寒い週が続いていたが、やっと春めいてきた。森を歩くと、水辺でも草の新しい芽が育ってきている。 森の風景の中で、今は苔の緑が一番鮮やか。 うちへ戻ってくると、花壇はまだ緑ばかりで花は少なめ。桜は早咲きのアコレ―トが咲いている。本当は草取りなんかもする時期だが、出来る範囲でと思っている。 花壇は緑中心だが、良く見るとヘレボアが沢山咲いている。ヘレボアはうちではとても強くて、こぼれ種で増える。 家具作りも久しぶりにやっている。下のコートラックは、妻のハンドメイドのカバンを店に置くアンティークショップに作成して進呈した。これの追加も頼まれてるし、流し台の引き出しも作らなくちゃ。 妻のカバン、いくつ売れ…
ラクーン?ラビット?ミンク?
真冬の水遊び - メープルマウンテン日記
まだうちのモミジは小さい。あまり写真も上手に撮れてなかった。
引続き、季節の記録用。 ゴールデンロッドとミツバチ シャギーメイン シャギーメインと卵の和風スープ これは多分アメリカカエデ「オクトーバーグローリー」 これはお隣のリンゴの木から。うちのはまだこの量は実らない。
これも去年の庭からで、季節の記録用。 これは、確かKerrというクラブアップルが混ざったリンゴ。濃くて酸っぱい味が気に入っただけでなくて、小粒な実の木で水不足にも強いと聞いて2本植えてある。二本とも何度も鹿やらクマやらにやられて苦労してきているが、このところ生産は年々増えている。 コルチカム(オータムクロッカス) ゴールデンロッド 「オータムジョイ」セダム アガスターシェとミツバチ これは品種は忘れた、下のドライブウェイ沿いに植えたリンゴ。 ウィンターセーバリー モンクスフード
これも昨年。花の季節を記録する為の写真の投稿です。 ヤロー 初めてのミョウガの収穫 ブラックベリー ヒオウギ(ブラックベリーリリー) ニラ ルドベキア ツリーハイビスカス ノリウツギ ジョーパイウィード
昨年の写真だが、花の季節を覚えておくために。 セージ(紫)など シャスタデイジー クロコスミア タイマツバナとヤマハハコ リップスティック・プラント ヤロー(ノコギリバナ) ポピー 夏椿 ノリウツギ「ピンキーウィンキー」 ユッカ ペルシアンマルベリー グースネック ルドベキア(まだ咲き始め) ナンテン デイリリー ユッカ 名前を忘れたユリ ヤロー(黄色)、アガスターシェ(紫)、シャスタデイジー(白) フロックス アップルミント オレガノ フェンネル プラム。本当はオレンジになるのだが、クマを惹きつけないように熟す前に収穫する。
やっと写真の整理。 タイマツバナ(ビーバーム)の花びらは、ハーブティーに綺麗な色を添えてくれますし、良い香りです。 妻と長女の味噌づくり。美味しいのが出来ますが、妻は米麹の出来具合にまだまだ不満です。 時折訪れるドッグビーチ。 カエルの家になってたノコギリソウの花。 暫く歩いてなかった裏通りに素敵な古本屋さんが開業してた。 薪割りは恒例の夏の行事。
デュラム小麦全粒粉を50%使ったパンが、本当に美味しい。カナダではオールパーパス小麦粉と同じくらいの値段で売ってる小麦粉です。日本でも売っるみたいですね。お試しあれ。
今年のクインス(マルメロ)は極端に小粒で、収穫してジャムづくり始めたものの、芯取り作業量の割に確保できる果肉量が少なくて一晩で降参。明日の分から芯を取らなくていいジュース作りに変更。クインス堅いですからね。リンゴのようには行きません。 ちなみに、クインスジャムはうちではサンドイッチに一番人気。サンドイッチに挟む肉やハムやチーズや豆腐なんかと良く合うのです。クインスジュースは、すっきり飲めるし、暖めても美味しいのですが、調べてみると、豚肉や鶏肉を煮込むのにも使えるみたいです。 半年間ブログを書いたり読んだりする余裕が無くて残念。写真だけ撮りだめてあるから、クリスマスに記録の為大量にアップ出来るか…
農作物収穫時期が米国より早いカナダの感謝祭は10月。世の中、心配事が多い時代ではあるけれど、3年ぶりに家族を超えて一緒に祝えるようになったことに感謝した。 こういう見て楽しいチョコレートが有ること知らなかったな。凝った和菓子を思い出させる楽しさ。味香りが一つづつ違い、説明書きもあって、一箱で随分話がはずむ。僕が知らなかっただけかも知れないけど、これはパーティーなどに良いと思った。 カナダのお家やお庭は、きちんと綺麗に手入れされてることが多い。うちの犬や子どもや草や木々の大混乱とは大違い。でもクリスマスには人を招いて楽しんでもらう方も少しは頑張らなくちゃ。自分達で出来ることを心込めてやれば喜んで…
ミョウガが大好きなので、日本に住む両親が訪れた時に根茎を持って来てもらったが、鹿に食べられて、地上部分が残らないような有様だった。それで防護柵のある畑に移したところ、やっと少しづつ成長し始めた! 春の寒さのせいだろう、初夏になってやっと芽が出てくる。日本でより随分ゆっくりなので、成長する期間が短い。花芽が出るに至るのか、来年以降見守りたい。
年月をかけて花を増やしてきたら、随分と昆虫の数が増えた。トンボや小鳥の種類も。 バンブルビー(マルハナバチ) それでも、庭にテントウムシが見当たらないことに気づいた。フェンネル、カモミールやチェリーなんかにアブラムシが付いてるのだが、テントウムシが食べに来ている様子が無いのだ。それで、妻と子ども達が散歩中にテントウムシのさなぎを採集してきて、庭の隅に置いた。翌日には、いくつも羽化した様子だった。 散歩をしていると、今年はやたらにクマが枯木の根元を掘った跡が多い。我々が朝散歩するより早い時間にやってきて、掘り返してゆくようなのだ。掘った跡にカミキリムシの幼虫や成虫が見られたりするので、そういうの…
