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  • 2008年、アメリカ東海岸の旅 ~はじめに~ 就職活動って何?

    1年前の2回生の夏休みに僕は友達とロサンゼルス、ラスベガスを旅し、秋にはサークルの部長として韓国合宿、その春休みには北海道から大阪までローカル線を乗り継いだ一人旅をした。 3回生、春学期に入ると周りも就職活動の説明会や自己分析しなさいよ!とか言われだし徐々に就職活動の雰囲気が増す。 周りの友達の中には夏休みにアピールポイントを増やそうとインターンや短期留学、ワーキングホリデー、ボランティアなど様々な活動を始める。 そんな中、やってきた2008年の夏休み。 周りが就職活動一色の中、僕は性懲りもなく、また旅に出た。 行先は世界の中心、ニューヨーク&ワシントンD・Cだ! なぜ東海岸だったかは覚えてい…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その6 USA(2007年ラスベガス)サーカスサーカス

    過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その6 2007年、ロサンゼルスの他にラスベガスにも2泊した。その時の話は、またしても10年前の旅行記を参照。 travel-abroad.hatenablog.com そのラスベガスでの・・・お宿は・・・ サーカスサーカス サーカスサーカスっていうだけあって、中でサーカスやっているのが特徴のホテル。 ラスベガスのホテルはカジノの収益で儲けているので 宿泊代が安いという話を水曜どうでしょうのおかげで知っていたのだが 楽天トラベルで予約しようとすると・・・ 一泊 9,800円 うーん・・・高い・・・ ちょっと直接、ホテルのホームページ見てみようか…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その5 USA(2007年ロサンゼルス)おもしろビデオが売ってるファミマ

    2007年、僕は初めて自分で海外へ行くことにした。 ただ一人だと不安だったので、高校&大学の友人を誘って旅に出ることになった。 詳細は10年前にブログにまとめてるから↓を参照。 travel-abroad.hatenablog.com まだネット予約の黎明期。 楽天トラベルで、真っ先に名前が挙がってきたのが ミヤコホテルロサンゼルス (ホテルの部屋から) なんて言ったって当時、日本語が通じるのフロントがいるのはニューオータニかカワダホテルの3つだけ。 英語が喋れない旅行者にとって、これほど心強いことはない。 もちろん今も現役。 www.miyakola.com 運営会社の名前は何度も変わってい…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その4 韓国(2007年梨泰院)

    2007年、サークルの合宿先は、韓国・ソウル。 kazuonekoshi.hatenablog.com 最近、韓国の梨泰院が話題になる事件のニュースを見ていた時、記憶の奥底に眠っていた記憶が突如、湧いてきた。 そういえば『2007年の時に泊まっていたホテルって梨泰院だったな』 ニュースを見てるとハミルトンホテルという所で事件が起こったとのこと・・・ 『駅から少し歩いた老舗のホテルっだったな。まさか・・・』と思って当時の資料を探し出すことに…。 ガサガサ・・・ あった!当時の旅行のパンフレット! 滞在先は… 『梨泰院クラウンホテル』 違った!けど調べてみることに・・・ google検索すると臨時…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる3 日本語ペラペラおばちゃん(2006年 台湾・花蓮)

    2006年、タロコ渓谷に2泊した後、花蓮のホテルで 僕らのサークルは大喧嘩をした。 その内容は省略する。気になる人は先輩のブログでも呼んでくれ↓(詳しくは書いてないけど・・・) fourhouse.cocolog-nifty.com あれから15年以上経つが、今でも、あんなに真剣に喋った事もないし、喧嘩することもなかった。そう思うと貴重な経験だった。 その舞台になった宿が、花蓮にある。 金龍大旅社 日本語ペラペラのおばちゃんがフロントにいるホテル。 僕が紹介するより、台湾旅行の度に滞在している先輩の文章を転載しよう。 fourhouse.cocolog-nifty.com kazuonekos…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その2 心霊現象(2006年タロコ渓谷)

    2006年 台北からまず向かった先はタロコ渓谷。 タロコ渓谷の天祥という小さな町に2泊するというプランだった。 タロコ渓谷には何件かリゾートホテルがあるが天祥という街には シルクス パレス タロコ (太魯閣晶英酒店)というリゾートホテルと 天祥青年活動中心(Tienhsiang Youth Activity Center)という格安宿。 貧乏学生らにリゾートホテルに泊まれるわけもなく、当時泊ったのは天祥青年活動中心。 ドミトリー形式で同部屋には日本人2人組の他にドイツ人の大男が泊まっていた。 タロコ散策から夜8時に帰ってきたら部屋に鍵が掛かっており、ドイツ人が持って行ったようだった。 どこに行…

  • 過去の旅行の宿泊先が今どうなっているか調べてみる その1(2006年 台北)

    少し気になったので過去に旅行で行った旅先のホテルが今、どうなっているのか少し調べてみる。 1回目は2006年のサークル合宿で行った台湾。 ・【HAPPY FAMILY 2】 ノースウエスト航空で夜遅くに到着した台北の宿泊先は地球の歩き方の格安ホテルの一番最後に載っていた『happy family2』。 今では絶対に泊まらないであろうボロ宿。 ドミトリータイプの宿だったがパーテンションで区切られただけ。 しかもパーテンションが低すぎる 柵の無い2段ベットの上段からは他の宿泊者と『おはよう』の挨拶ができるのは今思うとポイントが高い。 そんなhappy family2。今でも現存しているのか調べたら…

  • 2008年 香港合宿の記憶 最終夜 : 時間ギリギリッ!香港国際空港…そこには何もなかった

    マカオからはフェリーで夜遅くに帰ホテル。 サークルの伝統かどうか知らないけど、最終日は一つの部屋に集まって語りつくす。 1回生の時の台湾ではゴキブリが大量発生している部屋で恋愛話。 2回生の韓国では梨泰院のホテルで紙パックのワインを飲みながら、くだらない話。 香港でも一つの部屋に集まり、香港の感想や自分の進路の事、就活の事・・・ 次期部長の事・・・(これはいつか詳しく書くかも) いろいろ語りつくした。 ~飛行機出発の2時間半前~ そういうわけもあって、朝の集合時間がギリギリになってしまった。 この日は帰るだけの予定なのだが、迎えに来てくれたHISのリーさんの車に乗り込んで、香港国際空港へ向かう…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第3夜 (後編) : カジノで大勝利!

