自然観察・生き物採集の活動や、自然に関する知識やコラムを紹介しています。 昆虫、爬虫類、両生類、哺乳類、鳥などいろいろな生き物について書いていく予定です。 自然が好きな方や興味がある方、ぜひ一度お越しください!
周知度も高いコオロギ。 今回はそんなコオロギと仲間たちをご紹介します。 コオロギの生態 コオロギはバッタの仲間のバッタ目に分類されます。 体長は種類によって異なり1センチほどから5センチほどのものまでいます。 田んぼや畑、植え込み、河原と身近にも生息しています。 基本的に夜行性で昼は石の下や草の下に隠れています。 食性はほとんどが雑食で、植物から死骸、小さな昆虫まで食べます。 飼育する時はきゅうりなども食べます。 しかし、植物性のものばかり食べていると共食いをしてしまいます。 そのため飼育下では、煮干しや魚肉ソーセージなどの動物性のものも与えてあげましょう。 コオロギは脱皮を行います。 脱皮後…
どこでもよく見かけるクモ。 実は昆虫ではありません。 今回はクモをご紹介します。 クモの生態 クモは節足動物に分類されます。 クモには鋏角という昆虫でいう大顎のような餌を掴む部分があります。 それに加えて足が4本ずつ計8本あります。 雌雄が模様や大きさで分かりやすい種が多いです。 森林や草原、河原、住宅地など幅広く生息しています。 食性はほとんどが肉食で網を張り獲物を捕らえるものを造網性、徘徊して直接捕らえるものを徘徊性と言います。 例として造網性はジョロウグモ、徘徊性はアシダカグモなどが挙げられます。 食べる時は消化液を注入し、溶かしながら食べていきます。 またクモは大半がジェネラリストです…
自然守る上で大切な生き物たちがいます。 今回は生き物たちをメインにご紹介します。 ●キーストーン種 その生物が絶滅してしまうと生態系のバランスが壊れてしまう種。 日本ではオオカミがそうでした。 オオカミが絶滅したことにより、シカが増えました。 シカが増えたことにより植物がたくさん食べられ生態系のバランスが壊れてしまいました。 ●アンブレラ種 行動圏を広く持つ種。 日本ではオオタカがそうです。 オオタカは行動圏が広いのでオオタカが生活できる環境を守れば結果的にその行動圏の 生き物を守ることができます。 ●シンボル種 その地域の特徴を表す種。 基本的には誰もが興味をもつような、綺麗や人気の種が選ば…
植木鉢の下や庭先などでよく見かけるるワラジムシとダンゴムシ。 どこがどう違うのかご紹介していきます。 ワラジムシの生態 ワラジムシは節足動物に分類されます。 日本でも広く分布していて、昼間は落ち葉の下や倒木の下、石の下などによくいます。 基本的に夜行性で夜になると活発に活動します。 食性は落ち葉などを食べます。 いい土壌を作る役割をしていて、分解者の一種です。 ダンゴムシの生態 ダンゴムシも節足動物に分類されます。身近なところでもワラジムシ同様によく見られ、植木鉢や落ち葉の下、石の下などでよく見られます。 実は身近でよく見られるのはオカダンゴムシという外来種です。 在来種のダンゴムシは山の中や…
でんでんむし、まいまいとも呼ばれているカタツムリ。 今回はカタツムリについてご紹介します。 カタツムリの生態 カタツムリは軟体動物に分類されます。 多くが湿ったところを好みます。 雌雄同体で交尾をせずとも卵は産めますが、交尾をした方が質の良い卵を産めます。 一箇所にまとめて産むことが多いです。 食性は菌類や藻、落ち葉や植物など幅広く食べます。 飼育下では野菜などをあげると食べます。 カタツムリの殻は体の一部で、中に内臓などがあります。 そのため無理やり剥がすと死んでしまいます。 乾燥に弱いため、ぬめりがある液体で体をおおっています。 この粘液で殻に膜もはることができ、それにより乾燥から身も守れ…
今回は生物が生活していく空間において大切な5原則を紹介していきます。 ●生物の生息空間5原則 1.色々な環境がある。 生き物により好む生息環境は様々です。そのためより多くの素材、環境が必要になってきます。具体的には草むら、花、水辺、樹木、落ち葉、石、倒木などが挙げられます。 2.様々な植物が生育している。 多くの植物があることにより、多様な生き物が訪れます。 見栄えとしては同じ種がたくさんある方が綺麗だったりしますが、多様性にとっては多くの植物があることが必要なのです。 3.デコボコである。 デコボコがあることにより多くの生き物が隠れたり、生息できたりします。穴があったり、隙間があることでそこ…
