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武道の神様・塩田剛三の孫が伝える合気道、植芝盛平、塩田剛三について https://www.shioda-aikido.tokyo/

▶合気道家 ▶塩田剛三の孫 ▶塩田剛三は、漫画「グラップラー刃牙」の渋川剛気のモデル ▶警視庁や海外、有名YouTuberなどへの合気道の指導 ▶「対すれば相和す」をモットーに週6日合気道の指導を行う

塩田将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-
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2020/02/27

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  • なぜ、合気道を始めたか?塩田剛三の孫が合気道を始めたきっかけとは?

    ちょっと、息抜きに自分の話しを少し! 合気道を始めたきっかけを話したいと思います!笑 Q「塩田さんは、小さい頃から合気道してたんですよね?」 A「いやいや、大学2年からです。笑」 塩田剛三の孫なので、小さい時から合気道をしていたと勘違いされる。 小学校は野球 中・高はサッカー 大学1年はストリートダンス 大学2年から合気道を始めた。 私は3男で、親から「合気道をやれ」と 言われたことは無かった。 小学生1年の時に、祖父がTVに出た。 それ以降 周りの友達から、 「お前のおじいちゃん夢に出てきたぞ」と、 バカにされたことがあり、 合気道という言葉もを口に出すことはなかった。 大学受験浪人中、北海…

  • 塩田剛三/合気道の基本【合気道家が絶対に抑えておかなくてはいけない合気道の基本とは?】

    塩田剛三の構え 塩田剛三先生の言う、 合気道の基本とはどういうことだろうか。 合気道をこれから始める人も、 合気道を長くしている人も、 技を覚えたりするだけでなく、 いつでも基本に立ち返らなくてはいけない。 塩田剛三先生が述べる合気道の基本は7つある。 1、素直な心 2、動中に静を持す 3、対すれば相和す 4、体の重心 5、タイミング 6、呼吸力と集中力 7、円運動 この7つの基本を完全に身に着け、 これらが瞬時にして、 無意識のうちに技に出れば、 相当の達人になることができる。 前回は、1つ目の基本「素直な心」について述べた。 今回は2つ目基本の、「動中に静を持す」について述べる。 禅の世界…

  • 塩田剛三「合気道では基本がすべて」/初心者も黒帯も基本を見直すべき

    塩田剛三先生が言う「合気道の基本」とは どんなことだろうか。 ?????? 塩田剛三先生は合気道は基本がすべてだと、 繰り返し言っている。 私たち塩田剛三先生の合気道を習っている人々は、 合気道の基本といったら、 基本動作6つ ・体の変更(一) ・体の変更(二) ・臂力の養成(一) ・臂力の養成(二) ・終末動作(一) ・終末動作(二) を言うのかな?と思う人が多いだろう。 確かに、動きの基本は上記の6つなのだろうが、 塩田剛三先生は合気道の基本は、 動きだけでく、心の部分も述べている。 塩田剛三先生の言う、 合気道の基本とはどういうことだろうか。 塩田剛三の構え 合気道をこれから始める人も、…

  • 塩田剛三は死ぬ間際まで強かった/武道家なら、死ぬ直前まで常に成長しなくてはいけない。

    言い訳 最近、言い訳する人が多い。 子どもで例を上げると、 体調が悪いから、宿題が多いから、今日寝てないからという 言い訳が多い。 そういう言い訳をする子ほど、成長しない。 しかし、指導者として、「言い訳しないでしっかりやれ」とは言わない。 子どもの潜在的な気持ちを呼び起こして、諭す。 「やれ」とは言わず、 足が速くなるには、頭がよくなるには、モテる?ためには、とか、 子どもに響きやすい言葉で伝える。 子どもによって、どの言葉が響くかわからないが、 武道をしている以上、自分に限界を決めつけず、 疲れるまで、技を行ってほしいと思っている。 疲れるまで遊ぶ子ども 子どもの稽古では、最初に体幹や瞬発…

