2年ぶりに7月8日から10日の間与論島に行きました。今年は久しぶりに沖縄からフェリーでヨロンに向かいました。船上での交信も10Wで許可を取っていたのですがデッキに出てはみたもののあまりの暑さに早々に引き上げて約4時間の間、船室でほとんどうとうとして過ごしました。写真は到着まじかの与論島です。初日はアンテナ設営等で交信できず実質的には2日半程度しかできませんでした。徐々にコンディションも上がっているようですが、SunSpotNumberを調べてみました。Cycle25の立ち上がりは予想を超えて活発のようです。少なくとも来年あたりがピークとみられる高さは前回のCycle24を超えそうで期待が持てます。但し、今年のEsはSunSpotNumberの高さの割には安定的に通信できる時間は短く、短時間のEsの交信しか...与論島に行ってきました。
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従来いろいろ発表されていた1波長へンテナはインピーダンスを50Ωにするために、中央に10mmのへこみを作ったものでしたがFCZNo.243,7page、2028/AugMMNANAでいろいろシミュレーションしてみたら寸法を選ぶことで50Ωのインピーダンスを達成できることが分かりました。シミュレーションをいろいろ変化させて気づいたのは、mog(モグ)さんの書かれたアマチュア無線用アンテナの自作・設計・調整マニュアルと題するウェッブページでした。https://hentenna.blog.fc2.com/この記事を読んでひょっとすると、これまで上の図のように1200MHz帯用のへンテナは中央部にへこみを設ける必要があると言われていたのがフラットにしてもインピーダンスの整合を取ることができるかもしれないと思いま...1200MHzヘンテナの制作
これまでいろんな文献にはへンテナサイズとして、長さは1/2λ、幅は1/6λと書かれていることが多く、何の疑いもなくこれまで何回も制作してきました。最近見つけたMogさんのブログhttps://hentenna.blog.fc2.com/blog-entry-6.htmlに詳しい解説があってこれまでの定説についてもMMNAを使って私なりに見直してみることにしました。開始寸法は長さは1/2λ、幅は1/6λでいいと思います、ただし波長の計算はできるだけ有効数字を増やすためにc=299.792458(Googleで”光速”と検査して入手できます)を用い、1mm単位(0.001)まで入力しました。もちろん作成するときはせいぜいmm単位でした合わせられませんが、シミュレーション上ではR=50±1Ω、jX=0±0.2Ω...旅先で便利な430MHz用1/2λへンテナ作成
前報に続き、工作編です。今回工夫した点は、給電部を長辺エレメントに取り付けるときにM5の高ナット(長さ20mmの長いナット)を使い、給電側をアルミの丸棒にM5のねじを切って取り付けることで取り付け位置を自由に変更できるようにしたことです。まず、外観図を示しました。製作には以下のような材料を用います。エレメント本体はアルミパイプの5mmD品を用い、給電部には取り付けやすさなどから5mmDのアルム丸棒を用いた。特に最終的なアンテナ調整のために給電部を左右に移動させることが必要なことから、真鍮にクロムメッキをしたM5高ナットと呼ばれる長さ20mmのM5ナットを用い、ナットに直角に穴をあけて長辺のパイプエレメントに通すことでねじ部分にはネジを切った5mmDの丸棒を固定し、反対側にM5で給電部を固定することが可能に...2mへンテナ制作(第2報)
2mHentennaProject地域の講習会でへンテナを作ることになり、改めて最近のWeb状の情報を検索して見直すこととしました。Hentennaの設計1/2λへンテナの設計に関していろいろ検索していたら、mog氏があげられていたへンテナの設計に関する考察が素晴らしく、参考にさせていただきました。アドレスはhttps://hentenna.blog.fc2.com/blog-entry-6.html「アマチュア無線用アンテナの自作・設計・調整マニュアル」現在では非常に便利になり、「光速」で検索すると即座に9桁までの正確な値が得られるので、私は計算を始める前に、この値をExcel上のセル名として「cs」で登録してスタートします。以前の文献ではよく300が使われているのを見かけることがありましたが、これでは...2mヘンテナ製作(設計)
