バンド生活34年目に突入した人間椅子が、2023年9月6日に23枚目となるアルバム『色即是空』をリリースした。 前作『苦楽』のリリースが2021年8月4日、約2年ぶりとなるアルバムである。この2年間、あらゆるバンドが制約のある中で活動を続け、2年間で大きく状況も変わってきた。
東大大学院で心理学を学んだ「まるとん」が、幅広く音楽について発信していきます。人間椅子・エレファントカシマシの投稿が多め。音楽の聴き方についても考察しています。
【アルバムレビュー】人間椅子 – 色即是空(2023) 古くて新しい人間椅子の”新世界”
バンド生活34年目に突入した人間椅子が、2023年9月6日に23枚目となるアルバム『色即是空』をリリースした。 前作『苦楽』のリリースが2021年8月4日、約2年ぶりとなるアルバムである。この2年間、あらゆるバンドが制約のある中で活動を続け、2年間で大きく状況も変わってきた。
【ライブレポート】2023年9月17日 DIZZY MIZZ LIZZY THE ALTER ECHO – JAPAN TOUR 2023 川崎CLUB CITTA’
デンマーク出身のバンド、Dizzy Mizz Lizzyが実に7年ぶりに来日ツアーを行うこととなった。2020年3月にリリースされた4thアルバム『Alter Echo』を引っ提げ、2020年4月に来日予定だったものの、中止となっていた。3年越しにようやく来日公演が実現したのである。
【アルバムレビュー】怒髪天 – more-AA-janaica(2023) もう一花咲く?パンクロック魂溢れる快作
”リズム&演歌”を標榜するロックバンド怒髪天が、久しぶりにミニアルバムと言う形態で新作をリリースした。タイトルは『more-AA-janaica』、「モウ エエジャナイカ」と読むと言う。満を持してリリースされた本作、非常に充実した内容に仕上がっており、筆者としては「怒髪天が帰ってきた!」と思わせるような内容であった。
”初期人間椅子”(上館徳芳期)の魅力を語る – 伸びしろしかない若さ迸る人間椅子
デビューから25年、30年と年を重ねるごとにブレイクを果たしているバンド人間椅子。そのブレイクは”再ブレイク”と言われるように、人間椅子最初のブレイクはデビューの時代であった。今回は”初期人間椅子”に焦点を当ててみよう。中でも初代ドラマー上館徳芳が在籍した3枚のアルバムの時期について、その魅力を掘り下げていきたい。
音楽ブログを書くコツは何か? – 閲覧数が伸びる記事のタイプやおすすめの書き方紹介
ブログを続けるモチベーションとして、やはり人に読んでもらえることは重要である。どんなに好きなことを書いたとしても、閲覧数(PV)は多い方が嬉しいものだ。そこで今回は筆者のこれまでの経験をもとに、音楽ブログを書くコツや、閲覧者が伸びる記事の書き方などをまとめてみた。もし音楽ブログを書こうと言う人の参考になれば幸いである。
【スターダストレビュー】なぜ「木蘭の涙」がやっぱりバンド1番の代表曲なのか?
日本屈指のライブバンドとして知られるスターダストレビュー、その代表曲と言えば何を思い浮かべるだろうか?初期の定番「夢伝説」「今夜だけきっと」を挙げるファンも多いと思うが、世間一般的に”聞いたことある”曲として最も知られているのは「木蘭の涙」だろう。(本人たちもそう述べている。)
【人間椅子】ファンクラブの集いでも演奏されない本当に隠れ過ぎた名曲たち
バンド活動35年を迎えようとしているハードロックバンド人間椅子、その楽曲数も相当な数になっている。ライブで披露されにくい曲は、自ら「レア曲」と呼ぶほど、実際にレアな楽曲がある。 今回はそんな近年のライブでは演奏されていない、真のレア曲の中から名曲を掘り起こそうと思う。
【エレファントカシマシ】エレカシのヒット曲にはイントロがない? – ”推し曲”にイントロがない理由
エレカシにはイントロがない楽曲が多々あることに気付く。最もヒットした楽曲と言えば、1997年の「今宵の月のように」だが、この曲にはイントロがなく、いきなりサビから始まる。この記事ではエレファントカシマシの中でイントロのない楽曲を集め、どんな楽曲が含まれているのか分析してみることにした。
【人間椅子】歴代アルバムの様々な”第1位”を集めてみた – 収録曲数やランニングタイム第1位は?
活動35年に迫ろうとする日本のハードロックバンド人間椅子、その作品数もかなり多くなっている。 歴代のアルバムの中には様々な”第1位”が存在する。むろん記録を目指してアルバムが制作されている訳もないが、長年の活動で作風が変化し、その当時の特徴が表れた結果と言えるだろう。
【THEイナズマ戦隊】「応援歌」という名曲は誰に向けた歌なのか? – その後のバンドへの影響と変化
THEイナズマ戦隊の「応援歌」はTHEイナズマ戦隊の初期からの代表曲であり、知る人ぞ知る名曲として存在する。 2009年にテレビ番組「誰も知らない泣ける歌」で取り上げられたのを記憶している人もいるかもしれない。「応援歌」の魅力に迫るとともに、この曲がもたらしたバンドにとっての意味についても考えてみようと思う。
【人間椅子】ナカジマノブ加入後における5つの重要なバンドの変化時期を振り返る
来年でバンド生活35周年を迎えるハードロックバンド人間椅子、ドラムのナカジマノブが加入してから、来年で20年になる。 そこで今回の記事では、ナカジマノブが加入後の人間椅子において、重要なバンドの変化時期に焦点を当てて、その時期にどんな出来事があり、何が変わったのか振り返る。
2007~2008年のエレファントカシマシ – 楽曲リリース時の思い出あれこれ(後編)
ここで改めて2007年~2008年頃のエレカシの快進撃を振り返ってみたいと思い、2007年頃の出来事を中心に「前編」を既に公開している。 今回はその「後編」であり、2008年の作品について書いた。名盤『STARTING OVER』の誕生から、「桜の花、舞い上がる道を」「新しい季節へキミと」までを振り返った。
2007~2008年のエレファントカシマシ – 楽曲リリース時の思い出あれこれ(前編)
筆者の思い出とともに、2007年~2008年頃のエレカシの楽曲たちが、どのように表に出てきたのか、エピソードとともに振り返ろう、と言う記事である。 書き始めたら思いのほか長くなったので、前後編に分けた。前編は2007年(以前を含む)~2008年の最初までとして、主に「俺たちの明日」「笑顔の未来へ」の2曲を振り返る。
ハードロックバンド人間椅子の”ヘヴィ”さはどこから来るのか? – 海外ヘヴィメタルとは異なる重さの魅力
