお話。ストーリーや演出はともかく、キャストが豪華で素晴らしい。ストーリーはともかくとして……。
NEW!映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」あらすじ・感想|意外とちゃっかりグロありで面白い!
映画「フィアー・ストリート Part 1:1994」の感想です。Netflix独占配信として公開されたスラッシャーホラー。小さな街シェイディサイドでは、数世紀前から凄惨な事件が繰り返し起こされてきた。それを人々は「魔女の呪い」と噂する。そんな魔女の呪いに巻き込まれた女子高生のディーナと、その恋人、友人たちのお話。映画「スクリーム」シリーズ(1996~)みたいな作品が好きな人は、きっと好きな内容なんじゃないかと。
NEW!映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」あらすじ・感想|名作!民族浄化の残酷さ……女医さんにはイラッ
映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の感想です。ブルース・ウィリス×モニカ・ベルッチ。いやあ、ブルース・ウィリスは相変わらず良かった。というか、この人だから演じられたキャラだったような気がする。特殊部隊の人たちが、内戦が続くナイジェリアで医療活動に従事しているアメリカ人医師を助けに行くお話。ところどころ女医さんにイラッとしながらも、民族浄化の残酷さや非人道さが浮き彫りになっていて、考えさせられる作品でした。
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映画「Away」の感想です。ラトビア発の長編CGアニメーション映画。ちょっと前に話題になったアニメーション映画「Flow」(2024)を手掛けたことでも知られるギンツ・ジルバロディス監督による作品。なんと、3年半もの年月をかけてたったひとりで作り上げたんだそう。少し「JUNK HEAD」(2017)の堀監督を思い出しますね(笑)。とある少年が黒い影に追われて逃げるロードムービー的なストーリーでした。
映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の感想です。子どもの頃、弟と遊んでいる最中に弟が失踪してしまったという過去を持つ主人公のもとに、母親からある一本のビデオテープが送られてくる。それは、弟が失踪した日に主人公が撮影したもので――というお話。設定としてはとても良かったけれども、謎が謎を呼び、謎がひとつも解決しないままに終わるホラー。ヒントは何ひとつくれないので、雰囲気で楽しむタイプの作品かなと。
映画「ハロー!?ゴースト」の感想です。韓国映画。自ら命を絶とうとして失敗した男が、病院で目覚めたら幽霊が見えるようになっていたのだ!というお話。体が幽霊に乗っ取られまくるんですが(笑)、チャ・テヒョンのひとり芝居が本当に良かった!コロコロ人格が切り替わる演技がとてもお上手。正直、中だるみ感はあったというか、終盤までは「ふーん?」という感じ。でも、そこからの怒涛の展開にいつの間にか号泣していました。すごい!
映画「ともしび」の感想です。映画「まぼろし」や「さざなみ」で知られるシャーロット・ランプリング主演の作品。夫が逮捕されたその日から……という妻視点での日常を語る映画ですが、ものすごく面白かったです。面白いというか、興味深いと言ったほうが正しいかな。夫の罪、妻の罪、そして日常。劇中で状況が明言されることはないんだけど、それを「こういうことかな?」と察しながら。なにより、シャーロット・ランプリングが最高!