  • 塩田剛三「合気道は和の武道」!どんな時でも、相手を憎んだり怒ったりしてはいけない。

    相手に馬鹿にされたり、 見下されたりしたら、誰だって腹が立つことでしょう。 また、相手を憎んでしまうこともあるかも知れません。 誰しもコンプレックスはあり、 若い時はそこを馬鹿にされたりすると、 正常な状態ではいれないことが多い。 しかし、合気道をしていると、 相手を憎むとか、倒すとかそういう邪心が なくなってくる。 合気道は和の武道。 和の武道 他人に悪口を言われても動じない。 また、自分も心を取り乱さず、 常に素直な心でいることが大事です。 常に相手を許すような、 合気道の心が身についていれば、 達観し、自分に対する悪口も 些細なことのように思えてくるでしょう。 下記、塩田剛三の合気道人生…

  • 祖父・塩田剛三の著書【合気道人生】より「合気道と実践について」/合気道はやらせ?合気道は意味がない?

    塩田剛三 合気道はやらせだ!合気道は意味がない!と、 ネットにたくさん書いてあります。 それは合気道が実戦では使えないし、 相手がわざと動いてたりするように見えるから、 言われているようです。 本当に「合気道はやらせ」、「合気道は意味がない」のでしょうか。 私の見解は、以前ブログにも書いたので、 今回は祖父の見解から、 考えていきたいと思います。 祖父の著書【合気道人生】に 「実力の養成は試合で勝負を決するのとは無関係」と書いてあります。 合気道人生 これは、試合で勝負をしなくても、実力はつく!ということ。 合気道は試合がありません。 試合をすると、勝たなくては!と思いますが、 相手と試合しな…

  • 合気道とは? 合気道の神様・塩田剛三から見た【合気道とは】

    達人・植芝盛平先生、塩田剛三先生は合気道をどのように解釈していたのか。 お二方のような達人のお言葉を別の人が解釈したものでなく、 本人が語った言葉で、覚えておきたいと思い、ブログに書きます。 以下は、絶版になった祖父・塩田剛三の著書「合気道人生」から抜粋した言葉である。 合気道人生 日本には各種の武道があり、それぞれの特徴をそなえておりますが、 合気道はその中でも、日本古来の純粋武道で、 中国その他外国より移入された武道ではありません。 現在では合気道といえば、ほとんどの方はその名をご存知ですが、 一般に普及しはじめたのは、戦後であるため、 新しい武道のように理解しておられる方も多いように思い…

  • 道場にある塩田剛三の写真について。

    道場に飾ってある写真 どの角度から見ても、 見られている気がする・・・ 真っ直ぐ凝視するのではなく、 全体を捉えるような目で見ている。 あと、この写真は、 毎回表情を変える。 毎朝、写真の上にある神前を掃除する度に、 近距離で目が合うんだが、 表情が違う。 朝、家族の為に良い行いをしていなかったら、 その日の塩田剛三先生の写真は怪訝な顔をしている。 怪訝な表情をしている時は、 だいたい朝に徳を積むような行為をしていなかった時で、 振り返ってみると心当たりがある… 「うわっ!今日も怒ってる」 反省の意を込めて、 道場の周りの掃除を、 さらに入念に、 来る人のことを考えながら掃除をする。 そこでま…

  • 実体験から感じた合気道の上達の秘訣「徳を増やすこと」/専修生の時

    思いやり 以前のブログで、 日常で徳(良い行い)を増やすことが、 合気道上達に不可欠だと伝えた。 和というのは、ちゃんとひとつ自分に強いものがあって、 そして相手を味方にする。協力者にしてしまう。 これが“対すれば相和す”です。 それには、よっぽど徳を積まんと出来ない。 塩田剛三 塩田剛三 祖父・塩田剛三が創った合気道養神館では、 柔道・剣道で有段のもので、 なおかつ合気道の指導者を志すものが、 警視庁から派遣されてきて、 勤務時間ずっと合気道の訓練をするというコースがある。 合気道専修生というコースだ。 ここには警視庁だけでなく、 海外や国内から合気道の指導者を目指すものも集まってくる。 ど…

