【往診ルート問題】クリニックからコンパスで同心円を描いて適当に決めていませんか?
往診ルートやクリニックの拠点、当番医の当直室などの配置にあたっては、直線距離ではなく、時間的な距離が大事です。 車で患宅に移動することを具体的にイメージして計画を練りましょう。高速道路や幹線道路は人体に例えるなら大血管、住宅地の中の道路は毛細血管です。同じ距離でも走行時間が桁違いとなることを理解しましょう。 以下、書き起こしです。 こんにちは。今日は往診ルート問題についてお話をしたいと思います。
【往診ルート問題】現場を見ずに効率的に計画を組んだつもりになっていませんか?
往診ルートを計画的に組んだつもりでも、ある程度のところで頭打ちになります。その理由を説明しました。 以下、書き起こしです。 今日は、往診ルート問題についてお話をしたいと思います。 往診の道順とか、往診のエリアに関する問題をまとめて、往診ルート問題と私は名付けていて、今後、往診ルート問題に関しては少しずつ動画をテーマ別に撮って、アップロードしていければと思っています。 今日お話ししたいのは、往診ルー
働きがいのあるクリニックにするために院長先生が工夫すべきこと
在宅診療所は小さな事業所であることが多いです。このため、職員が早々とステップアップを諦めて、仕事をがんばる意欲が削がれてしまうことがあります。そうでないことを、しっかりと示しましょう。
夜間往診体制をどのように構築するか、が在宅クリニックの形を決めると言っても過言ではありません。今回はその構築のために当番医の確保に奔走されている院長先生方のために、当直医にとってありがたい工夫を解説しました。 以下、書き起こしです。 今日は少し雑多な話になるんですけれども、在宅医療における夜間往診体制で勤める当直医にとって嬉しい小技集ということで、お話をしたいと思います。 三つほどお話をしたいと思
在宅クリニックを運営するにあたって、夜間往診体制がなかなか赤字から抜け出せずに困っている先生方も多いと思います。また、その噂を聞いて在宅医療に参入することをためらっておられる先生方も多いでしょう。 きちんと理屈が通った形で要注意の患者さんを診察しに行くことで、本来やるべき医学的管理を緻密に行い、深夜帯のコールや緊急往診を減らす効果が見込めます。 以下、書き起こしです。 今日は夜間の往診体制の赤字が
訪問診療・往診では、医師を含め医療者が移動のために車に長時間乗る、という他に類をみないことが行われています。一日のうち多くの時間を過ごすことになる車内の環境整備は、常勤の職員にとどまらず、非常勤の医師の採用にも影響のある重要事項です。
働き方改革により医療業界では「タスクシフティング」というワードが使われるようになりました。高時給の有資格者には本来その人しかできない業務を固めて、周りにそれ以外をサポートしてもらおうという流れです。 しかしながら、最近の病院では若いお医者さんがみな温厚であるせいか、スタッフ同士が押し付けあった仕事は医師が引き取る、というパターンが多くみられるようになっているのも現実です。 クリニックでは医師の数は
患者情報の属人化の対策は多くのクリニックが講じているとは思いますが、その対策として電子カルテの患者ページに全てのメモ書きを突っ込む、という対応を取っているクリニックがあります。 しかしながら、電子カルテはあくまで「診療録」であり、どんなに工夫が凝らされていたとしても「能動的にその人のカルテを開かないと情報にアクセスできない」という点で申し送りツールとしては不完全です。 私も様々なクリニックでスポッ
在宅医療における画像検査:エコーのできる放射線技師が活躍する可能性
これまで在宅医療の現場での画像検査の活用事例は非常に限られていました。しかしながら、ここ数年で単純レントゲンの撮影機器に加え、エコーの軽量化・低価格化が進んだことにより普及の可能性が一気に高まってきました。 可能性があるとはいえ、医師が診察中に検査を行うことは不可能ではないにしろ時間的制約により機器の活用が進まないことが予想されます。そこで期待されるのが、検査を行うライセンスをもつ医療専門職(放射
