ロワールのシュナン・ブランですが、IGP(Indication Géographique Protégée)ヴァル・ド・ロワール(Val de Loire)と広域のものです。ただ、ロワールの白の中でもシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランの地域はだいたい分かれていて、作り手の場所の近しいAOCを見る
ワインについての自分用備忘録。Grand Vin(偉大なワイン)は「偉いワイン」とは限らない。その「偉いワイン」に出会うための日々のワインの記録。
Pierre Olivier Vin Blanc Mousseux Blanc de Blancs Organic Brut Prestige
暑い日が続きますのでキンキンに冷やした泡をいただくことが多くなります。ただ常にシャンパーニュなど上等な泡をいただく必要はなく、安くてそこそこのうまさがあればオールオッケーなのは皆さまもご承知御の通りです(笑)。今日も今日とて得体の知れないスパークリングワ
Louis Picamelot Vin Mousseux Blanc de Blancs Méthode Traditionnelle Brut
クレマン・ド・ブルゴーニュ(Crémant de Bourgogne)の作り手、ルイ・ピカメロ(Louis Picamelot)のスパークリングを再びいただきます。「Méthode Traditionnelle」とありますから、瓶内二次発酵の本格派です。しかし前に飲んだピカメロは赤のスパークリングで、クレマン
メドック格付け第2級、シャトー・ブラーヌ・カントナック。過去にこれの2013を試していますが、もう5年も前ですね。前回は良年とは言えない2013年でしたが、この2016年はパーカーおじさんも驚異の96-98点をつけてべた褒めです。これは期待できそうです。シャトー・ブラーヌ
この夏は広島・山口の旅と題して家族旅行に行きました。1日目は尾道ラーメンを食べつつ安芸の宮島泊。2日目は山口の名所を回りつつ湯田温泉泊といった日程です。過去、萩と秋吉台・秋芳洞などは大河ドラマ「花燃ゆ」の頃に行ってますので今回はそれ以外の山口ということで
Kirkland Signature Côtes du Rhône Villages 2021
コストコのプライベート・ブランド、カークランド・シグネチャーのコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュです。AOC Côtes du Rhône Villages となると過去にもそうハズレはありませんでした。それが千円を切るお値段でしたからこれは試さないわけにはいきません。さあ、作り
Domaines Tatin Quincy Vin noble 2021
ロワール渓谷上流域、サンセールなんかと一緒に分類されたりするカンシー(Quincy)という産地のワインをお初にいただきます。ここはソーヴィニョン・ブランの白一択のAOCです。ただし、お隣のルイィ(Reuilly)と共にロワール川から少し離れた微妙な位置にあります。そのあ
Domaine du Cros Lo Sang del Païs 2019 Marcillac
AOCマルシヤック(AOC Marcillac)を探していました。フェール(Fer)が主要品種のAOCですが(90%以上)、過去フェール・セルヴァドゥ(Fer Servadou)と呼ばれていたこの品種はAOCガイヤック(AOC Gaillac)では遭遇していたものの、本家AOCマルシヤックに出会うことがあり
Rione dei Dogi Rosso Molise DOC Riserva 2017 Montepulciano
イタリア、モリーゼ州のモリーゼDOC(Molise DOC)のロッソになります。イタリア各州を掘り下げてきていますが、モリーゼの地図はまだ描いてなかったな~なんて思いながらゲットしたワインです。モリーゼ・ロッソはモンテプルチアーノ85%以上が規定。本日のこれは100%です
Concha y Toro Frontera Premium Cabernet Sauvignon Winemaker’s Selection
チリの最大手コンチャイトロの最ローエンド「フロンテラ」ですが、プレミアムというのがあるんですね。裏ラベルも隈なく見ましたが、どうやらノン・ヴィンテージ(NV)のようです。産地表示もありません。いったいどこがプレミアムなんでしょうね(笑)。とにかくお試しと行
Vinarija Daruvar Vezak Graševina 2020
