僕は高校に入学する際、携帯電話を買ってもらったのだがその際、スマートフォンではなくガラケーを選択してしまった。 2013年当時、新規のガラケーを購入する人は高齢者がほとんどで、4月から高校に入学する僕は特異な存在だった。 もちろん周りからは「スマホがいいんじゃない?」「み...
社会人一年目のフレッシュマン。のはずだが僕の果実は腐っておりフレッシュさがありません。
ブエノスアイレスid:kinkakuji 簿記3級不合格、お茶検定申し込み済み(未受験)、妄想検定2級 地方錬金術師、日本段差スロープ協会副会長(非公式)、ワニワニパニック愛好会会員(非公式)、親父の靴下ソムリエ、ヌートリア保存協会会員(非公式)
路地の一角にもう現役を引退した自動販売機があった。 普通の自動販売機とは違い、商品がとても高額のものばかりだ。 千円札も使えますと書いてあるが千円札じゃないと買えないようなものもある。 一番左端のものは5000円もする。 気になったのでゴミ山に足を踏み入れ、正面から写真を撮...
人生にはいくつかの転換期がある。学生から社会人になる時。もしかしたら転職するかもしれない。これもまた転換期だ。そしてリタイアしてからの人生。様々な場面で人は転換期を迎える。 ジャムおじさんも転換期を迎えた。 パン屋を引退してシルバー会員になったのだ。 今は、事務から植木剪定...
「今日は晴天で散歩日和だな」なんて思いながら歩いていると今日の空より青い看板を見つけた。 真っ青!雲一つない青空より青い。最高密度の青色だ。 この看板はなにを伝えたかったのか。 目立ってはいるがなんのメッセージも感じない。ただ、ひたすらに青いことを訴えている。 しかし、よく...
埼玉県飯能市のあるお寺に象が祀られていた。真っ白い象だ。 なにやら、包帯を巻いているように見える。 そもそも象が祀られているの自体珍しいのになぜ包帯が巻かれているのか? 怪我をしたからか。それじゃあなぜ、包帯をした状態で祀るのか?完治した状態を祀れば良いではないか…。 それ...
夜、散歩をしていると派手に光るコインパーキングを見つけた。 結構、遠くからでも分かるくらい目立っていた。その隣にもコインパーキングがあり こちらは近づくまで分からないほど地味だった。会社の違うコインパーキングが隣り合わせにあり、2つのパーキングは熾烈な争いを繰り広げていた。...
近所の掲示板をチェックしていると… 何やら埋もれているポスターを見つけた。 近寄って見てみると… 高齢者クラブの会員募集のポスターだった。 しかし、上2枚、横1枚のせいでどのような内容のポスターなのかが分からない。 かろうじて「ご」は見えるが…。 これじゃあ、高齢者クラブの...
志村三丁目でこんな自動販売機を見つけた。 BIGBOX。一回1000円で夢がGETできるらしい。 もし、外れたとしてもWチャンスもあるらしい! 1等にはゲーム機やディズニーのペアチケットと高額なものが揃っている中、⑤になぜかクオカード1000円分。なんで?なんでこれが1等な...
日本に実家が燃えたという経験がある人はどれくらいいるのだろうか…。 友人Sはその中の一人だ。 彼は大学生の頃に実家が燃えたらしい。 そして、焼けた家の前で一人正座をしたそうだ。 そんな彼は少し変わったところがいくつかある。 食事に行った際には人が頼んだものを必ず欲しがるし、...
一ヶ月ほど前、広島に住む姉のところを訪れた際、プレゼントを貰った。 誕生日でもなんの記念日でもない日にプレゼントをくれるような姉ではないので少し戸惑った。 聞いたら中身はチョコレートということだったので、バレンタインデーまで家の冷蔵庫で寝かせていた。 今年もチョコは期待でき...
ふと、公園に立ち寄った際、あるポスターを 見つけた。 ハトにエサを与えることを警告するポスターだ! ハトにとって不幸になるかは分からないが餌付けすることは良くない。 しかしだ!ちょっと言い過ぎやしないか? 「糞害!」「アレルギー!」「ノミ!」「ダニ!」「病原菌!」「殺処分!...
大学の友人と両国にある「江戸東京博物館」に行った帰り、面白い自動販売機を見つけた。 40円からというのは見たことがない。 消費税が10%になったこの時代、ここまで安いのは驚きだ。 そして、両国だけあってデザインがお相撲さんでなんともかわいらしい。 ラインナップはこの通り、ど...
たまに見かけるどうしてもツッコミたくなるものがある。 それは、貼り紙であったり、置物であったり、看板であったり‥ 今日はこの場を借りてツッコませていただきたい。では、一枚目。 バカンス入院ってなんや!バカンスに行くのか入院するのか?どっちだ!入院しながらバカンスできるとでも...
僕は冷マを集め始めて4年目になる。 冷マとはなにか?みうらじゅん氏の定義によると 「冷蔵庫にくっ付けるマグネット使用の販促チラシ。これといった名称がないようなので今後、『冷マ』と呼ぶことにする。 冷マは大概、知らぬ内に自宅や事務所のポストに投函(とうかん)されていて、部屋...
