MITメディアラボの教授で、Optogeneticsの研究で有名なEd Boydenが授業で話していた内容が、研究生活で一番ためになったので、まとめます。 Problem Land Problem landとは、課題の存在する領域です。例えば、「アルツハイマーを治療する」「自動運転を安全にする」など、重要度がわかりやすい大きな問題があります。一方で、大事な問題だとわかっていても、すぐにそれを解決することができるとは限りません。Ed Boydenは研究はProblem landから始まるべきだと言っていました。Problem landから逆算して、一つのラボとして今できるステップを考えることが、…
母国語でない英語でプレゼンをすると、緊張してしまい、本来の実力を発揮することがよくあります。私が普段からプレゼンをする時に気をつけていることを挙げていきます。 普段よりもゆっくりと話す 私たちは、緊張すると早く話してしまいがちです。母国語でない言語でプレゼンするときもそうです。上手なプレゼンターは日常会話で話すよりもゆっくりと話します。私は自分が適切だと感じるスピードの1.5倍ほど遅く話してみることを心がけています。自分ではかなりゆっくりと話しているつもりでも、録音して聞いてみると「遅い」という違和感はありません。ゆっくりと話すことは、聞き手に考える時間を与えることでもあるので、話すスピードと…
アメリカの大学受験は日本と違い、テストだけで結果が決まるわけではありません。具体的には(私の思う重要度順に)課外活動、エッセイ、先生からの推薦状、学校の成績、面接、SAT、TOEFLが必要となります。それらの情報をもとに、アドミッションオフィサーが合否を決めます。点数で決まるわけではないので、学校との相性、運の要素もあります。細かい部分は学校によって異なるので、アドミッションのページを確認しましょう。 課外活動 学校の授業以外で何をしたかは、大学受験でかなり重要視されます。例えば「生徒会長になった」というリーダーシップの経験や、「何かのコンテストで受賞した」という自分の優れた能力を証明する業績…
MITは理系の学生がほとんどを占めており、いわゆる文系のhumanities専攻は4%だけしかいません。その一方で、生徒全員が卒業までに文系の授業を8つ以上取ることが義務付けられています。(詳しいカリキュラムについてはこちら)理系の学生でも、取る授業の20-25%は文系教科なのです。 なぜ文系科目が必修なのか アメリカの大学の教育はリベラルアーツといって、教養を重んじる傾向があります。 MITの学生はサイエンティストやエンジニアとして、これからの科学技術の発展に貢献していきますが、社会的な教養が欠如しているといけないという理由で文系科目が必修になっています。必修の中でも、社会学、アートなど、幅…
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