「中国語」学習日記。現在、中国東北のとある都市に留学中。覚えた言葉や面白い表現を淡々とメモしていきます。
谈虎色变 [tán hǔ sè biàn]虎の話をすると顔色が変わる。恐怖で青くなる。何かを非常に恐れる様子。出典 宋代の程顥(chéng hào ていこう)・ 程頤(chéng yí ていい)兄弟による『二程全書』遺書二上にある下記の挿話より。真知與常知異。嘗見一田夫曾被虎傷、有人說虎傷人、眾莫不驚、獨田夫色動異于眾。 真に知るというのは普通に知っているのとは違う。かつて、虎に傷つけられたことのある農夫に会った。誰かが虎は人を傷つけるという話をすると、みな驚き怖がるのだが、この農夫だけが顔色の変わり方が周りとは違っていた。程顥(1032-1085年)・程頤(1033-1107年)は宋代の著名…
淡出 [dàn chū]フェードアウト。目立たないように視界から消えていくこと。もとは映画の技法の名称で、そこから比喩的に使われるようになっている。日本語の「フェードアウト」とほぼ同じ。しかしこれも知らないとすぐにはわかりにくい。逆に「フェードイン」は「淡入」。用例 在幻灯片浏览中,图像按照时间顺序先后淡入淡出。 スライド上映中、図は順序にそってフェードイン、フェードアウトした。我如何理解纳粹主义在这首诗中淡入淡出的历史氛围? ナチズムがこの詩の中にひそかに映り込んでいる歴史の雰囲気をどう理解するか。自从2014年,高圆圆与赵又廷结婚后,就渐渐淡出了娱乐圈,其作品数量也是肉眼可见的减少。 20…
想入非非 [xiǎng rù fēi fēi]妄想に迷い込む。変な考えを起こす。気の迷い。もとは仏教用語の「非想非非想」から来たと言われているが、現在の用法では単純に「妄想」や「変な考え」、特に、他人に性的に手を出そうとしたり、猥褻なことを考えたりする場合に使われることが多いようだ。相手の性的なアプローチを牽制する時、日本語なら「変なこと考えないでよ!」が「你别想入非非!」となる感じ。出典 『楞厳経』(りょうごんきょう。則天武后期(690‐704)に,インド僧般刺蜜帝によって伝えられたとされる仏典)に、「如存不存、若盡不盡、如是一類,名非想非非想処」(存在するようで存在せず、消滅するようで消滅…
勒索 [lè suǒ]金銭などを脅し取る。ゆする。「敲诈」も同様の意味で、「敲诈勒索 qiāo zhà lè suǒ」と組み合わせてよく使われる。「敲诈勒索罪」という刑法の罪名にもなっている。日本語でいう「ゆすり、たかり」にほぼ重なるイメージ。用例 黑社会勒索小伙,没想到小伙是个练家子,黑社会犯怵了 ヤクザが若者をゆすったところ、なんと若者が武術の達人で、ヤクザは震えあがった3月17日,福建一男子钟某在网上意外看到一段不雅视频,多方打听到视频当事人信息后,敲诈勒索6万“封口费”。 3月17日、福建の鐘という男性がネットでたまたま猥褻な動画を見かけ、あちこち調べて動画の人物の情報をつかんだ後、6…
核能发电 [hé néng fā diàn]原子力発電。核や原子力にまつわる言葉は日常でもニュースなどである程度見聞きするものだが、これが中国と日本では少しずつ違っている。以下に例を。核能 [hé néng] 原子力 核能发电 [hé néng fā diàn] 原子力発電 核电站 [hé diàn zhàn] 原子力発電所 核辐射 [hé fú shè] 放射線 核聚变 [hé jù biàn] 核融合 核裂变 [hé liè biàn] 核分裂基本的に日本語で「原子」となるところが「核」になることが多いのだが、日本語の「原子爆弾」は中国語でも「原子弹」である。そして、中国では自国での原子爆…
