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シリコンバレーロックダウン後日記 https://sarukunsv.hatenablog.com/

起点はシリコンバレーがロックダウンされた2020年3月。2021年6月、シリコンバレーのロックダウンが解除されてから、シリコンバレーと世界がどのように回復に向かっていくのかを日記に記録してみようと思う。

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2020/04/11

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  • シリコンバレーも規制緩和に大きく舵取り

    来週、シリコンバレーの属するサンタクララ郡は規制緩和のティアシステムの最悪レベルであるパープルティアから一段回規制が進むレッドティアへの昇格が予定されている(ティアシステムに関しては「再挑戦」を参照してほしい)。この昇格に伴い、サンタクララ郡の衛生局は規制緩和に大きく舵取りをする覚悟を決めた。 これまで常に州の規制よりも厳しい規制掲げてきた慎重派のサンタクララ郡が、今回は州の規制と足並みを揃えるうえに、具体的にどのような状況であればマスクをとってもいいかまでを積極的に明記したかたちとなった。 それによると、3家族までなら野外であれば集まってもいい。2メートルの距離を開けているならばマスクをとっ…

  • 免疫パスポート

    最近ヨーロッパを中心に話題になっているのは、ワクチンを接種した人に証明を与えることで、より多くの行動ができるようになるためのパスポートのようなものを与えるべきかどうかだ。 Covid の予知映画ではと話題になった2011年の「コンテイジョン」でも、恐怖の感染症への免疫がある人やワクチンを接種した人には ID ブレスレットが与えられ、それを提示することによってショッピングセンターに入ることができるという描写があったが、まさしくあの発想だ。 実際に最もワクチンの接種が進んでいるイスラエルでは、すでに「グリーンパス」という形で実用化されていて、カードまたは電話に入っている専用アプリを使って、ジムやイ…

  • 免疫パスポート

    最近ヨーロッパを中心に話題になっているのは、ワクチンを接種した人に証明を与えることで、より多くの行動ができるようになるためのパスポートのようなものを与えるべきかどうかだ。 Covid の予知映画ではと話題になった2011年の「コンテイジョン」でも、恐怖の感染症への免疫がある人やワクチンを接種した人には ID ブレスレットが与えられ、それを提示することによってショッピングセンターに入ることができるという描写があったが、まさしくあの発想だ。 実際に最もワクチンの接種が進んでいるイスラエルでは、すでに「グリーンパス」という形で実用化されていて、カードまたは電話に入っている専用アプリを使って、ジムやイ…

  • PASC ってなんだ?

    PASC は Post-Acute Sequelae of Covid-19 の略、無理に日本語にするなら「Covid-19 急性期後後遺症」とでもなるだろう。ここ数ヶ月の間、何度もニュースになってはいたが、とうとう正式名称を与えられた Covid 回復後長期に渡り体調不良が続くという症状である。 何度もニュースで読んでいるにもかかわらず、一度も日記に登場したことがなかったのには理由がある。ニュースを読む限り、間違いなく存在している病気のようなのだが、こんな症状、あんな症状といった具合に、はっきり定義されないで、具体的な事例だけがニュースになるために、実にとらえどころがない感じだったのだ。 や…

  • Fry's さようなら、時代の終焉

    パンデミックでいろんな店がしまったけれど、今日の Fry's 閉店のニュースは驚きはなかったが感慨深いものがあった。 私がシリコンバレーの地を踏んだ約20年前、Fry's はシリコンバレーの象徴の一つだった。シリコンバレーに集まるオタクの聖地、シリコンバレーを訪れる観光客が足を運ぶような、そんな電子機器の有名大型店だった。コンピュータの細かい部品から完成品まで、高級スピーカーからCDまで、ソフトウェアから専門書まで、電子機器に関するものならなんでも売っていた。スーパーマーケット版の秋葉原のようなもので、それもシリコンバレーに一軒とかそういう規模ではなくて、あっちにもこっちにも大規模チェーン展開…

  • 1週間に1時間だけ登校?