日本のハードロックバンド人間椅子は、”ヘヴィ”なサウンドで知られる。しかしその”ヘヴィ”さは、海外のいわゆるヘヴィメタルのバンドのヘヴィさとはどこか異なる風合いがある。 改めて人間椅子について考える時、人間椅子の”ヘヴィ”さとはどこから来るのだろうか?今回は人間椅子が固有のヘヴィさを持つ点を掘り下げてみたい。
【ライブレポート】2023年5月11日 さよなら中野サンプラザ音楽祭 スターダスト☆レビュー×怒髪天
スターダスト☆レビュー×怒髪天の対バンだ。全く誰も予想しえなかった組み合わせを、あえてこのタイミングでやってしまおうという大胆さである。 5月11日、スターダスト☆レビュー×怒髪天のライブレポートをお届けする。最後にライブで見えてきた両バンドの個性の違い・共通性についても考察してみた。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第13回:Prefab Sprout 絶対外せない3枚の名盤
今回は、80年代を中心に活動したイギリス出身のバンド、Prefab Sproutを取り上げた。パディ・マクアルーンの高いソングライティング力が評価されているバンドである。重要な3枚のアルバムを取り上げつつ、初めて聴く人に向けて、初めて聴く人におすすめするマニアの人に向けて、今回はPrefab Sproutを紹介したい。
【エレファントカシマシ】ハッと驚かされる巧みな転調・コード進行の登場する楽曲を集めてみた
2023年はデビュー35周年を迎え、久しぶりのコンサートツアーを行ったエレファントカシマシは、ストレートな楽曲が魅力だが、初期の楽曲を中心に、ハッとさせられるような転調やコード進行がさりげなく入れられた楽曲も、筆者としては目が離せないポイントだ。
ベテランバンドの新作は本当に”待望”なのか? – ベテランが新作を作る難しさとファンの求めるもの
ベテランバンドがリリースする新作は、本当に”待望”なのか?ということを思った。と言うのも、新作とは活動が長くなればなるほど、難しくなるものだと思うからだ。今回の記事では、筆者が感じているベテランバンドの新作の難しさ、そしてファン目線として、どんな新作の形が理想なのか、について考察を試みた。
【2016年】人間椅子日記その9(怪談 そして死とエロス) – 再ブレイク期から安定期へ
僕が人間椅子のファンになった2000年頃から、当時のことを振り返ろうという記事の9本目である。今回は2016年についてだ。2度にわたるOZZFEST JAPAN、渋谷公会堂公演での満員御礼など、一回り大きくなった人間椅子である。対バンやイベント出演も含め、ライブ活動が非常に活発だった時期である。
バンド名のイメージとはかなり音楽性が違うおすすめ洋楽バンドを集めてみた
『名は体を表す』という言葉があるように、名前のイメージは大きい。それは音楽においてもそうであり、バンド名から連想される音楽性は大体想像通りのことが多い。例えば、Black Sabbathという文字列からは、やはりおどろおどろしい音楽が想像さ
【ライブレポート】2023年3月12日(日)エレファントカシマシ「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」横浜アリーナ
デビュー35周年を迎えたエレファントカシマシが、自身初となるアリーナツアーを行うこととなった。 宮本浩次氏がソロ活動を始めた2019年以来、ツアーを行うのは4年ぶり。この記事では、「35th ANNIVERSARY TOUR 2023 YES. I. DO」の3月12日(日)横浜アリーナ2日目の模様をレポートする。
【エレファントカシマシ】シングル『yes. I. do』に見る”らしさ”とソロ活動を経た35周年の現在地とは?
今年でデビュー35周年を迎えるロックバンド、エレファントカシマシ。3月8日(水)に4年9ヶ月ぶりとなるシングル『yes. I. do』がリリースされた。 さっそく新曲を聴いてみた感想として、筆者はエレカシらしさと同時に、35周年記念で再始動というタイミングで、非常に渋い楽曲が出てきたことへの意外さも同時に感じた。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第12回:エレファントカシマシ おすすめの聴き進め方+全アルバムレビュー
今回取り上げるのは、初心者向けに1枚に絞ることが最も難しいバンドである。今年でデビュー35周年を迎える、日本のロックバンド、エレファントカシマシだ。 今回はエレファントカシマシを初めて聴く人が、どのアルバムから入り、どう聴き進んでいくと良いのか、について考えてみる、と言う内容だ。
【2023年最新・まずはこれを読めばOK】ブログ『自部屋の音楽』のおすすめ記事5選
当ブログ『自部屋の音楽』では、人間椅子や浜田省吾、エレファントカシマシなどの記事を中心に、楽曲やバンドについて掘り下げて考察する記事を多数執筆している。今回はアクセス数の多い記事の中から、多くの人に末永く読んでいただきたいおすすめ記事を5本選んで紹介しよう。
【人間椅子】和嶋慎治と鈴木研一は天才or努力家? – 近・現代アートの画家をヒントに
日本のハードロックバンド人間椅子は、和嶋慎治(ギター・ボーカル)と鈴木研一(ベース・ボーカル)の2人が主に楽曲を作っている。筆者の中で芸術家・表現者は「天才」「努力家」の2つのタイプに分かれるのではないか、と考えている。和嶋・鈴木両氏はそれぞれどちらに当てはまると感じるだろうか?
【アルバムレビュー】陰陽座 – 龍凰童子(2023)近年の陰陽座らしさを詰め込んだ総集編的アルバム
妖怪ヘヴィメタルバンドを標榜する陰陽座が、実に4年半ぶりとなるアルバムをリリースした。タイトルは『龍凰童子』である。 待望のニューアルバム、期待の高まる中で、近年の陰陽座らしさが詰まった充実作となった。一方で近年の流れが、そろそろ飽和状態にある感触も持ったアルバムだった。
【人間椅子】和嶋慎治・鈴木研一の共作曲一覧 – その魅力となぜ共作をしなくなったのか?
人間椅子の楽曲は、和嶋・鈴木それぞれ単独で作曲し、作った人がボーカルを取る、というのが人間椅子のルールのようである。 しかし初期の楽曲を見ると、「和嶋慎治・鈴木研一」のように2人の名前が並ぶ楽曲がある。かつては共作が行われていたのが、ある時期から行われなくなっている。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第11回:Venom 最強のB級メタルバンドの歴史的名盤は?
