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思わず読みたくなるような読書レビューを心がけてはいますが、実際は自分の感性のおもむくままのワガママレビュー、よかったら読んでくださればと思います。

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2019/10/22

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  • 『お医者さん・患者さん』吉村昭 中公文庫 〈治験の話…その後〉

    先日書いた治験の話のつづきを少し。 さまざまな紆余曲折の末、治験に参加できることになって、準備段階に入る前のインフォームドコンセントとしてコーディネーターの方からのより詳細な説明中に薬の投与に関して引っかかるところがあった。 薬の投与の仕方は〈プラセボ・

  • 『お天道様は見てる 尾畠春夫のことば』白石あずさ 文藝春秋 〈有事の際に動けること〉

    先日仲間と集まったお絵描き会。水彩絵の具は持っていったのに筆を忘れて指と綿棒で描いてみた。有事の際に知恵を働かせて即行動することは生きていく上でとても大切なことである。 スーパーボランティアといわれている尾畠春夫さんについて書かれたノンフィクションを読み

  • 『ランチ酒 おかわり日和』原田ひ香 祥伝社 〈友の消息〉

    定位置はいつも隅つこ草叢に高野箒の花芯のうすべに多発性骨髄腫の治療で入退院を繰り返している友がいる。 何度目かの抗がん剤治療のため入院してから連絡が取れない。 Grouplineで近況を交わしていたけれど、ここしばらく連絡が途絶えた。 個人的に送ってみたlineも既読

  • 『星落ちて、なお』澤田瞳子 文藝春秋 〈青紫蘇の実〉

    いちめんにコスモスの咲く吉備の丘に〈霜降〉近き風の音を聴く夏の日々とても重宝していた青紫蘇に実がびっしり。ついに終焉を迎えた。幼い頃、母が炊いてくれていた紫蘇の実の佃煮。 大好きで毎年炊いている。 小さな白い花が終ったら収穫時。今年は800gほど収穫。 少し

  • 『迷子のままで』天童荒太 新潮社 〈映画「MINAMATA-ミナマタ-〉

    マグナム・フォトの正会員でありUSの雑誌「ライフ」を中心に活動した写真家ユージン・スミスの水俣での一時期を描いた映画『MINAMATA-ミナマタ-』を観た。 先駆けて2020年2月にベルリン国際映画祭で公開され話題になったという。 ジョニー・デップがユージンを、美波がユー

  • 『存在の美しい哀しみ』小池真理子 文春文庫 〈しいたけ料理〉

    秋空に雲と雲とがすれ違ふ歩行者天国いま謐かなり娘がふるさと納税で購入したという椎茸を送ってくれた。りっぱなどんこ椎茸。 レシピを考えたけど切り刻むのももったいない気がして3日連続オーブンで焼いて食べた。 夫も私も大好物・・・おしょうゆを少し垂らして、すだち

  • 『砂漠の船』篠田節子 双葉文庫 〈銭本家でのポットラックパーティ〉

    季節外れの紫陽花・ダンスパーティ今では親しみを込めて銭パパと呼ばせていただいている氏とSNSでお知り合いになってほぼ20年。ある方のご紹介で〈吉備野庵〉という氏のブログを訪れたとき、あまりの知識の宝庫というか内容の豊かさに驚いた記憶がある。 読者の方々も多岐に

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