在宅診療所が大きくなってくると院長先生個人の力だけでは患者さんの診療をまかなうことはできず、非常勤の先生に手伝ってもらうことになります。しかし、メジャーな病気であっても医師によって治療内容には微妙な差が出てきます。 患者さんの混乱を招かないためにもクリニック内である程度のスタンダードを定める必要性が出てきますが、電子カルテ上のやりとりだけではクリニックの方針の浸透は困難です。看護師らコメディカルが
訪問診療を行うクリニックの仕事は情報収集とその整理である、とこのブログで繰り返しお伝えしてきました。 在宅医療で収集して捌かなければならない情報は多岐にわたるため、その交通整理が非常に重要になってきます。今回の動画では情報の種類をいくつかに分け、それぞれをどのようなツールで伝達・共有するのが現在のスタンダードになっているかをご説明しました。 以下、書き起こしです。 こんにちは。 今回は、在宅クリニ
在宅クリニックは患者さんのお宅に赴いて診療を行うわけですから、往診ルートや地域や時間帯によって変わる道路事情について研究をすることが非常に大事です。 今回は東京都区部における道路事情について、私の知りうるところを動画にまとめました。 以下、書き起こしです。 東京の往診道路事情 今日はいつもと趣向を変えて、東京の地図についてのお話をしたいと思います。 何を話したいかと言うと、往診をする時に道路事情が
夜間往診体制について説明しました。
採用薬について意外な盲点ー点滴ルートを取るのに苦戦することありませんか?
患者さんのご家族との合意で「侵襲的な治療は望みませんが、点滴と抗生剤まではやってください」というラインが落とし所となることは多いです。 しかしこのようなケースでは、患者さんの全身状態は良くはなく、点滴ルートの確保が難しいことがままあります。患者家族の視線にさらされながら細い血管と格闘された医師・看護師は多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回の動画では(多少の制約はあるとはいえ)そんなときに力強
往診に来てもらいたかったのに来てもらえなかった、というクレームが出ないようにするために
在宅クリニックに対するクレームの最多かつ重大なものの一つに、「往診に来てもらいたくて電話したのに来てくれなかった」というものがあります。 このミスコミュニケーションは在宅クリニックの存在意義を揺るがし、クリニックの評判に直結します。電話受けのスタッフには患者の意向をはっきりと尋ねさせることを徹底すべきです。 以下、書き起こしです。 こんにちは。 今日は、事務員さんや看護師さんがやってくれる予診につ
在宅クリニックは通院が困難な患者の療養を自宅で支えることになりますので、多くの先生方にとって自分のspeciality以外の領域の診療も行っていく必要があります。 かといって無限に勉強の手を広げなければならないわけではありません。ここでは患者を2群に分けてご説明しました。在宅事業を始めるにあたってどのようなことを重点的に勉強していけばよいかのご参考にしていただけますと幸いです。 以下、書き起こしで
サービス付き高齢者住宅(サ高住)の一部で訪問診療の際のリスクが高まっています【契約締結時注意!】
今回は、入居者の訪問診療の契約を締結するにあたって注意すべきタイプのサ高住を発見したため注意喚起の目的で情報を共有します。院長先生やクリニックの営業担当の方向けです。 以下、書き起こしです。 みなさんこんにちは。 今日は、在宅クリニックがはまりかねない落とし穴を久しぶりに発見してしまったので、この動画を撮影しています。 どういう落とし穴かと言うと、大きな企業が経営をしてるサービス付き高齢者住宅の中
在宅クリニックにおいて電子カルテを採用した場合、診療にはパソコンやタブレット等のICT機器を持っていく必要があります。 今回はそれらの道具についてコメントしました。 以下、書き起こしです。 はい、こんにちは。 今日は、在宅診療で訪問診療を行うときに、持っていくべきICT機器ということでお話をしたいと思います。 今日お話しするのは、主に電子カルテを導入されたクリニック向けのお話です。私のおすすめの結
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