わりとメジャーな虫キリギリス。 アリとキリギリスの物語でも有名ですよね。 今回はキリギリスとその仲間たちをご紹介します。 キリギリスの生態 キリギリスはバッタ目に分類されます。緑や褐色をしていて、前足にトゲがあります。 河原や草原、林縁部などに生息しています。 キリギリスは縄張りを持つため、ある程度密集しないように生息しています。 とても臆病で死んだふりをしたり、すぐに奥まで逃げてしまったりと逃げ足が速いです。また捕まえると噛みつきもします。 食性は雑食です。 小さいころは植物の種や花粉を食べますがだんだんと成長するにつれて、前足のトゲも使い、イモムシや小さい昆虫を捕食したり共食いしたりするよ…
ゲジゲジの名前でも有名なゲジ。 害虫のイメージがとても強いですが実際どうなのでしょうか。 今回はゲジについて紹介します。 ゲジの生態 ゲジゲジではなくゲジが正式名称となります。 ゲジはムカデなどの仲間に分類されます。 日本にはゲジとオオゲジの2種が生息しています。 基本的に夜行性で、夜になると木や道端などでよく見かけることがあります。 昼間は石の下や倒木の下、落ち葉の下など虫が多いところに身を潜めます。 ジメジメしたところをよく好みます。 食性としては肉食で、ハエやダンゴムシやコオロギ、ゴキブリまでもを食べます。 ゲジは足がとても多い生き物です。 そしてこの足を投げ縄のように使い獲物を捕らえま…
今回は誰もが一度は見ているであろう有名な鳥、ハトをご紹介します。 身近で見られるハトはカラス同様2種類いるので見分け方のポイントもご説明します! カラスについてはこちらからどうぞ akatsuka117.hatenablog.com カワラバトの生態 いわゆる「ドバト」と呼ばれています。 日本で広く分布していて、公園や道端などどこでもよく生息しています。 特に都心部でよく見かけます。 クックーやククッと短く鳴きます。 首に緑や紫に見える模様があるのも特徴です。 食性は草食が主な食事で、種子や穀物、果実などを食べます。 雑食な部分も持ち合わせているので小さな昆虫や人間が与えた餌も食べます。 よく…
コロギスという生き物をご存知でしょうか? キリギリスと似てるイメージがある人も多いかと思います。 今回はコロギスを紹介します。 コロギスの生態 コロギスはバッタ目に分類されます。 名前の通りコオロギとキリギリスの間のような見た目をしています。 引用:https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=83910354 足にはトゲがはえていて捕食や滑り止めとして役割を果たしています。 跳躍力はあまり高くなく、その代わりに走るのが速いです。 わりと頻繁に威嚇をすることがあり、羽を開いて顔を上げて威嚇してきます。 逃げることが多いですが噛むこともあります。…
割とどこでも見かけることのできるナメクジ。今回はナメクジをご紹介します。 ナメクジの生態 ナメクジがカタツムリと似ているなと思ったことがあるかもしれません。 大体の種はカタツムリと同じ仲間に分類されています。 ナメクジは湿ったところを好みます。 落ち葉の下やぬかるみ付近、石や植木の下などです。 食性としては葉や落ち葉、腐った死骸などを食べています。 ナメクジは雌雄同体の為、交尾で精子交換を行います。 卵は石の下などに産みます。 体のほとんどが水分でできている為乾燥にはとても弱いです。 そのため塩にも弱いのです。 湿ったところは大好きなのですが肺呼吸をおこなうため水の中にいると窒息死してしまいま…
昔はよくみられたメダカ。 しかしながら最近はカダヤシの方がよく見かけます。 今回はそれぞれについてご紹介します。 ●メダカの生態 メダカは小型の淡水魚です。 田んぼや水路、流れの緩やかな小川などでよく見られます。 水中のプランクトンやボウフラなどを食べます。 引用:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Oryzias_latipes%28Hamamatsu,Shizuoka,Japan,2007%29-1.jpg 卵を水草などに産みます。 目が大きく頭部の上の方から飛び出していることからメダカと…
ダンゴムシなどと同様見かける場面が多い昆虫だと思います。 今回はこのハサミムシをご紹介します。 ハサミムシの生態 体が細長く、名前の通りお尻にハサミのようなものがあります。 これは外敵から身を守るだけでなく、オス同士の抗争でも使用しています。 また、威嚇の際はハサミを上にあげてきます。 そんなに痛くありませんが挟まれることもあるので捕まえるときなどは注意が必要です。 毒はありません。 湿った場所を好み、花壇や庭、公園などの石や倒木などをひっくり返すとよく見かけます。 食性は肉食が強く、ダンゴムシやイモムシなどを捕食しています。 種類によっては草食の傾向も見られます。 観察をする時には手袋をして…