怵 [chù]恐れる。怖がる。ひるむ。用例 不知为什么,一见经理我就发怵。 なぜかわからないが、私はマネージャーに会うとびくっとする。小明一看见数学考卷就犯怵。 小明は数学の試験問題を見たとたん怖くなってしまう。只有她不怂不怵地站上去,自我介绍说的比谁都多,每个字都说得清清楚楚。 彼女だけが恐れず怯まず立ち上がり、自己紹介も誰より多く、一言一言はっきりと話した。恋爱我是认真在谈,但我始终对婚姻很怵,我太害怕柴米油盐,害怕有了孩子之后的生活。 恋愛は私はまじめにしている。でもずっと結婚が怖い。私は所帯じみた話がとても苦手で、子どものできた後の生活を恐れている。にほんブログ村
讹 [é]ゆする。金銭などを強要する。脅し取る。「讹」は日本語では「訛り(なまり)」と読むように、名詞としては文字や言葉の正確でないもの、デマなどを指す。言偏に「化」という文字の形からも、言葉が変化したもの、という意味が読み取れる。 しかしこの文字、名詞ではなく動詞としての用法もあり、その場合は「讹诈 é zhà」、金銭などを強要するという意味になる。「讹人」「被讹」などの形で出現し、これも知らないと想像しにくいので注意。用例 打架被对方讹钱怎么办? 喧嘩をして相手に金を強要されたらどうするか。一边是良心上的谴责,一边可能会存在讹人敲诈…扶还是不扶? 良心の呵責を感じつつ、ゆすられる可能性もあ…
一筹莫展 [yī chóu mò zhǎn]一つもよい方法が見つからない。何も策が浮かばない。糸口が見つからない。万策尽きる。手も足も出ない。進展がない。行き詰まる。出典 『宋史』蔡幼学伝の「多士盈庭而一筹不吐」(多くの士が朝廷に溢れているが一つの方策も口にしない)より。宋の寧宗が即位した時、当時の名士であった蔡幼学(1154-1217)が上書して、実際の役に立たない官僚の多さを批判した言葉。用例 没有你的帮助我对这道题真是一筹莫展。 あなたの助けがなければ私はこの問題にまったく手が出なかった。今天的工作陷入了瓶颈,一筹莫展,有点沮丧。 今日の仕事は難関にはまって解決が見えず、ちょっと落ち込ん…
哗众取宠 [huá zhòng qǔ chǒng]大衆に迎合する。軽薄な言動で人気取りをする。出典 『漢書』芸文誌の「然惑者既失精微、而辟者又隨時抑揚、違離道本、茍以譁眾取寵」 (惑う者は正確さ緻密さを失い、邪な者は時代に流されて浮沈し、本来の道を外れ、かりそめに衆を騒がせて人気を得ている)より。 顏師古の註に「譁、諠也。寵、尊也」 とあり、「譁眾取寵」は衆を騒がせて人気を取ること。用例 这种态度,有实事求是之意,无哗众取宠之心。 こういう態度は正しく真実を求める意図によるもので、大衆に迎合しようとするものではない。这部电视剧不错,看了后没有哗众取宠、矫揉造作的感觉。 このテレビドラマはなかな…
浑身解数 [hún shēn xiè shù]あらゆる手段。持てる技のすべて。「使出」「使尽」「用尽」などに続けて使われる。 「浑身」は全身、渾身、「解数」は武術などの技という意味から、技術、手段。出典 『西遊記』第七十三回の「渾身解数如花錦」より。用例 歌手倾尽浑身解数作了表演。 歌手は技倆を尽くして公演を行った。我使尽了浑身解数也劝不动他们。 私はあらゆる手を尽くしても彼らを説得できなかった。委员会使出浑身解数来筹募必要的资金。 委員会はあらゆる手を尽くして必要な資金をかき集めた。这个狼被关了起来,它使出浑身解数,试图逃出人类的束缚,寻觅自己的天地。 この狼は閉じ込められると、あらゆる手段…
