僕のラジオの青春_6
中学に放送部というクラブがあった。給食の時間に学校からの案内とレコードなどを流していた。深夜放送とフォークソングがブームだった頃である。当然部員たちはラジオ放送のまねごとをしている。そしてレコードはフォークが主流。レコードを部室に持っていけば、〇年△組の誰々さんからのリクエストと紹介してくれていた。新曲もあればヒット曲も。給食を食べながら、あの組のあの人はあんな曲を聴いているのか。そんなことを思っていたりもしていた。またDJのまねごとだから、聴いている側もなんだか気恥ずかしさを感じることもあった。自分も放送室にレコードを持っていったこともあった。今でも覚えているレコードがある。当時最年少フォークデュオチューインガムの『風と落ち葉と旅びと』自分と同年代ということもあって好きだった。この曲を聴けば中学時代を思...僕のラジオの青春_6
2024/07/31 16:28