ザトウムシはあまり知られていないかもしれません。 千と千尋の神隠しのかまじぃのモデルになった虫です。 今回はザトウムシをご紹介します。 ザトウムシの生態 昆虫ではなく節足動物に分類されています。 足を前に伸ばし歩く様子が杖で歩くようなイメージから座頭をとってザトウムシと名づけられました。 メクラグモとも呼ばれていました。 形としては小さな胴体から直接糸のように細い脚が生えてきます。 森林でよく姿を見られ木にくっついていたり、地面を歩いています。 食性は雑食で小さな昆虫からミミズ、死骸、木の実などを食べます。 飼育下ではビスケットなども食べますよ。 見た目からクモと似ていますが、 ザトウムシは体…
騒ぐと地震が起きるとも言われるナマズ。 今回は淡水魚で私が1番好きなナマズについてご紹介します。 ●ナマズの生態 ナマズは日本に広く分布する大型の淡水魚です。 基本的に夜行性で、夜に活発に餌を探し回ったりします。 食性としては肉食でドジョウなどの小魚、カニなどの甲殻類、昆虫、カエルなど幅広く食します。 形としては全体的に平べったく、口が大きいです。 そしてなんといっても長い口ヒゲが特徴です。 これはとても感覚が鋭く、餌を探すのにとても役立っています。 また鱗がないため、表面はヌルヌルとしています。 繁殖期になると田んぼや水路といった浅い水域に集まり、オスがメスに巻きついて交尾を行います。 夜の…
誰もが知っているようなミミズ。 一旦どんな生き物で、どんな役割をしているのでしょうか。 今回はミミズをご紹介します。 ミミズの生態 ミミズは環形動物に属す生き物です。 土中や水中、海にまで幅広く生息する種類がいます。 良く公園などで小さく土が盛り上がっているのはミミズの痕跡です。 目がなく、手足もありません。 目が見えないことからミミズと名がついたとも言われています。 ミミズには骨格がありません。 体には小さい視細胞があり、光の方向がわかります。 またよく見ると小さい毛が生えていてこれが移動を手助けしています。 呼吸は皮膚呼吸で行います。 大きさはミリ単位の小さいものから数十センチほどのものま…
俗に便所コオロギと呼ばれる虫がいます。今回はその正体と生態についてご紹介します。 カマドウマの生態 便所コオロギとはカマドウマと言う昆虫のことを言います。 はねはなく飛べません。 その代わりに跳躍力がとてもたかく跳ぶことは出来ます。 時にはケースなどに激突して死んでしまうこともあるほどです。 色や、跳躍力、かまどの付近で見られたことからこの名がつきました。 身体に比べ長い触覚をもち、後ろ足が長く跳ぶのに発達してます。 暗く、狭いところや湿った場所を好んで生息します。 木の穴や、石や倒木の下、時には人家にも入ります。 引用:http://photozou.jp/photo/photo_only/…
今回は田んぼや水辺でよく見かけるタニシとカワニナについてご紹介します。 まずはそれぞれを簡単に取り上げていきます。 ●タニシの生態 タニシとは世界的に広く分布する淡水性の巻貝です。 右巻きの貝殻を持ち、流れの緩やかな水域や止水域で多く見られます。 石などに付着した藻、水底の沈殿物、水中のプランクトンなどを食べます。 わりと幅広い水域で生息することができます。 ●カワニナの生態 カワニナもタニシ同様淡水性の巻貝です。タニシは丸っこいのに比べカワニナはわりとシュッとした貝殻を持っています。 ホタルの幼虫の餌としても有名ですね。 カワニナは比較的綺麗な水域に生息しています。 少し流れの早い川の上流な…
ゾウムシは知っている人も多いのではないでしょうか? 今回はゾウムシについてご紹介していきます。 ゾウムシの生態 ゾウムシは世界的にも種類が多い甲虫のグループになります。 日本だけでも千種近く確認されています。 ほとんどが小型の甲虫で、とても硬い外骨格で覆われています。 頭部から口先までが長い種が多く、ここからゾウムシと呼ばれたようです。 植物中に穴をあけてそこに産卵するためこの長い口は産卵する際にも使えます。 幼虫、成虫ともに植物食で、種によって葉や果実、樹液など様々です。 動きは遅いですが、死んだフリや、落ちたりして身を守っています。 走光性もあり光に集まることもあります。 その中のオオゾウ…