2024年8月のハムフェアーで10段のテレスコピックアンテナエレメントを見つけ、2本入手しました。長さは1,380mm。これでは少し足りないかもしれないと考えながらもウェッブでいろいろな情報を探していました。はじめ、デルタループも考えてみましたが、先端部の強度が心配なのでまずは移動で使えるダイポールアンテナを作ることにしました。アンテナを自立出来るようにする為にカメラの三脚上に取り付けられるようにすることを考えました。ダイポールアンテナを色々調べていたら、開角を120°に設定するとインピーダンスは50Ω近くになることが知られているので、取付け開角を120°に決定しました。給電部はガンママッチとすることにして必要なデータを集めました。まずエレメントの長さは、開角120°としMMANAで最適値を求めると1,4...6mダイポールアンテナの制作
1200MHz4エレメント・ツインデルタ―ループ・アンテナ中国製電子機器などを手広く輸入販売されている祐徳電子のホームページで最近見つけて発注しました。アイコムから発売されたIC9700の影響もあり、最近1200MHzバンドも少しにぎやかになる傾向がありますが、皆さん意外とご苦労をされているようで、移動ではGPアンテナの使用が多いようです。ただし、近距離のみの交信となってしまい、だんだんと飽きてしまうかもしれません。そこで、1.2GHzバンドを長続きさせるためにも、少し見晴らしの良い場所に出たら今回紹介するような少し指向性のあるアンテナで移動運用することをお勧めします。祐徳電子のホームページは、https://yutokudenshi.com/です。ホームページをコピペさせていただきました。注文して3日目...1200MHz4エレメント・ツインデルタ―ループ・アンテナ
中国製キットとメーターで作ったSWR・パワー計の製作JA1RPK川名幸雄OMによってCQ誌8月号p122-127に紹介されたクロス指針タイプ「SWRメーター」を組み立て、使えるようにまとめてみたので紹介します。記事の中にもあるようにこの回路の原本はKitsandPartsdotcomにて商品化されたものクローン版が中華のキットとして販売されていたものです。https://ja.aliexpress.com/item/1005004078086451.html?spm=a2g0o.order_list.order_list_main.11.7b16585aaboGxt&gatewayAdapt=glo2jpn上記ページで購入しました。\989/setでした。ページタイトルは:「RFネットワーク用ブリッジ,1...アナログパワー・SWRメーターの製作
JNCラジオ社製ポータブルHFアンテナMC-750の改造とバンド拡大を行ったので記録に残しておく意味も込めて報告します。3.カメラ用三脚への取り付けアダプター製作いろんな実験を行うにあたり、狭いベランダ内で設置したり、片付けたりを繰り返していましたがベランダの壁が気になり、三脚の上に取り付けることを考えました。作ったのは、カメラの取り付けに一般的に使われている1/4”-20UNCねじをM10(アンテナのベースにあるねじ)に変換するためのアダプター製作です。M10は凸ネジが必要ですが旋盤はないのでM10の凹ネジを作り、M10の30mm全ネジを装着しました。飛び出しがあまりに長い印象だったので長ねじを固定する意味も考えてM10のナットを2個入れています。20mm径のアルミ棒が近所のDIYショップにあったので製...JNCラジオ社製ポータブルHFGPアンテナのバンド拡大と改良
2年ぶりに7月8日から10日の間与論島に行きました。今年は久しぶりに沖縄からフェリーでヨロンに向かいました。船上での交信も10Wで許可を取っていたのですがデッキに出てはみたもののあまりの暑さに早々に引き上げて約4時間の間、船室でほとんどうとうとして過ごしました。写真は到着まじかの与論島です。初日はアンテナ設営等で交信できず実質的には2日半程度しかできませんでした。徐々にコンディションも上がっているようですが、SunSpotNumberを調べてみました。Cycle25の立ち上がりは予想を超えて活発のようです。少なくとも来年あたりがピークとみられる高さは前回のCycle24を超えそうで期待が持てます。但し、今年のEsはSunSpotNumberの高さの割には安定的に通信できる時間は短く、短時間のEsの交信しか...与論島に行ってきました。
前回のブログで紹介したJNCラジオ社のアンテナMC-750の特性を測定することができましたので(半分は自分の手持ちデータの整理のために)2章として、記載しておきます。このアンテナは40mバンド(7MHz帯)と30mバンド(10MHz)を除いてフルサイズの1/4波長バーチカルアンテナになり、ラジアルが必要になります。今回は、JNCRadioのMC-750について、前報に続き、各バンドごとのラジアルとエレメントの調整例をその時のSWR、インピーダンス特性と共に書き留めておきました。参考にしていただければ幸いです。最初に前13段あるエレメントにあるマーカー位置を記しておきます。参考:ホイップアンテナノマーカー位置(全13段)4段目28MHz5段目24MHz、10MHz(4段+15cmw/coilマークなし)6段...JNCラジオ社製ポータブルHFGPアンテナの特性