また自分の為の大量の記録写真貼り付けで恐縮ですが。。。 7月になるとうちの庭は水不足で夏枯れ気味なのが恒例だが、今年は雨がよく降り続けたので、色々な植物が例年よりよく花を咲かせている。 ナデシコ(赤も)もそんな花の一つ。 つるバラもそんな一つ。雨のお陰だと思うが、これでも例年よりはずっとよく咲いてる。日陰のアーバーなので花の数はやはり限られるが、うちの家族は大満足。 この野生でも生えてる(うちは花壇でも使う)パーリー・エバーラスティングは、水をやったりしないのだが、今年は贅沢に花を咲かせている。紫のスイセンノウも同じ。 セダムは、いつも勢力拡大にはいそしむのだが、きれいに沢山花を咲かせてくれた…
本格的に庭のベリーの季節開始。採って家に持ち帰るけど、本当は次女と一緒に外で仕事したり遊びながらその場で食べる分が一番美味しい。チェリー、ラズベリー、ブラックベリー、ストロベリー。
アウトドアが最高に気持の良い季節です。パソコンやスマートフォンに向ったり、お昼寝をしたりに最適な場所が太陽の動きで移り変わるので、時間によって過ごす場所を変えます。雨が多い今年、少し蚊が多いようですが、湿地の近くに行かなければそれほど気になりません。小鳥たちの声が可愛らしいです。 今年はクマの出現が多いので、犬達は外で過ごす時はリーシュで丸太などに固定されます。縛りつけておくと庭に穴を掘ってしまいますが、クマを追いかけさせたく無いので、仕方ありません。
ワケギだとかチャイブなど、鹿に食べられない作物を育てている斜面のレイズドベッドがあるのだが、昔の住人が作った木枠があちこち崩れてきていた。それを自分の好きなように補修する作業がやっと終了。いろいろ思案を巡らせるのと、たっぷりの時間と労力をかけることが必要な作業だった。 スタート時点のベッドは下の写真のとおり。同じような板を買ってきて大工仕事で作り直すのも可能だったし、それがこの地の人には普通の行動だっただろう。でもそれはやりたくなかった。なぜなら、乾燥の激しい夏にこの場所のレイズドベッドはすぐ乾いて、水の消費も多くなるからだ。西海岸のカナダ人は庭の見栄えを重視するから、水や作物のことは二の次で…
ご近所を訪問するのに、季節の花を束にした。カナダ西海岸では例年だと、うちのような水を節約してる庭では、7月には植物が夏枯れ気味なのだが、今年は雨が豊富でみずみずしい。バラ、アメリカセンノウ(リクニス)、ヤグルマギク、セージ、ディアヴィラ(ブッシュスイカズラ)、ナデシコ、アスター、エルサレムセージ、ヤロー(ノコギリソウ)、スイセンノウなんかが束になった。 その他、最近咲き始めた花で、束に入らなかったものの写真を。 何だったかなあ、これ。雑草? オーシャンスプレー そこら中に広がってきたセダム。渇きに強くて便利なグランドカバー。 今年はそうでも無いが、例年、夏の花をある程度きれいに咲かせるには水を…
これも花の咲く時期を記録する為の自分用の投稿。 畑に向かうたびに甘く良い香りを楽しませてくれるショウキウツギ。 どんどん写真を貼ります。 マウンテンローレル 同上 アヤメ チャイブ サーモンベリー。これが一番最初に実る野生のベリー。 カリフォルニアライラック(セアノサス)。うちのはまだ小さい。 セージ アスター フォックスグローブ 一面を覆って結構綺麗だったりするスギナ ベリーでは、これから熟してくるのが今はまだ緑色。 オレゴングレープ マルベリー。白いのが花なのだと思う。 ハックルベリーには、オレンジに染まってきてるのもある。 以下の花は、6月末に咲いてきてはいるけど、7月の花という印象。 …
学校は6月の最終週から夏休み。 次女は算数が苦手なので、夏休み中に少し追い付く努力をする約束。オンラインの無料教材をプリントアウトして、毎日少しづつ練習。 次女と一緒に近くの見晴台まで散歩。今年の夏は涼しくて過ごしやすい。去年の凄まじい暑さから一転して快適な夏。
散歩中にクマに遭遇。とても可愛いのだけど、子連れだし、間違って怒らせたりすると危険だから慎重に退避。
ミズダコが豊富な海域に住んでるが、住人が英国系中心の田舎で、食べる人は本当に少ないみたい。昨日漁船から数匹受け取ったが、エビ漁の網に混じるのを、数少ないうちのような買い手(あとギリシャ人家庭一軒と言ってた)の為に少し持ち帰ってくれてるものらしい。次女は学校でタコを食べると言って友達を驚かせてしまったらしい。美味しいのに。
家の周辺のワイルドフラワーにバンブルビーやハチドリが来ている。今年は雨がよく降り続けたので、ワイルドフラワーが例年より元気に咲いている気がする。 この辺りの原種のバラ、Nootka rose。条件が良いと結構大きなブッシュになる。 ハニーサックル。結構大きな木の上までつるを伸ばして咲いていたりする。 森の地面をカバーするサラール。2か月くらい(?)順番に咲き続けます。 夏には乾いてしまううちの庭でも、6月はまだいろいろな花が綺麗です。今バンブルビーを特に集めている一つが、タマフジウツギ。 うちにいる2種のバンブルビーの一つ。こちらの種類は、体が大きい。 こちらの種類の方が小さめ。 こちらの種類…
昨日も写真を一つ投稿したのですが、今日も散歩中にヒラタケ(オイスターマッシュルーム)が生えている場所の風景を撮ったので、投稿します。湿った涼しい空気の中にキノコと苔の香りが漂って、水の音も聞こえ、私にとっては好きな風景なのです。
寒くて雨が続く今年は、ちょっと遅めになって、春のヒラタケ(オイスターマッシュルーム)が今出てきてる。毎年忘れていて、散歩中に見かけて思い出す。うちではソテーと味噌汁が定番。とても美味しい。 ヒラタケは似たような環境の枯れたアルダーに生えてくるから、間違えることは無い。環境的には、下の写真のような水の多い場所。実際に、この写真の左手のアルダーにはヒラタケが生えているのがご覧いただける。 散歩中、乾いた明るい場所では、今が一番ワイルドフラワーの多い時期。 一緒に歩いてる次女は、ハニーサックルの花を採ってきて、蜜を吸ってる。学校で友達と一緒に吸うのだそうだ。田舎の子ども達。 家へ帰ると、今の時期に収…