    マカオに到着すると、まずはマカオの玄関口、セドナ広場へ。 ポルトガルの雰囲気が味わいながら坂道を登っていく 両サイドにお土産屋さんが乱立し、狭い坂道を人が溢れんばかりに塞いでいる。 その奥にはマカオのシンボルオブシンボル 聖ポール天主堂跡 一通り、マカオを堪能しつつ僕の最大の目的 部員全員でカジノへ繰り出す。 パスポートを見せて中に入る。 正直、度肝を抜かれた。僕は今までラスベガス、アトランティックシティ、ソウルとカジノを訪れたが、マカオのカジノは群を抜いて凄かった。 まずその大きさ、ラスベガスも広いな~と思っていたが、マカオは広いし天井が高い。 1階から5階くらいまで全部カジノだったり、スペ…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第3夜 (前編) : 船って時速96キロもでるんだ!

    昨日は夜にシンフォニー・オブ・ライツを見終わると、特に何もしないままホテルへ直帰。 少し遅めに起床して合宿3日目が始まった。 今日はマカオへ行ってカジノ三昧の予定。 過去アメリカ、韓国のカジノで連敗中の僕はカジノリベンジを企んで香港合宿でもカジノをしようと考えていたのだが・・・ なんと香港にはカジノが無かった。 調べてみると、隣のマカオにはあるらしい。 ただし、これは大学の旅―サークルの合宿である。 部長一人でマカオに行くのは部長の姿勢としてはかなりおかしい。 ・・・・よしっ!みんなで行こう。 という事で、部長がカジノしたいだけなのにメンバー全員でマカオで行きが決まった まず地下鉄で香港島にあ…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第二夜(後編): 重慶大厦(チョンキンマンション)

    前回、午前中に黄大仙祠を観光後、それぞれ別行動することに。18時に尖沙咀地区にある重慶大厦(チョンキンマンション)前で再集合という約束をして、僕らは蜂の子を散らすようにバラバラに散らばった。 僕は女人街、男人街という香港で有名なメインストリートへ向かい、友達へのお土産を買い込む。安定のマクドで昼飯を食った後、花園街でサークルで使う小道具(ライオンのパペット)を買ったり金魚街で魚の鑑賞。 なんか卑猥なイメージの名前の街ばかりを散策しているようだが、どれも香港のガイドブックに載っているちゃんとした観光地だからね。 その後は眼鏡屋さんでメガネづくり。 なんで香港でメガネ作りって?当時は日本にJINS…

  • 閑話休題2 失敗談まとめ

    海外旅行をしていると失敗談はかなりある。 たとえばイカだと思って食べたらカエルだったとか。 travel-abroad.hatenablog.com LAからラスベガスへ行く格安バス乗ったら乗客全員中国人だったとか。 travel-abroad.hatenablog.com サークル合宿で行った中国のホテルのお風呂がシースルーだったとか。 travel-abroad.hatenablog.com 数えたらキリがない。 中でも食べ物で失敗談は数えきれない。 今回紹介するのはヨーロッパの肉の焼き加減の話。 場所は、とあるフランス・パリの街角レストラン。 メニューはフランス語。 牛肉BOEUFってい…

  • 閑話休題:なんで僕はこんなに写真が下手なんだろう。答えはまだない。

    閑話休題。 香港旅行記は一度、お休みして写真のお話。 ぼくは今まで海外旅行19回、滞在日数110日、15か国を旅してきた。 もちろん撮ってきた写真はゆうに1万枚を超える。 でも僕には悩みがあった。 『写真が致命的に下手』 これは機材やカメラ技術とかの話ではなくて… 海外旅行から帰ってきて写真を見返してる時に強烈に感じる…。 『いい写真がない』 一緒に旅した友人の写真を見ると、すごく良い写真を撮っている。 僕と同じ行動をしていたにもかかわらずだ。 機材も僕とほぼ同じコンパクトデジカメやミラーレスでだ。 『めっちゃいい写真ばっかりやん!どうやって取ってるん?』 と言ってもだいたい謙遜して「そんなこ…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第二夜(前編): 占い師はお昼寝中

    深夜1時過ぎにホテルに到着し眠りに入ったのは2時を回った頃。 十分な睡眠がとれぬまま、朝9時にホテルを出て、黄大仙祠という寺院へやってきた。 寺院の中はパッと見て終了。 正直、まったくなのも覚えていない。 当時のしおりと写真が残ってるから、黄大仙祠へ行ったのは間違いない ここは占いが有名で、近くの建物に占い師が集まっているとガイドブックに書いているので建屋の中に入る。 両脇に占い師屋さんがズラ~っと並んでいると思いきや… ほぼ全店シャッターが閉まったままだ。 まだ10時で、まだ開店準備中の店ばかり。 そんな中、一軒、電気がついて「OPEN」と書いている店を発見!! 僕らの将来を占ってもらおうと…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第一夜(後編): gossip boy : sがやってきた

