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2020/05/21

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  • 名古屋グランパスVS北海道コンサドーレ札幌 名古屋の守備ブロックについて

    今回は昨シーズンリーグ最少失点の名古屋グランパスの守備ブロックについて。 今季も相変わらずの堅守っぷりを発揮していて、今節の札幌戦はそれが随所に出ていたので紹介したい。 フィッカデンティの守備と言えばラインは基本低めに設定されているが、状況に応じてしっかりプレスをかけることも求められる。率いたどのチームでも個々の連動を非常に突き詰めている印象。 それはこの試合でもしっかりと発揮されていて、さらに札幌をよく研究していたと感じた。 ★コンパクト過ぎるライン間 先程も記述したようにブロックを作るときの最終ラインはかなり低めに設定されていて、その前を守る中盤のラインも低く、ライン間はかなりコンパクトだ…

  • CL決勝トーナメント round16 FCポルトVS ユベントス ポルトの守備ブロックについて

    今日からまたブログをこまめに更新していきたいと思います。 早速CLユベントス戦のポルトの守備ブロックについて。 今季のポルトに関してリーグ戦は全く見ていないので、詳しくは分からないが、CLではわずか1失点の堅守を武器にしている反面、国内ではリーグトップの得点力を誇るチームらしい。 二つのコンペティションで異なる戦い形をしている割にユベントス戦はかなりの堅守だったので紹介したい。 ビルドアップ時に3バック化するユベントス相手の初期配置がこちら 最終ラインが高めに設定されており、中盤とのライン間はかなりコンパクト。 両CBの身体能力が高く、人にもスペースにも強いからこそのハイラインである。 SHは…

  • 北海道コンサドーレ札幌VS名古屋グランパス 感想 良守備同士の睨み合いな試合

    北海道コンサドーレ札幌と名古屋グランパスの試合は0−0のスコアレスドローであった。グランパスに関してはリーグ最少失点の実力通りのソリッドな守備をこの試合でも披露した形である。 ただしその結果、札幌のマンツーマンの守備を攻略できなかったという印象である。 札幌は札幌で終盤のPKを決めていれば勝てた試合ではあったかもしれないが、総合的に見れば、崩しきれない場面が多く、引き分けは妥当な結果である。 そんな両チームの攻防を簡潔に振り返って行きたいと思う。 ★スタメン ★札幌守備 札幌の守備は先程も書いたように基本は人を捕まえるマンツーマンの守備で、センターバック2枚に対して2トップが、中盤はそのまま噛…

  • 清水エスパルスVS横浜FC ビルドアップの逃げ方が上手かった横浜FC

    Jリーグ清水エスパルスと横浜FCの試合は2−3で横浜FCが勝利し見事3連勝を収めた。 お互いポゼッション志向でかつ守備時は4−4−2で行うということで似たもの同士の試合となった。 内容としては清水もそれなりにチャンスは作れており、どっちに転んでもおかしくなかったが、決めるところを決めきった横浜FCが逃げ切ったという展開である。 ただ序盤は内容が良くても最後失速したりして、勝ちきれないことが多かった横浜FCが確実に成長しているのは間違いない。 特にビルドアップでのプレスの剥がし方と守備のソリッドさは非常に良かった。 今回は清水との試合で個人的に気になった2つのポイントについて軽く触れたいと思う。…

  • EL決勝セビージャVSインテル セビージャの勝因を考察

    ヨーロッパリーグ(EL)決勝戦はセビージャが激闘の末3−2で勝利した。 準決勝の両者の戦いを見ると戦前はインテルが有利だと個人的には思っていたが、蓋を開けてみれば、セビージャが勝者に相応しい内容のサッカーで見事優勝に輝いた。 インテルもチャンスは数多く作っており、内容的にはどっちに転んでもおかしくない試合ではあった。 そんな中で勝負を分けたのはサイドでの攻防と、カウンターの芽を摘む守備であった。 今回はその2つのポイントを軽く触れたいと思う。 ★5バックの守備をかいくぐるセビージャ セビージャの攻撃の形のほとんどがサイドからで、ウイング、サイドバックの連携でタッチラインまたはハーフスペースを攻…