寒くて、ミツバチ(マルハナバチ/バンブルビー)がいないねえ、というのが立ち話の話題になる春だったが、さすがに5月の末ともなると、そこらじゅうで羽音が聞こえる。 シャクナゲ コトネアスター 自分で植えた木の中で、まだ葉があまり開いていないのは、下の4つの種類。毎年これらは一番遅いのだけれど、例年5月末でもこの状態だったかなあ。今年の春が寒かったから特に遅くなってるかなあ。記録の為に写真掲載。 マルベリー 柿(早生富有) イチジク ハイビスカス 外を散歩すると、今の季節の風景がいろいろ。 カマスその他の野生の草花 可愛らしいキノコ。でも食べたりしたら数時間精神錯乱に陥るやつらしい。 散歩好きの次女…
うちの辺りのフクロウはあまり人に慣れていなくて、通常警戒心が強く近づけないのだが、今朝出会ったのは近づいても逃げなかった。まだ産毛が残ってた。
地元の人も過去に見たことが無かったくらい強い季節外れの嵐が訪れた。多くの木が倒れて電線を破損させたようで、街で2、3百件の停電が発生し、うちの電気供給も止まった。うちの停電は、うち一軒にしか影響を与えない場所の破損だったので、電力会社からの優先順位は低かったはず。いつ直してもらえるかと思ったが、運良く停電二日目に、近くのより大きな復旧作業のついでに直してくれた。助かりました。 ちょうどこの嵐を境に春から初夏へ移行するかなと想像したが、天気予報を見るとそうでも無さそうで、まだ涼しい春の気候が続くようだ。 今年は涼しくてよく雨の降る春だった。これが夏にも続くとうれしい。昨年の様な激しい暑さと渇きは…
お隣の製材所のオーナーが、薪にでもしなさいとトラック一杯の端材を置いていったので、その一部を畑の通り道に敷いた。 草取りの手間が減るし、機械で周辺の草刈りをするとき畑の中まで間違えて刈らないで済む。 ちなみに、この畑も今年からは完全に宿根草野菜ばかり。必要な水やりの量を出来るだけ減らす為だ。手間を減らす意味もある。3種のラズベリー、ミョウガ、ワケギ、アスパラガス、ロベージ、フキ、ブドウ、クコ、ルバーブや果樹が植わっている。 住み始めた頃は、食べ物を育てるのが楽しくエキサイティングで(もちろん今でも楽しい)、いろいろと試してきたが、水使用の削減と手間の軽減を昔より重視するようになった。ここ以外の…
5月はフキの収穫シーズンになる。ちょうど、ワラビが少なくなるから、山菜の主役が交代する。 葉に載ってる白いのはプラムの花びら 今年は、フキの密集度合いが増し、茎が細くなったと思う。間引きをした方が良いのかも知れない。調べてみよう。 除草用の膝を置くツールが、濡れたフキ畑で収穫作業にすごく便利。 子ども達が採ったフキの処理、調理、瓶詰め保存作業をしてくれる。どうも有難う。
5月の中旬になると、いろいろな色のモミジも存在感が出てくるし、シャクナゲもシーズンを迎えるのが増え、また春の宿根草の花の種類も多くなって、色彩が増す。 この春には宿根草、球根や低木の植え込みもしたので、来年の春は一層華やかになると思う。コロナの間ずっと静かにしていたけれど、来年からは庭好きの人達との交流も復活させよう。草取りとかもっとしなくちゃいけなくなるけどね。 セイリュウモミジ
5月の中旬になると、いろいろな色のモミジも存在感が出てくるし、シャクナゲもシーズンを迎えるのが増え、また春の宿根草の花の種類も多くなって、色彩が増す。 この春には宿根草、球根や低木の植え込みもしたので、来年の春は一層華やかになると思う。コロナの間ずっと静かにしていたけれど、来年からは庭好きの人達との交流も復活させよう。草取りとかもっとしなくちゃいけなくなるけどね。 セイリュウモミジ
4月から寒い日々が続き、一時早咲きの桜の頃は羽音が騒がしかったバンブルビー(マルハナバチ)が姿を消していた。しかし、暖かくなった今日、やっとバンブルビーの姿を沢山発見。本格的に戻ってきた。 ところでこの白いシャクナゲでも半分くらいの蕾が開いてきた。この木にも病気が見られる。シャクナゲには日が当たり過ぎる場所で、段々暑くなる夏を超えるのが厳しいのかな。来年以降も元気で咲きますように。
この時期の庭では、シャクナゲが一つずつ開花期を迎え、またモミジが一つずつ新芽を開いてゆく。ちょうど今日撮った写真が、シャクナゲやモミジの開く順番の一部を思い出させてくれるものになると思う。これも自分の為の記録用ポストです。 家の近くの成熟したピンクのシャクナゲは、病気に罹っている様子ではあるが、今のところ花はゴージャスに咲く。来年以降も咲き続けてくれると良いのだが。 シャクナゲではこの白いのも割と早く咲く。 シャクナゲやアザレアでは、鹿によく食べられるのも一度も食べられないのも、その中間のもあり、予想は結構難しい(アザレアは大抵食べられる)。よく食べられると判明したのは鉢植えにして柵で囲まれた…
花が咲いたり、新芽が出てきた時期を自分の為に記録する投稿です。 このコデマリは、もう10年近く前、引っ越して来たばかりの時、一番最初に植えた植物の一つ。昨年からやっと花が増えてきて、華やかに咲いたのは今年が初めて。足下のオーブリエッタと一緒に、4月からこのエリアを白くしている。 チューリップがこの白に混じってくれるようになった。 フラワリングカレントも、早くから植え始めた植物。数年前から植え始めた道沿いが合っていたらしく、大きくなり、4月を彩ってくれた。5月の今は大分褪せてきた。 昨年植えたばかりのサービスベリー。Autumn Brilliance Serviceberryというラベルが付いて…