NWOBHM期に登場したバンドながら、あまりに異端児過ぎたVenomを取り上げる。”状態の悪い録音”が特徴になってしまうほど、とにかくクセが強すぎるバンドである。 初めてVenomを聴くという人におすすめのベストアルバム・オリジナルアルバムを紹介した。
暗いのに元気が出る?ハードロックバンド人間椅子を聴くと元気が出る理由とは
人間椅子と言えば、ヘビーでおどろおどろしい楽曲が魅力のバンドである。 しかし人間椅子の楽曲には不思議と元気が湧いてくるものがたくさんある。今回の記事では、一見すると「人間椅子」と「元気が出る」という矛盾する2つのワードが結び付く理由について、実際の楽曲から考えてみようと思う。
イントロから戦慄が走る!人間椅子の名イントロ曲を新旧15曲集めてみた
日本のハードロックバンド、人間椅子は1970年代のブリティッシュハードロックを現代に受け継ぐ貴重なバンドである。ハードロックの魅力は、印象的なリフ、そしてそのリフに向かうイントロからの展開が1つにはある。 今回は、中でもイントロでがっしりと心を鷲掴みにされてしまう楽曲を選んでみた。15曲を時代が古い順に並べて紹介する。
自部屋の音楽が選ぶ2022年に聴いたおすすめ名盤10枚紹介 – 新作から不朽の名盤まで
今回は2022年に筆者が聴いた中から、以下のバンドのおすすめのアルバムを10枚紹介しようと思う。Bonobo、John Mayall、Ghost、re:plus、Crazy Ken Band、THEイナズマ戦隊、CHVRCHES、Tradition、Etron Fou Leloublan、Prefab Sprout。
【エレファントカシマシ】大ヒット曲「今宵の月のように」の魅力とは? – コード進行と宮本浩次のボーカルから考える
今回はエレファントカシマシ最大のヒット曲「今宵の月のように」を取り上げる。 来年でエレカシのデビュー35周年、そして今年は「今宵の月のように」25周年を記念し、「今宵の月のように」の魅力について、エレカシと言うバンド、宮本浩次と言うボーカルから紐解いてみたい。
【ライブレポート】2022年12月2日(金)ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE” パシフィコ横浜
2022年、浜田省吾の待ちに待ったツアーが敢行された。ツアータイトルは「ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show "EVE"」である。12月2日(金)のパシフィコ横浜公演をレポートするとともに、セットリストから今回のツアーの意味合いについて、考えてみたい
名曲「タイガー&ドラゴン」がクレイジーケンバンドにもたらしたもの – ”昭和歌謡”バンドを脱するまで
”俺の話を聴け”という、インパクト大のサビと、昭和歌謡を思わせるサウンド。クレイジーケンバンドと言えば「タイガー&ドラゴン」と認知されるほどだが、実は必ずしもバンドの音楽性を代表するものではなかった。今回はリリースから20周年を記念し、「タイガー&ドラゴン」がバンドにもたらした影響、”功罪”について述べていきたい。
もっと読みたい!小説化して欲しい人間椅子の定番曲からレア曲まで10曲選んでみた
2022年11月2日(水)に人間椅子のアンソロジー小説本『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』が発売された。 小説を読んでいたら、妄想が膨らんできた。人間椅子の他の楽曲でも、小説化したら面白そうなものがたくさんある。そこで今回の記事では、さらに小説化してほしいと筆者が熱烈に思う楽曲を選んだ。
【エレファントカシマシ】ボーカル宮本浩次が歌の途中で不思議な掛け声を入れる時期と作品の魅力について
ボーカル宮本浩次を中心とするロックバンド、エレファントカシマシ。 中でも、宮本氏が不思議な”掛け声”を多用していた時代があった。今回は宮本氏が不思議な掛け声を多用していた時期の作品に迫り、何故そんな掛け声を言っていたのか、考察してみようと思う。
【ライブレポート】2022年11月4日 奥村愛子 オーダーメイドステージ 『あなたまかせ』
2003年に『いっさいがっさい』をリリースしてから、20年近いキャリアを持つシンガーソングライター奥村愛子。今回のライブは全てリクエストから選曲されるというレアな企画である。う。 11月4日(金)、下北沢シャングリラにて行われた、「オーダーメイドステージ『あなたまかせ』」の模様をレポートする。
【人間椅子】ベース鈴木研一作曲による”人生シリーズ”と言える楽曲特集
日本のハードロックバンド人間椅子は、 「人生」をテーマにした味わい深い歌詞も時折見られる。とりわけベース・ボーカルの鈴木研一が作曲した楽曲の中には、人生を題材にした楽曲が多いように思われる。そこで、今回は人間椅子の楽曲の中から、鈴木研一作曲の”人生シリーズ”とも呼べる味わい深い楽曲を集めてみた。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第10回:浜田省吾 おすすめのアルバムの聴き進め方とは?
初めて聴く人向けに、最初に聴くのにおすすめのアルバムを紹介するシリーズ記事を書いている。 今回は2021年にソロデビュー45周年を迎えたソングライター浜田省吾を取り上げる。まず最初に押さえておくべき名盤と、その後のアルバムの聴き進め方について書くことにした。
「第2回 人間椅子の楽曲に関する知識を問うテスト問題 – ”闇に蠢く”復習編」解説と講評 – 難易度・出題意図について
人間椅子に関する楽曲テスト第2回を作成して公開した。今回は2022年9月のツアー”闇に蠢く”の選曲を中心に出題してみた。 今回も多くの人に解答していただいたので、解説と講評の記事を書くことにした。前半では解答に関する全体的な傾向を数値から見る。後半は設問ごとに、出題意図や想定した難易度と実際の正答率から分析を試みた。
「第2回 人間椅子の楽曲に関する知識を問うテスト問題 – ”闇に蠢く”復習編」を解いてみよう
以前、このブログでは「第1回 人間椅子の楽曲に関する知識を問うテスト問題」を作って公開した。多くの方に解答いただき、今回その2回目を作成することにした。第2回は、2022年9月に行われた人間椅子の”闇に蠢く”ツアーで多くのレア曲が披露されたため、そこで披露された楽曲・アルバムを中心に問題を作ってみた。
【人間椅子】2022年秋のワンマンツアー”闇に蠢く”を振り返ろう! – 選曲分析と全公演セットリストまとめ
2022年9月に人間椅子のツアー「2022年秋のワンマンツアー~闇に蠢く~」が行われた。人間椅子としては初めて、全公演がソールドアウトになる盛況ぶりを見せてくれた。 今回は「闇に蠢く」ツアーで選曲された楽曲について、振り返ろうと言う記事である。収録アルバムやセットリストの分析、講評をまとめた。
【ライブレポート】2022年9月19日 人間椅子「闇に蠢く」東京EX THEATER ROPPONGI
人間椅子の2022年2本目のツアー「2022年秋のワンマンツアー”闇に蠢く”」が開催された。今回は先行してリリースされた作品がなく、選曲の自由度の高いライブであった。予想以上にレア曲三昧だった今回のツアーであり、ツアーファイナル9月19日EX THEATER ROPPONGI公演の模様をレポートする。
Negiccoの全オリジナルアルバムレビュー – Negiccoの音楽的変遷からグループの歩みをたどる
新潟を拠点に活動するアイドルグループNegiccoは、結成から19年を迎えた。 この記事ではNegiccoがリリースした4枚のフルアルバムについて、レビューを行ってみたい。アルバムという作品に残されたもの、そして当時の活動の雰囲気を組み合わせながら、Negiccoというグループをさらに知ろうという趣旨である。
【ライブレポート】2022年9月10日(土)南佳孝 松本隆を歌う Simple Song 夏の終わりに
今年活動49年目となる、シンガーソングライター南佳孝。毎年夏の終わりの時期に開催されるライブ「Simple Song」で、今年はゲストに作詞家の松本隆氏を迎えて行われた。 今回はライブ「南佳孝 松本隆を歌う Simple Song 夏の終わりに」の模様をレポートする。
【2022年】人間椅子のベストアルバムの中で本当の定番曲はどれなのか?
活動30年以上を誇る日本のハードロックバンド人間椅子。その楽曲数は270を超え、アルバムも20枚を超えている。活動歴の長い人間椅子、定番曲も時期によって少しずつ変動している。そこでこの記事では、2022年現在の人間椅子の本当の定番曲はどれなのか、について考えてみようと思う。
【人間椅子】訳あってライブで披露される機会が今後ほぼなさそうな曲特集とその理由
日本のハードロックバンド、人間椅子の楽曲数は270曲を超えている。この膨大な曲数の中から、およそ16~18曲ほどのライブが行われるとなれば、なかなか全曲をライブで聴くことは難しい。 そんな中でも訳あって披露されなくなってしまった楽曲が存在する。今回は、訳アリで演奏されなくなった曲を集めて紹介しようという記事である。
クレイジーケンバンドのおすすめ夏ソング24曲 – なぜCKBの夏ソングが魅力的なのか?