近所のコンビニに向かう道中、この看板を見て違和感を覚えた。 「犬の糞のお願いします」 なんかすごく変な感じがする。 「犬の糞をお願いします」ならまだ分かる。 「の」は多分、おかしい。あえてなのか? それか、「犬の糞の」の後に何か書いてあって、それが消えていただけか? それな...
7秒間見つめ合うと恋に落ちるという法則があるらしい‥ 僕は、そんなに長い時間、人を見つめることはできないと思う。可愛い人だと特にだ。 でも、今日は違った。 西武新宿線の電車の中ですごい視線を感じ、ふと、前を見ると僕は釘付けになった。 おわかりだろうか?バックの中からの視線。...
僕はこいつに騙された。こんなに可愛い顔をした、このピエロに わたがしを持って、ニコニコしながらこっちを見ていたのでつい、買ってあげる気になってしまい、100円を入れてしまった。 ‥‥。なにも反応しない。コンセントはささっている。どうした?ピエロくん。はやくお腹の扉を開けてく...
スロープの世界7 今日のゲストは「バラのスロープ」 これは、かなり激レアだと思います。 旧古河庭園の中にしかないはずです。バラ園限定のスロープ!とてもオシャレでかっこいいですよね。 自分の家に置きたいくらいです。 スロープにこだわるあたりセンスがいいと思うのは僕だけでしょう...
僕がBig Boyというレストランを知ったのは大学生になり上京してきてからだ。 はじめてBig Boyの店の前にある、人形を見たときの印象は今でも忘れなれない。 なんだ、このこいつは!僕は衝撃を受けた。 ツッコミどころが多すぎる。 まずはなんと言っても、これでもかと言わんば...
バスに乗車していたある日のこと。アナウンスが流れ、 「次は上町、小鳥から象までの世田谷動物医療センター前でございます。」 と聞こえてきた。小鳥から象まで? こんなに狭いこの通りに象を連れてくる人がいるのか?聞き間違いだと思ったが確かめたくなって降りてみた。 あった。小鳥から...
人見知りな私はプライベートで知り合いに会うと隠れてしまう。 昔からそうで、中学生の頃なんかは親と買い物に行っている際、知り合うなんかにあった日には、指名手配犯並に全力でバレないようにしていた。 そんな時、私は擬態できたらいいなぁと思ってしまう。 擬態できたら目立つこともなけ...
僕の地元に「向江公園」という公園があるのですが、そこは大きい池があり、鯉などが泳いでいてわりと綺麗なんですが‥ 遊具がとてもシュールで池にちなんでどんぐりころころをモチーフにしているんだと思いますが なんとも寂しげですよね。ドングリは本当に不安そうな顔をしています。お池には...
僕は、トイレに貼り紙があれば必ず読んでしまう習慣がある。 例えば、漫画喫茶ならエロサイトの広告、お寺なら有り難いお言葉が書かれていたりする。 武蔵野新宿館のトイレなんかは映画の記事がぎっしり貼ってあって、どのトイレでするか迷うほどだ。 そんな僕には、忘れなれないトイレの貼り...
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僕は高校に入学する際、携帯電話を買ってもらったのだがその際、スマートフォンではなくガラケーを選択してしまった。 2013年当時、新規のガラケーを購入する人は高齢者がほとんどで、4月から高校に入学する僕は特異な存在だった。 もちろん周りからは「スマホがいいんじゃない?」「み...
細い路地を歩いていたら前方から少年達が自転車で横並びで突っ込んできた。 僕はとっさに端に避け、「危ないよ」と優しく言ったら「うるせー!!」と振り返らずに叫ばれた。 クソガキ。 僕は思った。「こいつらの自転車のサドル引き抜いて代わりに假屋崎省吾ばりに花をいけて彼らに狂気混じり...
あるところに心優しき青年と映画好きのおじいさんがいました。 おじいさんはいつもお気に入りの映画をDVDで観ていました。しかし最近、その映画にも飽きが生じてきておりました。 そこで、心優しき青年はU-NEXTという動画配信サービスと契約していたため、おじいさんにいつもと違う映...
布団の上で3時を迎える。朝の3時ではない。夕方3時。つまり15時だ。 今日も何もしていない。パンダならそれでもいいが僕は許されないはずだ。 布団の上をじっと見つめる。 思いの外、髪の毛が落ちている。僕は布団の上に寝転ぶ、あまりにも質量感のない髪に語りかける。 「どうして君は...
僕の額にナポレオンが産まれた。 革命という名の旗を引き下げ、我について来いと言わんばかりの態度を示す。 そう。僕の前髪は日々後退して行き、ナポレオンの進軍を止められない。 もともと僕の額(領土)は広かった。 生まれつき豊かな土地を手にしていたはずだ。思春期には大きなニキビも...
