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  • 自分なりの『幸せのカテゴリー』

    数年に一度、学生時代に付き合っていた人とご飯を食べに行くことがある。昨日はその久々の夜だった。 付き合っていたのはもう20年近く前になろうとしている。お互い別々の人と結婚したし、生活空間も生活水準もキャリアもまるで別の世界の人になってしまったのだけれど、誘うと多忙な合間を縫って時間を作ってくれる。そんな蜘蛛の糸一本程度の繋がりをずるずると続けている。彼女の前に後にも付き合った人は何人かいたが、それらの人は綺麗サッパリ絶縁してしまい、連絡先も知らなければどんな人生を送っているのかもまるで知らない。それは普通のことだと思う。彼女と私の関係だけが特殊なのだ。 付き合っていた時はいつも私が店を選んでい…

  • 妻の狼藉を、夫は何処まで許容する?

    komachi.yomiuri.co.jp この発言小町のコメント欄を読んで癒されている。妻が絶賛排卵期中で、些細な雑談の行き違いや捉え違いレベルで火が付いたように怒り狂う。もうこんな日が4日連続で続き、さすがに自分も限界が来て、つい口答えしてしまった。排卵期なのをあなたもわかっているはずで、だからこの行き違いと怒りの分量のアンバランスは客観的に受け入れられないレベルであり、あなたの言い分や受け止めがすべて正しく、私の言い分や受け止めがすべて間違っていると延々と言われ、人格や育ちやルーツの中傷を浴び続け、出口のない悪口のスパイラルに巻き込まれ、「私の生理現象のおかげで子どもを授かるという恩恵を…

  • 人を無能にする取り扱い

    今日はコープの配達日だったのに、予め冷蔵庫に適切なスペースを確保しておくのを忘れるという凡ミス。そのことで受けとりを担当した妻から苦情のLINEが10件近く連投される。もう帰宅するのが辛くて何も手につかずしばらくぼうっとしていた。これはかなり抑うつの症状に類似していると思う。タイミング的には排卵日。これで妻の説教は4日連続。妻の機嫌が治る前にWBC終わっちゃったよ。自分は仕事はまあまあできるほうだと自認しているが、家庭生活においてはここ最近顕著に「無能な社員」と化しているなと思う。なんてこんな簡単なことができないのか、間違うのか、理解ができないのか、自分でも不思議で仕方がない。脳が萎縮して論理…

  • 夫婦の日常会話

    今日妻から言われたこと「家事のクオリティに支障が出るくらい疲れて帰ってこないでよね」「ねほりんぱほりんで無戸籍の人が出てたけど、あんたとそっくりだったわ」(私が子ども二人を先にお風呂に入れたあとのシチュエーションで)「『お風呂あがったよ』って言われただけじゃ意図がわからない。風呂上がり手伝えよって意味かと思った。『お風呂どうぞ』と具体的な行為を指し示せ」とても大切にされて日々幸せを噛み締めています

  • 妻の変節は信じない

    最近妻から「どうしてお前はそんなに無関心なのか」となじられることが増えた。妻を含めた家族に関心がないし、さりとて他に関心を寄せている対象があるわけでもない。ただ何も思考せず淡々と日々をやり過ごしているようにしか見えない。何が楽しくてこの家庭にいるのか、この家庭に何を求めているのか、まるで見えてこない。感情も動機も欲求もなくただただ不気味である、とのこと。これまで散々私の希望を蔑ろにして自分の欲求を押し通して気に食わなければ暴力に頼って精神を萎縮させた張本人からそんな発言が出てくるとは驚きだ。今の私はあなたの望んだ完成品ではないか。何も求めず余計な個人的都合を持ち込まず残業もせず家事も怠らず文句…

  • 仕事は頑張るな

    「今年、一番キツかった仕事は何ですか?」 昨日社長との面談でこう問われた。 勤め先では毎年3月になると、全社員対象に社長との1on1ミーティングが設定される。開催の目的は、普段関わりの少ない社員の「日々の頑張り」を直接聞く、ことにあるらしい。人事考課は表向きは評価制度に則り、上長とその上の上長による1次、2次評価によって決定されることになっているのだが、裏ではこの社長との1on1面談で与えた「印象値」によってその査定は大きく歪められることになっている。年間を通じて部下の働きを支援してきた上長の評価よりも、年1回、高々30分程度の社長との面談の方が優越するというのは、人事制度と上司の人格の冒涜以…

  • ブラッシュアップライフロス

    あぁあぁあぁーーーーー終わっちまった俺たちの日常。めちゃくちゃ豪華な俳優陣でお送りするバカリズムのコント。ごちそうさまでした。 Twitterのハッシュタグを追いかけると、流れてくる感想がどれも共感しかなくて、もうこれ以上このドラマに言及できる内容がない。 めちゃくちゃ名残惜しいけれど、かといってもう追加すべきストーリーはない。過不足ない完璧な分量。ちょうどよい満腹感で余韻がいつまでも消えない。安藤サクラ、水川あさみ、木南晴夏、夏帆。この4人の「一般人」感が本当にすごいと思う。それぞれが唯一無二のキャラクターを持っていて、これまで数多の作品で強烈な印象を残してきた実力者たち。何にでもなれる彼女…