  • 大分トリニータ VS 横浜F・マリノス 戦術的駆け引きが面白かった試合

    大分トリニータと横浜F・マリノスの試合はホームの大分が1−0で勝利した。 連敗中の大分と怪我人続出でもがき苦しんでいる両者の試合であったが、マリノスのハイラインを突破するための策を大分がしっかりと用意してきたなという試合であった。 ただ、マリノスも苦しんでいただけではなく大分のシステムのミスマッチを利用した駆け引きは非常に良かった。 というわけで今回は大分とマリノスの戦術色が強いチーム同士の秀逸な駆け引きを振り返りたいと思う。 ★スタメン 見ての通りシステムとしてはM・ジュニオールが浮いてしまうのが特徴である。 マリノスはビルドアップのやり方をいつもと変えてきていた。サイドバックが中に絞ってウ…

  • CL準々決勝 マンチェスター・シティ VS リヨン ゾーンとマンツーマン併用で耐えたリヨンと愚作なシティ

    チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝、マンチェスター・シティ対リヨンは1−3でリヨンが勝利した。 大方の予想では選手のクオリティに圧倒的に差があるシティが有利と見られていたが、リヨンが見事に番狂わせを起こした形である。 ただし試合内容を見れば割と妥当で、そもそもシティの戦い方にも問題があったし、何よりリヨンの守備が素晴らしくて、1人1人の集中力が完璧であった。 今回はそんなシティとリヨンの試合をリヨンの守備を中心に振り返りたいと思う。 ★スタメン まず最初のサプライズがシティがいつもの4−3−3ではなく、3−4−3のシステムで挑んできたこと。 リヨンは直近のユベントス戦でも5バック気味の3−…

  • 柏レイソルVSセレッソ大阪 感想 圧倒的試合巧者セレッソとガードの上から殴る柏

    柏レイソル対セレッソ大阪の試合はアウェイのセレッソが1−3で勝利を納めた。 この試合、ボールを保持し圧倒的に攻め込んだのはホームの柏レイソルであるが、結局勝ったのは少ないチャンスを決めたセレッソで、完全な試合巧者ぶりを見せつけた形となった。 ただし柏もゴールまで後一歩までのところまでは迫っており、紙一重の勝負であったことは間違いない。 それでもセレッソは得点ランキングトップを走るオルンガに対してスペースを与えず、シュートを打たれても常にコースを限定した状態であったため、危ない場面はあったものの要所を締めた。 今回はそんな柏とセレッソの試合を振り返りたいと思う。 ★サイドバックの裏を狙い続けたセ…

  • 北海道コンサドーレ札幌VS川崎フロンターレ 感想 序盤の引き込みマンツーマンは良かったけど圧に屈したコンサドーレ

    北海道コンサドーレ札幌対川崎フロンターレが15日の14時から行われ、1−6で川崎フロンターレが勝利した試合である。 8連勝中と首位を快走するフロンターレに対して序盤はコンサドーレも良い試合の入り方をしてもしかしたら行けるかなと淡い期待を抱いたのも事実である。 ただし、それも束の間でフロンターレは悪いなりにも要所を締めて、セットプレイから先制し流れを掴むと、後半一気に圧を強めて試合を決めにかかるという強いチームの典型的な勝ち方を見せられた格好になった。 今回はそんなコンサドーレとフロンターレの試合を、コンサドーレ目線で振り返っていきたいと思う。 ★前がかりになりすぎないマンツーマン 両チームのス…

  • CL準々決勝 アトレティコ・マドリード VS ライプツィヒ 戦術的に1枚上手だったライプツィヒと攻撃に精彩を欠いたアトレティコ

    チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝、アトレティコ・マドリード対ライプツィヒ が現地時間13日に行われ、1−2でライプツィヒ が勝利した。 ライプツィヒはエースヴェルナーがチェルシーへの移籍に伴い不在でかつ、CLの経験値でも劣ることから若干アトレティコが有利かなと思っていたが、蓋を開けてみれば内容的にもライプツィヒ が上回った試合となった。 今回はそんな強インテンシティ同士の戦いとなった試合を振り返りたいと思う。 ★両者攻め手を欠いた前半 両者のスタメンがこちら。 アトレティコはパーティが不在、ライプツィヒは冒頭でも触れたが、ヴェルナーが不在である。 また、システムは攻撃時は3−4−3で守備…