1997年に結成され、活動25年を迎えたバンド、クレイジーケンバンド。ボーカル横山剣が作るジャンルを行き交う独特な楽曲が魅力である。 クレイジーケンバンドで思い浮かべる季節は何か。間違いなくそれは「夏」である。今回の記事では、クレイジーケンバンドのおすすめ夏ソングを筆者が選んで紹介したい。
【南佳孝】”作詞:松本隆、作曲:南佳孝”の全楽曲の一覧表+収録作品別の楽曲紹介
1973年にアルバム『摩天楼のヒロイン』でデビューした、シンガーソングライターの南佳孝。 作詞家の松本隆とは縁が深く、多くの楽曲をともに制作してきた。今回は南佳孝の名義で発表されている楽曲の中で、「作詞:松本隆、作曲:南佳孝」の楽曲を全て集めてみることにした。
【人間椅子】鈴木研一のベースを堪能するためにおすすめの楽曲を集めてみた – 4つの特徴から見る42曲
人間椅子のベース鈴木研一は、ヘビーで力強いベースに定評がある。 昨今は「ギターソロはスキップする」などという人もいるようだし、もしかすると「ベースの音がどれか分からない」という人もいるかもしれない。今回の記事では、人間椅子のベース鈴木研一のベースを堪能するための楽曲を紹介する。
「第1回 人間椅子の楽曲に関する知識を問うテスト問題」解説と講評 – 難易度・出題意図について
人間椅子に関するマニアックな記事を多く書いている当ブログ。先日、ついに人間椅子の楽曲に関するテスト問題を考案して、公開していた。このたび解説と講評の記事を書くことにした。前半では解答に関する全体的な傾向を数値から見てみようと思う。後半は設問ごとに、出題意図や想定した難易度と実際の正答率から分析を試みた。
「第1回 人間椅子の楽曲に関する知識を問うテスト問題」を解いてみよう
当ブログでは、ハードロックバンド人間椅子に関する内容をたくさん書いてきた。もし何度もこのブログを訪れてくださっている方は、人間椅子の楽曲にかなり詳しくなっているのではないだろうか。そこで今回は人間椅子の楽曲に関する知識を問うテストを作成してみた。ご自身の人間椅子マニア度をチェックする意味でも、ぜひ受験していただきたい。
【人間椅子】今となっては少し意外なライブ本編ラスト曲・アンコールラスト曲集
人間椅子のライブでは、ライブ本編最後に披露される曲、またアンコールの最後に披露される楽曲は、決まった楽曲が演奏されることが多い。 しかし時代を遡ると、今とはやや異なる選曲が行われていたことがわかる。そこで、今回は今となっては少し意外な本編ラスト曲・アンコールラスト曲を紹介しようと思う。
【角松敏生】1991年~1993年と言う時期について – 活動”凍結”前夜がなぜ魅力的なのか?
角松敏生の活動歴を振り返ると、決して順風満帆という訳ではなく、幾度となく困難な時期もあった。中でも1993年に自身名義の音楽活動を休止する”凍結”は大きな出来事であった。今回はそんな活動凍結前夜、1991~1993年頃の角松敏生氏の魅力について迫ってみようと思う。
演歌歌手、冠二郎の波乱万丈と楽曲の魅力 – ロック演歌から正統派演歌までおすすめ曲紹介
今回は、筆者が最も敬愛する演歌歌手である冠二郎氏の魅力を掘り下げたいと思う。 冠二郎氏と言うと、平成の”ネオ演歌”と言われた「炎」などパワフルな楽曲と愛嬌のあるキャラクターで知られている。この記事では冠二郎氏の波乱万丈の半生を振り返り、演歌歌手としての魅力を語る。また冠二郎氏を知る上でおすすめの楽曲を紹介している。
【人間椅子】知るとさらに楽しめる、楽曲の元となった”良い話”を集めてみた
ハードロックバンド人間椅子は、70年代ハードロックに日本語の歌詞を乗せると言う音楽スタイルを貫いてきた。今回は楽曲の歌詞や背景に注目してみようと思う。 この記事では、知るとさらに楽曲を楽しめる、人間椅子の歌詞の元となるモチーフやエピソードの中でも、筆者が「良い話」と思うものを集めてみた。
【ライブレポート】2022年6月11日 eastern youth 単独公演 2022 よこはま@F.A.D Yokohama
日本の3ピースロックバンド、eastern youthの単独公演が横浜で行われた。久しぶりにスタンディングで見るeastern youth、最高のセットリストと”ライブ”でしか感じられない気迫と熱気があった。6月11日、F.A.D Yokohamaにて行われた「単独公演 2022 よこはま」についてレポートする。
【ライブレポート】2022年6月2日 怒髪天 古今東西、時をかける野郎ども”痛快!ビッグハート維新’21 ~遅すぎたレコ発ツアー~”@恵比寿LIQUIDROOM
”リズム&演歌”を謳うロックバンド、怒髪天。5月から始まった「痛快!ビッグハート維新'21 ~遅すぎたレコ発ツアー~」は、1995年リリースされた『痛快!ビッグハート維新'95』の再録アルバムを中心としたセットリストである。 6月2日(木)の恵比寿LIQUIDROOM公演に参加してきたレポートをお送りする。
2014年11月23日 東大駒場祭Negiccoライブ「なんで新潟のアイドルが東大に!?」回想録
2014年11月23日、Negiccoは東京大学の学園祭(駒場祭)に出演している。学園祭らしくNegiccoと学生がコラボできる企画をと思い、Negiccoのコピーバンドを組んで、本家とコラボさせてもらうイベントを作り上げた。このイベントについて、”回想録”という形で当時を振り返ってレポートを書いた。
【人間椅子】ファンクラブ限定イベント”人間椅子倶楽部の集い”公演内容まとめ – セットリストや企画紹介
ハードロックバンド人間椅子は、1994年には人間椅子倶楽部会員限定の第1回イベントが行われて以来、ファンクラブ限定ライブが開催されてきた。その濃密な内容に、非常に人気のイベントである。そこで今回は、これまでのファンクラブ会員限定ライブ「人間椅子倶楽部の集い」の情報をまとめた。
エレファントカシマシのアルバム未収録曲全紹介 – シングルのカップリングからレアな未発表曲まで
宮本浩次氏のソロ活動が目立つようになってから、エレファントカシマシの楽曲に本格的に触れたという新しいファンも多いようである。今回はエレファントカシマシの楽曲のうち、オリジナルアルバムに未収録の楽曲を全て紹介しようと思う。サブスクリプション等の配信があるかどうかも記載している。
【人間椅子】スキップさせない和嶋慎治のギターソロの魅力と変遷 – 人間椅子全アルバムギターソロレビュー
最近SNS等で「サブスクではギターソロをスキップする」など、”ギターソロ離れ”が話題になっていた。 そんな時流に全く逆らっているのが、我らが人間椅子である。今回は和嶋氏の弾くギターソロがどのように変遷してきたのか、いくつかの時期に分類し、各時期の魅力を語ろう、と言うものである。
浜田省吾の作る、人間の細やかな心情を、映画のワンシーンのように切り取ったおすすめの10曲
シンガーソングライター浜田省吾の魅力の1つに、味わい深い歌詞の世界観がある。 歌詞に登場する”歌の主人公”は、まるで映画のワンシーンのように、様々な物語を演じている。そして人間の心理に迫るような深い内容の歌詞もある。今回は、浜田省吾氏の楽曲の中で、人間の心情について映画のワンシーンのように描いた歌詞の楽曲を紹介する。
再ブレイクした今、人間椅子が向かう先とは? – ”2度目の新人バンド”から”時をかけるバンド”へ
人間椅子は売れない時期が長かった分、再ブレイクしたことは大変喜ばしいとともに、興味深い現象だった。そんな人間椅子も、2022年現在は再ブレイクを果たした先に来ているのではないか?と思っている。今回の記事では、再ブレイクを果たした今、人間椅子が向かう先について、改めて人間椅子の歴史を振り返りながら考察してみようと思う。
【人間椅子】『踊る一寸法師』再発記念ワンマンツアーを振り返ろう! – 選曲分析と全公演セットリスト・レポートまとめ