    このところのニュースでほぼ毎日議論されているのは、いつ学校を開けるかである。部分的に開け始めている学区もあれば、来月を目標にしている学区もあるし、まったく見通しができない学区もある。傾向としては、幼い子どもたちの学年は徐々に開きはじめているか、もしくは、開く予定であるが、ハイスクールのような高学年はまだまだ開くのは先のようだ。これは一重に幼い子どもたちのほうが感染しにくい、または、感染しても症状がでないという研究結果に基づいている。 学校がなかなか開かない最大の理由は、学校区とそこに雇われる教師の組合との交渉がまとまらないからだ。学校区としてはできるだけ早く学校を再開したいために、様々な安全策…

  • ワクチン接種の研究結果と追悼式

    イスラエルのワクチン接種後の感染データが公表されて以来、話題になっているのはファイザーのワクチンは一回接種しただけでも非常に効果が高いらしいという議論だが、今日、英国から正式な研究結果がでて、その議論を裏付けた形になった。 その研究結果によれば、65歳以下の医療関係者の間では、ワクチンを一回接種することにより感染のリスクが72%も減っているということだ。二回接種することでこの数字は85%にまであがるそうだ。 また、80歳以上の市民のうち一回接種した人の発症リスクをを57%下げている。二回接種することでこの数値は85%以上にあがるそうだ。 これに加え、現在のデータからわかることとして、ワクチンを…

  • 大坂なおみ選手がオーストラリアオープンで優勝した。優勝したことはもちろん素晴らしいのだが、もっと驚いたことがある。私はスポーツにはあまり興味がないので、オーストラリアオープンも、「へー、やってるんだ」程度の関心しかなかったのだが、せっかくだから優勝のスピーチぐらい聞こうかと思ってインターネットで動画を見つけた。 そして驚愕した。普通に観客が入ってる!なんか普通のイベントみたいになってる!拍手と歓声に湧くスタジアムの映像の衝撃といったらない。そう、私達ってこういう世界にいたんだよな、と懐かしかった。そして、それを今できるオーストラリア、すごすぎる! 少し調べてみたけれど、やはり海外からの選手団に…

  • ワクチンを拒否する人びと

    情報の伝達は難しい。 ワクチンの接種が進むにつれて、接種資格があるにもかかわらず接種を拒否する人々に関するニュースも増えてきている。例えば、必要不可欠な職業として軍人には接種資格が降りているのだが、これまでに軍に所属する人の3分の1がワクチンの接種を断っているという。また、最も犠牲者が出ているカテゴリである年配者の施設でも接種を拒否する人が多く、ある施設ではなんと住人の60%がワクチンの接種を断ったという。 その背景には、今回のワクチンに対する専門家や報道のコメントの影響が大きいと言われている。多くの専門家や報道が、今回のワクチンを接種したあとも、人々がマスクの着用とソーシャルディスタンスの保…

  • シリコンバレーの仕事は激減?

    なぜか同じ日記が2回投稿されてしまう現象が起こっている。真面目に調べれば、トリガーとなる操作がわかると思うのだが、本職の仕事のほうがここのところ忙しすぎて、ちょっと調べる気になれない。特に困っていないので放置しているため、同じ日記が2回アップロードされてたら、「またかい?」と広い心で許してほしい。 さて、シリコンバレーでもパンデミックにより失われた仕事は多い。シリコンバレー地域全体の合計の仕事数は昨年一年間で8.9%も減っている。しかし、その内訳は興味深い。シリコンバレーをシリコンバレーと至らしめるテクノロジー系の仕事は、実は少量ながら増えているのである。かく言う私もテクノリジー系の仕事をして…

  • ワクチン接種最先端国家はイスラエル

    世界で最もCOVIDのワクチン接種が進んでいるのはイスラエルである。 現時点で国民100人につき76.25の接種がすでに行われているというのだ。イスラエルはファイザーを使っているので、この中には1回しか接種していない人と2回接種した人が混ざった状態なのだが、それでも12月20日前後から2ヶ月もたたないことを考えれば驚異的な数字である。60歳以上の市民に関しては80%の接種率、また、16歳以上であれば待機する必要なくいつでも接種可能な状態だそうだ。 国民100人に対するワクチン接種数 なぜにこれほどワクチンの配布と接種が速いのか。理由は複数ある。 まず、イスラエルはファイザーとのワクチンを非常に…

  • ワクチン接種最先端国家はイスラエル

    世界で最もCOVIDのワクチン接種が進んでいるのはイスラエルである。 現時点で国民100人につき76.25の接種がすでに行われているというのだ。イスラエルはファイザーを使っているので、この中には1回しか接種していない人と2回接種した人が混ざった状態なのだが、それでも12月20日前後から2ヶ月もたたないことを考えれば驚異的な数字である。60歳以上の市民に関しては80%の接種率、また、16歳以上であれば待機する必要なくいつでも接種可能な状態だそうだ。 国民100人に対するワクチン接種数 なぜにこれほどワクチンの配布と接種が速いのか。理由は複数ある。 まず、イスラエルはファイザーとのワクチンを非常に…