  • CL準々決勝 パリSG VS アタランタ ネイマールを止めれなかったアタランタ その2

    yaissi.hatenadiary.com ★パリSGムバッペの投入 後半も立ち上がりは若干アタランタのペースが続いたが、パリは韋駄天ムバッペの投入で流れを徐々に流れを引き寄せる。 また、前半からずっと脅威になっていたネイマールが全然止められず、ファールでイエローカードをもらう選手が増えていくのもきつかった。 さらに、喰いついて背後を使われることを嫌ったのか、それともムバッペが脅威だったのかは定かではないが、アタランタは前半と比べてウイングバックがサイドバックにプレスに行かなくなっていた。 その結果サイドバックが浮き始め、それも押し込まれた要因の一つであった。 後は個の力で勝るパリSG相手に…

  • CL準々決勝 パリSG VS アタランタ ネイマールを止めれなかったアタランタ その1

    チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、パリ・サンジェルマン対アタランタが現地時間12 日に行われ、2−1でPSGが勝利した。 組み合わせが決まって十分な準備期間があったことや、アウェイゴールのない一発勝負であったことから、白熱な試合となった。 そんな両チームの戦い振りを振り返りたいと思う。 ★スタメン アタランタはイリチッチが、パリSGはディ・マリア、ヴェラッティが不在でかつムバッペが怪我明けでベンチスタートで両チーム台所事情は厳しい状況。 パリSGはネイマールがトップ下の位置に入り、攻撃時はエレーラが中に絞り、イガルディが時折右サイドに流れてくる形であった。 ★序盤ペースを握ったアタランタ …

  • 対人ディフェンスが弱い人と強い人

    ディフェンスはゴールを守ることが仕事である。それは間違いではないが、相手にとってそれが怖さに繋がるかかと言われればそうではない。 ボールを奪えないとゴールを守ることはできるが、攻撃をすることはできない。それを踏まえると守備の真髄はボールを奪取することにあると個人的には思っている。 で、ボールを奪うプレーといえば、体を入れたり、タックルに行ったりインターセプトを決めたり、つついて相手の間合いからボールを追い出したり等々様々な選択肢がある。 その中にはフィジカル面での有利不利がもろに出ることもあるので、それが一概に守備が上手い下手と言える要素ではないことは事実である。 ただし、体格関係なく守備の質…

  • ガンバ大阪VS横浜FC 守備は良き攻撃はイマイチなガンバ大阪

    前節首位攻防戦で敗れたガンバはトップを走る川崎フロンターレに突き放されないためにも、横浜FC戦は何としても勝ちたかった試合である。 また、横浜FCに関しても連敗を止めて、久しぶりの勝利を挙げたいところで、いずれにせよ両者負けられない試合であった。 結果的にはガンバ大阪が後半ロスタイムの得点で辛くも勝利。 横浜FCは同点後攻勢をかけあわや逆転という場面を作り出せてはいたが、最後は耐えきれなかった。 ガンバ大阪の感想は昌子の復帰も影響してか守備は非常に良かった印象である。 その反面終盤に戦術パトリックを発動したことからもこう攻撃に関しては正直微妙であった。 今回はガンバ大阪と横浜FCのガンバの守備…

  • 北海道コンサドーレ札幌VS清水エスパルス 感想 退場は痛いけどマンツーディフェンスだとありうる話

    一応道民なので、完全にコンサドーレ目線の感想になってしまうが、北海道コンサドーレ札幌VS清水エスパルスの感想を書いていきたいと思う。 ★痛かった退場 この試合、タイトルにも書いてあるように勝負を分けたのは後半から出場した田中の退場であるのは間違いない。 イエローカードを2枚貰っての退場ではあるが、どちらも割と妥当な判定で、相手がチャンスになりかけている場面を倒してしまっている。 特に2枚目の方は完全に入れ替わられてしまってのファールなので印象が悪かったのは否めない。 カウンターの芽を摘むというタスクと、人に対して行く札幌の守備であればあそこは潰しに必要があったのは間違いないが、背後の広大なスペ…

