YouTubeで中国史に関するチャンネルを運営されている鳥人間氏の動画はよく拝見しているが、この回は易経を含む占術書一般にも当てはまる内容で、同好の士におかれても非常に参考になると思うので、シェアさせてもらうことにした。【ゆっくり解説】 偽書の中国史 テキ
時間立卦はまず第一に簡潔かつ実用的であること、第二に出てくる卦・爻が偏らないことが大切だと思う。これを自分なりに極限まで追及したのが、以下のやり方です。 *** 手元に筮具がないときは無筮立卦をするしかないが(手元に筮具があるなら筮具を使うべき
オリンピックが始まり、勝負占をやりまくっている。成績は当たったり外れたりだが、やはり楽しい。そういやオリンピックが開催されるかどうかを占ったなと思ってメモ帳を検索したら幾つか出てきた。金口訣では開催、断易一回目でも開催、聖火ランナーを絡めて周易で占って
釣り針をまえにしたクマのAAがここに貼ってあるものと思って下さい
春秋から三国にかけてのあれこれを読んでいると、天文の占いの話がよく出てくる。当時の天文占は夜空をじかに見て判断する相術的な面が強かったようだが、天文学が発達するにつれてホロスコープ的なものを見て判断する占星術的な方向へと変化していったようだ。その集大成
じっくり読んでいると全然進まないので、ハイペースで文をなぞった。読んだとは言えない、なぞった。現在下巻の半ばを過ぎて、哀公のところまできた。やっとだ。とにかく悪文だわ、誰が誰だか分からないわでじつに退屈だったが、管仲、重耳、士会、晏嬰、子産、伍子胥、闔
高島嘉右衛門愛用の算木と筮竹の画像がかすみがうら歴史博物館のホームページに掲載されている。また島津家久に仕えた渡来人・漢学者に江夏生官という人がいるらしいが(いわゆる軍配者か)この人の子孫が遺したという算木と筮竹が都城島津邸に伝わっていて、その画像を、
後藤真希、1985/9/23、09:20東京生まれ、陰暦8/9(秋分)時 日 月 年辛 乙 乙 乙巳 丑 酉 丑92丙戌07 96丙子父転落死。99己卯デビュー。02丁亥17 02壬午卒業/弟引退。05乙酉大河。06丙戌急性胃腸炎。07丁亥弟逮捕。10/01己丑/丙子母自殺。12戊子27 14甲午/15乙未
出生時間のわかる有名人ウィキに生まれた時刻が載っていたので命式を見てみた。1979年8月6日、14:55広島市の生まれ。陰暦では閏6月14日。陰暦をとって立運五年としてみる。時 日 月 年癸 己 辛 乙未 未 未 巳84壬申05 92壬申デビュー。94癸酉1504甲戌25 04甲申
井伊直弼の茶道書には、茶人とお茶会についての面白い話がたくさん載っている。ある日利休は野天だかなにかの折に茶杓(抹茶をすくって茶碗にいれる匙みたいなやつ)を忘れた。それで急遽、削って作ろうと思ったのだが、節のある竹材しか手に入らない。それまでは茶杓は節
本筮法(いわゆる本筮易の話ではない)は煩雑だと言われる。事実その通りだろう。しかしこれほど理にかなった筮法もほかにない。そこで本筮法の実用を真面目に考えてみたい。 まず初爻を出すのに、①筮竹を割る。②地策から人策を一本とりあげて小指に挟む。③天策を四
ここ一年くらいは易占に専念するため金口訣はほとんど使わなかったが、まったく使わなかった訳でもない。使えばよく当たるので、とても惜しい気がしている。パソコンのメモ帳に占例がいくつかあったので、晒してみたい。全て節月。 まず2020年正月の占。新型コロナが本
ちょっとテクニカルな話ですが。 *** 本筮法は略筮法、中筮法に対する言葉であり、本来は大衍筮法という。易経に定められた唯一の正統な立卦法がこの大衍筮法であるが、18回筮竹を割らねばならないため、集中力の維持が非常に困難であるとされる。そこでのち
井伊直弼は井伊家の十四男に生まれ、生涯部屋住みだろうということで武芸や芸事などに没頭し、とくに茶道に打ち込んだという。が、兄貴たちがことごとく早死にしたため、思わず彦根藩を継ぐことになり、のちに大老まで出世した。幕末期を描いた小説などでは暗殺されるだけ
