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喜満満猫の癒される暮らし https://kimamaneko.com/

難病とともに、今できることに感謝してパワフルに生きる己書家【喜満満猫】。中学校、高校教員免許、パン講師、ケーキ講師、パスタ講師、秘書などいろんな資格を持つ。元フィギュアスケート国体選手。難病を抱えながらも奮闘する【城崎の花火】大好評連載中。

ボランティア帰りに交通事故に遭い、平凡な日常が一変。 難病をかかえながらも、いろいろな学びと成長、感謝を覚えながら毎日を今まで以上に深く過ごす。 そんな日常→非日常のあれこれを連載した【城崎の花火】。 ありがたいことに、癒されると好評です。 まだまだ続きます!

喜満満猫
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東員町
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2020/05/24

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  • 【城崎の花火《47》】己書が書ける喜び

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《46》】から続きます。 kimamaneko.com 『己書ってご存知ですか?』 作業療法士の尚子先生に、聞いてみました。 『先生、己書ってご存知ですか?』 『ううん、知らないけど、…書道かな?』 『はい、書の流派のひとつ、といいますか。 少し変わっていて、癒やし文字で…。 絵のような、字のような…。』 己書を言葉で説明しようとすると、どうしてもこんな表現になってしまいます。 作品をひと目見てもらえば、その風情はすぐわかってもらえるのですが…。 『へえ〜、そんなのあるんだ。』 先生は、興味深そうに首…

  • 【城崎の花火《46》】喜満満猫、リハビリ奮闘中

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《45》】から続きます。 kimamaneko.com 自分に厳しく リハビリのおかげもあり、少しずつ体が動くようになりました。 自分のことは、できるだけ、自分で。 ゆっくりでも、がんばってやるように心がけました。 今が、大事なときだと思いました。 甘やかさず、ある程度までしっかり動くことが、 少しでも早い回復につながるのだと感じたからです。 重だるい違和感 しかし、そうは言っても。 首もまっすぐにしかしていられず、 少しでも前後に傾けると、腕も、背中も、肩もつらい。 痛みだけではなく、違和感が襲いま…

  • 【城崎の花火《45》】入院生活は忙しい

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《44》】から続きます。 kimamaneko.com 入院生活は忙しい〜早朝〜 病院の1日は、とても慌ただしいです。 朝5時半〜6時の間に、看護師さんが 『おはようございます〜!よく眠れましたか?』 と、来てくださいます。 カーテンをシャッシャッと開けて、検温と血圧測定を行います。 昨日の状況の報告 昨日のトイレの回数を聞かれます。 入院したときに、生活チェック表をボードに挟んで渡されますので、毎日トイレの回数(大・小)、朝食、昼食、夕食の食べれた割合を記入していきます。 そして、それをそのときに報…

  • 【城崎の花火《44》】病院で迎えた誕生日🍰

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《43》】から続きます。 kimamaneko.com 今日は喜満満猫の誕生日 今日9月21日は、喜満満猫の誕生日です。 少し【城崎の花火】のお話のなかでの時間は、1週間ほど前後してしまいますが、今日は、入院中に迎えた誕生日のお話をしたいと思います。 病院で迎えた誕生日 実は主人は。 わたしが、病院でひとりぼっちで誕生日を迎えないようにと、有給休暇を取ってくれていました。 平日だから、普通に仕事だと思っていたわたし。 ひょっこりと、ドアから顔をのぞかせた主人にびっくり! 朝早くから来てくれた主人を見て…

  • 【城崎の花火《43》】痛みとのつきあいかた

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《42》】から続きます。 kimamaneko.com 刺さっていた棒よ、さようなら 手術から、1週間経ったので、頭に刺さっていた金属の枠と棒を取る日がやってきました。 と、言っても、いきなり朝の回診で 『今日、これ取っちゃうね。取ったあとは、油断して動かしちゃうから、気をつけてね。これ取ると、だいぶ楽になると思うから。』 と、主治医の先生が言いました。 ベッドに座ったまま、何人かの先生方に囲まれました。 『傷はきれいだね。うん。いいね。』 そう言われて、ほっとして。 何をされるか、びくびくしながら、…

  • 【城崎の花火《42》】はじめての作業療法

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《41》】から続きます。 kimamaneko.com 不安から笑顔へ 手術から1週間後。 不自由ながらも、少しずつできることが増えてきました。 そして、ひとつできるごとに、不安が少しずつ自信に変わり、毎日笑顔になれるようになりました。 できないことは、遠慮せずに、助けていただくことにしました。 不自由なわたしに、手を貸してくださった方々にするお礼は、『お金』や『もの』じゃない。 『ありがとう』という心からの言葉と、 『満面の笑顔』です。 理学療法と作業療法の違い 歩けるようになって、リハビリは、徐々…