霸王餐 [bà wáng cān]代金を払わずに食事をすること。タダ飯。無銭飲食。元は広東語の方言というが、今では広く使われている模様。くじに当たったりおごってもらったりしてタダ飯にありつく場合にも、犯罪的な無銭飲食の場合にも使える。用例 2月5日,吉林辽源一家饭店遭遇了一次“霸王餐事件”,一个衣衫不整、面容泛黄、憔悴的男性顾客,只身一人来到饭店,到店后点了一桌好吃的,结果在店员提示买单时,男子却称没钱了。 2月5日、吉林省遼源のあるレストランが無銭飲食事件に遭遇した。身なりが整わず顔色の悪いやつれた様子の男性客が一人で来店し、テーブルいっぱいにごちそうを頼んだが、店員が勘定に来ると金がないと…
打烊 [dǎ yàng](店などの)終業。閉店。(閉店の意味で)看板。今日中文字幕の韓国映画を見ていたら字幕に出てきた。方言とのことで、私は見たことはあるが聞いた覚えのない語。こちらから伝えるぶんには、「店が閉まる」=「关门」一つ覚えでいいと思うが、地域や人によってはこういう言い方を聞くこともあるかもしれないので、何でも知っておくのは大切。 百度百科によると、「烊」は四声が正しいのに多くの人が二声で読んでいるのは間違いだとか何とか。しかし多くの人が二声で発音しているならそれを知らないと聞き取れないじゃないですか。こういう日常用語的なものは特に、実際に流通しているものがとりあえず正義なのだと思う…
欲罢不能 [yù bà bù néng]やめたくてもやめられない。文字を見れば現代中国語の知識でも普通に意味がわかる成語だが、出典は一応『論語』。出典 『論語』子罕篇の以下の部分より。(原文) 顏淵喟然歎曰:「仰之彌高,鑽之彌堅;瞻之在前,忽焉在後。夫子循循然善誘人,博我以文,約我以禮。欲罷不能,既竭吾才,如有所立卓爾。雖欲從之,末由也已。」(現代漢語訳) 顏淵感嘆地說:「老師的學問越仰望越覺得高聳,越鑽研越覺得深厚;看著就在前面,忽然卻在後面。老師步步引導,用知識豐富我,用禮法約束我,想不學都不成。我竭盡全力,仍然象有座高山矗立眼前。我想攀上去,但覺得無路可走。」 https://ctext…
善解人意 [shàn jiě rén yì]他人の気持ちを理解できる。思いやりがある。心優しい。漢文訓読式に読めば「善く人の意を解す」。他人の心、気持ちを理解することが上手だということ。しかし理知的な理解ではなく、譲歩する、許容するといった意味で使われていて、実質的に「優しい」というイメージのようだ。日本語で言うと「思いやりのある」が近いかもしれない。用例 我没有你想得那么善解人意。 私はあなたが思うほど物分りよくはない。善解人意是什么东西,委屈我自己让你开心吗。 思いやりとは何だ、自分を苦しめて君を喜ばせることか。善解人意,并不是要自己难过让别人开心,别搞错了。 思いやりとは、自分が辛い思い…
安全感 [ān quán gǎn](人間関係などで)安全が保障されている、危険がないという感覚。落ち着き。これは、日本語と重なる意味を持ちつつ、使い方が少し違うと思える単語。使われている例を見ると、恋愛や家族のような人間関係について「安全感がある」という言い方がよくされている。日本語では「安全」をあまりこういうふうに使わないし、「安全感がある」も日本語にするなら「安心感がある」、さらには「安心する」「落ち着く」というあたりが自然ではないかと思う。逆に、そういう感じのことを中国語で言いたい時にはこの「安全感」を使ってみるのも一つの手だろう。用例 女孩更喜欢和有安全感的男孩在一起,那么男孩如何给予…
亲眼目睹 [qīn yǎn mù dǔ]直接自分の目で見る。目撃する。文字を見ればわかるはずの成語。「亲眼」の「亲」は「亲自」(みずから)などと同じく、直接という意味。「睹」は見る。用例 我亲眼目睹了钱塘江潮汛壮观而迷人的景象。 銭唐江の壮観で魅惑的な上げ潮の光景を私はこの目で見た。亲眼目睹过一些场景,只有两个字:恐怖 この場面を直接目にして、ただ恐怖というしかない那天亲眼目睹他战胜歹徒……现在想起来还历历在目。 あの日彼が悪党と戦うのをこの目で見た……今も思い出すと目に浮かぶようだ。にほんブログ村