今年からアスパラガスの収穫を開始。話には聞いていたけれど、自宅の菜園で収穫するアスパラガスとお店で売られているモノでは、まるで味が違いますね。とてもジューシーで甘い。 地元では買えない青ネギの代替品として、とても使い勝手が良いのがワケギ。日本のワケギとは少し違い、ここの気候で簡単に栽培できることを確認済みのウォーキングオニオンと呼ばれるものだ。苗床のが育ってきたので、追加のベッドをワケギで埋め尽くすべく、まずは2列を植えこんだ。 来年の春には、これらが立派な株になってここからも沢山収穫が出来るだろう。 夏には「トップセット」と呼ばれる球根の束が従来のワケギ畑で沢山出来るから、それも植えこんで3…
街へ出る途中に、ちょっと回り道。この島の牧場風景は、北米の典型的な大規模農場のそれとは違い、こじんまりとした、フレンドリーな風景だ。 そしてこの日、街で時間を過ごしたのは、ファーマーズ・マーケットで。まだ野菜の種類は少ないが、加工食品やハンドメイド製品などのブースも多く、結構にぎわっている。木製品のブースの方と話をすると、まだ大都市からの訪問客や米国からの観光客が戻っていない為、値段の高いものは売れていないそうだ。 家へ戻って、先日設置したピクニックテーブルで、妻とお茶の時間。気持ちの良い春の日でした。 白妙桜や赤いシャクナゲも満開になりました。
家の近くを本拠にしてしまった様子なのは、オスの単独クロクマ。昨日はコンポスト容器をひっくり返して、小さなリンゴの芯やニンジンのかけらを食べていった様です。かわいいのですが、人を恐れなくなると殺処分されてしまいますから、果樹を早期に全部収穫できるよう背を低く剪定しなおしたり、コンポストにリンゴやニンジンを入れるのを止めたりと、うちで食べ物を見つけない様に対策中です。犬の散歩も出来るだけ二人以上で出かけ、リーシュを付けて歩くようにするなど、生活スタイルも変えてます。
子ども達をスクールバスまで送って家へ戻ったら、お天気雨の中で林床まで届く陽ざしが綺麗だった。
梨の木(二十世紀)の一本で、幹の皮がぐるりと剝がれているのを発見。鹿が届く高さでは無いので、菌かバクテリアによるものだろうか。池際に植えたもので、この周辺ではラズベリー(Tulameen)も随分病害にあった。他のエリアの梨の木には同じ症状は見当たらない。ナーサリーへ写真を持っていって、対処が必要なのか聞いてみよう。梨の木は強い印象を持っていたが、そう単純では無いという事だろうか。ただ、新芽やつぼみは健康そうに付いている。
今は私の好きな季節の一つで、本格的に庭や畑に出ているし、犬の散歩で山野も沢山歩いている。以下、ここ何日かの作業、収穫、観察などからとりとめなく写真などを投稿します。 うちのゴボウは、ヨーロッパから持ち込まれたのが北米で野生化したもの。強くて水をやらなくても育つし、味も良い。ここ何年かは畑でも栽培してきた。昨年はゴボウを栽培し過ぎて処理しきれなかったので、地面に植わったまま放置したのも多かった。冬の間は地上部分が無くなってどこにあるか分からなくなるが、春に新葉が出てきたところでまとめて収穫した。 地元のスーパーではゴボウは売られてないので、小分けして冷凍しておくと重宝する。 上にも書いたように、…
コゴミを少し採っておひたしにし、だし醤油でいただいた。コゴミと呼んでいるが、日本のクサソテツではなくて、lady fernと呼ばれる植物らしい。写真のように、茶色の紙状の毛の様なものが生えていて、茹でる前に洗いながらこそぎ取ってやる必要がある。少し面倒なので、例年、少量採って一度楽しむ程度だ。特徴のある香り。家の周りの湿地や、散歩途中の渓流沿いに広く生えている。カナダでは、東海岸の方がコゴミを食べる習慣が広く有るらしく、スーパーで売られているのを見ることもあると聞く。東海岸で食べられるコゴミがクサソテツなのかlady fernなのかは存じ上げない。 湿地では、ミズバショウと似た花を咲かせるスカ…
家族から、またもう一か所、ピクニックテーブルを設置する場所を造るように要望を受けました。メープルの木陰の気持ち良い場所で、坂の途中ではありますが、ある程度平らな場所を最初から確保出来てます。 少しづつ作業を進めて、数日間で出来上がりました。 その過程は次のような感じ。 まず表土を取り除き、平らな地面を作り、ガーデンクロスを敷きました。そしてこれから運び入れる砂利が斜面の下に落ちて行かないように、低い方に30センチくらいの高さの石を並べます。 そして砂利を運び入れて、平らにならし、叩いて固めます。 これだけです! 縦3.3メートル、横2.4メートルの、ピクニックテーブル一つをやっと置くだけのスペ…
ちょうど今頃、野生の食べ物と畑の作物とが、同時に収穫時期になってくる。青野菜を買う必要は無いし、保存食も作る。時間を沢山割くことが出来ればそれだけ収穫を増やすことが出来るのだろうが、家族皆忙しく、時間が成約要因だ。 まず、多分地元に住む人にとっても珍しいだろうところで、ビッグリーフメープルの花。数十メートルの樹高の木全体に花が咲きますが、手の届く1本か2本の枝から花を採ります。 地元に住むファーストネーションの人達には昔からの食べ物で、今はサラダに入れたりすると何人かに聞きました。私は、これの味が大好き。ブロッコリーかケールみたいなベースに、タラの芽の様なえぐみが加わり、そしてほのかに花の香り…
ピンクがちだった庭では、スイセンの黄色やら、プリムローズの白やらが加わってきて、色彩が広がってきた。まだこれから、ムスカリの青だとかモミジの新葉のオレンジとか加わってもっと複雑化する。 カナダ西海岸の有名なガーデンは、夏を通して華やかだが、うちのように最小限の水をやるだけの庭では、実は春が圧倒的に一番きれいだ。
