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思わず読みたくなるような読書レビューを心がけてはいますが、実際は自分の感性のおもむくままのワガママレビュー、よかったら読んでくださればと思います。

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2019/10/22

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  • 『星の子』今村夏子 朝日新聞出版 〈カルト二世〉

    銃弾に斃れた安倍元首相。今2つの事柄でさまざまな意見がとびかっている1つは国葬に関すること。十分に議論されないままあれよという間に国葬が決まった。国葬は全国民がその死を悼む行為だと思うけれど、元首相の在任中に行ったことに対する納得できる弁明のないまま健康

  • 『桜前線開架宣言』山田航 左右社 〈私の貧しい鑑賞脳〉

    寝る前の短歌関係の本、その後の本来の本の読書タイムは私にとって至福のルーティン。さまざまな出来事によって落ち着いた気持ちで読めないときもあるけれどほぼ欠かしたことがない。思いの外、深く友の死に打ちのめされて一時的に全てを投げ出したい無力感に襲われてしまっ

  • 『落日』湊かなえ 角川春樹事務所 〈友の死〉

    当地に帰って出会い、密にお付き合いしていた年若い友人が旅立った。辿れば尽きない思い出が山ほど。油彩画の才があってすてきな作品を見るのが楽しみだった。天真爛漫で少女のような彼女のことが 夫も大好きだった。2年前に多発性骨髄腫が見つかり、その数年前には初期のパ

  • 『アンダークラス』相場英雄 小学館 〈神戸の思い出〉

    夫の転勤で移り住んだ中でも神戸はとても住みやすく文化面でも魅力的な街だった。南北を海と山に挟まれて、その間を北から順に阪急電車、JR神戸線、阪神電車がほぼ並列に東西に走っているという方向音痴の私にもわかりやすい地形だった。当時私が住んでいたのは阪急電車とJR

  • 『永遠のおでかけ』益田ミリ 毎日文庫 〈夕顔と岩牡蠣〉

    先日友人から大きな夕顔の実をもらった。かんぴょうの原料となるものだ。夕顔は以前ベランダで咲かせていたが、どうやったらこんな大きな実ができるのだろう?そしてこの実からかんぴょうという保存食を作ることを思いつくなんて昔の人の知恵には驚くばかりだ。友人に教わっ

  • 『トッカン 徴収ロワイヤル』高殿円 早川書房 〈鴎外の母の心配〉

    天声人語に森鴎外の逸話が出ていた。軍医として九州・小倉に転勤したときの話。医学を修めたころ自分より成績の低かった同期の軍医が上司になり転勤を命じられたという。しかし不満を抱えて赴いた小倉で、学徳がありながら荒れ寺に住み俗事にとらわらない玉水俊虠という学僧

  • 『夫の墓には入りません』垣谷美雨 中公文庫 〈愛犬だいちゃんのこと〉

    本格的な夏になった。ももの散歩に苦慮している娘。朝も早朝から暑く、夜は夜で日の入りが遅くて相当遅くならないと地面も冷えない。ネットを見ると、飼い主のみなさん、相当苦労しているようだ。我が家の最初の愛犬・柴犬のだいちゃん玄関先の犬小屋が住まいだった。今から4

  • 『土に贖う』河崎秋子 集英社 〈安倍元首相ご逝去〉

    公衆の前でこんなことが起こるなんてあまりの驚きに呆然とした。繰り返し写されたその瞬間の映像。SPが手厚く護っているようにはとても見えなかった。犯人は死角の背後を狙ったのだろうか。安倍元首相の政治信条はさておきこのような凶弾で命を奪うなど絶対にあってはならな

  • 『ばかもの』絲山秋子 新潮文庫 〈ももの不調〉

    台風のせいかこのところ少し涼しくてちょっと一息。やっと蝉が鳴き始めた。毎年うるさいほどの早朝の蝉声だけど、鳴かないとやはり気になってしまう。もうすぐ3歳になる柴犬もも。見た目は元気そうな雑種に見えるのにとにかく体と心が弱い。東京から越してまだ4ヶ月だという

  • 『新章 神様のカルテ』夏川草介 小学館文庫 〈山形のさくらんぼ〉

    山形から嬉しい贈りもの。佐藤錦のさくらんぼ。爽やかな甘みを堪能。いつもいつもありがとう💖本日ご紹介するのはうにちゃんからの推薦本。夏川草介氏著『新章 神様のカルテ』「栗原一止は、信州松本に住む実直にして生真面目な内科医である。「二十四時間、三百六十五日対

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