行政書士試験に関しての研究のブログ。 一般知識等や法令科目において。 法律の豆知識。 行政書士試験の過去問に即した記事を書いていきます。
行政書士本試験2005年問8、2011年問9、2012年問8、2012年問42、2013年問25、「通達」について出題されています。 今日は行政法の通達の論点でございます。 「通達」は上級行政機関が下級行政機関に対して発する「命令」である(国家行政組織法14条2項) ※「通達」は下級行政機関の権限行使を指揮するために発せられるものであり、公務員個人に対して発せられる「職務命令」とは区別されます。 上級行政機関が下級行政機関に発する「通達」のような行政の内部行為は、行政組織の外部にいる国民に直接権利義務を生じさせるものではないから、行政処分に当たらない。 行政規則 行政機関が定立する規範の中には…
行政書士本試験2002年問52、2014年問50、において「公債」についての出題がなされました。 まず、「公債の基本」でございます。 「公債」とは、政府(国・地方)が発行する債券で、債券とは「借用証書」のようなものです。一般に「国債」と「地方債」を合わしたものなんだよね。 一般家庭では「お金」が必要ですよね。その「お金」のことを政府で言えば「財源」なのです。政府が機能していくのに必要ですからね。 ザックり言うと「税収」では財源として足りないので「公債」を発効するんだよね。 その政府の借金である公債は、実は税収で返しているという意見があります。 では、今日は特に「国債」の分類でございます。 (A…
行政書士本試験2016年問55において「IoT」が出題されたので、今日は「5G」についてです。 「5G」の「G」とは「Generation」。つまり「第5世代移動通信システム」のことです。 iPodやKINDLEみたいに段々と進化していくみたいなことなんですね。 「1G」では、携帯電話で電話できただけのようなものでした。 3つの利用シナリオ 1、高速大容量通信(eMBB) 高い周波数の電波を制御する技術が成熟してきたこと 「4G」までは「3.5GHz帯」でした。 ☞「5G」では「28GHz帯」となります。 「Massive-MIMO」という技術 ☞基地局のアンテナを集積すること。 「ビームフォ…
民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)は、 2022年4月1日からの施行なので、 民法では、完全に出題されません。 が、一般知識等としては? ザクッリと言えば、 「成年年齢の引き下げ:20歳から18歳へ」ということなんですが、20歳を維持する主な年齢要件がありまして、 養子をとることができる者の年齢 喫煙年齢 飲酒年齢 公営競技の年齢制限(競馬・競輪・オートレース・モーターボート競技など) など これらは、成年年齢が18歳になっても、 年齢要件は20歳です。
行政書士本試験1994年:問17、2008年:問50、2017年:問49等において、「農業」に関する出題がされています。 特に2017年:問49のエには「種苗」という文言がありますね。 そこで今日の記事は「種苗法(しゅびょうほう)」(1998年5月に公布)についてでございます。 種苗法とは植物の新品種の創作に対する保護を定めた法律です。 よく、日本の種子が海外にいき、改良されて流通しているケースが多い現代ですよね。例えば、日本で食べていた野菜の種子のほとんどは海外で生産されている事実もありますよね。だから、「日本の品種を守る」という目的で種苗法は成立した訳なんですね。 自家増殖原則禁止です。 …
「難民問題」に関する出題は 2010年問53、2014年問54、2016年問52 において、されてきました。 ここで前提知識でございます。 難民条約上の難民とは、 ①人種 ②宗教 ③国籍 ④特定の社会的集団 ⑤政治的意見を理由 として、「迫害」を受けるとのことでした。 論点としては 1)不認定者の申し立て内容には、借金問題や色恋沙汰といった、明らかに難民としての該当性がないものが含まれる。 2)政党間対立や宗派を巡る争いについても、内実は、個人的ないさかいにすぎないものがほとんど。 3)難民該当性を高めるために、あえて日本で母国の政府に反対する政治活動を行う人々がいる(自招難民)。 4)現代の…
えー「未出」なのですが とてもとてもマニアックなので こういうものがあるんだなーぁという お気楽な気持ちでお読みくだされば嬉しく思います。 まず、前提知識としてですが、 個人情報保護法関連である プライバシーマーク 「プライバシーマーク」制度は個人情報の取り扱いについて適切な管理体制を整備している事業者に対し、その旨を示すマークの使用を認める制度でございます。 プライバシーマークを取得することで、個人情報の取り扱いや管理において信頼のおける事業者であることを、消費者や取引先等にわかりやすくアピールすることができます。 ここで未出論点を! プライバシーマークを使用できる場所 店頭 契約約款 説明…
行政書士本試験2004年問55 2017年問55 において「著作権」に関する問題が ありました。 だから、著作権を取り上げますね。 (マニアックですが(笑)) まず、前提知識からでございます。 著作権の「目的」は 「文化的所産の公正な利用の留意」 「著作権の保護」 「文化の発展」 です。 「著作物」とは 「思想又は感情を創作的に表現したもの」 +「文芸・学術・美術・音楽の範囲に属するもの」 をいいます。 「著作者」とは 「著作権を創作する者」をいいます。 これからは「未出論点」を書きますね。 著作権は、その権利を生じさせるために登録等の手続は不要でございます。 事実の伝達に過ぎない報道および時…
政治経済の参考書で 僕は一番おすすめなのは 高校生の参考書です。 僕的には「教科書は最強」だと思います。 実は、よく言われてる参考書 黄色本(面白いほど本)や蔭山克秀さんの本も 読んだんですが、いまひとつだと思いました。 なので 教科書がおすすめです。 とても読みやすいです。 教科書はフリマアプリで「お安く」買えますし 「薄い」と思うので、一気に読むにも最適です。 「出版社」はどこでもいいと思います。
行政書士本試験:2016年問54にて 人工知能に関する出題がされましたので 人工知能(AI)についてのヤマ当てをしていきますね。 <society5.0>とは、 仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより、 経済発展と社会的課題の解決を両立する、 人間中心の社会のこと。 society5.0は、これまでの社会が IoT、イノベーション、ロボット、AI等の登場による 経済発展していくことと、 「なりすまし詐欺にあわないように」とか 「高齢者の自動車運転の解決」とかの社会的課題の解決 とを両立していく社会ですね。 <DX>とは、AIやIoTなどのデジタル技術により、 企業自らのビジネスを変…
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