    10月30日21時 パンダホテルに到着してチェックイン。 誰もが1日目が終了すると思っていた・・・。 今回の合宿は3泊4日・・・1日目は夜到着、4日目は午前の出発という事もあり、 真ん中の2日間が実質的な活動可能日。 まあホテル着くのは21時やし、今日はホテルでゆっくりして明日に備えよう。 と僕や他の部員は考えてたが・・・ 一人、違う考えを持っている奴がいた。 今年から入部した商学部3回生のSだ。 それは空港からホテルへ向かう地下鉄の中で起きた S『これからどうします?』 僕『これから???』 S『ホテルに着いた後ですよ?』 僕『えっ、このまま休むんじゃないん?』 S『もったいないじゃないです…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第一夜(中編)猫なのか熊なのか

    2008年10月30日19時15分 赤い虎が描かれた機体は香港国際空港に到着。 荷物をピックアップし入国審査、税関を思った以上に早くスムーズに通過し、 20時には空港の外へ出てエアポートエクスプレスに乗ってホテルへ向かう。 え~っとホテルは・・・ ~~~~~出発1週間前~~~~~~ 10月24日、出発まで1週間を切っていた夜、 HISさんから届いた旅行の工程表に目を通していた。 出発時間や飛行機の時間を確認し、 滞在先を見たとき、僕は一瞬、目を疑った。 滞在先: パンダホテル ホテルと言えば ホテル日航なんたら、ヒルトン香港?、マリオット九龍?(←全部、想像です) 少なくとも プラザ、グランド…

  • 2008年 香港合宿の記憶 第一夜(前編)赤い虎の罠

    長い長い『はじめに』全7話が終了し、やっと本編が始まります。 お待たせしました。サークルの内輪もめではなく、やっと旅行記です =============================== 2008年10月30日 場所は関西国際空港 出発ロビーのHISカウンター前から話は始まる。 今回、旅行サークルにも関わらず2007年の韓国旅行に引き続き HISのパッケージツアーで旅行を申し込んでいた。 パッケージツアーと言ってもフルパッケージではなくホテルと航空券のセットで販売しているいわゆるフリープラン。前回の韓国は空港からホテルまでの送迎がついていたが今回は無し。すこし不安はあるが、2008年春には北…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに7(相次ぐドタキャン)

    副部長の休学で、僕一人でなんとか香港合宿を成功に導かなければいけない。 そんな使命感があった。 ただ、こんな僕の呼びかけに近年最高の9人もの部員が合宿に参加してくれることになった。(2006年台湾は6人、2007年韓国も6人の参加だった) では参加メンバー紹介していこう! まずは経済学部3回生、部長の僕。3年連続3回目の合宿参加。 英語が堪能な文学部4回生の女子、Iさん。同じく3年連続3回目の合宿参加。 静岡出身2回生の商学部女子、Iさん。初参加。 今年から入部した商学部3回生男子、S君。もちろん初参加。 同じく2回生文学部女子のT・SさんとT・Mさんの仲良し二人組。 ここからは1回生。 さわ…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに6(副部長失踪)

    夏休みは京都での絵ハガキの旅以外、サークルでの活動は特に何もなく…僕はアメリカを旅したり、各部員各々、夏休みを謳したのだと思う。 9月19日に秋学期が再開し、香港合宿への準備を急ピッチで進めないといけなくなってきた。 スケジュールとしては10月10日までに旅行プランの選定と参加人数の確定、10月15日ごろに旅行会社申し込み、10月20日ごろに集金完了し入金、10月30日出発というものだ。 ~~~~2週間経過~~~~ そして、あっという間に秋学期開始してから2週間。一応、2回の会議で香港3泊4日、5万2000円のプランに決定し参加者の最終確認という段階に入っていた。 ただ、いつもと違うことがある…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに5(京都へ小旅行)

    たった6人ので行われた先日のサークル打ち上げで合宿に行き先と、もう一つ決まったことがある。 副部長のOさんが 『京都、貴船へ流し素麺を食べに行こう!』 と発案し…夏休みに6人で京都へ行くことになったのだ。 うちのサークルがテスト打ち上げなどの飲み会以外イベントをする事はかなり稀である※1。僕が部長になってからの1年間でイベントといったら京都散策と鍋パーティぐらいで、ほぼ皆無。 3日前に副部長のOさんからメーリングリストで集合場所などの連絡が来て結局、5人で行くことになった。部長の僕、副部長Oさん、4回生Iさん、幽霊部員Tくん、新入部員のさわやか少年Hくん。 前日に4回生Iさんから『急に用事でき…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに4(海外合宿の行先)

    例年なら5月~7月に各部員がプレゼン形式で合宿の行先候補をプレゼン。 その中から行きたい所へ夏休み後半の9月に出かけるというのが合宿の行先の決め方なのだが、今回は違った。 新入部員の勧誘と親睦に力を入れすぎた為、行先のプレゼンなんかせず、 部室でダラダラと喋るだけという大学公認サークルにあるまじき活動を繰り返していた。 『部長、合宿どうするつもりなんやろ?』という視線を浴びながら、とうとう7月になってしまった。 7月になると前期テストが始まり部活動はいったん休止。9月の合宿は事実上、無理 ただ部長として何にも考えていないわけではない。 7月末に前期テスト打ち上げなるものが行われる。 そこには、…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに3(復活の兆し)

    絶望の新歓シーズンを終え、新入部員の足音も聞こえないまま気づいたらいゴールデンウィークも終わっていた。 でも僕は全然焦っていなかった。 なぜなら例年、体育会や有名サークルの勧誘が終わった後、だいたいゴールデンウィークくらいに、サークルに入るタイミングを逃した人や周りの友人がサークルの話一色になり焦ってる人が必ずやってくるからだ。 つまり、この時期に『大学デビューに失敗した新入生が、リア充生活に憧れて入部してくる!』 そう僕は読んでいた。 ・・・・・ 予想は的中 法学部のさわやか少年Hくんとハーフの土佐犬っぽい顔のM君 法学部の女子二人組NさんとSさん。 社会学部のインテリ系少年Tくん 文学部の…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに2(絶望に新歓シーズン)