一粒老鼠屎糟蹋一锅粥 [yī lì lǎo shǔ shǐ zāo tà yī guō zhōu]一粒の鼠の糞が一鍋の粥をだめにする。組織などで一部が問題を起こすと全体に累が及ぶこと。 「一粒」は「一颗」、「糟蹋」は「坏了」などになる例も多いようだ。民間のことわざで表現はバリエーションがあるが意味は基本的に同じ。類義語 害群之马 [hài qún zhī mǎ]用例 一粒老鼠屎坏了一锅粥,医院等相关部门应严厉惩处医生收红包现象。 一粒の鼠の糞が一鍋の粥をだめにする。病院の関係部門は医者の謝礼受け取りを厳しく処罰すべきだ。她们已经很难了,不能让一颗老鼠屎坏一锅粥,一棒子打死所有人吧? 彼女たちは…
急中生智 [jí zhōng shēng zhì]危急の中でよい考えが浮かぶこと。状況に迫られて対策を考え出すこと。とっさの判断をする。機転をきかせる。用例 身处困境中的人们往往会急中生智,想出一些绝妙的好办法。 苦境に置かれた人たちはしばしば状況に迫られ、絶妙な方法を考え出す。一男子放爆竹时手机掉落,急中生智一脚踢飞手机。男子称爆竹有一定危险,不能把爆竹踢掉。 ある男性が爆竹に火をつける時に携帯を落とし、とっさの判断で携帯を蹴り飛ばした。男性によれば、爆竹は危険なので爆竹を蹴ることはできなかったとのこと。所幸最后这名滑雪者急中生智将背包扔到地上,成功分散了熊的注意力,熊留在背包周围似在寻找食…
习以为常 [xí yǐ wéi cháng]何かを習慣的に行い、それが常態になること。用例 她对整天坐在电脑旁工作已经习以为常了。 彼女は一日中パソコンの傍に座って仕事をするのが常になっていた。你的习以为常,却是有些人的热泪盈眶。 あなたには見慣れた日常でも、それを見て熱い涙を流す人がいる。数字化、智能化已经成为人们习以为常的场景,但很多老年人却难以适应。 デジタル化、AI化はすでに人々の慣れ親しんだ日常風景になっているが、多くの高齢者にとっては適応しにくい。にほんブログ村
投鼠忌器 [tóu shǔ jì qì](鼠を打ち殺したいが傍にある器物を壊したくないので気後れするように)行動を起こしたくても憚るところがあってできないこと。当人以外に対して気をつかうこと。思いきれない。優柔不断になる。出典 賈誼(かぎ)の『新書』階級篇にある以下の記述より。『漢書』賈誼伝にもほぼ同文が引用されている。鄙諺曰:「欲投鼠而忌器」,此善喻也。鼠近於器,尚憚而弗投,恐傷器也,況乎貴大臣之近於主上乎。 民間のことわざに、「鼠を叩きたいが器が気になる」というものがある。これはいい喩えだ。鼠が器の近くにいれば、気後れして叩くことができない。器を傷つけないか恐れるからだ。ましてや高位の臣下…
千人一面 [qiān rén yī miàn]千篇一律。(千人の顔がどれも同じであるように)芸術作品などがどれも似たようで新奇さがないこと。変わりばえがない。類義語 千篇一律 [qiān piān yī lǜ]用例 住宅建筑要多样化、美化,不要千人一面,都建成“火柴盒”。 住宅建築は多様化、美化をめざすべきで、どれも同じような「マッチ箱」にしてはいけない。每次看一些画风还算可爱的画手,都会感叹可惜脸真的很千人一面。 画風が好きだと思える描き手たちを見るたびに、顔がどれもそっくりなのが残念だなと感じる。精液里没有小蝌蚪,原因很多,怎能千人一面、百病一方? 精液にオタマジャクシがいない原因はいろい…