  • 塩田剛三の合気道の構え(目付について)【すべては宮本武蔵が知っていた】

    塩田剛三は、宮本武蔵が示した、 武道の基本を忠実に再現している。 ・心の持ち方 ・姿勢 について、前回のブログで記載してきたが 今回は、「目付」について。 「観の目」(かんのめ)、「見の目」(けんのめ)という 二つの目の使い方を上げる。 「目の付けやうは、大きに広く付ける目也。 観見二つの事、観の目つよく、見の目よはく、 遠き所を近く見、近き所を遠く見る事兵法の専也。 敵の太刀をしり、いささかも敵の太刀を見ずと云事、兵法の大事也」 ( 訳 ) 「目くばりは、大きく広くくばるものです。観の目、すなわち心の目で物事の本質を見極める事に重きを置き、見の目、すなわち目で見えるもの、表面に表れた見える動…

  • 塩田剛三に学ぶ武道の基礎(兵法の身なりについて)【すべては宮本武蔵が知っていた】

    前回のブログの続き。 宮本武蔵は五輪書で、基礎の大切さを説いている。 その基礎の大切さを ・「心持」心の持ち方 ・「兵法の身なり」姿勢 ・「目付」目線 の観点から詳しく論じている。 今回は、2つ目 「兵法の身なり」と合気道の関連性について述べたいと思う。 これは、身体の構え方、姿勢について述べていて、 足の先から頭までどのようにしたら良いか詳しく述べている。 (原文) 身のかかり、顔はうつむかず、仰のかず、かたむかず、 ひずまず、目をみださず、額にしわをよせず、 眉あいに皺をよせて目の玉動かざるやうにして、 瞬きをせぬやうにおもひて、目を少しすくめるやうにして、 うらやかに見るるかを、鼻すじ直…

  • 塩田剛三に学ぶ武道の基礎(心持について)【すべては宮本武蔵が知っていた】

    宮本武蔵は著書「五輪書」で、 基礎の大切さを説いている。 その基礎の大切さを 「心持」・・・心の持ち方 「兵法の身なり」・・姿勢 「目付」・・・目線 の観点から詳しく論じている。 技のやり方の説明が多い書物が多い中、 宮本武蔵は技ではなく基礎に重点を置いて論じている。 今回のブログでは「心持」に関して、 合気道と関連させて、 述べていきたいと思う。 宮本武蔵は五輪書で「心持」に関してこう述べている。 「兵法の道におゐて、心の持やうは、常の心に替る事なかれ。常にも兵法の時にも、少しもかはらずして、心を広く、直にして、きつくひつぱらず、少しもたるまず、心のかたよらぬやうに、心をまん中におきて、心を…

  • 塩田剛三がモデル・漫画「グラップラー刃牙」のキャラクター【渋川剛気】誕生秘話と【実践と和合】について

    渋川剛気/漫画「グラップラー刃牙」より引用 漫画「グラップラー刃牙」の作者、板垣恵介さんはよく道場にいらし、 塩田剛三先生の動きを観察していた。 塩田剛三著「合気道人生」の挿絵は、板垣さんが担当した。 そのため、板垣さんは塩田剛三について非常に詳しい方である。 板垣さんは、塩田剛三を 『才気のカタマリ』 『爆笑した顔に狂気を感じた』 『体中が地雷原のような人』と評している。 引用:「グラップラー刃牙」、この画像まさに、上記を表現した顔ですね。。。(笑) 塩田剛三先生がなくなった後も、 高田馬場の道場設立時にもお越しになっていただいて、 刃牙の漫画にサインをいただいた。 私も、渋川剛気が出ている…

  • 植芝盛平の名言 その1【名言から合気道を考える】

    無駄に見過ごさないよう、しなければいけない。 山川草木、ひとつとして師とならないものはない。 植芝盛平 合気道の動きは自然の理に適った動き。 相手がなぜ崩れるのかを考える時、 自然を見つめていると答えが見つかるかもしれない。 今までは、手首をこのようにして曲げ、 肩をつまらせたら極まるとか、 身体の構造で考えていたが、それは答えではない。 何もしないこと。何も逆らわないことが、 正解だったりする。 何もせず、逆らわず、極めた技は、 相手に嫌悪感を抱かせず、 喜んで倒れてくれる。 この不思議な世界が合気道の楽しさだ。 人だけでなく、すべての自然に対して敬意の意を持ち、見つめる。 水が地面に落ちる…