映画「アビゲイル」の感想です。「誘拐された少女が実はやばい奴だった!」という、設定的にはまあありそうな感じの作品ですが、予告編で「その正体はヴァンパイアだったのだ!」と盛大にネタバレがあったトンデモホラー。出オチ感満載になるのかと思いきや、「どこかで観たことある」「これは新しい!」の両方があって、面白かったです。「レディ・オア・ノット」や「ザ・ハント」、「M3GAN/ミーガン」などが好きなら刺さるかなと。
映画「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」の感想です。オーストラリア出身の双子Youtuberダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウによるホラー映画。これが初監督作品だというのですからすごいですよね!母を亡くした高校生のミアが、若者たちの間で流行っている「90秒憑依チャレンジ」をしたことにより大変なことになっていくというお話。単なるホラーで終わるのではなく、いろいろ考えさせられるものがありました。
映画「ウィリーズ・ワンダーランド」の感想です。映画「ナショナル・トレジャー」(2004)などで知られるニコラス・ケイジ主演の作品。ホラーというより、完全にコメディー寄りの内容でした。ロボット(アニマトロニクス)たちが大暴れ!さらにはニコケイがそれをボッコボコにする!というストーリーですが、このニコケイ、主人公なのに名前すら出てこない!そして、まさかのセリフがひとつもないという(笑)。シリアスなのが逆に面白かったです。
映画「PERFECT BLUE」の感想です。アイドルから女優に転向し、過激な仕事を受けたりしつつも徐々に活躍していく霧越未麻のお話……ですが、サイコサスペンスです。これがもう本当に面白かった!現実と虚構の交錯をベースに描いていて、中には現代に通ずる感覚もあり。今敏監督作品を鑑賞したのは、実はこれが初めてだったんですけれども、私はとても好きでしたし、興味深く思いました。正直、好き嫌いには分かれそうだけど。
映画「YOGAN ―ヨウガン―」の感想です。邦題の通り、溶岩系のディザスター映画。溶岩系のディザスター映画というと「ボルケーノ」(1997)ですが、こちらはB級映画。B級映画らしいチープさがあって(この場合は褒め言葉)良かったです。ただ、流れてきた溶岩がどうのということはほとんどなく、多くの人がやられるのは溶岩の熱を含んだ蒸気にじゅわーっと火傷するためのようでした。……好きなキャラができる前に終わった。
映画「スモーキング・ハイ」の感想です。コメディー作品によく出演しているセス・ローゲン主演の(アクション)コメディー映画。映画「ゼロヴィル」(2021)で知られるジェームズ・フランコも出演しています。マリファナ中毒のデールが殺人事件の現場を目撃してしまい、犯人一味に追われるお話。ついでに、それに売人ソールも巻き込まれるお話でもあります。個人的には、おバカだけどどこか憎めない雰囲気のあるソールが大好きでした。
映画「サマー・シャーク・アタック」の感想です。バカンスに湖を訪れた一家がサメに襲われ大変なことになるお話。ついでに、湖で開催される花火大会を訪れていた若者たちも大変なことになります。まあ、いつも通りのサメ映画。頭を空っぽにして観たいサメ映画。サメ退治のバリエーションにはやや乏しいところはありましたが、退治方法については割と斬新でした(笑)。まさかあんな方法で撃退するとは!という感じです。
映画「スラムドッグス」の感想です。……もうね、めちゃくちゃ下品!(笑)でも、それを補ってあまりある可愛さでした。ウン(略)が出てくるシーンがあるので食事中は要注意だけど。飼い主に捨てられたボーダーテリアのレジーが、飼い主のナニを噛みきってやるぞ!と復讐心に燃えるお話。バグ、マギー、ハンターという心強い友達と共に飼い主のもとへ!基本的には下品なコメディーですが、グッとくるところもありました。面白かった!
映画「変な家」の感想です。ウェブライターや動画クリエイターとしてマルチに活躍する雨穴さんによる作品を元にした映画。ジャケットには「ミステリー」と書かれていますが、ほぼほぼミステリー味のあるホラーでした。ジャンプスケアも散りばめられているので、ホラーが苦手な人にはあまりおすすめできません。動画クリエイターの雨宮が「変な間取りの家」をきっかけに、とある家に関わることになるお話です。原作とはちょっと異なります。
映画「28週後…」の感想です。映画「28日後…」(2002)の続編。前作とは登場人物も異なり、ストーリーもだいぶ違います。前作に比べると、ヒューマンドラマ色は若干薄かったかな?なので、その点で「前作のほうが……」と思う人はいるかもという印象でした。かく言う私も、個人的には前作のほうが好みだったかなと。その理由のひとつに、カメラワークがしんどかったというのがあります。三半規管が弱い私にはきつかった……。
映画「28日後…」の感想です。ダニー・ボイル監督作品で、脚本は、映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024)の監督を務めたアレックス・ガーランド。主演はキリアン・マーフィ。今考えると超豪華な製作陣!人を凶暴にさせるレイジウイルスに感染した人々から逃げ延びるという内容のお話ですが、のろのろゾンビじゃなくてダッシュ系ゾンビなのでまあ怖い(厳密にはゾンビではなく感染者)。全力疾走で追いかけてきます。
映画「クワイエット・プレイス:DAY 1」の感想です。「クワイエット・プレイス」(2018)と「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(2020)に続く「クワイエット・プレイス」シリーズの三作目。評判は耳にしていたものの、猫ちゃんが出るという以外の前情報がほとんどない状態で鑑賞しました。ツッコミどころがまったくないわけじゃありませんでしたが、評判通りかなり面白かったです。観て良かった!