不省人事 [bù xǐng rén shì]人事不省。朦朧となる。意識を失う。日本語では「人事不省」。語順が違うが意味用法はほぼ同じ。 「省」はここでは省みるという意味なので「xǐng」。日本語でも「人事不省」は「反省」と同じく「せい」と読む。 「省」は多音字で「shěng」とも読むが、この場合は日本語では「しょう」が対応。「山東省 shān dōng shěng」、「省略 shěng lüè」など。用例 她被葡萄酒醉得不省人事了。 彼女はワインで酔って人事不省になった。一位正在等待办理业务的女子突然抽搐倒地、面色苍白、不省人事,情况十分紧急。 手続きを待っていた一人の女性が急に痙攣を起こして…
跟风 [gēn fēng]流行を追う。流行りに乗る。ブームに乗る。人につられる。後追いをする。直訳すると「風について行く」。世間の風潮を追いかけるというイメージ。用例 种植农作物要因地制宜,不能盲目跟风。 農作物を植える時はその土地に適したものを選び、むやみに流行を追ってはいけない。盲目跟风追寻潮流,永远都是一个比较差的人生策略。 むやみに流行を追うのは、結局あまりうまくない人生計画だということになる。领袖和跟风者的区别就在于创新。 リーダーとフォロワーの区別はイノベーションにある。希望那些不了解和跟风黑她的人,好好看看好好了解一下 彼女のことをわかってもいないのに人につられて叩いてる…
打发 [dǎ fā]派遣する。行かせる。追い出す。(時間などを)過ごす。用例 星期天,妈妈打发我去买菜。 日曜日には、母さんは私を買い物に行かせる。他被打发到一个寄宿学校。 彼はある寄宿学校にやられた。打发厨师走后我们只得自已做饭。 コックを追い出した後、私たちは自分で食事を作るしかなかった。他咬牙切齿,在盘算如何毁灭敌人的遐想中打发时光。 彼は歯噛みをして、いかに敵を倒すかという想像をしながら時間を過ごした。一根鱼竿,一个雨伞,一个下午就这么打发了。不求结果,要的是享受钓鱼的过程。 一本の釣り竿、一本の雨傘、一日の午後はこれで過ごせる。求めるのは結果ではなく、釣りの過程だ。にほんブログ村
眼疾手快 [yǎn jí shǒu kuài]目ざとく素早い。「疾」も「快」も速いという意味。眼や手の動きが速く、的確である様子。用例 能熟练玩电子游戏的孩子必须眼疾手快。 電子ゲームがうまくなる子どもは眼や手の動きが素早くないといけない。他眼疾手快地把这只老鼠给打死了。 彼はすばやくこの鼠を打ち殺した。跑到马路中间的孩子眼看就要被车撞上了,在这千钧一发之际,一个眼疾手快的过路人救下了他。 道路の真ん中に飛び出した子どもは今にも車にはねられそうだったが、間一髪ですばやく動いた通行人に助けられた。にほんブログ村
沾光 [zhān guāng]おこぼれにあずかる。おすそわけにあずかる。得をする。用例 明天就是三八女神节了,在很多年前还会给女生放半天假,男生也跟着沾光。 明日は三八女性デーだ。ずっと前から女性は半日休みになり、男性もご相伴にあずかったものだ。大学有个老家在青海的室友就是好,她爸妈经常给她寄他们那边最纯正的牦牛奶,我们都能跟着沾光。 大学に青海が実家のルームメイトがいて仲良くしていた。彼女の両親は地元のとても良質なヤク乳をよく送ってきてくれて、私たちもおすそ分けをもらった。他认为同样价钱,挑大的当然沾光了。 彼は同じ金を出すなら、大きいのを選ぶのが得だと思った。にほんブログ村
火眼金睛 [huǒ yǎn jīn jīng](孫悟空が光る目で妖魔の正体を見分けられたように)目ざとい、目が効く、眼力が鋭い。出典 『西遊記』で孫悟空が太上老君に捉えられ煉丹の炉に放り込まれたが、煙で燻された目が神通力を得て、出てきた時には妖魔の正体を見破れるようになったという話から。用例 任何妖魔鬼怪也逃不脱孙悟空的一双火眼金睛。 どんな妖魔も孫悟空の金色に光る目を逃れることはできない。老李称得上火眼金睛,窃贼很难从他眼下逃脱。 李さんは目ざといことで有名で、泥棒も彼の目を逃れるのは難しい。这周的语文词语测验,娃很懊恼居然老师火眼金睛看到“易”字多了一撇,没有拿到满分五角星! 今週の国語の…