  • 合気道が上達するためには徳を積むことが大事【植芝盛平・塩田剛三の言葉から考える】

    塩田剛三 「合気道は和の武道と言われますが、 その解釈は簡単だと思うんですよ。 人と相対したときに、 相手の敵愾心をなくすような自分の人柄と実力を持っていると、 これがひとつの和になるんです。 決して妥協じゃない。 和というのは、ちゃんとひとつ自分に強いものがあって、 そして相手を味方にする。 協力者にしてしまう。 これが“対すれば相和す”です。 それには、よっぽど徳を積まんと出来ない。 結局ね、根本は自分の中心力なんです。」 合気道は、技だけ練習しても上手くならない。 日常で、徳や人格を作らないと。 塩田剛三先生は、交友の広い方だった。 天皇陛下 アレキサンドラ王女 ロバート・ケネディ マイ…

  • 塩田剛三の座右の銘【行住坐臥 一切の時勢 これ最善の道場】

    塩田剛三 「祖元禅師の言葉に『行住坐臥一切の時勢これ最善の道場』というのがあります。 この言葉を私は座右の銘として拳々服膺し、 常に忘れぬよう心掛けているつもりです。 少なくとも合気道に志を立てる者は、そうあってもらいたいと思います。ただ歩いているときでも、電車に揺られているときでも、 食事をしているときでも、 どんな場合でも、そこがすべて合気道の道場だと思い、 一挙手一投足、みな稽古の一つと考えてほしいものです。」 (塩田剛三著「合気道人生」竹内書店新社より) 塩田剛三先生は、 「行住坐臥 一切の時勢 これ最善の道場」を座右の銘にしていた。 【行住坐臥】とは、「行」は歩くこと。 「住」はとど…

  • 私たちが見ている塩田剛三は、アキレス腱を切った後の映像!威力がさらに増した!

    ググってみても、 あまり知っている人はいないみたいだ。 元内弟子「塩田剛三先生は、 アキレス腱を切ってから、動きが少し鈍くなった。 だけど、技の威力がましたから、 受けを取るのが怖かった。」 申し訳ない。 いつ、アキレス腱を切ったのかは、 分からないが、私たちが見ている 60歳以降の塩田剛三先生はアキレス腱を切った後だ。 塩田剛三先生が47歳の時は、 恐らくアキレス腱を切っていないが、 それ以外のYOUTUBEに乗っている動画は、 アキレス腱を切った後の映像だ。 アキレス腱を切る前の映像だと思われるものを、 下記に貼っておく。 塩田剛三47歳

  • 合気道って触れないで倒すことが出来るんですか?

    塩田剛三 塩田剛三の内弟子「先生、合気道は触れないで倒すこともできるんですか?」 塩田剛三「バカモンっ!出来るわけないだろ!笑」 道場での会話。 塩田剛三先生の内弟子の中で、 触れないで倒されたと体験談を述べる人もいる。 しかし、塩田剛三先生は、 触れないで倒すことは出来ないという。 私は今まで、気で倒されたことはないが、 実際にはあるんだろうなと思っている。 お互いに気の方向があったときに、 効果を発するが、殺しに来た相手に気を合わせるのは 気の達人でも、難しいのではないかな? 塩田剛三先生は、 実践の厳しさを知っているからこそ、 現実的な思想の持ち主だった。

  • 塩田剛三と正勝吾勝勝速日(まさかつ・あがつ・かつはやひ)【合気道の心を学ぶ】

    塩田剛三 植芝盛平先生が残した言葉で、 「正勝・吾勝・勝速日」(まさかつあがつかつはやひ)という言葉がある。 この言葉は、 合気道修行の心構えや心得を言い表している。 「正勝」とは、人間にとって正しいことを強く考え、 間違った考えを改めようとする、強い信念。 「吾勝」とは、沸き起こる自己中心的な考えを振り払い、 人々にとって良いことをしようという信念。 「勝速日」とは、正しいと思ったら即行動に移すこと。 躊躇している時点で、気の迷いがあり、自分に負けているという考え。 合気道が上手くなるには、 技ではなく、こういった正しい心を身に着け 人格を磨かなくてはいけない。 人格がなければ、人と和するこ…

