日本の懐かしい味 ワキシーコーンの一種であるもちトウモロコシは、スイートコーンにはないモチモチした食感が魅力。 スイートコーンのように醤油より甘いことはないので、焼きトウモロコシにぴったり。昭和以前のお祭りの屋台などで食べられるトウモロコシもこの品種で再現できる。現在の多くの屋台ではスイートコーンのみを取り扱っているため、この味を味わうことはなかなかできない。 穀物としての香ばしさを醤油が引き立てる昔ながらの焼きトウモロコシは、もちトウモロコシならではである。 白もちとうもろこし この魅力あるトウモロコシは、日本で古くから栽培されていたが、現在は各地で小規模な栽培をしているのみである。 モチモ…
クセのない軽やかな口あたりと、ネバネバした食感がたまらないオクラ。夏の野菜として愛されている野菜の一つである。 オクラの中でも歴史ある八丈オクラは、ただのオクラではない。八丈島で古くから栽培される伝統野菜であり、大きくなっても柔らかいという和オクラならではの魅力がある。 八丈オクラの実 現在日本で使われているオクラという名称は、アメリカで「okra」と呼ばれていることに由来する。その「okra」もまた、ガーナで話されるトウィ語の「nkrama」から来ている。 日本に「オクラ」がやってきたのは明治以前で、「ロング グリイン」と「ドワーフ グリイン」の二種類のオクラがアメリカから渡来しており、それ…
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