    前回で気付いた方がいるかもしれないが…今回の旅行記は香港合宿行く前の人間模様に重きを置いた旅行記兼ドキュメンタリーなのです。 僕の代で『50年以上続いたサークルを滅亡させてしまうかもしれない』と悟った男の話をご覧あれ。 ================================ 部員が名簿上8人。ちゃんと活動に参加してくれそうなのが僕含めて二人…。 このままでは『工学部女子Oさんと二人で海外合宿へ行くことに』 『50年以上続いたサークルを滅亡させてしまうかもしれない』 そう思いつつ4月の新歓シーズンに突入。 何かしないといけないという思いから まず僕は入学式から4日間だけ開かれる新歓イベ…

  • 2008年 香港合宿の記憶 はじめに1(サークル存亡危機)

    これは2008年10月30日から11月3日まで行われた香港合宿のお話である。 それでは合宿の半年前2008年4月1日に時を戻そう。 2007年夏に僕は某サークルの部長となり、秋に韓国合宿、冬、春休みと順調にサークルは活動を続けてきた。 4月以降もこんな感じでゆっくりまったりと時が進んでいくように見えた矢先、大学院1回生のOさんが某政令指定都市への就職が急遽決まり退学。また僕と同学年の工学部女子、Hさんが農業研究の為、国立のT大学へ4月から編入する事になった。 本来なら4月以降も活動の中心メンバーになる二人が急遽いなくなり、周りを見渡すと・・・4回生3人いるうち2人、HさんとNさんは中国と韓国へ…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 最終夜

    いよいよ、この史上最悪の卒業旅行も9日目、つまり最終日の朝を迎えた。 旅というものはいつもの現実世界から、ちょっと違う世界を体験できるものだと僕は思う。 この旅が終わると、あと2週間で長い長い大学生活も終わり、僕は海運関係会社、同行人は病院に就職予定。またこんな風に旅なんかできるのかな?もしかしたら最後の旅になるかもしれない。そんな不安もありながらパリの街並みを目に収めようと車窓を眺めつつパリ・シャルルドゴール空港へ向かう。 乗る飛行機は19時40分のNH0206成田行。飛行機まで時間があるのでチェックインを一番で済ませた後、カフェで休憩をすることに。 ちなみに今日も同行人とは連絡事項以外で会…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第8夜

    いよいよパリ観光も最終日。明日にはパリを離れて帰路につく。 この日も別行動を選択した僕だが最終日の夕飯ぐらいは一緒に食べようと夕方18時にルーブル美術館の東の端で待ち合わせすることにした(こんな僕にでも、わずかに良心が残っていたんだな…) この日もパリ観光を堪能 ルーブル美術館 モナリザ (半年前に来た時には火炎瓶投げつける事件があって10メートル以上離れた位置からしか見れなかったが、だいぶ近づけるようになった) オランジュリー美術館…めっちゃむかつくおっさんの絵ではなく 『新しき水先案内人ポール・ギョームの肖像byアメデオ・モディリアーニ』 ヴェルサイユ宮殿…人いっぱい。日本人のおば様が2人…

  • 海外旅行の携帯電話事情

    少し一息置かせてもらって今回は携帯電話の話 time-space.kddi.com 初めて海外行ったのは1996年のシンガポール、次は2004年のドイツへの修学旅行。 【KDDIスーパーワールドカード時代】 www.001.kddi.com 2004年には日本でも携帯電話が流通しだしていて僕もTU-KAユーザーの一人だった。ただ海外へ携帯を持っていく時代ではなかった。父親が海外旅行で使い切らなかったKDDIスーパーワールドカードで公衆電話から家に電話した記憶がかすかに残ってる。 2006年の台湾旅行でも持って行って、花蓮で携帯電話持ってる人に電話したりした。 ただこのカードは電話番号がめちゅく…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第7夜

    あまり仲の良くない大学の友人とヨーロッパに卒業旅行で来たが7日目にして堪忍袋の緒が切れてしまう。 いったいどういう友人だったかは下記、ページ参照 まずはなぜ切れてしまったかの原因を書いていこう 【旅行前】 ・ヨーロッパへ行きたいというに、ヨーロッパのどこへ行きたいというのは無い。 ・日中はサークルで忙しかったのでスカイプで打合せするも時間に遅刻する。 ・ホテルの予約から航空券、電車の予約まで全部、僕(慣れてるからいいんだけど…) 【旅行中】 ・雛鳥のように後ろ付いてくるだけで僕より前を歩こうとしない ・受付などでの会話は全部、僕。 ・会話が全く続かない(これは僕にも原因がある) ・全く主体的に…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第6夜

    アムステルダムからパリ北駅に到着して、ホテルへ向かうことにする。 今回宿泊するホテルはRERのB線、Chartelet Les Halls駅のすぐ近く。ルーブル美術館も徒歩圏内の日本人経営ホテル。ホテルはかなり手狭でキレイとは言えない造りだったが、事前に下調べができていなかったので日本人オーナーにオススメの観光地を聞こうという思いから、このホテルに宿泊することになった。 (パリは半年前にサークルの先輩とある程度見て回ったので、行きたい所へはすでに行ってしまっているし…正直、行くところに困っていた) 荷物を置いてオーナーに凱旋門の中に入れるといった情報など得て、いざ出発・・・ あっ・・・・僕は完…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第5夜(後編)