映画「ザ・リング」の感想です。映画「リング」(1998)のリメイク作品。ナオミ・ワッツ主演のホラー作品です。オリジナル「リング」と大筋は一緒で、大きな改変(改悪)はなかったように思います。ただ、Jホラーほどの怖さはなく、オリジナルよりもジャンプスケア要素を取り入れていた印象でした。とはいえ、Jホラーのリメイクとしてはなかなかの面白さで、ジャンプスケアに頼りきりになるのでなく、じめっとした怖さもありました◎。
映画「キャンディマン」の感想です。アメリカ発のホラー作品。脚本には映画「NOPE/ノープ」(2022)や「ゲット・アウト」(2017)、「アス」(2019)で知られるジョーダン・ピールの名が!監督をしているわけじゃないんですけれども、ジョーダン・ピール味のあるストーリーになっていました。そしてやっぱりメッセージ性が強い。人種差別(主に黒人に対する差別)や貧富の差などについて、考えさせられる内容となっています。
映画「ザ・インターネット」の感想です。映画「ザ・ロストシティ」(2022)などで知られるサンドラ・ブロック主演のサスペンス・スリラー映画。優秀な凄腕プログラマーの女性が、ひょんなことから政府の機密情報を握ってしまい、命を狙われることになるお話です。「ザ・ロストシティ」の時にも思ったけど、とにかく美しい。サンドラ・ブロック。素敵な年齢の重ね方をしているなあと、改めて。今観ても、新鮮な気持ちになれる物語でした。
映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」の感想です(わかりやすく、原題通り「クワイエット・プレイス2」とかにしても良かった気はする)。エミリー・ブラント演じるエヴリン(母)が活躍した前作に対して、今作では2人の子どもたちが大活躍していました。もうひとりは赤ちゃんなので。ただ、子どもだからこそ「なんでそんなことを?」と思えるような予測が難しい行動を取ったりするので、若干イラッとする部分はありましたね。
映画「ザ・ビーチ」の感想です。若かりし頃のレオ様が、超絶美男子。なんでも、あの名作「タイタニック」のあと、選びに選び抜いて出演を決めた作品だそうです。結構個性的な作品なので、好き嫌いに分かれるとは思いますが、没入感があって私は好き。レオ様の置かれた(というか、自ら飛び込んでいったという表現のほうが近いかも)環境に、「自由」あるいは「楽園」とは何かを考えさせられます。
映画「ディープ・ブルー」の感想です。「有名なサメ映画は?」と聞かれたら、迷わず「ジョーズ」と答える人もいるでしょうが、もうひとつ忘れてはいけないのがこの「ディープ・ブルー」という作品です。90年代の作品らしく、一部CGが粗めなところはあるものの、気になるほどではなく、純粋にサメサメパニック(!)を楽しむことができます。設定は王道ながらも、最後の最後まで展開が読めない内容となっていました。
映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」の感想です。漫画に始まり、アニメも大人気だった「黒子のバスケ」。主人公である黒子のバスケ愛とひたむきさは、つい熱を入れて応援したくなりますよね! そんな「黒子のバスケ」の「EXTRA GAME」を原作に、劇場版化した作品になります。黒子を含めたキセキの世代が今度は仲間として大集結。いやあ、味方になると本当に心強いメンバーばかりです。