ブリティシュコロンビアの名物となってきた山火事、それに対する備えは、毎年少しづつ前へ進めている。冬から春に作業する習慣になったのは、以前は落とした下枝や枯れた木などを、春の焚火シーズン(町役場が指定する)に焼却していたから。今は焼却処分は止めた。なぜなら、森を片づけたことで、3方向の湿地にアクセスがしやすくなり、昔なら焼却処分していた枝などを暗く湿った場所に持ってゆきやすくなったから。湿った場所に積んだ枝の山は、2、3年も経つと、乗っかるとベキベキと割れるようにもろくなり、燃えにくくなる。さらに時間が経つと苔に覆われ、ゆっくり土に還ってゆく。そんな様子を観察してきたので、湿地に積み上げることも…
バンクーバー島の春も一気に華やいできてる。 今の時期うちはたまたまピンク・紫系が多い。他所の家ではそうでも無くて、黄色い水仙や白いプラムが目だってたりする。 人も招けるようになってきた。引きこもりからやっと出て来られたという意味でも本当に春と感じる。
ウクライナ人との交流が今よりあったのはシカゴのポーランド人街に住んでた頃。当時そこはまだ本当にポーランド人街で、大家さんも隣のアパートも通りの友人もポーランド人、その後西海岸に遊びに来てくれたりもした。ウクライナ人街は2ブロック程先で、犬の散歩途中にアトリエを見せてもらったり。
雨の日曜に、頼まれてた軽い木工。自分でやった方が早いけど、モチベーションの高い娘に教えて作ってもらうの楽しい。
林床のあちこちでヘレボア(レンテンローズ)の目立たない花が咲いてます。 英系の文化が色濃い田舎に住んでると、お菓子については自作しないと日本で馴染んだ大陸風の洋菓子は味わえません。好きだったモンブランは、トッピングや土台は時間の関係で割愛して、すぐに作れる栗クリームと生クリームで自分を満足させます。栗の木はまだ小さいので秋に買って冷凍しておきます。
暖かい日にはバンブルビーの羽音が聞こえました。食べ物がしっかり有るように、スノードロップの株分けで、辺り一面埋め尽くしますか。花が終ってからの作業にします。
夏の乾きや虫害で、バルサムモミは枯れてゆくものが多い。昨年枯れた2本(写真)は、放っておくと電線の上に倒れて、近所一体の停電の原因になりかねない。その為、自然に倒れる前に人の手で倒してやることが必要だ。失敗すると電線にぶつけかねないから、プロにお願いした。 倒れる方向をコントロールする為、木の上の方にロープをかけて、トラックで引っ張りながら、根元をチェーンソーで切るのだ。そして高いところにロープを引っ掛けるには、パチンコの様な道具を使う。 ロープの先に重しを付けて、パチンコで飛ばすのだ。 無事に、枯れたバルサムモミの上の方にロープが掛かりました。 毎年、いろいろと木の世話が欠かせません。
まだもう一度くらい雪が降るかも知れないけれど、寒さは通り過ぎ、花も咲き始めたので、この週末からは春のつもりで庭作業の始動だ。家族皆忙しいし、雪の間の不摂生で体力も落ちているので、少しづつだ。 私は薪の材料の移動から始めた。大きな木だった印象は無かったものでも、実際に運び始めると、持ち上げて一輪車に載せるのが困難だったりする。もともと大木だったのは、一輪車と比べ障害物に弱くて森では扱いにくいドーリーで運ぶか、押して転がすしか無い。 長女は植物の施肥作業。アルファルファミールは微生物にブレークダウンしてもらったり、土中に浸透したりするのに時間がかかるそうなので、成長が始まる頃に植物の根に届く様にと…
12月の写真の整理をしているだけなのです。 ちょうど同じ場所で、先日まで積もっていた雪の直前と、雪が降ってからの写真が撮れていた。散歩で登った時に空気が適度に冷たくて気持ち良かった。 うちの甘えっ子の犬達だが、写真だと凛々しく見えることが時々ある。
一か月ブログ更新できていなかった。。。何とか復帰したいよ。昨日電話で話した姉が、いつも読んでると言ってた。 雪が溶けて、まばらにスノードロップが咲き始めた。うちの辺りではこれが最初に咲く花。 雪で地面に倒れていたヘレボア(レンテンローズ)たちがあちこちで頭をもたげてきている。今月末くらいにはあちこちで花が開くだろうか。
昨日は小さなクマが訪れた様子。20センチ弱の幅の足跡。この辺りのクマは、冬眠をするとはいっても特に寒い時に浅く短くだけで、寒く無い日は食べ物を探すらしい。うちはルール通りクマが人家に近づかないよう食べ物を外に残さないようにするけど、森の奥では食べる物が見つかっていますように。
暖かい秋・冬が続いているが、景色が薄く雪にカバーされている日も割と多い。今のところ2、3日で溶けてなくなるような雪ばかりだ。
11月半ばに、州内の広範囲の町々で、記録を大幅に塗り替える大雨が降った。洪水に見舞われた気の毒な地区も多かった。幸い、うちでは被害は少なく、山から下りてきた水に砂利道が削り取られて溝が何筋か出来たのと、流れた砂利が排水溝の数か所で堆積した程度。そうはいっても、それらを補修するのは一日仕事だった。
この11月は本当によく雨が降る。カナダ西海岸は、各所で洪水や土砂崩れに見舞われている。今年の夏には異常な酷暑が訪れたが、今雨期になって逆に大水が続く。カナダのブリティシュコロンビア州、中でもその内陸部は気候変動の最前線だという人もいる。 昔カナダ西海岸に住むことを決めた時は、ここの気候が大きな魅力だった。夏はからっとして気持ちよく過ごすことが出来たし、秋から冬はしっとりとした静かな雨期が訪れた。今は激しい夏の渇きと冬の洪水の両極端が繰り返す気候に急速に変わってきたといえるだろう。カナダ西海岸は経済発展が堅調で、仕事の為に引越してくるには良いところだろうが、ここの気候は引っ越してくる理由にはもう…
雨期の森は水辺が綺麗なので、道から少し外れて小川沿いで子どもや犬を遊ばせる。ご近所さんの所有する森なので、ほとんど誰も来なくて犬を遊ばせるのに良い。オーナーも最近ボーダーコリーの子犬を飼い始めたし、時折訪れるそのお友達も犬好きの方ばかりだ。クマに時折出くわすのでそれには注意だ。