    午前中にフェルメールとエッシャーで堪能した後、アムステルダムへ戻って、アムステルダム国立美術館へ この美術館の目玉は2つ、レンブラントの夜警とフェルメールの牛乳を注ぐ女。 夜警はモナリザやラスメニーナスと並ぶ世界3大名画の一つ。 それだけに人気も高くて絵の前には人がたくさんいる。海外で絵の前に人が群がるのはを見るのはモナリザ以来だ。 一方、フェルメールの牛乳を注ぐ女は、日本の雑誌広告に2枚の絵を見比べてって書いてて有名なやつ。絵の前には行列が…と思いきや日本人が5、6人集まってるだけだった。(ロンドンやニューヨークでも町で日本人見かけないな~と思っていたけどフェルメールの絵の前にいけば必ず日本…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第5夜(前編)

    昨日は早めに空港内のホテルに泊まって、移動の疲れを取ることができた。 ブリュッセルから真っすぐアムステルダムへ行けば2時間で着いたところ、ケルン大聖堂経由でアムステルダムへ行く工程にしたもんだから6時間以上の大移動になってしまった。 日本でいうと大阪から東京行きたいんだけど、金沢で兼六園に行きたいからサンダーバードで金沢経由して行くと考えてもらえばわかりやすいだろう。 まあ冷静に考えたら、その選択肢は無いんだが、どうしてもケルン大聖堂が見たかったんだからしょうがない。今回は俺の行きたいところ巡る旅だ。文句は言わせん。 ということで今日の行きたい所は マウリッツハウス王立美術館 (マウリッツハイ…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第4夜

    まさかの4年ぶりの更新…コロナで暇だからというわけではない。 前回までの話を大雑把に振り返ると、あんまり仲のいいと言えない友達とヨーロッパへ二人旅に出てしまって、テンション激下がり中の僕。 特急に乗ってアムステルダム駅に到着という所から話は再開します。 っていうか10年前の話だよ。みんな何してるんだろうね。 まあ、それは置いといて・・・ ケルンを出発して2時間半、アムステルダム駅が近づいてきた。 アムステルダム駅は東京駅を作った辰野金吾が参考にしたといわれて るだけあって 外観はまるで東京駅。ホームはヨーロッパ人だけでなくアジア系やらアフリカ系やら外国人が溢れているので東京駅とは少し違う。 扉…

  • はじめに

    今まで行った海外旅行の記録をのこしておきます。英語できない僕みたいな海外旅行者の役に立てばと思います。 その前に過去の旅行先を載せておきます。 2019年11月14日〜11月18日≪シンガポール≫シンガポール 2019年4月19日〜4月22日≪台湾≫台北、九份 2016年8月13日〜8月18日≪アラブ首長国連邦≫ドバイ、アブダビ 2013年9月14日〜9月17日≪シンガポール≫シンガポール 2012年8月4日〜8月11日≪アメリカ≫ニューヨーク 2011年9月22日〜9月27日≪アメリカ≫ロサンゼルス、アナハイム 2011年4月23日〜4月25日≪香港≫香港、マカオ 2010年8月1日〜8月4…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第3夜

    昨日も会話は弾まず……。ホテルに戻って来てからも会話は弾まない。 明日の打ち合わせをしようと思っても… 友人は風呂にすぐ入って、そのまま寝ちゃうので打ち合わせもできない。何となく朝起きてチェックアウトしてブリュッセル南駅方面へ歩き出す頃に、ようやく『今日、どこ行くん?』と聞いてくる始末。 僕『今日はケルン経由してアムステルダム行く予定』友人『あっそう。』 会話終了 話を旅に戻しましょう。 ケルン大聖堂は僕が一度見てみたかった世界遺産。今でも見た瞬間の感動した記憶が鮮明に焼き付いている。 5時間ほどの滞在後、特急ICEでアムステルダムへ向かう事にする。

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第2夜

    1夜明け…この日は世界遺産グラン・プラスや小便小僧を見学する。 今日も会話はないが、このまま最悪の旅を続けるのもどうかと思い…ホテルからグラン・プラスへの道で僕から話しかける。 僕『なんか最近、映画見た?』友人『うーん。あんま見てない。自分、なんか見た?』僕『あ〜飛行機の中でグレムリンとかあぶない刑事見てたわ。全然面白くなかったけど…俺の時間、返せって言いたかったわ。』友人『ふーん。何それ?どんな映画?』僕『…えっ…』 どんな映画?と聞かれて僕は戸惑った。 グレムリンと言えば、ブサ可愛いエイリアンの話だし… あぶない刑事といえばグラサンかけた舘ひろしと柴田恭平がドンパチする話だし・・ まさか知…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第1夜(後編)

    夕方16時25分、飛行機は約13時間の飛行を終え定刻通りパリ・シャルルドゴール空港に到着。 友人は13時間の間…ずっとトイレと座席の往復で顔色は蒼白。飛行機降りてからの会話は『大丈夫?』『うん…』だけ。もう、このまま友人を一人置き去りにして、どこかへ行ってしまいたい。 そう思いつつ最初の目的地、ベルギー・ブリュセッル行きTGVを待つ事、2時間半…。(思った以上にシャルルドゴールの入国がスムーズに行ってしまった。)20:04発 TGV9869号でベルギーの首都ブリュッセルへ向かう。 ブリュッセルのGare du midi駅に到着。気温2度。寒風が吹きまくる中、ホテルまでは徒歩。待合室でも車内でも…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第1夜(中編)

    朝、伊丹空港で友人と待ち合わせ。 僕が伊丹に着いた時には、すでに友人も到着…。 普段、大学でしか会わない人と、違った場所で会うというのは、新鮮な感覚を覚えるとともに緊張もする。もちろん会話もぎこちない。 僕『おっ、おはよう』友人『おはよう』僕『自分、早いな…何時に着いたん?』友人『うん。5分くらい前』僕『あ、そうなん…』二人『…』………たった30秒で会話が持たなくなってしまった。 言い忘れたけど旅行でもう一つ大切な要素があると僕は思う。『会話』つまりトーク トークが盛り上がるかどうかはその旅が楽しかったかどうか。 旅のすべてを左右する そのトークが出会って30秒で途絶える。 …この旅は苦行でし…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 第1夜(前編)