  • マンチェスター・シティVSレアル・マドリード シティの周到なハイプレス

    マンチェスター・シティとレアル・マドリードの試合はレアルの2度のミスを見逃さなかったシティが2−1で勝ち、コロナ中断前に行われた第1戦と合わせても合計4−2で勝利し準々決勝に駒を進めた。 この試合のポイントを挙げるとすれば、レアルのキャプテンセルヒオ・ラモスの不在とシティの練り込まれたハイプレスである。 今回はシティが周到に用意してきた狙いについて少し触れたいと思う。 ★スタメン シティのいきなりのサプラライズとしてフォーデンの0トップ起用。 恐らくプレスのスプリントと中盤で数的優位を作りつつ、前線のスペースを空けることが狙いで、いずれにせよ運動量が求められていたことは間違いない。 レアルに関…

  • 北海道コンサドーレ札幌VSヴィッセル神戸 感想 マンツマーマンディフェンスの難しさと荒野の0トップについて

    北海道コンサドーレ札幌とヴィッセル神戸の試合は、点の取り合いでかつシーソーゲームで、両者ともにポゼッション志向で非常に見所の多い試合となった。 その中でコンサドーレとしてはお馴染みのマンツーマンディフェンスで神戸のビルドアップを遮断する場面は多かったものの、ロングボールの競り合いでの負けのだったり、安易なパスミスだったりで失点しており、非常に勿体無いないなと感じた試合であった。 今回はその試合についてのざっくりとした感想を書いていきたいと思う。 ★スタメン コンサドーレの中盤が2人に対して、ヴィッセルの中盤は3人でここの噛み合わない部分をどのように対応するかがポイントである。 ★コンサドーレ守…

  • アーセナルVSチェルシー アーセナル大一番で見せた今季一番のゲームその2

    前回のその1に引き続き書きたいと思います。 ★流れを変えた給水タイム 前半の給水タイムのわずかな時間でアーセナルが一気に流れを変える。 それまでは横幅をナイルズがとりオーバメヤンがハーフスペースかサイド裏を使っていたが、ビルドアップ時はティアニーをあげて、ナイルズを中に絞らせることに変更した。 また、オーバメヤンが2トップのように振舞うことで、明らかにチェルシーの守備陣が混乱した。 また、時にはセバージョスが最終ラインに落ちることで、左センターバックの足りないところを補完していた。 高い位置をとるティアニーに対してはジェームズが見ていたが、中にポジションをとるナイルズとオーバメヤンが浮くことが…

  • アーセナルVSチェルシー アーセナル大一番で見せた今季一番のゲームその1

    まず、僕は一応グーナーなのでとりあえずアーセナルが勝てて本当に嬉しい。 マルティネスとオーバメヤンのエピソード、ジャカ、ルイスの涙等々語りくて仕方ない場面は山程あるけど個人的な一番は試合終了のホイッスルがなった後のアルテタが感情を爆発させた場面。 シーズン途中のボロボロの時に就任してくれて、就任後も様々が困難があった中で、アルテタが最後報われるのは本当に嬉しかった。 チームを救ってくれてありがとうと思った。 で、試合内容に関して言えば、チェルシーがあまりにも不運であったことは否めないが、それでもアーセナルの試合内容としては今季一番の出来と言っても過言ではない内容であった。 チェルシーも攻守の要…

  • ガンバ大阪VS川崎フロンターレ 守備の狙いは良かったガンバと試合巧者なフロンターレ

    ガンバ大阪と川崎フロンターレの首位攻防戦。 人を捕まえる守備が功を奏して好調なガンバと、圧倒的な攻撃力を持つフロンターレとのある意味矛と縦の試合である。 ポイントとして、前節ガンバは4−3−3のヴィッセル神戸相手に中盤の人数を合わせる守備を選択したが今節もそれを継続するかどうかであった。 結果的に4−4−2を上手く可変することで対応したわけだが、マークの受け渡しが非常に良く、用意してきた守備戦術としては完璧であった。 そういう意味では前半押し込んでいた時間に先制できていれば、また違った展開になっていたかもしれない。 逆にフロンターレは流れを渡しても耐えて、チャンスをしっかり仕留める。その後は、…