JNCRadioMC-750PortableHFVerticalAntenna要約JNCRADIOMC-750PORTABLEHFGPANTENNAは、CHELEGANCE社を通じて販売しており、国内では秋月電子通商を通じて販売されているのを発見しました。価格は¥24,800(2023/05/31現在)Webページはhttps://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-17634/また、専用三脚もJPC-12として¥4,800で販売されていました。US$価格は送料別でそれぞれ$4179と$29.99なので現在の¥139.5/$で見るとほとんど換算したままの値段という事になっています。直接個人輸入すると、さらに数百ドルかかる事を考えるとわり安だといえます。アンテナとしてはベースローデ...JNCラジオ社製ポータブルHFGPアンテナ取扱説明書和訳
JNCRadioMC-750PortableHFVerticalAntenna要約JNCRADIOMC-750PORTABLEHFGPANTENNAは、CHELEGANCE社を通じて販売しており、国内では秋月電子通商を通じて販売されているのを発見しました。価格は\24,800(2023/05/31現在)Webページはhttps://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-17634/また、専用三脚もJPC-12として¥4,800で販売されていました。US$価格はそれぞれ$4179と$29.99なので現在の\139.5/$で見るとほとんど換算したままの値段という事になっています。直接個人輸入すると、さらに数百ドルかかる事をかんがえるとわりやすだといえます。アンテナとしてはベースローディ...JNCラジオ社製ポータブルHFGPアンテナ取扱説明書和訳
QDXVer5の改良ファイナルに放熱板を追加するQDXのハイバンドバージョンであるVer5はVer4と同じ半導体構成であるために同じように5W出力を達成しようとすると熱的に苦しいらしく5W出力で運用していると時としてFET(BS170x4個)は発熱して出力が下がってきます。さらに5W出力で運用するために少し電源電圧を上げるとFETは昇天してしまいました。BS170を市場で探してみましたらRSコンポーネンツの下記ページで販売していることがわかりました。https://jp.rs-online.com/web/p/mosfets/6714736524円/10個で販売していました。何度か焦点に伴いFETを刺し替えていましたがもう少し耐性を上げようと思い近所のOMさんに相談したところ放熱を改良したらどうかとの提案...QDXVer5の改良
QRPデジタルモード専用QDX(QRPLabsDigitalXcvr(transceiver))Ver5の製作QDXトランシーバーはQRPLabsDigitalXcvr(transceiver)からとった略称でHansSummersOM(G0UPL)が開発してキット販売しているトランシーバーです。QRPLabsのWebページのここ;https://www.qrp-labs.com/qdx.htmlで紹介しており、US$69で直接販売しています。更に、素敵な専用ケースが$20、一式$89+送料でした。ちなみにローバンドモデルVer4と価格は同じです。ケースも全く両者同じものを使っており、何かマークをつけておかないと間違って使用しそうになります。私は白色の絶縁テープにマジックインキでVer4,Ver5とわかり...QRPデジタルモード専用QDX(QRPLabsDigitalXcvr(transceiver))Ver5の製作
前回のブログで紹介した電源と外観は同じですが、前回使った降圧型電力変換ユニットでは電圧を簡単に変更することが難しく、かつ直流の出力電流にノイズが乗っているのが気になったので第二弾として、NFJ317Fを使って電圧を可変できるように作り直しました。これを基にユニバーサル基板を使って部品を配列し、結線しました。配線図の上部の位置には放熱板を取り付けるようにスペースを設けてあります。実体配線図を作成するのみ私はPCBE(Ver0.58.5)を使用しており、拡大して確認印刷しておくと組み立て中に迷うことが少なくしたがって、配線間違いを減少できます。そのようにして作成し、印刷したものが次の図です。したがって外観上は正面パネルのSWがボリュームに変わり、スイッチを背面に移動しています。最終的にはこの電源に供給するDC...QDX(QRPLabsDigitalXcvr(transceiver))のための専用電源の製作第2段