    前回の話し合いの結果…行先はヨーロッパ。 友人にどこへ行きたいかと聞いても具体的には無いらしい。という事で僕が旅行プランを立てることになった。ここまで来たらヤケクソである。 行きたい所行ってやる。そう思い計画を練ったら9日間の日程になってしまった。 あんまり仲良くない友人と9日間…今、想像すると恐ろしい。 そして、もう一つ問題がある。日程だ。 2月、3月はサークルの新歓用看板制作が思った以上に壮大な計画だった為、10日以上部室に通う生活だし、3月初旬には仲の良い友人と韓国旅行、3月下旬にはサッカー観戦の予定もある。いろいろ調整した結果、韓国から帰国して16時間後に再びヨーロッパへ行くと言うとん…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間 はじめに

    卒業を間近に控えた2010年2月普通の大学生なら…A『みんなで卒業旅行、行かない?』 B『じゃあバリ島行こうぜ、バリ島』 C『えー、ヨーロッパがいい!』 D『いや、行くならアメリカだろ』 A『うーん、じゃあ、間を取ってイタリアで』 B・C・D『間じゃねぇし!』という不毛な議論が繰り返されている頃 なぜか僕はサークルの新歓用看板を作っていた。 もうすぐ卒業してしまうのにもかかわらず…。たぶん後輩に「なんで、この人、ずっと部室に来るんだろう」と思われながら、せっせと看板を作っていたある日、一通のメールから僕の卒業旅行はスタートする。『卒業旅行で海外どこか行かへん?』送ってきたのは数少ない学部の友人…

  • 欧州卒業旅行…史上最悪の9日間

    2010年3月、僕は大学生活、最後の旅に出た。これは、その旅の記録である。

  • 『はじめに』を更新

    『はじめに』を更新しました。http://d.hatena.ne.jp/travel-abroad/20121021

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第10夜

    鎌倉で遭難した次の日の23日は浜松まで到着し、24日に大阪へ到着。 無事、旅が終わったのである。 今回は旅先で現地の人と喋ることができたし、海外だけでなく日本も捨てたもんじゃないなあと感じることができた旅になりました。無意味な旅って最初に行ったけどスゴイ有意義な旅になってしまった気がします。また遠野には”帰りたい”鎌倉は・・・もういいや。それぞれの街に思い出ができて自分でも不思議なくらい旅というものに満足感があったのを今でも覚えています。完

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第9夜

    今日は鎌倉へ行こうと朝早く東京を出た。鎌倉はみなさんご存じのように源頼朝によって開かれた歴史的な町だ。 鎌倉へ着くとまず鶴岡八幡宮へ行き、次は大仏へ行こうとしたのだが、ここから大仏まで方向は逆方向だから、かなり遠い。ふと、見た地図に面白い文字を見つけてしまった。 「大仏ハイキングコース」 うーん気になるぞ。どんなハイキングコースなんだ?すごい気になるぞ 。街の中の道を歩くより、なんか面白そうだし大仏ハイキングコースを歩いてみるか。すごい軽いきっかけで大仏ハイキングコースを歩くことになったのだが、これが大きな過ちだとこの時は全く知らなかった…。 午後12時ごろ、鎌倉の切通しを見ながら大仏ハイキン…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第8夜

    今日のお昼に東京にいなければならなかったのだが、昨日、遠野へとんぼ返りしてしまった影響で・・・まだ北上である。もう東京に着くのは諦めゆっくり東北を満喫することに。 朝1の電車で北上を出発。一関を出てもうすぐ、仙台というところで車掌のアナウンスが…『次は松島に止まります』 松島って日本三景の松島か!今日は特に予定はないし、ちょっと寄り道してみよう!そう思い電車を飛び降りた。駅を出て目の前に広がるのは日本三景…ではなく住宅街…???どうやら松島海岸駅というのがあってそちらが本物の松島らしい。 次の電車まで2時間近くあるので、海岸駅まで歩いて、日本三景、松島を観光。個人的には遠野ほどではなかったが、…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第7夜

    しつこいようだが明日の昼過ぎに東京にいなければならないのだ。今、岩手県の北上だ、ペース的にはかなりの遅れである。朝9時、僕は花巻駅のホームで釜石行きの電車を待っていた。ここで話が変わるが、僕は車窓の風景を眺めているのが好きだ。北海道からここまでほぼ寝ることもなく、持ってきた本を読むこともなく、ただずっと車窓を眺めていた。本はまた後で読めばいいが、この風景は2度と見ることができないかもしれない…そう思うからだ。だが、この日は違った。僕は大学の履修期限が近づいて来ていた為、簡単に単位の取れる教授はいないかと某大学○○学部の過去問が載っている学会報という本を読んでいた。 すると突然、僕の向かい合わせ…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第6夜

    朝、青森を出てからどれくらいたったのだろうか… 僕は岩手県にある遠野という町に向かっていた。遠野といえば、遠野物語や河童で有名な民族伝承がそのまま残った町。ヨーロッパ風に言えば『メルヘン』な町なのだ。 なぜ僕が、この町を目指したかは、Oさんが『いい町だ、いい町だ』としつこく 言うからである。 どれくらいいい町なのか、この目で確かめようと思い、足を踏み入れようと思っ たのだ。そして午後2時半、遠野に到着した。駅の横で自転車を借り、係りのお姉さんから地図をもらい、有名な河童淵へ行く 。河童淵まで行く途中、映画となりのトトロでしか見たことがない・・・風景が広がっていった。 『ここなら河童がいても不思…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第5夜