当ブログ「自部屋の音楽」では、2022年4月に行われた、人間椅子の『踊る一寸法師』再発記念ワンマンツアーの予習記事を作成していた。予習してライブに参加した後には、復習記事を書くことにした。前半では、今回のツアーで演奏された曲目について、その回数などから傾向を分析し、後半には全公演の模様をまとめた。
【ライブレポート】2022年4月18日 人間椅子「『踊る一寸法師』再発記念ワンマンツアー」東京 Zepp DiverCity(TOKYO)
人間椅子のワンマンツアーが、2021年の『苦楽~リリース記念ワンマンツアー~』以来、約半年ぶりに開催された。 今回は、1995年にリリースされたアルバム『踊る一寸法師』の再発記念ワンマンツアーと言うことで、いつもとやや違ったセットリストのライブになった。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、エンディングに起用された楽曲からの洋楽入門~キャラクターの元ネタまで
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのエンディングテーマには、これまでずっと洋楽が使われている。原作者の荒木飛呂彦氏が洋楽を好むこともあって、歴代のエンディング曲は全て既存の洋楽であった。この記事では起用された楽曲紹介、そして後半では登場キャラクターの元ネタとなったアーティスト・楽曲を音楽ジャンルごとに紹介する。
ソングライター浜田省吾が世代を超えて愛される理由とは? – ”歌の主人公”をめぐる物語の魅力
2021年にソロデビュー45周年を迎えたシンガーソングライター浜田省吾、現在も根強いファン層によって支えられている。浜田氏と言えば、「悲しみは雪のように」のヒットなど、過去に流行ったミュージシャンと言うイメージかもしれない。親子2世代のファンも多く、世代を超えて愛される理由は何なのだろうか。
【アルバムレビュー】碧海祐人 – 表象の庭で (2021) “浮遊する”サウンドとジャンル
今回は筆者が気になっているシンガーソングライター碧海祐人の1stフルアルバム『表象の庭で』を紹介したい。サウンド全体から感じるのは、浮遊感やトリップ感のようなものである。それも夢か現か微睡の中にいるような感覚に陥る作品になっている。また、自分が表現したいものだけではなく、音楽と言う表現方法へのリスペクトを感じる。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第9回:角松敏生 各年代のおすすめ名盤を1枚ずつ選出!
初めて聴く人向けに、最初に聴くのにおすすめのアルバムを紹介するシリーズ記事を書いている。今回取り上げるのは、2021年に活動40周年を迎えたシンガーソングライター・音楽プロデューサーの角松敏生である。80年代・90年代・00年代の3つの期間に分け、3枚のオリジナルアルバムをおすすめしようと思う。
【人間椅子】”この曲でミュージックビデオ(MV)を作って欲しかった”10曲と妄想MVを考える
ハードロックバンド人間椅子は活動歴30年以上のベテランバンドである。デビュー以来、多数のミュージックビデオ(MV)が制作されてきたが、代表曲とMV曲は必ずしも一致しない。 今回は、「この曲でMVを作って欲しかった」と今になって思う曲を10曲取り上げた。
【アルバムレビュー】Ghost – Impera (2022) 音楽性は本当に”変わった”のか?
スウェーデン出身のハードロックバンドGhostが4年ぶりとなるアルバム『Impera』を2022年3月11日にリリースした。この記事では、5thアルバム『Impera』を紹介し、一見”変わった”と思われる音楽性が、実は流れを見ると必然的なものだったのではないか、という考察を述べていきたい。
1970年代Black Sabbathはハードロックなのか、ヘヴィメタルなのか – 音楽的変遷の考察
Black Sabbathは”ハードロック”バンドであるとともに、”ヘヴィメタルの祖”などと言われ、後のメタルシーンに多大な影響を与えたと言われる。そこで個人的に気になるのが、Black Sabbathはハードロックなのか、ヘヴィメタルなのか?ということだ。
【人間椅子】ベースボーカル鈴木研一が長髪から坊主にした理由は? – 見た目や衣装の変化を追う
2022年3月11日は、人間椅子のベースボーカル鈴木研一氏のお誕生日であり、今年で56歳となった。今回の記事では、意外と知らない人も多いかもしれないので、なぜ鈴木氏は長髪から坊主にしたのか、それはいつ頃のことだったか、紹介したい。そして鈴木氏の衣装など、見た目の変化もまとめておこうと思う。
【ジャパハリネット】公式YouTubeチャンネルのMVまとめ&解説 – メンバーコメントも紹介!
愛媛県を中心に活動する、ジャパハリネットは2007年に解散した後、2015年に再結成を果たした。2022年に入ってから過去のミュージックビデオ(MV)が公式YouTubeチャンネルに続々とアップされている。この記事では、公開されたMVのまとめと、SNS上でのメンバーによるMVや楽曲にまつわるコメントもまとめている。
現代的な解釈の新MV、賛否が分かれるポイントとは? – 村下孝蔵「初恋」のMVに批判が集まった理由
過去の楽曲に、現代的な解釈を加えたMVを制作する動きが増えているようだ。2022年2月25日には、村下孝蔵の1983年の「初恋」のMVが公開されたが、原曲の世界観と大きく異なるとして、批判が噴出している。今回は、新解釈MVを取り上げ、賛否の分かれどころについて考察し、なぜ「初恋」のMVに批判が多かったのか考えたい。
ハードロックバンド人間椅子の絵やイラストを描くファンが多いのはなぜか?
ハードロックバンド人間椅子は、独特な音楽性を貫いて活動を続けてきた。音楽性のみならず、”イカ天”にねずみ男の姿で登場した時から、独特な見た目でも注目を集めてきた。「人間椅子」のキーワードでpixivで検索をかけると、多数の作品がヒットする。なぜこんなに人間椅子の絵やイラストを描く人が多いのか。
やっぱりエレファントカシマシに惹かれてしまう理由とは? – ずっと”未完成”の最強バンドの魅力
ここ数年は、ソロ活動が盛んなエレファントカシマシの宮本浩次である。そんな宮本氏の活動を、筆者は遠目に見つつ、やっぱりエレファントカシマシに惹かれてしまう。今回は、宮本氏がソロ活動に傾倒したことで見えてきた、エレカシだからこその魅力を語ってみたいと思う。
【レビュー】クレイジーケンバンド – 好きなんだよ(2021) 聴きどころ徹底解説+他の作品で聴けるカバー曲紹介
結成から25年を迎えるクレイジーケンバンドが、2021年に初のカバーアルバム『好きなんだよ』をリリースした。そこでこの記事では、カバーアルバム『好きなんだよ』の聴きどころをまとめ、作品の魅力に迫りたい。そしてクレイジーケンバンド作品の中で、他にもカバーが聴けるものもピックアップして紹介している。
人間椅子全曲トリビア辞典vol.7(19th『怪談 そして死とエロス』~21st『新青年』)
この記事では、人間椅子の楽曲にまつわるトリビアを紹介する。トリビアとは、「くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識、豆知識」を指す。楽曲のタイトルの元ネタ、ライブでのアレンジなどを紹介する。今回の記事では、19th『怪談 そして死とエロス』~21st『新青年』までの楽曲を取り上げる。
RINGOMUSUME(りんご娘)はなぜ今全員が卒業するのか? – 公式・メンバーコメントから読み取れること
青森県を中心に活動するRINGOMUSUME(りんご娘)から驚きの知らせが届いた。2022年3月末をもって、現メンバー王林・とき・彩香・ジョナゴールドの4人全員が卒業するというものである。今回は、なぜ今全員が卒業をするのか?ということについて、公式・メンバーコメントだけから読み取れることをまとめてみた。
GHOSTのカバー曲まとめ – すべてGHOSTの曲にしてしまう個性的なカバーアレンジの魅力とは?