映画「イースターナイトメア 死のイースターバニー」の感想です。日本発のイースターホラー。まず先に口コミを読んでみて、だいぶ酷評されていたので「いかがなもんか……」と思いながら観てみました。が、ホラーと相性の良い宗教という素材。これを、イースターがテーマだからでしょうか。多くの日本人に馴染みのない敬虔なキリスト教徒という設定にしてしまったがために、あまり感情移入できなかったという印象でした。
映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」の感想です。前作「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編で、スペンサーたちが再びゲームの中に戻ります。しかも、今回はおじいちゃん+おじいちゃんのお友達も参戦! 「まあ、ゲームに馴染みのないおじいちゃんが参加したら、まずはそうなるよね」などと微笑ましく思いながら鑑賞しました。なお、ロック様のキメ顔は健在。ただし、やっぱり前作はさすがに超えられなかったかなとうい印象でした。
映画「クワイエット・プレイス」の感想です。音を立てたら即アウト(=退場)の世界。極限状態にありながらも、なんとか生き延びようとする家族。正直、「この状況で妊娠!?」というようなツッコミどころはあるんですけれども、シチュエーションは悪くないうえに、クリーチャーの造形はかなり好きでした。そして、ラストあたりのエミリー・ブラントがとても格好良い。同性ながらもドキドキしてしまいました。
数あるラブストーリーの中でも、高校生が主役になっている恋愛映画をいくつか挙げていきます。あの頃(高校生の頃)にしか感じられなかった胸キュンってありますよね。高校生たちの、純粋で、一途で、けれどもちょっぴりほろ苦い全力の恋愛。大人として観てみると、不安定すぎて「大丈夫か?」と心配になることもありますが、この真っ直ぐさが眩しい……!と、なんだか幸せな気持ちになるものです。
映画「天使にラブソングを…」の感想です。……まず、何が言いたいかって。「日本語タイトル(邦題)の付け方のセンスよ……!(めちゃくちゃ褒めている)」ということですよね。「Sister Act」もわかりやすいタイトルだけれど、それを内容に絡めて「天使にラブソングを…」という言葉が出てくるセンスがすごい。「あ、なんだただの天才か」って感じですね。作品としても、ハッピーになれるような明るい物語なので、非常に観やすいです◎
映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想です。原作を知っている人もそうでない人も、一様に楽しめる内容になっていた本作。個人的には日本のCGアニメがあまり好きではない(2Dに慣れ親しみすぎて、違和感を覚えてしまう)ので、正直どうかなあと思っていたのですけれども、観終わったあとには「申し訳ございませんでした!!!」と土下座したくなるほどの素晴らしさでした。
映画「清須会議」の感想です。豊臣秀吉、といえば特に歴史が好きではない人でも知っている武将の名前だと思いますが、豊臣秀吉がかつて羽柴秀吉であった頃。本能寺の変が起き、織田信長の跡目を誰にするか……というなんともピンポイントな歴史上の出来事を中心に描いています。三谷幸喜監督らしく、大泉洋さんをはじめ、役所広司さんや鈴木京香さん、妻夫木聡さんなど、豪華キャストがそろっているのが◎!