  • チェルシーVSウルブズ チェルシーが大一番で見せた進化

    今更ではあるがプレミアリーグ最終節チェルシーとウルブズの感想を簡潔に振り返りたいと思う。 まずこの試合、チェルシーもウルブズもCL、ELのためにも負けられない試合で、最終節の中では、マンチェスタ・ユナイテッドVSレスターに続いてガチ対ガチの構図である。 個人的な注目ポイントとしては、若いチェルシーが曲者ウルブズとの大一番で勝負強さを見せられるかどうかであった。 結果的に、強いチームと弱いチームの栄目である勝負強さチェルシーが発揮したなという試合であった。 ★功を奏した3バック 今シーズンチェルシーは4バックと3バックを使い分けていて、終盤は3バックの方が多かったが、ウルブズ戦で見た限りでは3バ…

  • アーセナルVS ワトフォードざっくり感想とFAカップ決勝についてその2

    yaissi.hatenadiary.com 前回その1ではワトフォード戦の感想をざっと書いたので今回はFAカップ決勝について触れたいと思う。 ★3バック濃厚 恐らくチェルシー戦は従来の3バックにして守備時には5バックを形成し、スペースを埋める戦い方を選択すると思う。 ポイントは右センターバックに入る可能性が高い、ムスタフィ、ホールディングが現在チェルシーで絶好調をキープしているプリシッチとマッチアップするということ。 スペースのある状態で1対1を作られてしまう止めるのはかなり難しい。 特にムスタフィに関しては1発で奪いにいく悪癖があり、スピードに乗られてしまうと一気にシュートまで持って行かれ…

  • アーセナルVS ワトフォードざっくり感想とFAカップ決勝についてその1

    長かったプレミアリーグもついに最終節を迎えた。アーセナルのシーズン総括はFAカップ終了後にやるとして、とりあえず最終節の感想から。 試合としては先に3点奪ったものの、後半怒涛のシュートを浴びて結果的にはなんとか3−2で逃げきったなという試合であった。 連戦による疲労、そもそもリーグ戦でのヨーロッパへの出場が絶たれたこともあり、3点とった後にプレーの強度が落ちるのは致し方ないこと。 また、アルテタ監督も真剣勝負をしにきたというよりかは、どちらかというとFAカップ決勝に向けての確認という意味合いも強かったように感じる。 ★4バックの是非 その中でもポイントとしてあげられるのがいつもの3バックではな…

  • ヴィッセル神戸VSガンバ大阪 感想 緻密なブロックと井手口のハードワークな試合

    ヴィッセル神戸とガンバ大阪の神阪ダービー。 試合を通してボールを保持していたのは神戸で、ガンバは終盤けっこうピンチもあったが、それでもソリッドな守備と東口のファインセーブでなんとか逃げ切った試合であった。 ただピンチを招いたのはイニエスタの圧倒的な個の力によるところも大きいので、守備組織的にはしっかり守れていたかなという印象であった。 試合の流れをについて軽く書いていこうと思う。 ★スタメン 神戸はフェルマーレンが復帰後いきなりスタメン。 ガンバは人に対して守備をする狙いがあり、一応表記だとこの形だが、小野の位置がけっこう変わったりしていた。 ★ガンバの守備 序盤神戸のビルドアップはセンターバ…

  • 北海道コンサドーレ札幌VS横浜F・マリノス 感想 コンサドーレの盤石なマリノス対策

    札幌のマリノス対策が非常に良かったなというのが率直な感想である。 先に先制したのはマリノスであったが、その後すぐにコンサドーレが逆転まで持っていたのは見事であった。 リードを奪った後は危なげない戦いで試合を進め、終盤には追加点という非常に理想的な勝ち方であった。 マリノスは怪我人が続出しており、チアゴ・マルチンス、マルコス・ジュニオール、仲川といった攻守の要の不在があまりに痛かった。 ただ、冒頭にも書いたように、コンサドーレの用意したゲームプランも見事であったため、今回はその対策について書きたいと思う。 ★荒野を前線に置くマンツーマン この試合の驚きとして、本来の中盤の荒野を前線に配置したこと…

