(文責:防災士田澤六三)毎日新聞2025年3月31日(月)11:07配信によると(抄録)、東海沖から九州沖を震源域とする「南海トラフ巨大地震」について、国の有識者会議は31日、最悪の場合は直接死が29万8000人、全壊・焼失建物が235万棟に上るとする新たな被害想定を公表した。死者数が最悪となるのは前回(2012年)と同様、風が強い冬の深夜に、駿河湾から紀伊半島沖の断層が大きく動き、東海地方の被害が甚大なケース。21万5000人が津波、7万3000人が建物倒壊、8700人が火災で死亡する可能性がある。前回より微減したが、東日本大震災の直接死(1万5900人)の18倍を超える。災害関連死についても、最大で5万2000人と推計した。とのことです。直接死が東日本大震災の18倍というのですから、まさに想像を絶する...南海トラフ大地震の被害想定に思う