四柱推命は節月を取るもの、それで間に合っている、という人は是非スルーしてください。 *** まず陰暦の仕組みから説明したい。一月二月の月はもともと天体の月からきたもので、古代人は一年間に月がおよそ12回満ち欠けをしたので、一年を12カ月とした。ただ
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YouTubeで中国史に関するチャンネルを運営されている鳥人間氏の動画はよく拝見しているが、この回は易経を含む占術書一般にも当てはまる内容で、同好の士におかれても非常に参考になると思うので、シェアさせてもらうことにした。【ゆっくり解説】 偽書の中国史 テキ
統一教会を擁護する人たちがとにかく持ち出すのが内心の自由だ。その人がどんなことを信仰しようが自由であるというのだ。たしかに、国があの宗教はよい、あの宗教は悪い、と決めつけて優遇したり冷遇したりするのは好ましくない。かつてそういうことをして国が機能不全に
タイトルでちょっと煽ってみたが(殆どだれも見ないブログで誰を煽る?笑)、この考え方は増刪卜易に示されている。卜占の本質が対話にあることがよく分かるので、グダグダを承知で以下にまとめてみた。 *** 阪神の一勝二敗で迎えた日本シリーズ第四戦は、結
八月に長野県で女子高生が書置きを残して失踪した。九月下旬に報道が出て、22日に断易で安否を占ってみた。こんな卦だった。 酉月癸未日、咸不変 白 〃 父未 応 騰 ヽ 兄酉 勾 ヽ 子亥 朱 ヽ 兄申 世 青 〃 官午 (財卯) 玄
ダウジングは世界で愛好されている占術だと思うが、なぜか古典らしい古典がない。これはキリスト教の影響もあるかもしれないが、それにしても有名どころの占術にはすべて権威を持つような立派な古典があるもので、ダウジングにだけないというのは妙な感じがする。 しか
10月11日、藤井聡太さんが王座戦第五局に臨み、タイトル保持者の永瀬拓也さんを下して王座を獲得し、既に所持している七冠すなわち竜王・名人・叡王・棋聖・王将・王位・棋王に加えて八冠を達成した。将棋界は事実上、藤井聡太と愉快な仲間たち、という構成になった。これ
ジャニーさんといえば一昔前キンキキッズのほんわかしたほうが「YOU〇〇しちゃいなYO」という口真似をして、それが流行ったのが記憶に残っているが、恐らく晩年はさすがのジャニーさんも性欲が衰えたと見えて、そういう風にイジっても周りがそれほど引かない程度には落ち着
スパっと切れたので晒してみる。9月17日、バレー女子W杯、日本対アルゼンチンが行われた。直前に占って得たのはこんな卦だった。 酉月戊寅日、屯不変 朱 〃 兄子 青 ヽ 官戌 応 玄 〃 父申 白 〃 官辰 (財午) 騰 〃 子寅 世
欧州サッカーがオフに入って以降、試合占はあまりやっていなかった。というか、占い自体あまりしなかった。そのせいで私的に痛い目も見たが、しばらく占いを休むというのも知らず知らずのうちに身に付いた悪い癖を払うのには有効なようである。再開してみて、割と占いやす
地球の温暖化は、そろそろ人類が引き返すことのできるポイントを過ぎてしまったのでは、と考える専門家が増えているようだ。今年は世界規模で海水温があがり、これが世界各地に深刻な猛暑を引き起こしている。で、なぜ海水温があがったのかというと、地球規模での海水の循
形意拳には五行に割り当てられた五つのベースとなる拳(打撃)がある。郭雲深がそれのみに専念して達人となったと言われる崩拳はそのひとつで、木行に当てられる。この拳は形意拳のなかでももっとも重視されているものらしく、スコット・メレディス老師の形意拳本において
易占を語るとき、難しく思うのは、学と術が必ずしも一致しないことだ。以前、本筮法の見直しを行ったことを長々と記事に書いたが、確率の修正と重複した動作の整理を行ったことは、僕にとっては大正解だった。よほど雑な占い方、占機の取り方をしない限り、ほぼ毎回、共時