  • 植芝盛平と塩田剛三(合気道知ってる人にしか分からないかも…)

    植芝盛平と塩田剛三 私の道場に通っている子どもの、 おばあちゃんの話しである。 おばあちゃんは、75歳。 中学の時に植芝先生の道場(合気会)に通ってたそうだ。 ちなみに有楽町に道場はあった。 新幹線の線路工事に伴い、道場は閉鎖されたんだとか。 主に、植芝吉祥丸先生から教わっていたそう。 まれに植芝盛平先生が、やってきて 指導をしていた。 植芝盛平先生が道場に来た時は、 多くの黒帯が先生を囲い、 何の技をやるか指定することもなく、 向かっては投げられ、 向かっては投げられを繰り返していたそうだ。 植芝盛平先生が、その有楽町の道場にいると聞きつけて 塩田剛三先生が挨拶に来た。 当時、塩田剛三先生は…

  • 塩田剛三の名言その2【名言から合気道を考える】

    「心の問題とは、即ち無になれということです。」 塩田剛三 ※もちろん、私の解釈が全て正しい訳ではない。 ただ、剛三先生の孫として、 剛三先生の合気道を長年続けている指導者として 剛三先生の思いを出来る限り分かりやすく 説明するのが役目だと思っている。 無にならなければ本当の合気道は出来ない。 無とはどういう状態のことを言うのだろうか。 無は、言い換えれば無限ということだと思う。 何にも考えないことではなく、 宇宙のように全てを受け入れる 無限の心。 それを持っていると、 勝ち負けにもこだわらず、 偏見など一切なく どんな相手でも、受け入れることが出来る。 初心者のうちは、 形を覚えたり、 痛み…

  • 合気道の稽古風景【稽古ってどんな感じなの?】

    【説明風景】 合気道の稽古は、 通常、先生が前で技を行い、 生徒はその技を真似る。 その際、あまり言葉を介さない。 1. 言葉で分かりやすく動きを説明するか、 2. 言葉で伝えず動きを見て覚えてもらうか、 どちらの方が良いか。 2.の方が生徒は早く上達する。 動きを分かりやすく、言葉で伝えて、 生徒は一見、理解しているように見える。 しかし、実際それが、技に生かされるかといったら、 やはり技に反映されていないのだ。 頭で理解しているだけではダメなのである。 自主的に見て学んだ方が、上手になるのだ。 しかし、私の道場では、 初心者のうちは説明することも重要視している。 初めて合気道をする人の多く…

  • 塩田剛三先生の名言その1【名言から合気道を考える】

    塩田剛三先生の名言 いつまでも稽古相手を痛がらせて 喜んでいるようでは、 永遠に合気道の高みに 到達することはできない。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 合気道の高みに到達するには、 相手を痛がらせて喜んではいけないのだ。 塩田剛三先生の時代には、 相手を痛めることが合気道と思っている人が 多かったと思う。 今でも、技を効かせるには、 力が必要だと思っている人も多いし、 ある程度技を知った方でも 力で相手をねじ伏せようと思っている人もいる。 塩田剛三先生は、 警視庁の訓練生の指導では、 生徒が力を存分にいれようが、 注意しなかった。 むしろ、もっと力をいれろ! という言葉も使っ…

  • なぜ、合気道は形稽古(かたげいこ)から始めるのか【守破離】

    合気道には、決められた動き【形(かた)】がある。 仕手も受けも決められた動きがある。 初心者は、効果的な技が出来ないので、 受けが型通り動かなかったら、 仕手は型通り動かそうと、 力強く握って引っ張ったり、 押したりして無理やりでも 動かそうとしてしまう。 しかし、相手の手が、 掌が上だったり、手首を曲げてなかったり、 力が強かったり弱かったりしてようが、 本当は全く関係ないのである。 剛三先生の黒帯しか参加出来ない 黒帯会では、力強く持てと 剛三先生に指示されている。 受けている人も、中には 力を緩めて持っていたり、 ねじるように持っていたり、 効かないように持ち方を変えて、 こうしたら剛三…

  • 護身術として合気道は使えるのか?