最近は、2歳の犬のテテが強引に散歩の時間を決めるので、いつも子ども達を学校に送りだした後が森の散歩の時間だ。休みの日であれば、次女と出かけることも多い。秋のレインフォーレストは空気が冷たくしっとりとして気持ちいい。
うちの裏の鹿用防護フェンスで囲った畑と果樹のエリアだが、もうスーパーでも買える普通の野菜を種蒔きから毎年育てるのは全面的に止めることにした。井戸水に頼っているので、水遣りが少なくて済む宿根草野菜に徹底するのだ。 来年の春に向け、全ての畝を次女と一緒に植えこんだ。 植わっているのは、フキ、ラベージ、アスパラガス、ワケギ、ニラ、ミョウガ、3種のラズベリー、ブドウ、そして果樹ではプラム、梨、リンゴ、イチジク。
もう実は落葉片付けも一段落の時期なのだけれど、10月下旬の庭のモミジ風景の写真を今更ながら記録用に投稿。うちのモミジはまだどれも小さい。ここ3年以内に植えてきたのが多い。
スーパーに並ぶ甘いお菓子をそれほど食べさせてもらってない反動もあるのか、小学生の次女はハロウィーンを心待ちにしていた。 日曜の夜のトリック・オア・トリートの風景を、私も少し住宅街を歩いて眺めたが、子ども達を迎える家は例年の半分くらいだった印象。こんな時期でも準備をして子ども達を喜ばせて下さった人達に感謝。うちは山の中の一軒家なので、子ども達は来ません。カボチャを玄関に置いたくらいです。 さて、家に帰ってきた次女は、その夜は沢山お菓子を楽しみましたが、翌日からは一日一つか二つにする約束です。カレンダーを作って、正月までの各日の升目にお菓子を割り当てることで、衝動で一度に食べてしまうのを我慢して楽…
この秋の植替えシーズンの主要テーマはモミジとシャクナゲの移動。熱波と渇きが長期化してカナダ西海岸のカリフォルニア化が報道されます。野生の大木が適応できずに枯れる折、モミジやシャクナゲには向かない気候になってしまったと言えそうです。それでも若木の元気な成長を期して木陰に移動します。 モミジが無くなって空いた後には、ノルウェー楓、桜、地場のジュンベリー、そして同じく地場のインディアンプラムを植えました。
庭友達の一人がファーム(農場)に引越した。夏の間に庭造りを進めたそうなので、お庭拝見に訪問。 牧草はお隣の大きな農場の方が刈って持ってゆく契約で、自分で世話をする動物も残していないそう。7エーカー程度のホビーファームだと、よくあるお話。 お庭はやっぱりコテージガーデン/ナチュラルガーデン風。一夏で随分進んだものだなあ。 植物の切り戻しも夏にされてるし、乾期の間は水も与えられてたっぷりのバークマルチで守られてもいるから、今の時期になっても植物が元気。うちの秋のガーデンベッドの惨状とは全然違うよー。 え、薪割りは斧でやってるの!?私も2、3年やったけど大変だった。今はとてもじゃないよ。
トリカブト(モンクスフード)は、日本や他の国ではどのくらい園芸に使われているのだろう。毒はあるけれど、ここらあたりでは、紅葉の時期にフレッシュな青色を足してくれる数少ない植物。楽しませてもらっている。
ノースウエストの紅葉はビッグリーフメープルの黄色。苔の緑なんかも混じって綺麗。赤いのは野生ではなくて私が植えた日本のモミジ。 野生の木だけだと赤い色合いは無いのです。
英語ではオイスターマッシュルーム。バターでソテーにする。 今の時期の収穫物は他にもある。クインス(マルメロ、西洋カリン)は生食できず、使わない人も多いので、友人宅でもとってきた。ジュース、クインス酒、ジャム、メンブリオ、ドライフルーツ(お茶用)などを作る予定。
カナダの感謝祭の日には、ハイキングにやって来る人が例年多いと思う。見晴台で"Happy Thanksgiving!"の挨拶を、過去何度も聞いてきた。
うちでは今年最後に収穫する果物となる、クインス(西洋カリン)。週末にメンブリオ(羊羹みたいなもの)づくりかな? ここのところブログフレンドの投稿を読めていなくて残念。ともかく、日本の家族の為に何とか少しは投稿。
やさしい雨が続いて土に湿り気と下草に生気が戻りました。紅葉と落葉の前のレインフォーレストらしい景観の時期です。
雨が本格化する前にこの冬の為の薪を収納します。今年は子ども達二人で全部やってくれました。森の暮らしを通じて、子ども達は働き者に育っている。
ここのところ忙しく夜は寝落ちの繰り返しで、ブログをオープン出来なかった。久しぶりの記事です。 近くの漁村で漁より戻った船から魚を受け取り、今日はその処理をした。夏に鮭、タコ、エビ、白身魚を受け取り、秋に別の船からマグロを買うのが恒例となっている。 習慣はすぐには変えられないし魚は好きだが、実は魚を食べるのに伴う心の痛みが育ってきているから、段々植物性の食べ物に移行してゆくと思う。今年はとりあえず去年よりは購入量を減らしている。 いつも買う船の漁師さんがおっしゃるには、州政府の漁獲規制が年々厳しくなっているけれど、何しろ気候変動で川の流量が減り、鮭が川を遡上できないから効果が上がらないと。この漁…
水曜日からこの夏3度目の熱波になるそうで、35度以上の気温が予想されているようだ(1度目の熱波では44度まであった)。 ここカナダ西海岸に来た頃は、シャクナゲは水をやらなくてよい植物だった。それが水をやらないと咲かない植物になり、今では水をやらないと枯れてしまう。 短期間のうちに目に見えて植生が変わりつつあるのには本当に驚き。レッドシーダーはだんだん減り、ダグラスファーが生き残るようだ。メープルは短命化して若木と入れ替わると聞く(うちのメープルの大木は今のところサバイブしているので、頑張って欲しい)。果樹でも、カナダでは難しいはずの富有柿がうちでも順調に育っているし、引っ越してすぐに植えて失敗…