中国はかねてより大気汚染の酷さが言われていて、政府が熱心に自動車のEV化を推し進めてきたが、それが功を奏しつつある。中国の自動車メーカーのBYDは去年から倍ほどにEV車の売上を伸ばし、テスラと市場を二分しつつある。他方、日本の自動車メーカーはシェアを激減させて
おれたちのスコット・メレディスの太極拳掤勁養成法を読んだ。鄭氏太極拳の𡘷路から七つのポーズを選び出し、これを長時間取ることで掤勁を養える、ということをうたった太極拳本である。僕は内家拳の素人なのでこれについて良いとか悪いとか言うことはできないが、非常に
最近、麻雀に凝っているが、べつに頻繁にお誘いがかかるようになったとか、負けが込んでヤバくなってきたとか、そういうことではない。このゲームには易や孫子といった中国の古典の言葉を裏書きする要素がとても多いと感じている。麻雀をべんきょうすることで易や孫子を理
例の如く行方不明占。千葉で花見中に男の子が行方不明になった。近くに大きな川があることを知らない状態で安否を占った。立ったのはこんな卦だった。 卯月丁亥日、家人の益に之く 青 ヽ 兄卯 玄 ヽ 子巳 応 白 〃 財未 騰 □ 父亥 (官酉
これまた占いとはまったく関係のない話ですが。(開運には関係あるかも) *** 麻雀の指南書・教科書は多々あるが、これらは大別してふたつの系統に分けられる。一つは理論派と言われるもので、確率や合理性などを根拠としている。もうひとつはオカルト派と言
占いとは一切関係のない話です。 *** 従来、バリュー株投資は価格の割安・割高を考慮するがグロース(成長)株投資はこれを考慮しないとされてきた。成長株投資を勧めるテキストを読んでいると、単に高成長が続くならばすべて買い、と言わんばかりだが、これ
僕は従来より述べているように四柱推命には旧暦を用いている。そのほうが実際と合うためだ。今日はその例をふたつ取り上げてみたい。まず川島なお美さん。この人は1997年のテレビ版失楽園で人気を博したものの、2013年8月(癸巳年庚申月)に肝内胆管癌が見つかり、2015年9
あなたがたの言葉は、ただ、しかり、しかり、否、否、であるべきだ。それ以上に出ることは、悪から来るのである。マタイによる福音書5:37 恐らく、人間のコアの部分は嘘がつけないようにできている。もちろん人間は演技もできるし理屈をコネることもできる。話を逸らし
最近、麻雀に凝っているが、べつに頻繁にお誘いがかかるようになったとか、負けが込んでヤバくなってきたとか、そういうことではない。このゲームには易や孫子といった中国の古典の言葉を裏書きする要素がとても多いと感じている。麻雀をべんきょうすることで易や孫子を理
例の如く行方不明占。千葉で花見中に男の子が行方不明になった。近くに大きな川があることを知らない状態で安否を占った。立ったのはこんな卦だった。 卯月丁亥日、家人の益に之く 青 ヽ 兄卯 玄 ヽ 子巳 応 白 〃 財未 騰 □ 父亥 (官酉
これまた占いとはまったく関係のない話ですが。(開運には関係あるかも) *** 麻雀の指南書・教科書は多々あるが、これらは大別してふたつの系統に分けられる。一つは理論派と言われるもので、確率や合理性などを根拠としている。もうひとつはオカルト派と言
占いとは一切関係のない話です。 *** 従来、バリュー株投資は価格の割安・割高を考慮するがグロース(成長)株投資はこれを考慮しないとされてきた。成長株投資を勧めるテキストを読んでいると、単に高成長が続くならばすべて買い、と言わんばかりだが、これ
僕は従来より述べているように四柱推命には旧暦を用いている。そのほうが実際と合うためだ。今日はその例をふたつ取り上げてみたい。まず川島なお美さん。この人は1997年のテレビ版失楽園で人気を博したものの、2013年8月(癸巳年庚申月)に肝内胆管癌が見つかり、2015年9
あなたがたの言葉は、ただ、しかり、しかり、否、否、であるべきだ。それ以上に出ることは、悪から来るのである。マタイによる福音書5:37 恐らく、人間のコアの部分は嘘がつけないようにできている。もちろん人間は演技もできるし理屈をコネることもできる。話を逸らし