    合気道は護身術として使えるの? という質問がよくある。 結論、使える。 私の経歴をいうと 警視庁と一緒に合気道を稽古し、 教えてきた。 ※私がいた合気道の本部道場では、 警視庁から武道に長けた 10名程度の若者が 派遣されてきて、 1年間、勤務時間ずっと 合気道をするというプログラムがある。 実践即応技という稽古で、 本気で襲われたことを想定し、 どう対処するかの訓練もする。 だからこそ、実践の厳しさを 知っている。 腕に力を込めた大きな相手に、 5年そこら稽古してきた合気道家では、 太刀打ちできない。 そんな甘くない。 初めて、そういった相手を崩せるようためには、 刃物を持った相手に対しても…

  • 塩田剛三先生は70歳超えても強かった!!!

    塩田剛三先生の生きてきた時代は、 物騒な世の中で、 よく道場破りが来ていたそうだ。 特に、合気道という得体の知れない武道に、 不信感を持つ別の格闘・武道家は、 すごく多かった模様。 ただ、平成の年になっても、 剛三先生のところに道場破り?というか、 強さを証明するために立ち向かった方がいる。 皆さんもYouTube動画で見たことがあるかもしれない 合気道家をボコボコにしている 総合格闘家の岩倉豪さんがいます。 ※この動画は好きではないので、 ここには載せません。調べたい人は自分で調べてください。 岩倉豪さんのwikipedia引用: 22歳時、強さを探求する過程で、合気道の塩田剛三のセミナーに…

  • 祖父・塩田剛三について

    ※この記事は、昔別のブログで書いたものを変更したものです。 「塩田剛三先生について何か覚えていますか?」 という質問をよく受けます。 私から見た祖父は、 よく笑って、よく褒めてくれる人 という優しいイメージです。 祖父は私が6歳の時に亡くなりました。 隣に住んでいたので、 祖父母に会いに、 (というか、祖母からお菓子をもらいに) 毎日のように訪問していました。 祖父は言葉数は多い方ではないと思いますが、 笑って出迎えてくれたことを 覚えています。 ※笑ってというのは、小さい頃の僕の印象で、 実際は笑ってはいなく、厳格な表情だったらしい。 私の兄二人は、祖父が怖くて、 隣に住んでいるのにも関わら…

  • 合気道は細胞単位で優しく

    細胞を決して傷めない ふざけたような題名に思えるが、 よく、稽古中に伝えていることだ。 どうしても技をかける時に、相手を強く握り、強引に崩そうとする光景を見る。 しかし、相手を強く握っては、 全ての技が効かない。 相手が嫌がるような技は、合気道ではない。 相手を優しく包み込むように持ち、 細胞を痛めないように、 持つことが重要だ。 相手がやり返そうとか、 反発するような技があったら、 合気道の【相手を生かす】という、 極意に反する。 新しい人はもちろん、 黒帯の人もエゴが働き、 相手を動かそうと、 より力を入れてしまう。 誰でも力は入る。 確かに力を入れることで、 力を抜くことが出来るようにな…

  • なぜ、合気道は相手を崩せるのか

    合気道の開祖・植芝盛平先生は153cm 合気道の神様・塩田剛三先生は154cm この小柄な先生が、 なぜ、2m近くの大男も崩すことが出来るのか。 一言で言うと、 相手の1点に自分の全体重を、 伝えることが出来るからである。 塩田剛三先生は、 1点に集中させる力を 集中力という。 その集中力を実現させるには 安定した足腰と、 力みのない身体。 この力みのない体を作るのは、 非常に難しい。 もちろん、ただ力を抜くだけでは出来ない。 相手を常に考え、 極端な話、相手を自分の子どものように、 愛することで、力みが抜けてくる。 相手を受け入れる、愛する、思いやる。 そう思いながら、稽古をし、 いつか潜在…

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