厚労省のデータでは、1973年から2023年の50年間で、労働者一人あたりの年間総実労働時間は約400時間も減少している。 にもかかわらず、現代人はますます忙しさを感じています。 なぜ、人間は、『忙しさ』を感じるのか、その『忙しさ』との向き合い方を考える、本になります。 忙しさ幻想 作者:豊留 菜瑞 サンマーク出版 Amazon 『忙しさ』に関しては、コロンビアビジネススクールのシルビア・ベレッサー准教授が2016年に発表した論文によると、『忙しさこそが見せびらかしの対象』であり、これはつまり、その人に対する需要が高いということを示す指標になると言います。 また、人々が忙しさを歓迎するもう一つ…