スーパーでレジに並んでいたら、アルバイトの若い女の子が僕の前のお客さんの会計に手こずりすごく待たされた。 僕の番が来た時に「お待たせしてすみませんでした。」と謝られたがその顔があまりにも必死だったのでとてもかわいそうに思えた。 僕も大学生の頃、コンビニでアルバイトをしていた...
バス停に立っている人は基本的にバスを待つ人だ。 目当てのバスが来たらそれに乗り、消えていく。 以前住んでいたアパートの近くにバス停があった。時刻表の書いた柱があるだけの椅子も屋根もないバス停だ。辺りには藪が広がっており、本当にこんな場所にバスが来るのか?と思わせるようなとこ...
僕が以前いた工場は外国人労働者が多く、国際色豊かな職場だった。 僕が、初めて出勤した日はちょうど安全会議のある日で、右も左も分からない僕はグループ分けで一人だけ余ってしまった。 その場で立ち尽くしていると「ヘイ!」と声を掛けてくれる人がいた。彼に呼ばれるまま席に着くと、その...
会社の先輩達と朝まで飲んだ帰り、僕は家までの道を歩いて帰っていた。時刻は4時過ぎのほんの少し明るくなってきたかという時間、すると一人で何かに話しかけている人がいた。 だいたいこういう場合は世の中に対する愚痴を吐き散らしている酔っ払いと相場では決まっているのだが、その人は「す...
僕は走っている。できれば走りたくはなかった。 間に合いそうにないから走っている。 集中力を切らさないように。 スーパーの駐車場に車を停めて、最初は歩いていた。でも、やっぱり走った。間に合いそうにないから走った。 向かうべきとこは入り口横のトイレ。 漏れないように力を入れてる...
奇人と言われる人がいる。 ゴキブリを食べたり、全裸で奇声を上げながら走り回ったり。そのレベルの奇人を僕は見たことがないが、僕の周りにはものすごくスケールの小さな奇人がいる。 たまたま見つけたラーメン屋に行った時、僕の友人は真っ先にコショウを入れた。一見、どこがおかしいのか?...
恐ろしく直感が働く時がある。 授業中、先生が「この問題を、そうだなぁ〜」と言った瞬間にビビッと来て、当てられる!と思う。すると案の定、僕が指名される。というこがよくあった。 そして今日、電車に乗っていると、ものすごく太った派手なピンクのパーカーを着た女性と目が合った。その瞬...
僕は歌を歌うことが苦手だ。いわゆる音痴というやつで、カラオケに行った際には他の人は音階のバーが綺麗になぞられていき、途中、こぶしか何かの記号が出てキラリっと光ったりするのだが、いざ僕がマイクロフォンに声を吹き込むと音階のバーが僕と同じ極の磁力を帯びているのかと思わせるほど...
少しゆするといとも簡単にベラベラと喋り出し、大事な情報を吐く人はよく見かける。 ただ、僕が知っている先輩は物理的にいとも簡単に吐く男だ。 僕が高校1年の夏。僕の所属していた野球部は3年が引退した夏休みに新チームで合宿を行う。 小さな球場のそばの宿舎で4日間ほど過ごす。朝から...
会社からの帰り道、サイレンを鳴らしたパトカーが僕の車を追い越した。何かあったのかと思いながら運転していると徐々に道が混んできた。 時速10キロくらいまでスピードが落ちてきたころに突如、対向車線に側溝にはまった車が飛び込んできた。いや、はまったというよりむしろ突っ込んだといっ...
僕は小学校から高校までの10年間野球をしてきた。 その中でも特に中学の練習がきつく、この3年間はほぼ毎日辞めたいと思っていた。 昼休み、帰宅部の友達に練習行きたくないと毎度のこと愚痴をこぼしてたら「じゃあ辞めろよ」と言われ、ぐうの音どころかチョキやパーの音もでなかったのを今...
大学に入学して間もない頃、僕たち新入生は人混みに紛れてサークルの勧誘を受けているはずだった。実際、そのように受けている学生もいた。入学してすぐに出来た友人もその一人だった。 「お前サークル決めた?」 「いや、まだだけど…」 「俺さぁ、2つくらいからスカウト来てて迷ってんだよ...
僕は気を遣いすぎてしまうところがある。 それで自分が損することもよくあることで、あのときもそうだった。 街では美味しいと評判の定食屋に行ったときのこと。 その定食屋は孤独のグルメに出たこともあるらしく店にはサインが飾ってあった。 昔ながらの古い定食屋さんで、目玉焼きと生姜焼...
「アヒルのボートに乗ると別れるらしよ」 当時、付き合っていた彼女に言われた。ホントは乗ってみたかったけど僕たちはアヒルのボートを眺めることしかしなかった。優雅に池を泳ぐアヒルたちを見て、いつか僕たちに子供が出来きて家族となったとき、またここにきてこのボートに乗ろう。と淡い約...
僕の額にナポレオンが産まれた。 革命という名の旗を引き下げ、我について来いと言わんばかりの態度を示す。 そう。僕の前髪は日々後退して行き、ナポレオンの進軍を止められない。 もともと僕の額(領土)は広かった。 生まれつき豊かな土地を手にしていたはずだ。思春期には大きなニキビも...