スウェーデンのバンドGHOSTは、ハードロックサウンドを軸にしつつも、様々な音楽ジャンルのエッセンスを混ぜながら進化してきた。GHOSTがカバーしている楽曲も、ジャンルが多岐にわたっている。今回の記事では、GHOSTがこれまでカバーしてきた楽曲をまとめて紹介しようと思う。
【2022年最新・まずはこれを読めばOK】ブログ『自部屋の音楽』のおすすめ記事5選
当ブログ『自部屋の音楽』では、人間椅子や浜田省吾などの記事を中心に、ミュージシャンを掘り下げて考察する記事を多数執筆している。その中でもアクセスが多く、かつぜひ多くの人に読んでいただきたいおすすめ記事を5本選んで紹介したい。また5本の記事に関連しておすすめの記事も、リンクのみお知らせする。
【楽曲解説+レビュー】Gary Moore – How Blue Can You Get (2021) ゲイリーがブルースで聞かせる最後の咆哮
今回紹介したいのは、ハードロックからブルースまで自在に弾きこなすGary Mooreが、生前に遺した未発表音源を集めたアルバム『How Blue Can You Get』である。収録された楽曲はブルース名曲カバーからレアなオリジナル曲まで幅広い。楽曲解説と聴きどころを紹介したい。
なぜハードロックを聴かない人が人間椅子にハマるのか? – キーワードは”独自の進化”と”中毒性”
”ハードロック”をやっている人間椅子は聴くが、人間椅子以外のハードロックは聴かない、というファンが一定数いるのはなぜなのか?という疑問が以前からあった。なぜ人間椅子はハードロックファンとの重なりは少ないのか?人間椅子のファンは、どんなところから人間椅子を好きなったのか?これらの疑問に答える記事となっている。
【初心者向け】”はじめてのアルバム” – 第8回:Budgie 名曲”Breadfan”の入っているアルバムを最初に聴くのが本当に良いのか?+全アルバムレビュー
今回は初めてBudgieを聴く人におすすめしたいアルバムを紹介する。Budgieと言えば、70年代ハードロックにおいて独特なヘビーさで、後続のバンドに大きな影響を与えたバンドである。2022年1月に中心人物であるベースボーカル、バークシェリー氏の訃報が届いた。全オリジナルアルバムレビューも併せて行っている。
【浜田省吾】2010年以降のYouTube公式ライブ映像まとめ – 楽曲が収録されたアルバムもまとめて紹介!
ソロデビュー45周年となるシンガーソングライター浜田省吾のオフィシャルYouTubeチャンネルでは、過去のライブ映像が次々と公開されている。この記事ではオフィシャルYouTubeに公開された映像のうち、2010年以降に行われたライブ映像をまとめて紹介したい。
【入門編】人間椅子ファンがまずは聴くべき70年代ハードロックアルバム6枚
人間椅子のファンの中にも、ハードロックは全然聴かない、という人も珍しくない。それ自体、全く悪いことではないが、何から聴いたら良いか分からない、と迷う人もいるかもしれない。そこで、人間椅子のメンバーが憧れたハードロックバンドについて知ってもらおう、と言うのが今回の記事だ。
【ライブレポート】2022年1月7日 浜田省吾”40th Anniversary ON THE ROAD 2022 LIVE at 武道館” – なぜ今、武道館再現セットリストでライブを行ったのか?
”40th Anniversary ON THE ROAD 2022 LIVE at 武道館”と題して、1月6日(木)・7日(金)に、40年前の1982年1月12日日本武道館公演の曲目が再現された。この記事では、1月7日公演のレポートをするとともに、なぜ今浜田氏が再現ライブを行ったのかも書いておきたい。
【人間椅子】2022年春”『踊る一寸法師』再発記念ワンマンツアー”に向けて予習しよう! – ツアー情報と選曲予想
2021年はアルバム『苦楽』のリリースツアーを行った人間椅子。”しばらくライブはしない”といった発言も聞かれたが、2022年の年始早々に1995年にリリースされた5thアルバム『踊る一寸法師』の再発を記念したワンマンライブツアーを行う告知があった。今回はツアー情報をまとめるとともに、予習のための記事を作成した。
【自部屋の音楽が選ぶ】2021年発売のおすすめアルバム – 児島未散、人間椅子、怒髪天…ベテラン勢が名作を生み出す
今回は2021年を総括するべく、2021年に発売されたアルバムの中で、気に入った作品11枚を紹介したい。選んでみたら、ほとんどのアルバムが邦楽であった。以前から好きなバンドの作品が多くリリースされた印象もある1年だった。そして児島未散、人間椅子、怒髪天などベテラン勢の名作が次々とリリースされた。
2021年11月~12月 よく聴いたアルバムおすすめ5選(児島未散, NakamuraEmi, Fire Attack, 堀内孝雄, 人間椅子)
このブログでは、毎月よく聴いたおすすめのアルバムを5枚ずつ選んで記事にしている。今回は児島未散『Sing for you…』、NakamuraEmi『Momi』、Fire Attack『Wave Motion』、堀内孝雄『Fall In Love Again』、人間椅子『頽廃芸術展』の5枚である。
【ジャパハリネット】解散~再結成から現在までの歩みを振り返る – 再結成後の活動年表&シングル・アルバム全紹介
愛媛県で結成されたロックバンド、ジャパハリネットは2007年に解散するも、2015年に再結成を果たした。現在は新型コロナウイルス感染症の影響でバンドでの活動は休止状態だが、ユニット「JHN-AC」での活動を開始した。この記事では、再結成後の活動を振り返るとともに、活動年表・作品全紹介を行った。
【人間椅子】ライブで一緒に歌いたくなる”掛け声”が入った楽曲プレイリスト
2021年の人間椅子は、22ndアルバム『苦楽』がリリースされ、そのリリースツアーが開催された。久しぶりのライブで、改めて人間椅子のライブの良さを体感した人も多かったのではないか。今回の記事では、これまでの楽曲で一緒に歌いたくなる”掛け声”が入ったプレイリストを作り、それぞれの楽曲と挿入されている掛け声を紹介する。
【怒髪天】『リズム&ビ-トニク’21 & ヤングデイズソング』『痛快!ビッグハート維新’21』全曲レビュー
”東京三十年生”となった怒髪天は、12月8日に3タイトル同時リリースを行った。『リズム&ビ-トニク'21 & ヤングデイズソング』『痛快!ビッグハート維新'21』の2枚は廃盤となっていた活動休止前・インディーズ時代のアルバムの復刻となった。今回の記事は、復刻となった2枚の内容を紹介しながら、全曲のレビューを行う。
2021年10月~11月 よく聴いたアルバムおすすめ5選(Rasmus Faber, 水中スピカ, Bodikhuu, Nujabes feat. Shing02, THEイナズマ戦隊)
毎月5枚、よく聴いたおすすめのアルバムを紹介している。今月のテーマは、ローファイヒップホップやダンスミュージックといったところか。特にNujabes feat. Shing02の名作「Luv(sic)」シリーズや、マスロックを聴かせてくれる期待のバンド水中スピカなどを取り上げた。
【ライブレポート】2021年12月3日(金)奥村愛子『カウシロップアワー2021』新宿ReNY
シンガーソングライター奥村愛子のライブを観に行ってきた。観客ありのライブは、2021年最初で最後となるようである。今回のライブではダンサーの参加や同時ネット配信など、新たな試みが印象的だった。この記事では、ライブの内容をレポートし、今回のライブで感じたことをまとめた。
「ブログリーダー」を活用して、まるとんさんをフォローしませんか?