田舎町で頑張るコンテンポラリーアーティスト(妻)。年月重ねてきてるから理解者は結構多い。 田舎嫌いだった彼女だが今はすっかりコミュニティに根付いた。 私の貢献は、地元の野生植物で生けてと言われた花瓶向けの植物を庭で採取してきたことくらい。
うちの7月のガーデンの主要メンバーのいくつかだけ駆け足で紹介。 カナダ西海岸の7月は乾期の厳しさが本格化して、状態の良い草花が減ってくる月。とくに、うちのように、出来るだけ水遣りを減らそうとしているガーデンではそれが顕著だ。付け加えるに、うちのサマーガーデンは家が建っている岩棚とその周辺に限定しているという事情もあり、夏にガーデンを瑞々しく保つのは難しい。 ちなみに8月は渇きがもっと厳しくなる。 前回の投稿でも紹介したばかりのビーバーム(モナルダ) 赤いクロコスミア 左にアスター、シャスタデイジー、セダム、右にローズカンピョン、黄色いヤロー、アガスターシェ アガスターシェ 花びらが落ちても楽し…
ビーバーム(モナルダとかベルガモットとも呼ばれるみたい。日本語ではタイマツバナ)を干すのは例年8月だったけど、今年は進行が早いから今日妻がもう干していた。 干したビーバームは、ハーブティーに色と良い香りを添えるし、ドライフラワーは装飾に使う(クリスマスリースとか)。
森の暮らしは私にも学びが多いが、忙しい生活は子ども達にも多くを教えていると思う。先日まだ中学生の長女が次女に「移民は勤勉じゃなきゃいけないのよ」と諭していた。 本当に、仕事が尽きない。
カナダ西海岸では引き続き私の過去十年の記憶には無い夏風景になっている。6月半ばから一度も雨が無くて、7月末までの予報でも雨の気配無し。森の中も、陽の当たるところのイネ科の草は乾ききった。これは私の知る普通の7月中旬の風景では無い。 雨を心待ちしている。 家へ戻ると木陰で涼しく一旦ほっとする。 でも、家の周りの陽の当るところは砂埃が上がる渇き具合だし、森の下草も近づくと陽が差す乾きやすい場所では茶色く焼けた葉が沢山目に入る。これも普通の7月中旬の風景では無いと思う。
バンブルビーの写真をシェアする為だけの投稿なので、下へスクロール頂いても内容が何も無いです。妻のグループの人達がバンブルビーの写真が必要なのだそうです。
先日も書いたのだが、クマが味をしめてうちに食べ物探しにやって来るようになるのを避けるのはとても大切だ。人を恐れなくなったクマは、州の係官に射殺されることになりかねない。 昨年はプラムが熟すのを待ったら、完熟直前にクマに食べられた。朝見に行ったら、全てプラムが木から消えて、大きな枝が何本も折られていた。それで、今年はまだ緑がかった黄色のうちに全部収穫した(完熟になると、黄色に一部赤を帯びる)。 一部はプラム酒にする予定。あとは家の中で熟させて、生食かな。 ちょうど今はラズベリーの収穫時期でもある。昨年ラズベリーパッチの半分以上が病気で枯れ、今年は場所を移して新しいラズベリーの畝をいくつも育成中。…
太陽が高く上がる6、7月のお昼頃だけ全体に陽が差す家の裏の畑 うちの畑で最近やっていることを書いてみる。話があちこち飛びそうだがご容赦を。 森に囲まれたうちの畑で上手くゆくこと、そして難しいことが、試行錯誤の年月を通じてやっと分かってきた。 まず、トマト、キュウリ、カボチャやインゲンなどの夏野菜の栽培は難しすぎるので止めることにした。5月を過ぎるくらいまでは畑に陽が差さないので、日陰環境が大好きなスラッグやうどんこ病菌(?)が夏到来前に大活躍し、夏野菜の苗を弱めたり消失させたりする。良質なものが外で買えるし、トマトなど物々交換で入手したりもするから、家で栽培するモチベーションがさほど上がらなか…
子ども達を泉で泳がせながら考えるのは、この地に来てから最大の変化のこと。温帯雨林に理想の場所を見つけたと思ったが、5年前から突然の熱波と日照り。今年は地元で摂氏44度を観測。苦しむ木々や下草が痛々しい。二百近い木を植え、森や水と共存して畑や庭を造ってきたが、住み続けられるのか。気候変動の猛威の中うろたえる。
気候変動の心配ばかりして暮らしてもいられないから、ハイキングや水遊びで子ども達や犬達もエンターテインする。
ここのスギナは背丈が腰まで届くような大きさだ。森の湿気の多い地面を一面覆ったりすることもあり、夏にはそれがびっくりするくらい美しかったりします。 ところで、森の植物では、林縁のオーシャンスプレーは今花が褪せてきたところ。園芸用に使われないのは花の期間が短いからかな。 これは庭に生えているオーシャンスプレー。もっと花が鮮やかなうちに写真を撮り損ねた。 最後に、多分これまでアービュータスの木の、幹の皮がはがれた写真を掲載したことが無かったと思うので、写真を撮ったついでに。西海岸沿岸部の常緑広葉樹ですが、今病気が蔓延していて、うちの辺りでも春の間葉が焼けて痛々しいです。
今年は見かけてなかったクマが連日来訪。フルーツが実り始めてるからかな。クマが人家に来る癖を付けないよう早めにフルーツを収穫するのは大切なこと。昨年の失敗を繰り返したくない。 写真のクマは、うちの犬に吠えたてられて木の上に逃げたところ。基本的には争いが嫌いで穏やかなのです。
Government House(ブリティッシュ・コロンビア州副総督邸)のガーデン
島の観光案内人を目指すつもりは無いけど、ビクトリアで立ち寄った州副総督邸のガーデン(一般公開)がとても良かったので写真で紹介。 バラのピークは過ぎていたけど、それでも良い香りに満ちていた。 表のガーデンは整然として素敵な住宅街にブレンドイン。 一方で裏手のガーデンは野性味があって、オークの森の向こうに隠れた住宅街と海を臨む。 これもダウンタウンから近いガーデンの一つで、立ち寄りやすいです。
