メガソーラー発電所が全国で森林破壊を進めている。その中でも、森林文化都市・飯能市が推進する阿須山中メガソーラー発電所開発計画を中心に解説する。
市長は「1円の支出もない」と主張 大久保勝前市長は阿須山中土地有効活用事業の支出に関して、2020年11月に地元テレビ局飯能日高テレビ(※1)で、次のように主張している。 年間120万円(注:土地賃料10万円/月)ですが、市にお金が入る。そして、市は1円もお金を掛けないで、あの施設(※)ができる。 ※地方創生に資するとして公募選定され、現在建設中のサッカーグラウンド0.97haとその11倍の面積をもつ「付帯施設」メガソーラー等施設。 飯能市支出(流出)金額の試算 本当に、1円の支出(流出)もないのか。当該事業にかかる市の支出額を試算した。なお、本来は市の収入とすべき市有地伐採木売却代金について…
林地開発許可から一年が経過した 飯能市阿須山中土地有効活用事業の最優秀提案事業である「飯能の未来を託す子どもの育成環境整備と地方創生のためのシティプロモーションの実現」のためと称するサッカー場建設0.97haと付帯施設とされる発電容量6.4MWのメガソーラー建設が進行中である。 合計の開発面積18.8ha(うち市有地17ha)に対する林地開発許可が埼玉県から事業者(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに対して通知されたのが、昨年、2020年9月25日であった。 azx.hatenadiary.com 「申請内容の虚偽」は取消条項に抵触 しかし、住民説明会における事業同意書が虚偽であ…
2つの事業同意書 阿須山中土地有効活用事業と、飯能市が常々別事業であると主張する「阿須山中アミューズメントロード事業(公文書名:AZU-YAMANAKA AMUSEMENT ROAD)」(※)の事業同意書の作成手法が相似である。 すなわち、説明会参加者名簿を事業同意書の同意者名簿として利用している。これら説明会議事録は、飯能市が公文書として保存しており、開示されている。 文書形式やフォント、項目名まで相似であり、同人物、同グループによる作成が類推できる。 次表に主要項目を対比してまとめた。議事内容詳細についてはここでは省略する。 ※県道218号線の赤峰神社南側から進入して阿須山中に続く市道に接…
阿須山中土地有効活用事業における虚偽同意書 阿須山中土地有効活用事業の住民説明会で、参加者名簿を利用した事業同意書の作成が2件、判明している。 該当する住民説明会は2019年7月28日と同年8月10日の2回開催された。 このうち、8月10日については、住民が同意していないにもかかわらず、参加者名簿が同意者名簿として使用されており、事業者と自治会長連署による虚偽文書が成立していると思われる。有印私文書偽造ともいえる。 次の「概要」は、公文書として飯能市に保存されている当該議事録および同意書からまとめた。議事内容詳細についてはここでは省略する。 ※7月28日については自治会長と自治会役員向けであり…
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