  • マンチェスター・ユナイテッドのリンデロフを通してみる深さをとる守備について

    先日のプレミアリーグマンチェスタ・ユナイテッドVSウエストハムの試合が1対1の引き分けに終わったことで、マンチェスターは3位に浮上し、ウエストハムは残留に成功し、結果的に両者悪くない結果となった。 その試合個人的に注目していたのが、フィジカルモンスターのアントニオを対人プレーに難がありつつもポジショニングで勝負するリンデロフがどのように抑え込むかということである。 結果的に連戦の疲労でキレを欠いたのは多いにあるが、アントニオがスペースで受けることはほとんど見られなかった。 要因は色々考えられて、アントニオに配給するサイドバックがプレスを受けてたこと、そもそもアントニオの背後に走るプレーが少なか…

  • ベガルダ仙台VS川崎フロンターレ感想 攻撃が多彩な川崎と耐えきれなかった仙台

    川崎フロンターレの攻撃力と選手層がえげつない。この試合を観た率直な感想である。 仙台も前半はソリッドな守備で川崎を苦しめており、実際に2点を先行して勝ってもおかしくはない試合はしていたと思う。 ただし、後半川崎が攻めの圧を強めてきてきたときに対応しきれなかったのが痛かったのかなと思う。 というわけで今回は川崎と仙台の試合の展開についての感想を書いていきたいと思う。 ★スタメン 両者ともに4−3−3のシステムを採用した、いわゆるミラーゲームと呼ばれる形である。 システムが同じということは、普通に立つとマークが噛み合わないということで、ポイントは川崎の隙間受けに対して仙台がアンカーの横でどのように…

  • 好調名古屋グランパスを支える堅守のメカニズム

    今シーズン古屋グランパスが非常に好調で、開幕から無敗を維持している。昨シーズン途中に風間監督からフィッガデンティが就任した時はスタイルが違いすぎて、どうなるかと思ったが、逆にそれが功を奏して、守備ブロックを作れてかつボールも持てるというバランスが良くなった印象。 ただ今シーズンの好調を支えているのは間違いなくソリッドな守備である。 後ろが安定することで、元々タレント豊富であった前線の個をいかせるのかなと思う。 というわけで今回はグランパスの守備の硬さについて深掘りしていきたいと思う。 ★オーソドックスな4−4−2のブロック 直近の大分戦のスタメンがこちら 守備時は基本的に4−4−2になるが、阿…

  • 横浜F・マリノス VS 横浜FC感想 果敢に挑んだ横浜FCとマンツーマンディフェンスの難しさ

    マリノスと横浜FCの久しぶりの横浜ダービー、結果的に大差がついてしまったが、内容だけ見れば横浜FCもかなり善戦したなと思う。 仮に序盤のチャンスが一つでも決まっていれば、全然違った展開になっていたのは間違いない。 そう思わせるほど昇格チームは王者相手に勇敢に戦った。 で、横浜FCがマリノスを苦しめた要因は、松尾の突破力だったり、後ろからの丁寧なビルドアップだったり色々あるが、個人的に一番おもしろいと感じたのは、マリノスのビルドアップに対して完全な1人1殺のマンツーマンを決行したこと。 序盤は間違いなくこのマンツーマンディフェンスにマリノスは苦戦していた。 ただしやはり、マンツーマンをやるにはそ…

  • ”気が利くサイドバック”ルーク・ショーの重要性

    個人的にプレミアリーグナンバーワンの左サイドバックはマンチェスター・ユナイテッドのルークショーだと思っている。 一般的には大方リバプールのロバートソンとかレスターのチルウェルとかを推す人がほとんどだと思うので、まあ正直少数派ではあると思う。 確かにデビュー当初と比べて派手さはなくなったが、その反面誰と組んでも合わせれる本当に気が利くサイドバックになった印象だ。 というわけで、今回はショーのすごい部分について少し深掘りしていきたい。 ★守備時の対人の強さ 純粋にフィジカルが強いというのもあるが、ショーの対人プレーの良いところは相手に寄せきれることだと思っている。 相手がまったりしていると積極的に…

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