熱波の中、夕食後に外出できるくらいには涼しくなったので、いくらかごぼう掘り。新鮮なのは買えないから、短いのでも採りたては貴重。 わざわざ熱い中掘りに来たのは、熱波で地面が乾燥する前に収穫するため。地面が乾燥してしまうと、硬くて掘れなくなる。畑のごぼうは夏でも掘れるよう水をやって土を柔らかく保つのだが、掘りに来たのは森の中に生えている野生のもの。植物としては同じものだ(イギリス人が薬用に持ち込んで野生化したもの)。
カナダ西部へ数日間続く熱波が到来し、今日まで三日間の最高気温はここバンクーバー島の田舎町で40度、44度、38度程度だったらしい。ブリティシュコロンビアのあらゆる場所で史上最高気温が塗り替わった。 朝、気温が上がる前に犬達を散歩。 40度の猛暑の中でも大木に囲まれると涼しいか?子ども達とうちの一番の大木エリアで午後の喫茶をしてみた。涼しいとまではゆかなくても、汗ばむことも無く、僅かな風の心地良い、快適な休憩になった。一方で開けた家の周りは酷暑。大木凄いな。 ヒートのピークに散歩も試みた。いたたまれない程では無い。もっと悪いことが起こるとしたら、今後日照りが長期間続いて山火事リスクがもっと高まる…
忙しかった為、写真も撮っただけで溜めてしまった。6月後半の花の写真をこの記事に載せたい。いつ頃何が咲くか思い出せるよう、自分のメモ代わりです。 エルサレムセージ、キャットミント、フィーバーフュー トーチリリー シーホリー、それからローズカンピョンの一種(と説明された) アスター(紫)、フィーバーフュー(ナツシロギク、白)、セダム(白)など。奥で黄色いヤローなども咲いている。 マウンテンローレル ナデシコ ローズカンピョン、フィーバーフューなど オーシャンスプレー Variegated loosestrife ミソハギ
良く働く妻と長女が、いつの間にか沢山の切り干し大根を作っている。私はこれが大好き。どうもありがとう! 大根は普通のスーパーで買える。スーパーで買えない日本の野菜は、ごぼう、太ネギ、ヤマイモ、タケノコ、レンコン、里芋、ニラ、フキ、ミョウガなど。 ネギ、ごぼう、ニラ、フキは自分で栽培しているけれど、暖かい気候の野菜はうちでは難しい(陽当たりが悪いしハウスも無いので)。
同じ町に住む日本人の友人が、地元で獲れたカニを持って来て下さった。ここの海で獲れるカニの代表が、このダンジネス・クラブだ。久しぶりに楽しませていただいた。
木漏れ日環境のうちでも、珍しく今年はバラが結構咲いている。とても良い香り。 ところで、二つのつる植物が、今年初めて花を咲かせている。どちらも野生なのか園芸植物なのか分からない。分かる方がいらしたら教えていただけませんでしょうか! 一つ目は、つるバラっぽい植物で、白い花が咲いている。茎葉の写真も添えます。うちの辺りの野生種のバラ(ヌッカローズ)はピンクの花で、ツル状でも無いのです。 もう一つは、ツルや葉の形状がハニーサックルに見えるものの、うちのあたりの野生のハニーサックルとは色も形も違う花。 ちなみに、ここの野生のハニーサックルのオレンジの花の写真も添えます。 どなたか、ご存知の方いらっしゃい…
ワケギ(walking onion)のトップの株が立派に育ってきたので、切り取って次女と一緒に新しいベッドに植え込み作業を実施。 植え込み先は、収穫を済ませて空っぽにしておいたネギ畑の一番下の段や、 近くの新しいベッド。新しいベッドは、カマスの栽培をあきらめた場所。カマスだと思っていたのが知らないうちに全部シラー・カンパニュラータ(ブルーベル)になってしまっていたのであきらめた。妻は、ワケギの方がいいと喜んでくれている。 夏の間水をやらなきゃいけないけど、新しい株も来年からすぐ収穫できると思う。
以前に、バンブルビーやその他昆虫の食糧の確保を助けるために、またヘビやネズミなどが棲みやすいように、芝生を5月に刈らないNo Mow Mayという運動が盛んになってきているようだという記事を書いた。 今年は、うちではそれを実践した(忙しくて芝刈りが出来なかった)のだが、問題も起こった。長く伸びた芝生や草を刈った際に、居心地よく芝生の中に隠れていただろう複数のヘビを、草刈り機の犠牲にしてしまった。これは後味がすごく悪い。 今後は、広い面積の草刈りをするのを出来るだけ止めることにした。その代わり、歩き道だけは割と頻繁に、道が分かる様に刈り込んでおく。 これで、生物多様性と庭の使い勝手が両立できるか…
5月から降り続いた雨がからっと晴れて、乾いた日々がやってきたようだ。今の季節の家の前の花壇の花はエルサレムセージ、キャットミント、フィーバーフューなど。 スノーベリーも、長い間あちこちで小さく咲く野生の花。バンブルビーはこれが大好き。
うちの周りの森の下草は、シダ類以外は食べられるベリーを付けるものが多い。次女は野生のベリーが大好きで、喜んで食べたり皆に採ってきたりする。4年生になってちょっと幼い気もするが、楽しんでくれて私は嬉しいし、喜んで食べているのをかわいいなあと思う。 オレンジ色の花(ハニーサックル)がぶら下がっているのがハックルベリーのブッシュで、地面を覆うのがサラール(これもベリーを付ける)。 サラール(まだベリーの季節では無い)はうちの周りで広い面積を覆う。 サラール、サラール、サラール オレゴングレープ(これもまだベリーは青い)も広く地面を覆う。 今次女が採って食べているのは、サーモンベリー(水辺に多い)とハ…
雨続きで乾く間もないベンチ。週末には暑くなりそうなのでやっと乾きそう。 2年前に置いたが、その年はクマの出没で外で寝そべられなかった。翌年は子どもの病気騒ぎで気が付いたら夏が終わっていた。 樹冠を見上げるととても心地よいので、忙しい妻や子ども達も使ってくれるといいが。
「ブログリーダー」を活用して、kinamikaさんをフォローしませんか?