    2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第4夜4日目、3月18日 午前中今日は特に予定も無く、朝から青森でも観光して昼過ぎから南へ移動しようかと思っていたその時である!・・・現れたのは紫ジャンパーの男(これで3日連続だ)なんだか怪しいぞ。これは僕をつけて某国へ拉○しようとしてんじゃないか?絶対そうに決まってる!!!やばい!!!一刻も早く青森を出ねば!!!今から急げば、始発の八戸行きに乗って逃げれる!!!急げ!時間が無い!そして、青森駅のホームに着いた時・・・・誰か不意に声を掛けられた。しまったぁ〜!工○員に捕まった〜! 『あの〜』あれ?声がおじいちゃんだ。 『たぶん携帯にメールかなんか来たん…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第4夜

    昨日は昼12時に電車で札幌を出て、ローカル線を乗り継ぎ、約10時間もの間、電車の乗り続け、やっと函館へ到着した。だが面白いことに、このような長い道程を僕と同じようにローカル線で行く人がたくさんいる・・・紫色のジャンパーをきてずっと本を読んでいる学生風の男30過ぎの旅慣れてそうなオッサンバックパックが似合う外国人などなどが僕と同じ電車に乗っていた。いろいろな人が旅をしているんだなと実感しながら、今日は朝から五稜郭へ歩いて向う。 今、僕の前を歩いているのは、よりによって昨日、電車で一緒だった紫ジャンパーの男だ。 そりゃ函館を訪れたら、五稜郭くらいしか行くところないんだから遭遇しても不思議ではない。…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第3夜

    2日目 3月16日昨日ジャンパーなしで札幌に着き、一夜明け2日目は朝から時計台やHTBを見学し、札幌を後にする事を決めた。 実は今回の旅、予定が決まってる事は20日に東京でサッカーを見ることのみなのだ。なので、それまではどこをほっつき歩いても構わない釧路へ行こうが、網走、稚内、旭川、富良野・・・へ行こうが・・・だが忘れてはいけないのは・・・ 僕は、20日の午前中には東京へ着かないといけない。 正直、僕が北海道で行きたいのは、北の端にある礼文島という島や東の方にある釧路湿原である。だが、ここへ行ってしまうと20日に東京に着くには千歳から飛行機という手段を取らざるをえない。貧乏学生にとっては大きな…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第2夜

    1日目 さすが北海道 3月15日夕方5時、ANA札幌便は小学2年生でも数えれるくらい…わずかな乗客を乗せ関西空港を飛び立った あれ???さっきJALの広告を見てって書いてなかった?と思った人も多いだろうが・・・日本の航空業界は複占といってJALとANAの2社がほぼ航空業界を牛耳ってるのだ。JALが1万円ならANAも1万円だろうと思いHPで確認すると・・・案の定1万円だった。それならANAマイラーの僕はANAさんに飛びついたのだ。ごめんねJALさん。 さて話し戻して飛行機は1時間半後、雲の中を抜け、新千歳空港に降り立った。…3月も中頃、もう北海道の雪も溶けて…ない。むしろ豪雪・・・こんな雪景色は…

  • 2008年 北海道→大阪…ローカル線の旅 第1夜

    大学の夏休みは長い…なんか有意義な旅に出ようと思い…アメリカへ旅立ったのは夏の話。だが大学の春休みは、もっと長かった…。また旅に出たくなったのは言うまでもない。今度は有意義な旅ではなく、無意味な旅というものに…。 2月初旬、僕は1年半ぶりに台湾へ行く気満々だった。しかし予想だにしていない事が起こる。狙っていた1万7千円の航空チケットが取れなかったのだ。 台湾行きの航空券を取り直そうしたが…1万3千円以上の出費がかさむ。ここでの1万3千の差額は大きい。僕は台湾行きをあっさり諦めた…意気消沈していた、その時である。 ヤフーのトップページに『北海道1万円』と書いたJALの広告を見つけた。 次の瞬間、…

  • 09ヨーロッパの旅 コンスエグラ〜マドリッド〜パリ

    トレドから風車の町、コンスエグラへ。トレドのバスターミナルからバスに乗車。約1時間のバスの旅 まもなくコンスエグラ。 下車、奥に見えるのがバス停 風情のある街並み。なんかいいとこコンスエグラ。 階段が続く。 丘を登ること数分。見たかった景色。 右の風車に売店。売店のオジサンは片言の日本語で荷物預かってくれる良い人。 雰囲気ある町 こんなところで飲むコーヒーは格別 帰りのバスは少ないので乗り忘れないように。 マドリッドのアトーチャ駅に到着。今日の夜にはマドリッド・チャマルティン駅から夜行列車でパリに戻る予定。 チャマルティン駅へ行く途中に、レアル・マドリードのスタジアムがあったので寄ってみた。 …

  • 09ヨーロッパの旅 トレド

    サラゴサを満喫した後、トレドへ向かう。サラゴサの駅の窓口でトレド行きの切符を購入。 マドリッド乗り継ぎでトレドへ向かう。 マドリッド駅の謎のオブジェ。 駅構内にジャングル。 パリ出発後、ルルド、ポー、カンフランク、サラゴサと日本人を一人も見なかったがトレドに来て、一転、日本人がかなり多い町だ。 トレド…城壁で入る所がわからない。 トレド城壁内に到着…今日はちょっと豪華な宿を取ろう! と思ったら…『フルブック』…さすが観光都市。 もしかして宿がとれないかも!と思い…隣に建つ普通の宿に突撃したらガラガラで簡単に宿が取れた。 トレド観光 町外れにあるパラドール パラドールからトレドを眺める パラドー…