ハイキングや森林浴でヒルに吸血されるといった話はよく聞きます。 ではヒルとはなんなのでしょうか? 今回はヒルについてご紹介します。 ヤマビルって? ヤマビルは吸血を行う陸生のヒルです。 基本はシカやイノシシなどの血を吸血していますが人間の血も吸血します。 乾燥に弱く湿った場所に多くいます。 ぬかるみや雨上がりなどはより一層注意が必要です。 吸血する前は比較的小さいのですが吸血後はもともとの何倍もの大きさに肥大します。 ヤマビルは雌雄同体ですが交尾もします。 ヤマビルは困る生態とは裏腹に卵がとても綺麗と評判ですよ! ヤマビルは晴れてる時は落ち葉の下や、葉の裏などで人や動物が来るのを待っています。…
海辺や海岸でよく見かけるフナムシ。 虫ではありませんが簡単に紹介していきます。 フナムシの生態 冒頭でも述べたようにフナムシは虫ではなく、生息場所は全く違いますがワラジムシなどの仲間です。 触覚が長く、体長は5センチほどで平べったいイメージです。尾が2つに分かれています。 海岸のテトラポッドや岩礁に群れをなして生息していて雑食性です。 死肉や果実なども与えると食べます。 とても動きが早く、気配を察知するとすぐに逃げてしまいます。 また泳ぎはあまり得意ではなく長時間水中にいると溺れてしまいます。 素手で捕まえると噛まれます。 しかし痛くもなく毒もないことから危険性も低い生き物です。 磯などの探索…
ゴミムシって聞いたことあるけどどんな虫かはあまり有名ではありません。 今回はゴミムシについてご紹介していきます。 ゴミムシの生態 ゴミムシの名前の由来は、小さい昆虫を食べるためによくゴミ溜めで見られたことから来ていると言われています。 甲虫の一種です。 基本的に肉食で、死んで間もない新鮮な肉も食します。種類によっては植物の種や、なんとも偏食な決まった獲物しか食べないものもいます。 幼虫も肉食です。 土に卵を産み、幼虫はおもに土の中で生活をしています。 成虫は枯れ葉や石の下や倒木の下でよく発見でき、動きが早いのが特徴です。 また走光性もあるため、街灯下などでも見られます。 それではゴミムシの仲間…
バナナ虫と呼ばれる虫がいるのをご存知でしょうか? 今回はそのバナナ虫を紹介します。 バナナ虫はツマグロオオヨコバイ 俗にバナナ虫と言われているのはツマグロオオヨコバイという昆虫です。 見た目や色が似ていることからバナナ虫と呼ばれるようになったようです。 身近な公園や団地、森林や花壇と多くの場所に生息しています。 植物の葉や茎、時には果実などの液を吸って生きています。 葉の裏などに卵を産み、幼虫は半透明でとてもかわいらしいです。 成虫越冬をします。 飛ぶこともできますが基本的に動きはあまり早くなく、夜行性です。 走光性もあるため光によってきたりもします。 ツマグロオオヨコバイって刺すの? ツマグ…
今回は身近なカラスを紹介します。 身近には2種類見られるのでそこの見分け方もお伝えします! ●カラスの生態 カラスは割とどこでも見かけることの出来る鳥です。 公園や森林、河原、住宅地などに生息しています。 食性は雑食性です。 昆虫から、爬虫類、他の鳥の雛や木のみなどなんでも食べます。 生ゴミを漁る姿や農作物を食べる姿は有名ですね。 巣は木の上に主に作ります。 都心では電柱に作ることもあります。 木の枝などの自然のもので作ることが多いですがハリガネやハンガーなども巣の材料にすることも。 よくベランダでハンガーを持ってかれたりしますよね。 縄張り意識がとても高く、巣に近寄ると威嚇をされます。 頭上…
オオヒラタシデムシはよく公園や道端、庭などでよく見かけることのある虫です。 臭いと評判ですが今回はオオヒラタシデムシについて紹介していきます。 シデムシって? まずはオオヒラタシデムシが属するシデムシの仲間の生態を紹介します。 シデムシとは死骸があると出てくるというところから死出虫、シデムシと名付けられています。 名前の通り雑食性で、虫や動物の死骸に集まっている姿をよく見かけます。 他にもウジやミミズもたべ、自然界の掃除屋という位置づけになります。 しっかりと重要な役目を担っているのです。 ただ幼虫、成虫共に臭いので素手などで掴む時は注意してください。 また種類によっては死肉を地中に埋めたりす…
よく木にいることを見かけるキマワリ。遠目でゴキブリと勘違いする人もいるのではないでしょうか? 今回はキマワリと仲間のゴミムシダマシについて紹介していきます。 ゴミムシダマシとは? キマワリは甲虫なのですがゴミムシダマシという仲間に属しています。 ゴミムシダマシの仲間の幼虫は俗にミルワームと呼ばれています。 ミルワームは聞いたことある人も多いのではないでしょうか? この仲間の昆虫たちは、〜ダマシ、〜モドキと言った名前がついた昆虫が多いです。 湿ったところを好みます。 ゴミムシとはなにが違うの?と思うかもしれません。 ゴミムシダマシの仲間は基本的には菌や葉、朽木などを食べ物としています。 またゴミ…