映画「ザ・デッド インディア」の感想です。アフリカでゾンビが発生した「ゾンビ大陸 アフリカン」の続編で、今度はインドでゾンビが大量発生しちゃったみたい! わー、どうしよう!? というお話。ポイントは、ロードムービー要素が強いところ(好き嫌いに分かれそう)と、主人公の男性がめちゃくちゃ普通の人であるというところ。私は結構好きでした。
映画「ハッピー・デス・デイ 2U」の感想です。主人公はカーターのルームメイト、ライアン……と思いきや、前作に引き続きツリーでした。登場人物はほぼほぼ同じで、マルチバースな世界観。前作に比べるとコメディー要素が強く、さらにSF要素が入っているので、前作の雰囲気を期待している人は、ちょっぴり肩透かしを食ったような気分になるかもしれません。でも、ジェシカ・ローテは相変わらず美人さんだし、流石の演技でした。
映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の感想です。ロック様(ドウェイン・ジョンソン)主演の作品。ロビン・ウィリアムズが主演を務めた初代「ジュマンジ」に比べると、ややコメディー要素の強い内容となっています。不意打ちで「ふふっ」と笑ってしまったのが、ロック様の強味でもある「キメ顔」を披露するシーン。そして、かなり個人的な好みが反映された感想となりますが、キャストとしてニック・ジョナスが入っているのがただただ最高でした。
映画「シング・フォー・ミー、ライル」の感想です。歌がうまいワニくんとその周辺(?)のお話……ですが、このワニくんの声を務めるのは、なんとショーン・メンデス! 歌声が甘く、そして爽やかすぎるので、最初こそワニの声として違和感を覚えましたが、一度慣れたらもうドキドキです。ちなみに、吹き替え版のワニくんの声は大泉洋さんが務めています。ほかにも、石丸幹二さんや水樹奈々さんなど、そうそうたる顔ぶれが集結!
映画「カウントダウン」の感想です。エリザベス・レイル主演。お恥ずかしながら、エリザベス・レイルという女優さんを初めて知ったんですけれども、めちゃくちゃ綺麗な人でした。あとは、「寿命がわかるアプリをダウンロードしたら呪われた」という、Jホラーあるあるの理不尽さがとても良かった。なのに、途中から悪魔的な要素が入ってきて「やっぱり海外ホラーだった!」となる。これに神父さんを巻き込んで対抗しようとするのが堪りませんね。
映画「Fall/フォール」の感想です。高所恐怖症絶対要注意! な作品。私は高所恐怖症なんですけれども、眼下が映し出されるたび、内臓がヒュッとする感覚を覚えながら観ていました。もしかしたら、今までで一番「怖い!」と思ったシチュエーションスリラーかも……? とはいえ、登場人物たちにはあまり共感できず、そのへんがちょっぴり残念に感じたところ。まあ、「設定勝ち」な作品なのでアイデアはすごいし、それを丁寧に実現させる技術も本当にすごい!
映画「ハッピー・デス・デイ」の感想です。自己中心的でイケイケな女子大生のツリーがデス・ループに巻き込まれ、何度も同じ日を繰り返すという物語。ツリーのメンタルがとにかく強い(いろんな意味で)。自分なら2、3回目のループでメンタル崩壊しているだろうなあ……などと思いながら観ていました。とはいえ、終始ハッピーな雰囲気なので、観ているこちら側もストレスフリー! クスッと笑えるライトなホラーが観たいというときにおすすめ。
映画「鳥」の感想です。「サイコ」や「めまい」を作ったとして有名なアルフレッド・ヒッチコック監督の作品です。もちろん、こちらも名作中の名作。理由なく無数の鳥に襲われるという不条理ホラーですが、小学生だった初見時は、鑑賞以降しばらく鳥に近付けなくなるほどの恐怖でした。この時代にこの作品を作るなんて「なんだ、ただの天才か……(事実)」というお気持ち。
映画「コカイン・ベア」の感想です。「ゴッリゴリのB級映画!」(※悪口ではありません)を想像していたら、予想していたよりはるかにしっかり作り込まれていて、コメディーあり、グロありの見事な作品に仕上がっていました。びっくり! ご都合主義というか、主人公補正がかかっている部分はあるものの、これはパニック映画のあるある。ちなみに、一部(序盤のほうは)実話ベースになっているらしいです。
映画「恋のミニスカ ウエポン」の感想です。この映画自体は知っていたんですが、タイトルを見て食わず嫌いをしていた作品でした。……が! 実際に観てみるとめちゃくちゃ面白い。なかなか他にはないロマコメでした。「女子高生版『チャーリーズ・エンジェル』」との触れ込みを何度か見ましたが、それにプラスして(ほんのちょっとですが)「スパイキッズ」のような雰囲気も感じました。ジョーダナ・ブリュースターとデヴォン青木がとても可愛い。