金无足赤 [jīn wú zú chì]完全な色をした黄金はない。比喩として、完全なものはない。何にでも欠点はある。「金无足赤,人无完人」(色の足りた黄金も、完全な人間もいない)という形で使われることが多い。出典 宋の戴復古の詩『寄興』の「黄金無足色、白璧有微瑕」(黄金は色が足りないもの、白璧には小さな傷があるもの)より。用例 俗话说“金无足赤,人无完人”,人都难免出丑犯错。 俗に「色の足りた黄金も、完全な人間もいない」という。人はみな失敗や間違いを免れないものだ。金无足赤,人无完人,凡事不能求全责备。 金に足赤なく、人に完人なし。物事は完全を求めて非難してはいけない。金无足赤,人无完人,你别…
白璧无瑕 [bái bì wú xiá]白い璧(へき、玉環の形をした玉器)に全く傷がないように、完璧である。完全無欠である。欠点が全くない。非の打ち所がない。「白璧微瑕 bái bì wēi xiá」はちょっとした欠点がある、ということ。日本語でも「白璧の微瑕(はくへきのびか)」ということわざになっている。 これは南朝梁の蕭統『陶淵明集序』の「白璧微瑕、惟在閑情一賦」(白璧の微瑕としては、「閑情賦」一首があるだけだ)が出典。用例 我不是一个白璧无瑕的人,远非完美。 私は何も欠点のない人間ではなく、完全にはほど遠い。金无赤足,白璧无瑕也是不可能的。 物事には欠点があるもの、完全無欠というのは不可…
苟且 [gǒu qiě]間に合わせる。ごまかす。とりつくろう。目の前のことにとりあえず対応する、必要を満たすといった意味。「凑合」や中国語の「敷衍」(日本語とは意味が違う)も類義語。用例 生活不止眼前的苟且,还有诗和远方。 生活は目の前の必要を満たすだけでなく、詩と彼方というものもある。幸福是一种苟且,不愿意苟且不可能幸福。 幸福は一種の間に合わせだ。間に合わせようとしなければ幸福にはなれない。越长大世界就越苟且,悠闲的生活一去不返。 成長するにつれ世界は間に合わせに追われるようになり、のんびりした生活は戻ってこない。与其苟且偷生,无所作为,不如发奋图强,在工作上做出点成绩来。 ごまかして生き…
雷打不动 [léi dǎ bù dòng]雷にも動かない。揺るぎない。何があっても。用例を見ていると、習慣や日課などを何があっても変えないという時に使われることが多いようだ。用例 昨天已惊蛰,平日里雷打不动的大虫小虫,也被打动出门了。 昨日はもう啓蟄で、普段は雷にも動かない大小の虫たちも誘い出されてきた。只有周六晚上没事,但那几乎是雷打不动的电视时间 土曜日の晩だけ空いているのだが、そこはほとんど動かしようのないテレビタイムなのだ6年来,他们的志愿者工作室每天雷打不动向居民们开放,为居民提供磨刀、理发、缝纫等服务。 6年来、かれらボランティアルームは何があろうと住民に開放され、刃物研ぎ、理髪、…
百毒不侵 [dāo qiāng bù rù]どんな毒も侵すことができない。比喩として、意志が堅固で隙がない。容易に傷ついたり誘惑に負けたりしない。用例 你以为我刀枪不入,我以为你百毒不侵。 あなたは私を全く隙がないと思い、私はあなたを何にも侵されないと思っていた。我以为我百毒不侵却唯独对你上了瘾 僕は自分を何の毒にも侵されないと思っていたが、君にだけは中毒してしまった经历一件难过的事,心上会有一小块玻璃扎进去。所以会很痛。经历很多事以后,那一块块的玻璃,就凑成了一个罩子。百毒不侵了。 一つ辛い経験をすると、心に小さなガラス片が刺さる。だからとても痛い。たくさん経験すると、その一つ一つのガラス片…