バンド生活34年目に突入した人間椅子が、2023年9月6日に23枚目となるアルバム『色即是空』をリリースした。 前作『苦楽』のリリースが2021年8月4日、約2年ぶりとなるアルバムである。この2年間、あらゆるバンドが制約のある中で活動を続け、2年間で大きく状況も変わってきた。
デンマーク出身のバンド、Dizzy Mizz Lizzyが実に7年ぶりに来日ツアーを行うこととなった。2020年3月にリリースされた4thアルバム『Alter Echo』を引っ提げ、2020年4月に来日予定だったものの、中止となっていた。3年越しにようやく来日公演が実現したのである。
”リズム&演歌”を標榜するロックバンド怒髪天が、久しぶりにミニアルバムと言う形態で新作をリリースした。タイトルは『more-AA-janaica』、「モウ エエジャナイカ」と読むと言う。満を持してリリースされた本作、非常に充実した内容に仕上がっており、筆者としては「怒髪天が帰ってきた!」と思わせるような内容であった。
デビューから25年、30年と年を重ねるごとにブレイクを果たしているバンド人間椅子。そのブレイクは”再ブレイク”と言われるように、人間椅子最初のブレイクはデビューの時代であった。今回は”初期人間椅子”に焦点を当ててみよう。中でも初代ドラマー上館徳芳が在籍した3枚のアルバムの時期について、その魅力を掘り下げていきたい。
ブログを続けるモチベーションとして、やはり人に読んでもらえることは重要である。どんなに好きなことを書いたとしても、閲覧数(PV)は多い方が嬉しいものだ。そこで今回は筆者のこれまでの経験をもとに、音楽ブログを書くコツや、閲覧者が伸びる記事の書き方などをまとめてみた。もし音楽ブログを書こうと言う人の参考になれば幸いである。
日本屈指のライブバンドとして知られるスターダストレビュー、その代表曲と言えば何を思い浮かべるだろうか?初期の定番「夢伝説」「今夜だけきっと」を挙げるファンも多いと思うが、世間一般的に”聞いたことある”曲として最も知られているのは「木蘭の涙」だろう。(本人たちもそう述べている。)
バンド活動35年を迎えようとしているハードロックバンド人間椅子、その楽曲数も相当な数になっている。ライブで披露されにくい曲は、自ら「レア曲」と呼ぶほど、実際にレアな楽曲がある。 今回はそんな近年のライブでは演奏されていない、真のレア曲の中から名曲を掘り起こそうと思う。
エレカシにはイントロがない楽曲が多々あることに気付く。最もヒットした楽曲と言えば、1997年の「今宵の月のように」だが、この曲にはイントロがなく、いきなりサビから始まる。この記事ではエレファントカシマシの中でイントロのない楽曲を集め、どんな楽曲が含まれているのか分析してみることにした。
活動35年に迫ろうとする日本のハードロックバンド人間椅子、その作品数もかなり多くなっている。 歴代のアルバムの中には様々な”第1位”が存在する。むろん記録を目指してアルバムが制作されている訳もないが、長年の活動で作風が変化し、その当時の特徴が表れた結果と言えるだろう。
THEイナズマ戦隊の「応援歌」はTHEイナズマ戦隊の初期からの代表曲であり、知る人ぞ知る名曲として存在する。 2009年にテレビ番組「誰も知らない泣ける歌」で取り上げられたのを記憶している人もいるかもしれない。「応援歌」の魅力に迫るとともに、この曲がもたらしたバンドにとっての意味についても考えてみようと思う。
来年でバンド生活35周年を迎えるハードロックバンド人間椅子、ドラムのナカジマノブが加入してから、来年で20年になる。 そこで今回の記事では、ナカジマノブが加入後の人間椅子において、重要なバンドの変化時期に焦点を当てて、その時期にどんな出来事があり、何が変わったのか振り返る。
ここで改めて2007年~2008年頃のエレカシの快進撃を振り返ってみたいと思い、2007年頃の出来事を中心に「前編」を既に公開している。 今回はその「後編」であり、2008年の作品について書いた。名盤『STARTING OVER』の誕生から、「桜の花、舞い上がる道を」「新しい季節へキミと」までを振り返った。
筆者の思い出とともに、2007年~2008年頃のエレカシの楽曲たちが、どのように表に出てきたのか、エピソードとともに振り返ろう、と言う記事である。 書き始めたら思いのほか長くなったので、前後編に分けた。前編は2007年(以前を含む)~2008年の最初までとして、主に「俺たちの明日」「笑顔の未来へ」の2曲を振り返る。
日本のハードロックバンド人間椅子は、”ヘヴィ”なサウンドで知られる。しかしその”ヘヴィ”さは、海外のいわゆるヘヴィメタルのバンドのヘヴィさとはどこか異なる風合いがある。 改めて人間椅子について考える時、人間椅子の”ヘヴィ”さとはどこから来るのだろうか?今回は人間椅子が固有のヘヴィさを持つ点を掘り下げてみたい。
スターダスト☆レビュー×怒髪天の対バンだ。全く誰も予想しえなかった組み合わせを、あえてこのタイミングでやってしまおうという大胆さである。 5月11日、スターダスト☆レビュー×怒髪天のライブレポートをお届けする。最後にライブで見えてきた両バンドの個性の違い・共通性についても考察してみた。
今回は、80年代を中心に活動したイギリス出身のバンド、Prefab Sproutを取り上げた。パディ・マクアルーンの高いソングライティング力が評価されているバンドである。重要な3枚のアルバムを取り上げつつ、初めて聴く人に向けて、初めて聴く人におすすめするマニアの人に向けて、今回はPrefab Sproutを紹介したい。
2023年はデビュー35周年を迎え、久しぶりのコンサートツアーを行ったエレファントカシマシは、ストレートな楽曲が魅力だが、初期の楽曲を中心に、ハッとさせられるような転調やコード進行がさりげなく入れられた楽曲も、筆者としては目が離せないポイントだ。
ベテランバンドがリリースする新作は、本当に”待望”なのか?ということを思った。と言うのも、新作とは活動が長くなればなるほど、難しくなるものだと思うからだ。今回の記事では、筆者が感じているベテランバンドの新作の難しさ、そしてファン目線として、どんな新作の形が理想なのか、について考察を試みた。
僕が人間椅子のファンになった2000年頃から、当時のことを振り返ろうという記事の9本目である。今回は2016年についてだ。2度にわたるOZZFEST JAPAN、渋谷公会堂公演での満員御礼など、一回り大きくなった人間椅子である。対バンやイベント出演も含め、ライブ活動が非常に活発だった時期である。
『名は体を表す』という言葉があるように、名前のイメージは大きい。それは音楽においてもそうであり、バンド名から連想される音楽性は大体想像通りのことが多い。例えば、Black Sabbathという文字列からは、やはりおどろおどろしい音楽が想像さ
