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老いぼれ歯医者
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2020/06/17

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  • はじめのはじめに

    はじめまして、私は歯医者になって33年、開業して28年になる者です。 田舎で歯医者の絶対数が少ないため、講演や授業を依頼され年に数回行っています。 『どうしたらわかってもらえるか?』を追求するうちに、好きだった絵や、3D画像ソフトを使って説明するようになりました。ブログ下部にそれらをまとめた本を紹介していますのでよろしければ見てください。 mask 現在、新型コロナウィルスがまん延しており、世界中の人がマスクを使うようになりました。私もマスク不足のため、ネットでマスクを探し回る羽目になりました。 その時『マスク』で検索すると、『マスク 息が臭い』という候補をみつけ、開くとその関連のサイト、情報…

  • はじめに

    人物紹介を少し。 私(作者)は大都会やその衛星都市、地方都市、僻地等、卒後5年間に5件の歯科医院を渡り歩き修行しました。 ホームページ、ブログはもちろん、面接や見学と、実際の歯医者の姿は全く違うものです。 もっと言うと、歯医者と何時間飲み屋で語り合ってわかったつもりになっても、 実際の診療の姿勢、態度とは別物。 5人の院長と汗水流した経験は、いくらググッても、いくら高い講習を受けても得られない財産です。

  • アメリカの歯周病治療

    院長の帰国 歯科治療に関して、 欧米人が知っている事は日本人だって知っています。 欧米人ができる事は日本人だってできます。 アメリカやフィンランドに偉い先生がいるわけではありません。 最近の基礎研究論文を読むと、いかに歯周病がわかっていないかがわかります。 でも、 歯周病を大きく改善させて歯を延命させる方法は知っています。 それが 『歯ブラシの動かし方』です。 最近やウィルスについて人間はわかっているとは言えないけど、 感染病の防ぎ方は知っていますよね。 ぜひ、私の本を読んでください。

  • BIG院長プロフィール

    現在、私は57歳。テレビを見て、アメリカ文化に憧れて育ちました。 白人コンプレックスの塊です。 海外に行くと、小学生にさえ下手に出てしまいます。 でも、ろくに喋れもしないのに話しかけます。人見知りはまったくしないし、人に笑われるのは好きなので。 つたない会話をするたびに、人間は皆同じだなと思うのです。

  • 矯正の開始時期

    歯科医によって技量の差が激しく、やり直しができないのが矯正。 医院の選択はとても重要です。 矯正専門医、矯正認定医等の肩書は指標になると、 近くの腕の良い先生に伺いました。自宅からの距離で選んではいけませんよ。

  • 入れ歯の極意

    私は若い頃、こんな悩み方をしてたのです。あの頃を思うと、まだまだ場数が足りなかったと思います。自分流ができるには毎日たくさん入れ歯を扱いながらも、10年以上かかりました。 本や講習などを参考に自分で作ってみたり、あれこれ試してみたものです。 でも一番勉強になったのは、何と言っても患者さんのクレームでした。

  • 午後は機嫌が悪いんです

    子供は午後機嫌が悪いぞと、大学の授業で習いました。 子供の医療機関への受診は、できれば午前中の方が良いと思います。

  • 抜歯

    歯の根っこは、まっすぐとは限らず、アゴの骨の中で先端が鉤のようになってたり、 コブのようにふくらんでいることもあり、時に非常にてこずります。 無理してあまり侵襲を大きくしてはいけないし、あまり辛い思いをさせてはいけない。 自分の技量範囲外となれば根っこを残して撤退も。 やはり経験が必要ですね。

  • 3歳児の歯科治療

    3歳の子はわかってますよ結構。だからまずちゃんと挨拶して、本人と交渉します。 私に治療をやらせてもらえないだろうかと。 もうキャラができちゃってて、返ってくる返答が一番おもしろい時期。 一番かわいい時期じゃないでしょうか。

  • 二歳半の治療

    まず挨拶して、治療させてもらえるかどうか本人に聞きます。 ふつう、何も返事が返ってきません。

  • 街で会ったら

    駆け出しの頃は、子供とコミュニケ—ションが上手く取れず、 手際も悪く途中で泣きだして、でも治療の性格上途中で やめられなかったりして苦しませる事も。 子供の性格を見る目と、上手なコミュニケーション。 素早い操作が必要です。 場数が必要です。

  • おまえのバカ

    30年くらい前だけど 今も頭に残る『おまえのバカ!』の言葉。 ごめんなさい。

  • 報告

    私の事ですねえ。ヤブ医者と、直接言われたことはまだないけれど。

  • アシスタント

    実話です。誰とは言わないけどねー。

  • 受付業務

    待合室の会話に耳ダンボ。受付あるあるです。

  • 予約の電話

    実話でーす。

  • もう先がないから

    もう先がないから高価な物にしてくれって、 言われそうで言われない。どうでもいいけど。

  • 入れ歯を返せ

    30年以上前の実話です。

  • 男のプライド

    自分がもしサラリーマンとかだったら、 こう思ったりして、という創作です。 私はストーリーより先に絵を描いてしまうので、 あんまり深読みしないでくださいね。

  • ヒゲ

    自分はそう思うのですが、みなさんはどうですか?

  • もしや!

    今でも時々この恐怖体験はします。

  • 眼瞼下垂

    実話です。もう20年以上前のことです。 今では私もりっぱな眼瞼下垂。あーあ。

  • 素敵な笑顔

    二つの実話を合わせてみました。

  • 調子いいよ

    悲しい実話です。

  • 長生きのコツ

    故郷で開業して26年以上になります。 僻地ゆえ歯医者の絶対数が少ないので、講演や授業の依頼が年間数件あり、自分なりにやってきました。 講演や授業の帰途、今日は自己採点で何点だったかと考えます。だいたいいつも65点くらい。ガックリしながら帰ります。 講演の度に失敗パターンを増やし続けています。 私たち歯医者は誰でも一般の方が全く知らない事をたくさん知っています。 しかし、それを上手く伝える事がなんと難しいことか。

  • 抜歯はいやなもの

    実話です。 私はいくらブラブラの歯でも、患者さんに依頼されなければ抜歯しません。 一方、ポンポン抜いている医院もあります。 考え方って本当に歯科医一人ひとり違うんですよ。

  • 抜歯はいやなもの 2

    抜歯時には必ず、骨粗しょう症薬の内服か注射をしていないか調べる必要があります。 3ケ月程度休薬しないで抜歯すると、抜歯創の治癒がすごく悪くなることがあります。 BRONJといいます。

  • 史上最恐の患者

    昔の 実話です。実話を忠実に再現しました。 これほど恐い患者さんは以後見ません。

  • 聞いてないんだけど

    実話です。こんな話作れません。思い付きません。

  • 麻酔不要なケース

    時々いる気配り控えめな患者さん。 まあ言ってることは当たってます。

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