なんと初めてになります、クロアチアのワインです。クロアチアもワイン作りの歴史が古い所ですから外せないはずなんですが今まで縁がありませんでしたね。芦屋のワインショップを物色した帰りに寄った関西きっての高級スーパー「ikari」に置いてあったものです。だからと言っ
Azienda Agricola Pecchenino san Luigi Dogliani DOCG 2021
ドルチェットはピエモンテ州を代表する黒品種のひとつです。世界のドルチェット(4,545 ha @2016)の96%がイタリアにあり、その98%がピエモンテ州だといいます。が、実はあまり過去に深掘りをしていませんでした。バルベーラ共々その酸味が気になり少々敬遠していたのかも
スーパーで面白そうな日本ワインを発見。「がぶ飲み」と高らかに謳っています。吹っ切れているのか、実はおいしいのに謙遜なのか、はたまたいい訳なのか(笑)、その真意は計り知れませんが、とにかく試してみるとしましょう。これはれっきとした「日本ワイン」で、輸入濃縮
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ロワールのシュナン・ブランですが、IGP(Indication Géographique Protégée)ヴァル・ド・ロワール(Val de Loire)と広域のものです。ただ、ロワールの白の中でもシュナン・ブランとソーヴィニヨン・ブランの地域はだいたい分かれていて、作り手の場所の近しいAOCを見る
ポルトガル、ダンの白です。ダン(Dão)DOC(Denominação de Origem Controlada)は80%が赤ワインらしいのですが、エンクルザード(Encruzado)という地元ダンを代表する白の高級品種を持っています。以前にエンクルザードのモノセパージュは試しているんですが、今日は
スーパーで見つけたDOウティエル・レケーナのボバル(Bobal)。ウティエル・レケーナと言えばボバルだな…久しぶりに試しましょうか…ということで本日抜栓したんですが、コルクのデザインになにか見覚えがあり「ボデガス・ノドゥス」とあります。これ、以前に試したボバルと
メドック格付け第3級、シャトー・マルキ・ダレーム(Château Marquis d’Alesme)です。これで格付け61シャトー制覇です。セカンドでもオッケーというユル~い制覇ですが(笑)。オーナーも変わったりとかで日本ではなかなか手に入りにくいワインだそうですが、意を決して
最近サヴォワ(Savoie)やビュジェ(Bugey)のワインを久しぶりに掘り下げていると、AOCセイセル(Seyssel)が課題として残っていることを思い出しました。2009年にクレピー(Crépy)が Vin-de-Savoie軍団の軍門に下ったので、セイセルのみが単独名のAOCで残っています。と
おなじみチリの安旨ワイン、コノスルですが、「Unoaked Chardonnay」(オーク樽を効かせていないシャルドネ)というのを見つけたので買ってみました。いつもながらのお洒落な自転車のイラストも目を引きましたし。しかし、「樽を効かせていない」ということは通常のシャルド
スーパーでよく見かけるスペインの白ワイン。ミツバチのイラストがあり「クラモール」という名前で、他に赤とロゼもあります。赤は雄鶏、ロゼはロバのイラストです。「クラモール」というのが畑のある所の地名のようです。カタルーニャ州のDOクステス・ダル・セグラ(DO Cost
ビノ・デ・パゴ、VP(Vino de Pago)という「スペインの最高格付けワイン」があります。過去いくつか試しているんですが、前にも試したことのあるカスティージャ・ラ・マンチャ州のラ・ハラバ(La Jaraba)というビノ・デ・パゴがまたリカマンに並んでました。前に試したのが
シャトー・リヴェルサン。オー・メドック、クリュ・ブルジョワなボルドーですが、例によってコストコにて発見しました。またありきたりのボルドーかと思うと、コストコには似つかわしくない(失礼!)しっかりした品の良いラベルとキャップシール。1000円ちょっとという価格
スペインはDOフミージャ(DO Jumilla)のモナストレル(Monastrell)になります。スペイン南東部の地中海に面したムルシア州(Región de Murcia)にある産地で正にモナストレルが有名です。モナストレルってムールヴェードル(Mourvèdre)のことなんですけどね。ずいぶん前
ロワールのトゥーレーヌのピノ・ノワールなんですが、ヴァン・ド・フランス(VDF)、いわゆるフランスのテーブルワインになります。ラングドックもそうですが、AOCの規定が地元の特色のある品種に偏っていて、国際品種を使うとすぐにIGP(Indication Géographique Protégé