オトシブミという変わったゆりかごを作る昆虫をご存知でしょうか? 今回はオトシブミを紹介していきます。 オトシブミの生態 オトシブミは甲虫の一種です。 小さめの昆虫で体は硬く、見た目はゾウムシのような形をしています。首が長いイメージを持ちます。 引用:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:P7205398%E3%83%92%E3%82%B2%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%AA%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%9F.jpg 幼虫、成虫ともに葉を食べ…
一度はコメツキムシという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか? 今回はコメツキムシを紹介します。 コメツキムシの生態 コメツキムシは甲虫目に分類します。 幼虫は土の中や朽木の中で過ごし、成虫は葉や木の上でよく見かけます。 食性は幼虫、成虫ともに種によりバラバラで、肉食もの、樹液や蜜をすうもの、葉を食べるものなどそれぞれです。 外見はタマムシによく似ていて、全体的に平べったいイメージです。 引用:https://www.flickr.com/photos/tanaka_juuyoh/9208753846 またコメツキムシは外敵に見つかると死んだふりも行います。 コメツキムシの名前の由来 コ…
今回は生態系の中で起こることについてご説明します。 ●食物連鎖 カマキリがバッタを食べるように生き物同士の食う、食われるの関係。 これは有名ですよね。 引用:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C-%E6%B0%97%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%84%E4%BA%BA-%E8%87%AA%E7%84%B6-798359/ ●生物濃縮 食物連鎖を通して体内に蓄積された毒素濃度が高くなること。 特に上位の捕食者に影響が高いです。 農薬で汚染された植物をバッタが10本食べる ↓ そのバッタをカマキリが10…
水中でよく捕まえるガムシ。 今回はガムシをご紹介します。 ガムシの生態 ガムシはおもに水域で生活する甲虫です。 基本的には池や、流れのあまりない水路など止水系を好みます。 泳ぎはあまり得意でなくジタバタしているように泳いでいます。 定期的に頭を水面に出して呼吸します。 引用:https://kotobank.jp/word/%E7%89%99%E8%99%AB-466709 見た目としては黒く大きく、つるつるしたコガネムシってイメージです。 おもに水草や藻などを食べていますが、死骸なども食べる雑食性です。 走行性もあり、夜に街灯に飛んでくることもあります。 引用:https://ja.m.wi…
ツチハンミョウを聞いたことあるでしょうか?ハンミョウと名前がついていますがハンミョウには全然似ていません。 今回はツチハンミョウについてご説明していきます。 ツチハンミョウって? ツチハンミョウは甲虫に属する昆虫です。黒や紺っぽい色をしていてお腹がとても大きいのが特徴です。 引用:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%84%E3%83%81%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%A7%E3%82%A6.jpg 卵は土中…
ハネカクシという生き物を聞いたことがあるでしょうか? 今回はハネカクシという虫を紹介していきます。 ハネカクシとは? ハネカクシは甲虫に属する昆虫です。 わりとどこにでも生息していて、森林や草原、公園や水辺、海岸と幅広く見かけることが出来ます。 ただ小さい昆虫のためあまり見かけたことはないかもしれません。 食性も種により様々で肉食の種もいれば、藻や菌を食べる種類もいます。 引用:flickr.com/photos/harumkoh/18784706102/ 多くの種が名前のように羽がないように見えますが実は飛べて、飛び終えた後また羽を隠すように元の姿に戻ります。 ハネカクシの毒 ではハネカクシ…
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