太平洋戦争における日本軍の失敗を分析・論評した「失敗の本質」の続編という位置づけなんだと思うが、今作では、近現代の戦争のうち目覚ましい逆転に終わったものを五つ(毛沢東のゲリラ戦、イギリスの対ナチス防衛戦、ソ連のスターリングラード防衛戦、エジプトの対イス
金口訣では大六壬の旧い起貴人法を用いる。すなわち甲戊庚を昼丑・夜未とし、辛壬癸の昼夜は他の干と逆になっている。構造を見れば、明らかに三奇の組み合わせを意識していることが分かる。三奇はほかに乙丙丁の組み合わせがあるが、これは奇門遁甲の日月星奇にあたる。ち
日本時間で16日の明け方、プレミアリーグ二位のマンチェスターシティが、首位のアーセナルと、アウェーのエミレーツスタジアムで対戦した。勝ち点差は2で、シティが勝てば首位に躍り出る。他方、アーセナルには日本人DFの冨安が所属しており、注目が集まった。 試合時間
最近、金口訣の登板回数が増えてきた。四柱を書き出して地分を取るだけで占えるし、手元に紙がなくても出来るし、しかもよく当たるので、必然的にそうなる。で、ふたつのちょっとした気づきを得たので、メモっておく。 まず第一に、金口訣で課式を出したら必ず象をチェ
謙卦をどう見るかを尋ねればその人の易観ひいては世界観がだいたい分かる。六十四卦にはすべて両義性があり、各卦はそれぞれ一つの属性を示すというよりは一つの物差しを提示していると考えたほうが分かりやすい。坤は従順の意であるがその裏に獰猛さを孕む。自然がときに
金口訣で占いをするには、まずは地分を取らないといけない。目についたものを五行に変換するまでは簡単だが、それをさらに十二支に分けるのはなかなか難儀だ。土支などは四つもある。目のまえにあるものから土をとったとして、そこからどうするか。 丑辰未戌のうち、丑
旧正月から連日、天候占、相場占、試合占などで月建を試しているが、8:2から9:1の割合で甲寅でいいんじゃないかという感じを受ける。占術的には、定気法二十四節気に基づいて太陰太陽暦を作るのが合っていそうだ。むろん閏二月までいちおう続けてはみるが、僕のなか
占術書というのは一冊だけで基礎から実占までをカバーするものでなければならないと思う。それを考えたとき、易経は体裁が整っていないと言わざるを得ない。高島嘉右衛門は外国と金銀の両替をやって幕府の禁制に触れて投獄され、そこで易経を見つけて読みふけったというが
コロナ流行の第八波が落ち着いてきたようだ。今月1月8日にそろそろピークアウトではという推測をどこかで見かけて、ピークアウトの有無を奇門遁甲で占った。このタイミングである。(グラフは東洋経済オンライン) 今思えばドンピシャのタイミングで占ったことにな
16日夕方、博多駅前で女性が刺殺された。僕がこれを報道で知ったのは九時過ぎだったのだが、即刻、犯人は捕まるかどうか、捕まるとすればいつか、奇門遁甲で占ってみた。 壬寅年癸丑月甲戌日乙亥時 小寒下元陽五局、甲戌己旬 日空:申酉、時空:申酉 己
応期といっても、近々そうなることが分かっていたうえで応期を特定するのと、遠い先になるかもしれないことを特定するのとでは、難易度に雲泥の差がある。今回はだいぶ易しいほうだが、それでも断易と周易の応期が重なったので面白く思った。その卦を記念に晒してみる。
奇門遁甲の掌上起局はなかなかハードルが高いと思う。局数と旬首を取るだけでも間違えやすく、それをもとに天地星門神の五つの盤を重ねていけばこんがらがるのは必定だ。こんなもん伏吟の盤でもないかぎり無理だろと思っていたが、最近になってようやく立て続けに三回成功
年始に所用で役所に行った。時盤を見ると方位も時干落宮も離宮、丁/癸、天蓬星、驚門に白虎(陽遁なのであるいは勾陳)という構成だった。いわゆる凶方位であろうがそんなもん一々気にしていられない。丁癸は雀投江で文書のトラブルの暗示があるが、手続きそのものはつつ
玉女などもそうだが、奇門遁甲と密教のつながりは思っていた以上に深そうだ。以前、真言宗だかの祈祷僧さんのブログにこんなことが書いてあった。子供が海で行方不明になったという相談が寄せられ、そのお坊さんはこういうときは青面金剛さんに限るということで祈祷を行っ