山田玲司のヤングサンデー 最近ちょくちょく見ているニコニコ動画(youtubeでも観れる)「山田玲司のヤングサンデー」は、漫画家山田玲司を中心にご機嫌なメンバーがじゃれあっている楽しい番組なのだが、山田玲司の教養と語り口のわかりやすさと本質を捉える力、衒学的にならずにエンターテイメントとしても楽しめるバランスがとても良い。メンバーより年上の「兄貴」役で「レイジさん」「レイジさん」と慕われているのだが、見ていても自ずと「レイジさん」と呼びたくなる、サブカル紳士山田玲司から目が離せない。 彼の漫画はあまり読んでないのだが、『アリエネ』は立ち読みで知っていたこともあって、全巻買って読んだが、爽やかか…
D. H. ロレンス作の『チャタレイ夫人の恋人』はスキャンダラスな姦通小説として知られ、日本でも裁判沙汰になっている。映画化もされているが、レンタルビデオ屋(最近行っていない)では官能ドラマジャンルに置かれていたりする。なので、これまで完全にイロモノで読まなくてもいいものかと思っていた。だが、私がいうまでもないのだろうが、これはとても真摯な名作である。ロレンスは真摯な作家だと思う。 完訳チャタレイ夫人の恋人 (新潮文庫) 作者:D.H. ロレンス 新潮社 Amazon 映画は一度ネットで落ちているものを途中まで見たことがあった。 チャタレイ夫人の恋人(字幕版) ホリデイ・グレインジャー Ama…
漫画家山田玲司のニコニコ動画番組「山田玲司のヤングサンデー」を最近よく見るのだが、少女漫画家の草分けの代表としてよく名前が挙げられる大島弓子。 少女漫画はあまり読んだことがないので、いい機会と思い一冊読んでみた。 綿の国星 1 (花とゆめCOMICS) 作者:大島 弓子 白泉社 Amazon 冒頭は『綿の国星』ではなく、別の読み切りの一本「夏の終わりのト短調」にまずやられた。 両親が海外に出張でいなくなるということで叔母の家に住むことになるというところから始まる。一つ年上の従兄がいる、という設定でこの恋愛話かと思うと、教育ママとなった叔母が、本当の自分の気持ちに従えずにステータスに囚われていっ…
バチェラー・ジャパンを初めて見た(シーズン1)。 陰キャラ非モテ時代が長い私(男性)は、その心性が染み付いているので、この手の番組はなんとなく遠ざけて見ていなかったのだが、酔っ払った勢いでなんとなく見てみたら意外にも面白かった。 バチェラー・ジャパン 予告編 Amazon 面白いと思う点は、選ばれる側の女性が、バチェラーと愛し合う関係にあるのかを考えているのか、単に自分が評価=承認されるのかを考えているのかで結構態度が違う点である。というか後者の方にどんどんみんな傾いていく。 バチェラーの側は(おそらくは)実際に結婚相手となりそうな人を探している。本来は女性側も誰が自分に合うのかを選ぶ側にある…
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