刀枪不入 [dāo qiāng bù rù](刀も槍も入らないほど)守りが固い。傷つきようがない。堅固だ。頑強だ。頑固だ。意味は文字を見ればわかる通り。鉄壁の守りを固めている、隙のない鎧を着ているようなイメージか。「百毒不侵」などと組み合わせている用例が多く目につく。用例 我的内心仿佛逐渐铸起了铁壁铜墙,已是刀枪不入了。 私の心はだんだん鉄の壁をめぐらしたようになり、何にも傷つかなくなくなった。生活是一边拿刀反反复复的捅你,一边责备你怎么这么久还没练成刀枪不入 生活は刀で繰り返しあなたを突きながら、なんでまだ傷つかないほど強くなっていないのと詰る百毒不侵的内心,往往会被一句简单的安慰打败,刀枪…
五味杂陈 [wǔ wèi zá chén](五つの味が入り混じるように)いろいろなものが混じっている。複雑だ。混乱している。「五味」は酸、苦、甘、辛、咸(塩からい)の五つの味を指す。「心里五味杂陈」のように複雑な感情について使われることが多く、「百感交集」が類義語として挙げられる。 しかし単に「複雑」というより、焦りやつらさに傾いた感情を表すことが多いようだ。用例 看完本片,心里五味杂陈,不知道该如何评价。 この映画を見終わったが、複雑な気持ちで、どう評価すべきかわからない。陌生的环境,川流不息的车辆、人流,真的是心中五味杂陈,半百的年龄却还依旧为生存而背井离乡…… 知らない環境、川のように続…
风言风语 [fēng yán fēng yǔ]根拠のない噂。風聞。デマ。流言蜚語。類義語 流言蜚语 无稽之谈用例 事情都解决了,你就别再风言风语。 事はもう解決済みだから、もう変な噂を流すなよ。别理他的风言风语,身正不怕影子歪,只要自己站稳脚就行了。 彼の流言を相手にするな。正しく身を持していれば怖いものはない。自分の足元をしっかりさせておけばいいんだ。对于这类风言风语,哥哥总是嗤之以鼻,毫不在意。 この種の流言蜚语に対しては、兄さんは鼻で笑って全く意に介さなかった。にほんブログ村
幺蛾子 [yāo é zi]悪だくみ。状況を悪くするような動き。厄介事。もとは北方方言とのこと。 「妖蛾子」と書かれることもある。他にも、「蛾」が「鹅」や「娥」と書かれたり、表記はいろいろあるようだ。 辞書では「悪い考え」のような意味が載っているが、用例を見ていると、「考え」というより災難や厄介事そのものを指すような使い方も多いように見える。用例 真的不知道他又要整出什么幺蛾子! まったくあいつはまた何をしでかす気かわからないよ! ↑ 動詞は「整」「搞」などと組み合わされていることが多い。成年生活只能用如履薄冰来形容,每次觉得稍稍可以松一口气的时候,幺蛾子就来。 大人の生活は薄氷を履むが如しと…
驴唇不对马嘴 [lǘ chún bù duì mǎ zuǐ](話などが)噛み合わない。筋が通らない。俗語で、「驴唇」(驢馬の唇)と「马嘴」(馬の口)が合わないように、話の内容などが噛み合っていない、筋が通っていないこと。用例 他在会上的发言,驴唇不对马嘴,不知说些什么。 彼の会議での発言は、とんちんかんで何を言っているのかわからない。我几乎以为自己听错了呢,这种回答简直是驴唇不对马嘴。 私が聞き間違えたと思ったよ。こんな回答はまったく話が噛み合っていない。不光人品不行,思想也是乱的一笔,写的驴唇不对马嘴,根本就完全看不懂。如果她要是没有一个好皮囊,现在会是什么样子? 人品が劣るだけでなく、思想…
「ブログリーダー」を活用して、凍梨さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。