  • 【城崎の花火《41》】不自由に立ち向かう

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《40》】から続きます。 kimamaneko.com 座るためのミッション 手術した翌週になって。 なんとか、ベッドに寝ている状態から、ベッドの横に座るまでの一連の動きに慣れてきました。 ⑴ 仰向けに寝ている体勢から、足だけを左に90度曲げます。 これがヨガみたいでけっこう苦しい。 ⑵ そして左手で、ベッドの柵の縦の棒を握り、左手のひじでベッドを押し、少し上半身を起こします。 ⑶ 右手を左に伸ばして、同じベッドの柵の上の部分に届いたら、左手のひじと右手で柵に体を近づけて。 ⑷ あとは腹筋。 ⑸ 右手…

  • 【城崎の花火《40》】祝!40話!感謝を込めて

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 感謝を込めて 早くも、【城崎の花火】は40話を配信させていただくことになりました。 正直、こんなにも続くことができるとは想定していませんでした。 ただ、わたしの難病の大きな経験を、思い出せる限り記録しておきたい。 そして、この足跡が、『誰かの勇気』になれたら。 どん底に思える経験でも、幸せな日常に戻ることができるんだと、『誰かの希望』になれたら。 そんな気持ちで、書き続けてきました。 書き続けると、こんなにも周りのみんなに支えていただいていたんだ、ということを再認識して、ほんとうにありがたく感じます。 そして今、…

  • 【城崎の花火《39》】少ない『代償』への感謝

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《38》】から続きます。 kimamaneko.com 受け入れ難い麻痺 今まで感じたことのなかった、右手の指先の麻痺。 正座して足が痺れた後のように、 時間が経ったら、少しずつ治っていって。 ああ、よかった、びりびりしたわ〜なんて。 そんなふうに治ってほしくて、何度も何度も指先をこすりました。 少ない『代償』への感謝 一度傷がついた神経は、再生することはない、と聞いたことがあります。 それこそ、交通事故のときに一気に脊髄損傷していたら… こんなことではおさまらなかった。 こんな麻痺が首から下の全身に…

  • 【城崎の花火《38》】新たな麻痺が現れた

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《37》】から続きます。 kimamaneko.com ありがたくて後光がさした ベッドの上に座ることができた次の日。 手術の2日後、日曜日のことです。 正確な時間は忘れましたが、手術した部分に刺さっていた、血抜きのドレーン(管)と、導尿のドレーン(管)を外してもらい、少しずつ自分につながれていた管が外れていきました。 点滴だけはまだ、抗生剤が必要なので、外せません。 ほんとうに…苦しいときには、何に対してもありがたいと言う気持ちが湧いてきます。 ひとつひとつ外してくださる、先生や看護師さんがどれだけ…

  • 【城崎の花火《37》】困難を超えて次のステップへ

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《36》】から続きます。 kimamaneko.com 早くもリハビリのスタート 気を失いかけた、わたしの両腕をつかんで支えてくれたリハビリの先生。 厳しいお顔で、わたしの真正面に向き合い、 『今日は座るところまでね。明日は、血抜きのドレーンが取れたタイミングで、歩いてみるからね。』 とおっしゃいました。 うつろな目からやっと焦点が合い、わたしは先生の顔をまっすぐに見ました。 『はい…、お願いします……。』 あまりの激痛に、返事するのがやっとでした。 早くも、リハビリが始まります。 機能回復への道 ほ…

  • 【城崎の花火《36》】不自由からのスタート

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《35》】から続きます。 kimamaneko.com 長い、長い夜 永遠に続くかのように思えた長い夜。 うとうと…嘔吐、うとうと…嘔吐の繰り返し。 昨夜から絶食して、手術に臨んでいるので、お腹の中は空っぽなのに。 12時間以上も、苦しい苦しい時間が続きました。 でも、リハビリの先生に習った呼吸法をしていると、少しむかむかするぐらいで、おさまるときもありました。 そして、明け方に近くなってくると、徐々に、うとうとする時間が長くなって、少しずつ体の中の麻酔の影響が、薄くなってきました。 朝7時の、主治医…

  • 【城崎の花火《35》】エンドレス嘔吐との闘い

    こんにちは。 喜満満猫です。 いつも訪れていただき、本当にありがとうございます。 【城崎の花火《34》】から続きます。 kimamaneko.com 手術の成功 『喜満満猫さ〜ん、終わったよ〜?うまくいったからね〜。』 という主治医の先生の声で、ぼやけた視界から、しだいにはっきりとした視界に変わっていきました。 と、同時に。 空気に押しつけられているかのような苦しい重みと、にぶくて熱い、首の痛みを感じました。 ぴくりとも動けない。 こみ上げる気持ち悪さ。 ストレッチャーに乗せられて、病室に運ばれると、手早く数名の看護師さんのかけ声で、ベッドに移されました。 のぞき込む主人の顔。 心配そうに、耳…

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