(文責:防災士田澤六三)きょう2025年3月11日はは東日本大震災14周年です。毎日新聞朝刊26面に避難所運営の関連記事があり、「地域の嫁」被災女性苦難、と題して能登半島地震の避難所の経験談が載っていました。避難所ではプライバシーもなく、ケアや衛生を女性が担う傾向があり、「汚いことは女性の仕事という空気だった。」ある女性の経験ではトイレ掃除は1カ月後にようやく輪番制になったそうです。男性はこうしたことにわりと無頓着のようです。避難所の実態は「阪神大震災以来30年ほとんど変わっていない。」というのでは残念です。体験記などでも、どうしてもあれをしたこれをしてもらったと、成果や感謝ばかりを強調するものが多いようです。防災士や地域防災会は避難所開設・運営に協力しており、良いことをしていると自負していると思いますが...東日本大震災14周年に、避難所を思う