とある福島県民の雑記ブログです。 テーマはローカル・自然・ふるさと・教育・働き方・職人・まちづくりetc… 福島には「ほんとの豊かさ」があると信じています。
29日から福島に帰ってきています。地元は毎日が楽しいですね、学生時代の先輩・後輩が面白いことをやっているので、飽きずに過ごせます。時間が足りないくらいです。 そして何より面白いのが、実家の機械を使って木工ができることです。帰ってきて驚いたことがあり、それは木工機械がかなり充実しているということ。木工を始めるまで、全くその価値に気付きませんでした。僕が木工を始めなければ、いずれ鉄くずになっていたと思うと恐ろしい… さて、ここ数日間は、トリマーテーブルなるものを作っていました。木工をやっている人にはお馴染みですが、これがあるのと無いのでは大分作業効率が違います。 トリマーとは、材料の面を取ったり、…
良質な木を求め、山から山へと渡り歩いて生活してきた木地師という人々は、いわば森の遊牧民(=ノマド)だった。ノマドと言えば、近年は「ノマドワーカー」と言う言葉をよく聞くようになった。「ノマドワーカー」は、時間や場所に捕らわれず働く人々のことを指す。働き方改革が叫ばれる中、ノマドワーカーは新しい生き方、働き方を表現する言葉として注目されているのは事実だろう。 しかし、その語源となったノマド達の生き方が、時間や場所に捕らわれないものかというと必ずしもそうではない。むしろ、時間や場所に追われる生き方ともいえる。 モンゴルの遊牧民を例にとると、彼らは年間を通じて、季節ごとに最も適した場所へ移動を繰り返し…
今日は、飛騨市古川町にある、「株式会社飛騨の森でクマは踊る」通称「ヒダクマ」さんで開催されているイベント、蔵出し広葉樹へ行ってきた。 蔵出し広葉樹は、普段市場に出回らないような規格外の木材や端材、珍しい形の丸太や枝などを、1g1円の量り売りで販売するイベントだ。毎月開催されており、僕は今回が2回目の参加。さらに今日は、ヒダクマさんと親しい柳木材さんの土場も見学でき、よりレアな商品を手に入れることが出来たのでそのご紹介。 戦利品。一つ一つ見ていこう。 ①スポルテッド・ナラ スポルテッドと虎斑のコラボ。 繊維方向に入った黒い線が特徴のナラの板。このような模様をスポルテッドと言うらしい。細菌やカビの…
12月になり、暖房器具なしでは過ごせなくなってきた。今年は雪が多いと、周りの人が口を揃えて言うが、僕も何となくそう思っている。今年はしっかりとした梅雨があったし、ここ数年の異常な暑さが和らいだ夏を過ごせた。根拠らしい根拠はないが、きっとこの冬は平年並みには雪が降って、久しぶりに四季らしい四季を過ごせるのではないかと勝手に思っている。 遠くの山も、だんだんと天辺が白くなってきた。燃えるように美しかった紅葉の山々も、すっかり葉を落とした。樹幹があらわになった樹々を見ると、改めて木工品の材料は山から来るんだなと思い知る。 木を使って何かを作るからには、森のことを理解しておきたい。森を理解せずに木工を…
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