  • ファウチ博士、動詞化する

    日本でもよくあることだと思うのだが、米国では有名な固有名詞はよく動詞化する。一番有名な例は、「Googleする」だと思うが、このパンデミックでできた新語には「Zoomする」というものもある。 最近になって、我らがファウチ博士の名前が動詞化したらしい。さすが人気者である。それも、オンラインのデートサイトで?! 「ファウチする」とはどういう意味なのか。先日、報道番組のインタビュー中に、あなたの名前が動詞になっているんですが、意味を知っていますか?と聞かれたファウチ博士は、知らないと答えて、どういう意味なのか尋ねた。 インタビュアーが、オンラインのデートサイトでお付き合いするかどうか決めかねている相…

  • Zoom Bombing (Zoom爆弾)

    遅ばせながら Zoom Bombing という言葉を今日はじめて知った。 先週の金曜日は旧正月、米国ではチャイニーズニューイヤーまたはルナニューイヤーと呼ばれる。中華系移民の多いカリフォルニアでは、例年であれば街をあげてお祝いが行われ、たくさんの家々でパーティが開かれるのだが、今年はパンデミックのため、各家庭でのお祝いや Zoomでのミーティングがトレンドだ。 さて、ある中華系の保育園は子供たちのために歌や遊びを用意した Zoom イベントを企画したのだが、これに Zoom Bombing が落とされた。先生が歌ったり踊ったりしているライブを、子どもたちとその家族が楽しんでいたときに、突然、画…

  • Zoom Bombing (Zoom爆弾)

    遅ばせながら Zoom Bombing という言葉を今日はじめて知った。 先週の金曜日は旧正月、米国ではチャイニーズニューイヤーまたはルナニューイヤーと呼ばれる。中華系移民の多いカリフォルニアでは、例年であれば街をあげてお祝いが行われ、たくさんの家々でパーティが開かれるのだが、今年はパンデミックのため、各家庭でのお祝いや Zoomでのミーティングがトレンドだ。 さて、ある中華系の保育園は子供たちのために歌や遊びを用意した Zoom イベントを企画したのだが、これに Zoom Bombing が落とされた。先生が歌ったり踊ったりしているライブを、子どもたちとその家族が楽しんでいたときに、突然、画…

  • ワクチンの副作用

    周囲にワクチンが接種できる人が増えてくると、当然ながら実際にワクチンの副作用に悩まされた人の話を伝え聞くようになってくる。現在、米国で摂取されているのはファイザーとモデルナのワクチンだが、どちらのワクチンも2回目の接種後の副作用は相当高い確率で発生ているらしい。副作用は相当辛いらしいが、そのほとんどは深刻なものではない。 私の伝え聞く限りでは、だるさ、寒気、関節痛など、いわゆるインフルエンザに感染したときの典型的な症状が2日ほど続くらしい。統計によると、このような副作用を体験する人は2回めの接種したひとの60%を超えているようなので、2回めのワクチン接種後は相当高い確率で具合が悪くなるようだ。…

  • さらば、ユニクロサンフランシスコ

    サンフランシスコのダウンタウンで3階建てのお洒落な店舗を持っていたユニクロが閉まるらしい。ユニクロはマンハッタンの店舗も閉める発表をしたばかりだ。 ユニクロは、スタイル的には在宅ワーカー向きのカジュアルな品揃えが多いので、私の周辺ではむしろ購入者が増えていそうな気がするのだが、それは全てオンラインショッピングの話だ。ユニクロは米国でもオンラインで簡単に購入できるし、ある程度の金額をまとめて買えば送料だって無料になる。 しかし、店舗販売となると苦しい。サンフランシスコのダウンタウンには有名ブランドのフラグシップや大規模店舗が軒を並べていて、地元の人々だけなく国内外の観光客のショッピングサイトとし…