急にローヌの白が飲みたくなりました(笑)。できれば、昔の記憶でも印象的だったシャトーヌフ・デュ・パプの白を。しかし…シャトーヌフとなるとどれもいいお値段ですね~。ということで、シャトーヌフの作り手のコート・デュ・ローヌの白を狙うことにしました(笑)。で、
コストコで見つけたんですが、イスラエルのワインになります。たま~にイスラエルのワインが並んでるので、コストコってジューイッシュ系の会社なのかなと調べてみましたがわかりませんでした。コストコはシネガルエステートワイナリーを持ち自らワインづくりをするくらいで
ルーセット・ド・サヴォワ(AOC Roussette de Savoie)です。サヴォワ(AOC Savoie / Vin de Savoie)のワインはクレマン(Crémant de Savoie)も含めちょこちょこ試してきていますが、ルーセット、すなわち正式名称アルテス(Altesse)は5年ぶりです。久しぶりにサヴォワ
ブルゴーニュ、コートドールの村名、それもジュヴレ・シャンベルタンなんて開けるのは何年ぶりでしょうか。上等ブルゴーニュの代替になるような偉いピノ・ノワールを新世界なんかで探したりしていますが、やはり本場の貫禄に比肩するようなものはなかなか出会いません。そう
コストコのプライベートブランド、カークランドシグネチャー(Kirkland Signature)の、例によって生産者が謎のボルドー・シュペリュールです。この手のコストコワインはハズレが少なく、めずらしくメルローではなくカベルネ・ソーヴィニヨン多め(70%と裏ラベルに表記)と
オーストラリアのシラーズです。王道ですね。オーストラリアにはペンフォールズやヘンチキなどの有名どころ以外にも数多くのシラーズの作り手がいます。中には「偉いワイン」も必ずあるはずですから、少しづつでも新しい作り手を試していかなくてはならないと半ば使命感にな
AOCビュジェ(AOC Bugey)です。過去にも一度試したことはあるんですが、当時はあまり深堀りできていなかったので改めて記事を書くためにお試しです(笑)。隣のサヴォア(Savoie)は割と試しておりまだ少し解像度はあるんですが、未飲のセイセル(Seyssel)の泡やルーセット
カンパニア州の白、ファランギーナ(Falanghina)という品種です。以前にもサンニオ DOC(Sannio DOC)の白ワインでグレコ(Greco)を試してるんですが、今日のこのワインも同じ地域からなのに、なぜかファランギーナだけ「ファランギーナ・デル・サンニオ DOC(Falanghina d
巷ではボジョレー・ヌーボーが安売りされる季節になってきました(笑)。同時期に仕入れられたイタリアの新酒ノヴェッロ(Novello)もそれらに交じって売られています。今日のこのワイン、お安いからではなく、コッリ・エウガネイDOC(Colli Euganei DOC)というのが気になっ
日本カルメネール振興協会の活動のひとつに、巷で手に入るあらゆるカルメネールの味見をするというのがあります(笑)。それを皆様にご紹介することで、もっとカルメネールを身近に感じてもらおうというわけです。今日も今日とて、まだ試していなかったワンコインのバラエタ
魚のラベルの白ワイン。同じシリーズでエビのイラストのバージョンもあるようです。また、牛と鶏の赤ワインもラインアップされているので、どうやらラベルでペアアリングする食事をお勧めしているようです。しかし、ラベルはイラストのみで説明は全くなし。おもしろいですね
ブルゴーニュの白も無慈悲に高騰している今日この頃ですが、同じブルゴーニュでもマコネ(Mâconnais)という選択肢はアリだと思われます。AOCマコンもまだまだ手頃でいいんですが、マコネにはプイィ・フュイッセ(Pouilly-Fuissé)ほか名高いAOCもいくつかあるわけで、今日
バロン・フイリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チレのシャルドネをいただきます。レセルバですから普通のMAPUよりちょっといいやつだと思われます。少し前に普通のMAPUのソーヴィニヨン・ブランを試しています。マプ・シリーズを攻略しているわけではなく、例によってワ
ニュージーランドのピノ・ノワールは経験上間違いないものが多いんですが、最後に飲んでから3年かな? ずいぶん間が空いてしまいました。かといって今日は取って置きのを抜栓するわけではなく、リカマンのセール品で見つけたものです(笑)。ネット価格の半額以下だったので