QRPデジタルモード専用トランシーバーQDXのための定電圧電源の製作最近のCQ誌10月号にJF1LKS多田允健OMによってQDXトランシーバーが紹介されていました。早速製作して先日のブログで紹介させていただきました。このトランシーバーで7.074MHzを見ていたらブラジルの局がCQを出しているのがデコードされており、少しずつ強くなってきたので2階のベランダから張ったロングワイヤーですが、呼んでみたらピックアップしてもらえました。先方の信号は+00dB,私の信号は-18dBと十分な強度であったことが分かって、このQRP機、特にFT8では十分に使えるのだという事が実感できた次第でした。記念すべき初めてのDX交信実績となったわけです。12V仕様で運用するとケース全体が熱くなることがあり、さらにこの回路の注意事項...QDXのための定電圧電源の製作
QRPデジタルモード専用QDX(QRPLabsDigitalXcvr(transceiver))の製作と保証認定QDXトランシーバーはQRPLabsDigitalXcvr(transceiver)からとった略称でHansSummersOM(G0UPL)が開発してキット販売しているトランシーバーです。QRPLabsのWebページのここ;https://www.qrp-labs.com/qdx.htmlで紹介しており、US$69で直接販売しています。更に素敵な専用ケースが$20、DCプラグが$1で一式$90。送料を含めた総額は$104.22になり、PayPayでの支払いにしました。QDXは非常に小型ながらFT8などのデジタル通信をターゲットにした高性能で機能満載の、4バンド(80、40、30、20m)5Wデジ...FT8などのデジタルモード専用のトランシーバーQDX製作
14.1”ラップトップPCのためのシェード移動運用を楽しまれている方は日差しが強い時にPCの画面が見えず楽て困った方がおられることと思います。私も最近アンテナの特性測定にSARK110を使ってPCに接続して特性測定したりしましたが本当に見えずらて参りました。Webで差がさひたら市販品もありますが10k円以上するので年金暮らしの私では、しり込みしてしまいました。そこで自さs区を考えた次第です。手元にあったアルミレールを触っていた時にふと、これを使うとラップトップPCの画面上部にシェードを付けるぐらいの強度はありそうだとの感触があり、これを基にシェードを考えてみました。以前製作した時と同じようにプラダンを使って製作しましたので報告します。このようなシェードが買うと10k円ほどしますので自作の効果抜群です。今回...ラップトップPCの日差し除けシェードの製作
DIYで入手可能な材料で作るデルタループアンテナ基台の制作このところ17mバンドと12mバンドなどのHFで使うデルタループを製作しましたが、これまでJA6RGB宮崎勝彦OMに以前分けてもらった基台を使いまわしていましたが、これは6mm厚のアルミ板でできており、加工も大変だと思いDYIの店で入手可能な材料だけで制作してみることにしました。JA6RGB宮崎勝彦OMに以前分けてもらった基台これが使いまわしでこれまで使用していたデルタループアンテナの基台です。時間もあることなので作成してみました。主な材料アルミ不等辺アングル3t、25x50x300,2本ジョイフル本田@¥657アルミ平角棒3t、30x3001本ジョイフル本田@¥294円形ステンレスUボルトM6x60x1102本アマゾン4本売り¥1912円形ステン...DIYで入手可能な材料で作るデルタループアンテナ基台の制作
1200MHz4エレメント・ツインデルタ―ループ・アンテナ中国製電子機器などを手広く輸入販売されている祐徳電子のホームページで最近見つけて発注しました。アイコムから発売されたIC9700の影響もあり、最近1200MHzバンドも少しにぎやかになる傾向がありますが、皆さん意外とご苦労をされているようで、移動ではGPアンテナの使用が多いようです。ただし、近距離のみの交信となってしまい、だんだんと飽きてしまうかもしれません。そこで、1.2GHzバンドを長続きさせるためにも、少し見晴らしの良い場所に出たら今回紹介するような少し指向性のあるアンテナで移動運用することをお勧めします。祐徳電子のホームページは、https://yutokudenshi.com/です。ホームページをコピペさせていただきました。注文して3日目...1200MHz4エレメント・ツインデルタ―ループ・アンテナ