  • 本当に懲りない人々

    来週の月曜日、米国はプレジデントデイと呼ばれる休日で、多くの公立学校はこの週を一週間休みにする。この休み期間を、この辺りに住む人はスキーウィークと呼ぶ。カリフォルニアの殆どの地域は雪は降らないが、東に3時間ほどドライブすれば、シェラネバダ山脈が南北に走っていてネバダ州との州境になっている。ここには沢山のスキーリゾートがあって、2月に学校が休みになる一週間は、ベイエリアと呼ばれるこのエリアから、東のスキーリゾートへ泊りがけで旅行する人が多い。 さて、今年になってから我が家は自宅の近郊しかウロウロしていない。ベイエリアをでたのは25マイルぐらい西のサンタクルズの桟橋に釣りに行った一回だけだ。そんな…

  • ワクチン接種は進んでいます

    たまには明るいニュースについて書きたい。 昨日、向かいの家に住んでいるポルトガル移民の老夫婦の奥さんが庭で取れたオレンジとみかんを山程持ってきてくれた。彼らは庭で果物や野菜をたくさん収穫しては、おすそ分けを持ってきてくれる。正確な年齢は知らないが、70歳は超えているのではないかと思う。旦那さんのほうが糖尿病を持っているのでいつも食べ物に気をつけているため、こちらから差し入れをすることはあまりないのだが、奥さんは寿司が好きなので、我が家で巻きずしをするときは、彼女がつまめる分だけお裾分けをする。 そんなふうにすごく親しいわけではないが、それなりに仲良くしているご近所さんなのだが、去年は、一年間で…

  • アジア系に対する連続事件

    なぜこのタイミングなのかよくわからないのだけれど、この数週間の間に、シリコンバレーのあるベイエリアと呼ばれる地域で、立て続けにアジア人差別に根に持つと思われる犯罪が相次いでいる。 今年の1月の末、サンフランシスコに住むタイ人の高齢者が朝の散歩中に、19歳の若者に突き飛ばされ、それで負った怪我が原因で亡くなったのを始めとして、サンフランシスコのチャイナタウンやサンフランシスコ湾の反対側のオークランドでも、アジア系の老人が突き飛ばされたり、強盗に襲われたりする事件が連続で起こっている。 アジア人、アジア系アメリカ人に対する差別は、ウィルス感染が大きく拡大を見せ始めた頃から、米国で目に見える形で増加…

  • 平等ってなんだろう

    シリコンバレーが属するサンタクララ郡は、州政府にワクチンの接種を深刻な被害を受けているコミュニティの郵便番号によって優先順位を決めるべきだという進言をした。 サンタクララ郡ではすでに、インターネットのアクセスや自由になる時間の有無によって、ワクチンの接種者に深刻な偏りが発生しているためだ。サンタクララ郡では、ラティーノと呼ばれる南米系アメリカ人は全人口の4分の1ほどだが、郡の総感染者の半分以上を締めている状況に陥っている。この状況を踏まえて、より深刻な感染被害を受けているコミュニティにより優先的にワクチンを接種するために、郵便番号を接種グループ分けに使おうという提案だ。ちなみに、サンタクララ郡…

  • ワクチンを接種した人だったら会えるのか?

    身につまされる記事を読んだ。 ある記者の話だ。一年以上あっていない90歳の彼女の母親がワクチンの接種を完了した。すでに2回の接種を終え2週間たっている。つまり、理論的には母親はCOVIDに対する免疫があるはずである。さて、この記事を書いた記者は、母親に会いに行くべきかどうか多いに迷うことになる。去年90歳の誕生日を祝いに行くはずだった旅行をキャンセルして以来、いつになれば90歳の誕生日祝いのハグをできるのかと、今か今かと待っていた。そのうちに一年近くの時が流れ、とうとう母親のワクチン接種が完了した今、記者は母親に会いに行っても大丈夫だろうか?この記者は様々な専門家の意見をきいてみた。予想できる…

  • 学校は再開するのか?

    シリコンバレーのお隣のサンフランシスコの学校区と教師の組合の間で、学校再開の条件に関する合意が結ばれたらしい。 今回合意に至った、教師が学校に戻るための条件は次の2つ。 1つめは、カリフォルニア州の定める規制緩和のティアシステム(「再挑戦」を参照)のレッドティアにサンフランススコが分類されていること。 2つめは、組合の学校に戻る教師全員にワクチンを接種する機会が確保されることである。 また、生徒が学校に戻るための条件は、サンフランシスコがオレンジティアに分類されていることである。生徒がワクチンを接種できていなくても、マスクや消毒などの設備が整い、ソーシャルディスタンスが保てて換気のよい環境が準…