  • 誰もが誰とも紙一重

    人は誰しもそれなりに脛に傷を持つエピソードは持っていて、たまたまそれが露見することなく時が過ぎ、あたかも聖人君主のように平気な顔をして暮らしている。何一つ後ろ指を指されるようなエピソードを持たない人などいない。長く生きていれば、警察に厄介になったり、補導や停学を食らっていてもおかしくないような悪事の一つや二つはやらかしている。今自分が当たり前のように常識人として振る舞い、世の悪事に眉を顰め非難できるのはたまたまだ。自分だって運が悪ければ非難される側に回っていた可能性がいくらでもある。そんなボーダーライン上に自分の人生があるなんてことは普段意識しない。「今だから話せる」というお題を与えられ、そん…

  • 「私、残業しないので」

    インフルA型に感染して死んでた1週間。週の後半は欠勤して後回しにした業務や会議が鬼のように詰まっていて、久々に仕事をした感覚。多分通常運転の週は2日分の業務を5日に薄めてるんだと思う。実質週休5日の負荷で今の給料なら結構悪くない。今週は期末面談と来期の役割に対する内示があった。監視の目が届かないことをいいことに、10時に出社して16時には退社するみたいな適当なサボり方をして、社内会議もその時間内にかき集めてライフの充実を最大化する暮らしをしていたのだが、今年の評価もAは勝ち取れた手応え。社内で自分にしかできない業務を持っているのは強い。私がへそ曲げて辞められたらとても面倒だからだ。具体的には、…

  • 【書評】泉房穂『社会の変え方』

    現・明石市長の泉さんが、任期満了に伴う引退を目前にして残した政治の教科書。在任中の12年で何を成したか、それはどのような考えに基づいたものなのか、その考えのルーツはなにか、という思考回路を詳らかにした作品。極言すれば、政治家の役割は、①ルールを作ることと、②税金の使い道を決めること、そして③それらが円滑に機能するよう行政機関をマネジメントすること、の3つに集約される。その役割を最大限に果たすため、弁護士らしい法律知識と国政経験をフルで駆使し、市長にあたえられた権限を目一杯使って明石市民のために有益な施策を届けた。③の領域で相当に苦労させられたようだが、改革派というのはどうせ既得権益との血みどろ…

  • アルティメットひな祭り

    今日はひなまつり。女の子の日。なのに我が家は相変わらず体調不良者続出。みな咳が酷い。次女は水曜に保育園に行ったがまた熱がぶり返してきて休み。今週は仕事行けなすぎて虚無。もう何も感じない。病院に行って咳止めの薬をもらう。妻は妻で発熱が続き、そこに生理のダブルパンチ。長女は唯一復調しており、ひな祭りパーティーを楽しみにしていたので、とりあえずおひなさまケーキだけ調達し、みなの回復を待ったがあえなく失敗。ケーキのお披露目は明日に持ち越すことに。体調不良で不機嫌な次女と妻を看病しながら隙間時間でTスマホをいじり、Teamsへの書き込みとOutlookの返信を行う。やろうと思えば左手親指のフリック入力だ…

  • 妻の看病で休むのはアリか?ナシか?

    子ども二人は平熱に戻り、無事それぞれ出勤。妻だけが38℃台の熱でダウンしている。3人ダウンよりは随分状況改善したので終わりが見えてきた感がある。あとは私が感染して元の木阿弥にしなければよいだけ。ふと、子どもの看病のときは平気で休んだが、病人が妻だけになったからといって平気な顔して出勤するのってどうなの?と思った。ほぼ寝たきりの症状で苦しんでいて、軽食を摂るのも難儀しているくらいなので、健常な大人がケアしたら随分助かるのは歴然としている。しかし、言うても大人やし、、熱あるくらいなら自分で最低限のことできるよな、、とも思う。自分だったら自分の発熱くらいでいちいち休み取られたら重たい、、と感じる気が…

  • 家庭を持つ資格

    次女に続き、長女も妻も発熱でダウン。会社は早退するわ諸々の会議はペンディングだわ義母の協力を得てあれこれ買い出ししなきゃだわでてんやわんや。奇跡的に現在全員就寝中でひとときの休息を得ている。この二日間、保育園に次女を預けては差し戻し、妻に次女を預けては差し戻し、長女を小学校に預けては差し戻し、と差し戻し、とほぼ無意味な行ったり来たりの連続。ここは賽の河原か。家族との暮らしは楽しいし、学んだことや自分に影響を与えたことは腐るほどある。あるけどとても大変。必要に迫られて、自分の考えや感情を曲げたり抑えたりすることがあまりにも多すぎる。多すぎてもはや結婚前の人格がどんなだったかまともに思い出せない。…

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