2022年9月に人間椅子のツアー「2022年秋のワンマンツアー~闇に蠢く~」が行われた。人間椅子としては初めて、全公演がソールドアウトになる盛況ぶりを見せてくれた。 今回は「闇に蠢く」ツアーで選曲された楽曲について、振り返ろうと言う記事である。収録アルバムやセットリストの分析、講評をまとめた。
人間椅子の2022年2本目のツアー「2022年秋のワンマンツアー”闇に蠢く”」が開催された。今回は先行してリリースされた作品がなく、選曲の自由度の高いライブであった。予想以上にレア曲三昧だった今回のツアーであり、ツアーファイナル9月19日EX THEATER ROPPONGI公演の模様をレポートする。
新潟を拠点に活動するアイドルグループNegiccoは、結成から19年を迎えた。 この記事ではNegiccoがリリースした4枚のフルアルバムについて、レビューを行ってみたい。アルバムという作品に残されたもの、そして当時の活動の雰囲気を組み合わせながら、Negiccoというグループをさらに知ろうという趣旨である。
今年活動49年目となる、シンガーソングライター南佳孝。毎年夏の終わりの時期に開催されるライブ「Simple Song」で、今年はゲストに作詞家の松本隆氏を迎えて行われた。 今回はライブ「南佳孝 松本隆を歌う Simple Song 夏の終わりに」の模様をレポートする。
活動30年以上を誇る日本のハードロックバンド人間椅子。その楽曲数は270を超え、アルバムも20枚を超えている。活動歴の長い人間椅子、定番曲も時期によって少しずつ変動している。そこでこの記事では、2022年現在の人間椅子の本当の定番曲はどれなのか、について考えてみようと思う。
日本のハードロックバンド、人間椅子の楽曲数は270曲を超えている。この膨大な曲数の中から、およそ16~18曲ほどのライブが行われるとなれば、なかなか全曲をライブで聴くことは難しい。 そんな中でも訳あって披露されなくなってしまった楽曲が存在する。今回は、訳アリで演奏されなくなった曲を集めて紹介しようという記事である。
1997年に結成され、活動25年を迎えたバンド、クレイジーケンバンド。ボーカル横山剣が作るジャンルを行き交う独特な楽曲が魅力である。 クレイジーケンバンドで思い浮かべる季節は何か。間違いなくそれは「夏」である。今回の記事では、クレイジーケンバンドのおすすめ夏ソングを筆者が選んで紹介したい。
1973年にアルバム『摩天楼のヒロイン』でデビューした、シンガーソングライターの南佳孝。 作詞家の松本隆とは縁が深く、多くの楽曲をともに制作してきた。今回は南佳孝の名義で発表されている楽曲の中で、「作詞:松本隆、作曲:南佳孝」の楽曲を全て集めてみることにした。
人間椅子のベース鈴木研一は、ヘビーで力強いベースに定評がある。 昨今は「ギターソロはスキップする」などという人もいるようだし、もしかすると「ベースの音がどれか分からない」という人もいるかもしれない。今回の記事では、人間椅子のベース鈴木研一のベースを堪能するための楽曲を紹介する。
人間椅子に関するマニアックな記事を多く書いている当ブログ。先日、ついに人間椅子の楽曲に関するテスト問題を考案して、公開していた。このたび解説と講評の記事を書くことにした。前半では解答に関する全体的な傾向を数値から見てみようと思う。後半は設問ごとに、出題意図や想定した難易度と実際の正答率から分析を試みた。
当ブログでは、ハードロックバンド人間椅子に関する内容をたくさん書いてきた。もし何度もこのブログを訪れてくださっている方は、人間椅子の楽曲にかなり詳しくなっているのではないだろうか。そこで今回は人間椅子の楽曲に関する知識を問うテストを作成してみた。ご自身の人間椅子マニア度をチェックする意味でも、ぜひ受験していただきたい。
人間椅子のライブでは、ライブ本編最後に披露される曲、またアンコールの最後に披露される楽曲は、決まった楽曲が演奏されることが多い。 しかし時代を遡ると、今とはやや異なる選曲が行われていたことがわかる。そこで、今回は今となっては少し意外な本編ラスト曲・アンコールラスト曲を紹介しようと思う。
角松敏生の活動歴を振り返ると、決して順風満帆という訳ではなく、幾度となく困難な時期もあった。中でも1993年に自身名義の音楽活動を休止する”凍結”は大きな出来事であった。今回はそんな活動凍結前夜、1991~1993年頃の角松敏生氏の魅力について迫ってみようと思う。
今回は、筆者が最も敬愛する演歌歌手である冠二郎氏の魅力を掘り下げたいと思う。 冠二郎氏と言うと、平成の”ネオ演歌”と言われた「炎」などパワフルな楽曲と愛嬌のあるキャラクターで知られている。この記事では冠二郎氏の波乱万丈の半生を振り返り、演歌歌手としての魅力を語る。また冠二郎氏を知る上でおすすめの楽曲を紹介している。
ハードロックバンド人間椅子は、70年代ハードロックに日本語の歌詞を乗せると言う音楽スタイルを貫いてきた。今回は楽曲の歌詞や背景に注目してみようと思う。 この記事では、知るとさらに楽曲を楽しめる、人間椅子の歌詞の元となるモチーフやエピソードの中でも、筆者が「良い話」と思うものを集めてみた。
日本の3ピースロックバンド、eastern youthの単独公演が横浜で行われた。久しぶりにスタンディングで見るeastern youth、最高のセットリストと”ライブ”でしか感じられない気迫と熱気があった。6月11日、F.A.D Yokohamaにて行われた「単独公演 2022 よこはま」についてレポートする。
”リズム&演歌”を謳うロックバンド、怒髪天。5月から始まった「痛快!ビッグハート維新'21 ~遅すぎたレコ発ツアー~」は、1995年リリースされた『痛快!ビッグハート維新'95』の再録アルバムを中心としたセットリストである。 6月2日(木)の恵比寿LIQUIDROOM公演に参加してきたレポートをお送りする。
2014年11月23日、Negiccoは東京大学の学園祭(駒場祭)に出演している。学園祭らしくNegiccoと学生がコラボできる企画をと思い、Negiccoのコピーバンドを組んで、本家とコラボさせてもらうイベントを作り上げた。このイベントについて、”回想録”という形で当時を振り返ってレポートを書いた。
ハードロックバンド人間椅子は、1994年には人間椅子倶楽部会員限定の第1回イベントが行われて以来、ファンクラブ限定ライブが開催されてきた。その濃密な内容に、非常に人気のイベントである。そこで今回は、これまでのファンクラブ会員限定ライブ「人間椅子倶楽部の集い」の情報をまとめた。
宮本浩次氏のソロ活動が目立つようになってから、エレファントカシマシの楽曲に本格的に触れたという新しいファンも多いようである。今回はエレファントカシマシの楽曲のうち、オリジナルアルバムに未収録の楽曲を全て紹介しようと思う。サブスクリプション等の配信があるかどうかも記載している。