日本経済新聞によると、520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故から8月12日で40年となるのを前に、遺族らが文集や絵本を相次ぎ出版した。「悲劇を繰り返さない」「命の大切さを伝えていきたい」。亡き人への思いとともに、惨事の記憶を風化させることなく次世代へと継承していきたいとの願いがにじむ。「ずっと父を目標としてがんばってきたが、結局、父を超えることはできなかった」。15日出版された文集「茜雲(あかねぐも)そのあとに日航機御巣鷹山墜落事故遺族の40年」。手記を寄せた遺族の男性は、事故で亡くした父親(当時56)への哀惜の念を示し「生きている限り、できることを一生懸命やっていく」とつづったそうです。私は、組織事故の代表例ともいうべき日航ジャンボ機墜落事故に被害者家族の手記集『茜雲:日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二...茜雲:日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二〇年(総集編)