去るゴールデンウィークは金沢に行ってきました。現地のワインショップにてゲットしてきた能登ワインのヤマソーヴィニヨンを抜栓したいと思います。震災の支援というわけではないですが、石川県のおいしいものなどたくさんいただいてきました。実は3月16日に敦賀まで延伸した
リカマンで特売になっていたスペインのDOカリニェナ(DO Cariñena)のワインです。「覆面ワイン」と銘打って、オーク樽で60ヶ月熟成したグラン・レセルバが作り手の名前を伏せて大手ワイナリーから格安で入ったとのこと。贅沢な造りのワインがお安いのはいいんですが、これ
ボトルの形も変わってるし、このラベルデザイン、ウィスキーかと思ったらポルトガルのワインでした。ヴィニョ・レジョナル(Vinho Regional)ペニンスラ・デ・セトゥーバル(Península de Setúbal)のワインで、品種はアリカント・ブーシェとあります。フランス産とアメリ
毎年5月の第1金曜は「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」だそうで、去る5月3日はソーヴィニヨン・ブランをいただきました。ただ、普通にロワールやニュージーランドを選んでも面白くないので、なんとドイツのソーヴィニヨン・ブランを見つけてきました。珍しいのでは?作
ビニャ・エスメラルダの白。すごく昔からある安旨ワインではないでしょうか。記憶が正しければ1992年のバルセロナ五輪でバルセロナに長期出張していた頃、現地人に勧められてよく飲んでいました。まだワインなんて嗜んでいなかった頃ですが、うまいなぁ~なんて言いながら皆
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなんですが、このKONOというやつはずいぶん前からリカマンに売っています。5年以上前ですが、ここのピノ・ノワールは試しています。今回ソーヴィニヨン・ブランを手にしたのは、アプリで検索すると異様に評価が高かったからです(
南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンなんですが、これをお試しすることにした理由は、店頭のPOPにまんまと乗せられてしまったのと(笑)、ウェリントン(Wellington)というW.O.(Wine of Origin)がお初だったことです。まあ、ワインは一期一会。きっかけなんていろいろ(
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はメルローをお試し。どれでもそこそこ美味しいのではと想像します。
定番ワンコイン、コンチャイトロのフロンテラです。実家で夕食なんてことが続いたのでワイン持参で行くのですが、飲むのは自分だけなのでこういうお手軽なやつで済ませます。いつもカルメネールなので今日はカベルネ・ソーヴィニヨンをお試し。どれでもそこそこ美味しいので
ジャン・クロード・マスさん率いるドメーヌ・ポール・マスのカリニャンです。ちょっと前に同じコーテ・マスのシリーズのヴィオニエを試していますが、今度はカリニャンです。なにせ今回のコレも近所の百貨店のワインコーナーで買ったワインくじですから。ええ、ハズレですと
ロベール・シリュグは過去にブルゴーニュ・ルージュを試していますが、なかなか傑出した作り手という印象。特級グラン・ゼシェゾー(Grands Échézeaux)ではありましたが、漫画「神の雫」の「第十の使徒」の作り手ですからね(笑)。今回はさらにローエンドのブルゴーニュ
濃いめの白ワインですが、「サンジョヴェーゼのブドウを白ワインに仕上げました」と書いてあります。過去にもカベルネ・ソーヴィニヨンやカルメネールの白っていうのを試していますが、どれもなかなかのレベルでした。シャンパーニュのピノ・ノワールなど、黒ブドウで作る白
アルザスのゲヴュルツトラミネールをいただきます。グラン・クリュもいくつか所有している歴史のある作り手のようで、そのグラン・クリュではないもののアルザスの高貴品種のひとつゲヴュルツトラミネールということは、すなわちええ感じなわけです(笑)。コルマールの南、
やまやで普通に売ってるチリのタバリのピノ・ノワールですが、ネックにパーカーおじさんの91点のシールが貼っています。円安で輸入品が高騰する昨今、ブルゴーニュのピノ・ノワールなんてそれ以上に高騰している感じでなかなか手が出ないですが、お手頃優等生のチリのピノと
ピレニーズ(Pyrenees)というGI(Geographical Indication)がオーストラリアのヴィクトリア州にあるのは近隣のワインを試したりして知っていました。コストコで、そのGIのその名もブルー・ピレニーズ・エステートというワインを見つけたので思わず手に取りお試しと行きます