  • 09ヨーロッパの旅 サラゴサ

    ハカから電車で3時間半くらい乗っただろうか。丘陵地帯が続く中、サラゴサの町が近づいてきた。 終着のサラゴサ駅で下車(ここでちょっとした事件が…) エレベータで上に上がると自動改札らしき物があるのだが、すべて×印が表示されてる。駅員もいないし、ここからが出れないんだなと思いホーム逆側のエスカレーターへ行くと同じく×印が表示された自動改札らしきものがあった。どっから出るんだよ!駅員もいないし…。一緒に降りた乗客は、すでにどこかへ消え、ホームには日本人が2人取り残された。降りた乗客の中には線路の中を平気で歩いて出て行ったツワモノもいたが、日本人としては改札から出たいというものだ。解決策も思いつかない…

  • 09ヨーロッパの旅 カンフラン

    カンフラン(Canfranc)という街のご紹介。駅舎はめちゃくちゃ立派。たぶん入れないけどね。 入れる駅舎は手前の小さな建物 みんな線路内を散策 電車の本数…少ない。 道路の横には川が流れていて雰囲気は素晴らしい。 川の横でペタンク 近くのバー風のレストラン。 カウンターの上のケースに料理が入ってて、頼んだら温めてくれます笑。 味はまあまあ。 ホテルは駅前の通りにあるヴィラデ カンフラン ホテル。値段も安く普通のホテル。 ただ朝5時にチェックアウトしようと思ったらフロントのおじさん……英語が全くわからない人だった。ワン、ツー、スリーがわからないって…。電話して、ちゃんとした人来たけど…朝1の電…

  • 09ヨーロッパの旅 ポー→オロロン・サント・マリー→カンフラン

    たぶんカンフランなんていう街を日本人の0.1%も知らないだろう。 なぜそんな街を旅することになったのかというと…トーマス・クック時刻表を見てくれれば、わかる。 フランスからスペインへ行く鉄道のルートを見てみると… 一つはフランス南西部のボルドーから南下してスペイン北部イルンという街を通って行く大西洋ルート二つ目はフランス南部のモンペリエから南下してバルセロナへ行く地中海ルート。そしてもう一つ。ピレネー山脈の真ん中を突き抜けてるルートがある…。 なんか面白そうだ。 そんな単純な理由で僕らはこのピレネールートでスペインへ向かう事を決めた。 まずはこのルートに出発点。ルルドの隣駅ポーへ向かう。 ポー…

  • 09ヨーロッパの旅 ルルド

    実は出発前…ヨーロッパ各国の地球の歩き方を熟読していた僕だったが…なかなか行きたい街が見つからなかった。それも当然。僕は歴史的な建造物にそんなに興味がない。城とか教会って一つ見れば十分かな?って思ってしまうのだ。なので今回は、先輩の行きたい街に付いて行く旅になった。 が…しかし…地球の歩き方に一つ気になるコラムが載っていた。ルルドの巡礼復活祭から10月頃まで毎晩、世界中からカトリックの信者が集まって、蝋燭を持ちながら行進するというもの。人数も年間で500万人以上が集まってくるって言うんだから、その行列に参加してみたい。と思ってたら先輩が『気になる所があるんだよね〜』 僕『どこですか?』 先輩『…

  • 09ヨーロッパの旅 パリ編1

    ユーロスターに乗ってパリ北駅に到着。 地下鉄に乗り換えようと自動券売機に向かったが ユーロ硬貨しか使えない券売機しか見つからないので硬貨作っておきましょう。 じゃないと怪しげなオヤジが近づいてきて高い切符買わされそうになるから。 で…ここからが本題。 今回の旅行、一人旅ではなく…サークルの先輩とパリ以降の日程は一緒に回る。で待ち合わせは、ここパリ。しかも写真一枚送りつけて、『ここ集合!』とだけ言っただけ。 無事合流できるのか?これがこの旅、最大の問題。 場所のヒントは後ろの方に見えるタワー。 モンパルナスタワーと言ってパリで一番高いビル。 そのすぐそばにあるモンパルナス駅前の広場が今回の集合場…

  • 09ヨーロッパの旅 ロンドン編2

    前回の続き。ホテルから徒歩5分の所に大英博物館。 モアイ。ルーブルにもあるけど、大英では主役扱いなんだよな。ルーブルは誰もいかないフロアにあるし…。 ロゼッタ・ストーン。大英といえばコレ。よく言うと…ヒエログリフを解明した歴史的な石碑。悪く言うと落書きしてしまった岩 だいぶ歩いてビッグベン到着。近くで見るより対岸から見た方が絵になる。 ユーロスターに乗る為、セント・パンクラス駅。 出入国審査を抜けて待合室へ。 ホームの案内が出たので。ホームへ。 ユーロスター。なんかカッコいい。 車内は真ん中を中心に席が向い合せになっている。日本みたいに進行方向向きの座席とは限らない。まさかユーロトンネルを背中…

  • 09ヨーロッパの旅 ロンドン編1

    こっからはネタも特にないので写真で観光地などをご紹介。ヒースローから市内へは地下鉄ピカデリー線でロンドン中心部へ. 地下鉄はチューブと呼ばれるくらい狭い。たぶん前の座席の人と握手できます。 ピカデリー線の案内図。ラッセル・スクエアっていうところも迄行きます。 ラッセルスクエア駅の階段 エレベーター使えってさ…。 ホテルはラッセル・スクエアから徒歩2、3分のロイヤルナショナルホテル。 HISの予約サイトでは評判は良くないけど、まあ値段なりのホテル。 朝のビュッヘで出たベーコンの不味さが忘れられない。 ホテルの廊下。 ベーカーストリート駅へ 目的地はここ。シャーロックホームズの家。 一階はショップ…

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