  • ワクチン接種記録カード

    米国でCOVIDのワクチンを接種すると CDC 発行のワクチン接種記録カードをもらえる。2回接種しなくては行けないワクチンの場合は、第一回目の接種の記録としてもちろんとても重要となるが、たとえ一回だけの接種のワクチンであっても、ワクチンを接種した記録が今後どのように使われるのは未知数だ。もしかしたら、外国に入国するときに提示をもとめらえるなんてことも出てくるかもしれない。 さて、このワクチン接種記録カードだが、待ちに待ってワクチンを接種した人々がカードとともに記念撮影してSNSに載せるというトレンドがある。これは辞めたほうがいい。 第一に個人情報を盗まれる可能性が高い。このカードには氏名と生年…

  • IHME予想の更新とマスクの配布

    「感染者の急減とはずれてほしい予想」で触れた1月の感染拡大のピークを超えると考えられている2月3月の感染拡大予想していたIHMEの COVID-19 Projections の米国の予想データが今日更新された。これにより、なぜ2月中旬から3月にかけて新たな感染拡大が予測されているのかがはっきりした。ウィルスの変異種の影響だ。 米国のあちらこちらで報告されているウィルスの変異種だが、その多くは感染力が強くなっているといわれている。今日も、シリコンバレーの北東のカリフォルニア大学バークレー校でも2人変異種に感染している学生が報告されいる。その感染力の高さから考えればじわりじわりと変異種が広がってい…

  • パンデミックのファッション

    アンディ・マクドウェルがインタビューに出演していたのだが、あのロレアルの宣伝で有名になった黒く豊かなくるくるの巻毛がなんと半分白かった。いや、白とか灰色とは呼ばないでくれと彼女が言っていた。シルバーと呼ばれたいそうだ。 ちにみにアンディ・マクドウェルはすでに60歳を超えているのだが、その見かけは相変わらずセクシーな可愛さがあって、60歳を超えているようには全く見えない。そして、そのシルバーヘアも彼女のキュートな巻毛のせいで、やっぱりゴージャスに見える。 そもそもパンデミックのせいで髪を染めることができずに放置していたのが始まりらしい。娘にクールでかっこいいとコメントされたアンディは、それいいじ…

  • 感染者の急減とはずれてほしい予想

    これは朗報だといっていいと思うのだけれど、カリフォルニアの新規感染者数と入院者数がすごい勢いで減少している。1月12日前後からいきなりストンと落ちだして、そのまま順調に急坂を転がるように下り続けている。その前の段階では、医療崩壊一歩手前でいつどのような事態に陥ってもおかしくない感じで、ICUの残りベッド数の割合を見るたびに冷や汗が浮かぶような状態だったのだが、ぎりぎりの線で留まったかと思ったら、あっという間に急降下が始まった。 これはカリフォルニアのロックダウンの効果です、といいたいところなのだが、ロックダウンに入ったのが12月7日だったことを考えると、ロックダウンの効果としてはおそすぎる。む…

  • ワクチン接種を妨害?

    先週の土曜日、50人近いデモ隊が、ロサンゼルスのドジャーススタジアムで行われているワクチンの接種のためにやってきた車を入口付近で会場に入るのを妨害した。このため、約1時間ほどワクチンの接種作業が止まり、ただでさえ長い列に長い待ち時間の接種プロセスが更に長引いたというニュースだった。 この50人のデモ隊は、ワクチン接種にきた車の列に、「COVIDはデタラメだ」「魂を守るために引き返せ」などというスローガンを掲げて入口付近を封鎖したらしい。 これだけ沢山の人が亡くなり、病院に患者が溢れ、患者たちが病床から「でたらめだとおもってたけど、COVIDは本当だった」というメッセージをSNSに次々にあげてい…

  • 命をたつ子どもたち

    今日のトピックは私の中で完全に消化不良なので何をどう書いたらいいのかよくわからないけど一応書いてみる。 パンデミックにより去年の春から、多くの学校が閉まり、オンラインスクールに移行した。10ヶ月たった今も多くの土地では、学校はオンラインまたは一部オンラインの状態だ。シリコンバレーのあるカリフォルニアの公立学校も基本的にはオンラインで運営されており、一部の特別支援が必要な子どもたちだけが登校を許可されている状態である。 この学校の閉鎖が、多くの子供達の自殺の原因になっていると報道されるようになってからすでに半年以上が過ぎている。 私がこの状況を上手く理解できないのは、我が家にいるティーンエイジャ…

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