先天性相貌失認の娘がいる主婦。2019年ブログ開始でしたが、娘は2024年に「言葉と知能に遅れのない(高IQ)自閉症」と初めて診断されました。このブログは、相貌失認以外にも様々なジャンルについて発信しています。
2025年4月
こちらの「相貌失認がんばり隊」は、2019年に開始しましたが、現在の2025年4月とは状況が大きく変わっております。 当初は、娘がただの「相貌失認」、つまり人の顔が覚えられないだけの障害だと思っておりました。(元々、娘が相貌失認と分かったのも、娘が17の時ですが) それから5年後の2024年4月、初めて医師から正式に「言葉と知能に遅れのない自閉症」であると診断されました。俗にいう「アスペルガー」です。 つまり相貌失認の症状は、自閉症の症状の一つであったということです。 それまでの娘の20と数年間の人生は、壮絶なものでした。 一緒に戦ってきた親も地獄でした。 娘の問題行動に対する苦情が、幼稚園や…
今回から3回に分けて、「相貌失認の見え方の特徴」についてご紹介させて頂きます。ご紹介するイラストは、相貌失認の当事者本人に描いてもらいました。相貌失認の見え方の特徴は以下の3つです。 また、相貌失認についてさらに詳しくお知りになりたい方は、「相貌失認」関連のカテゴリーからご覧ください。 <相貌失認の見え方の特徴3つ>①望遠鏡を覗いている感じ②写真の世界にいる感じ③色がうすく、ぼんやりして見える 今回は「①望遠鏡を覗いている感じ」についてご紹介させて頂きます。 ①望遠鏡を覗いている感じ 公園の風景の場合 人の顔の場合 数学の問題の場合 まとめ ①望遠鏡を覗いている感じ 相貌失認の人は風景全体が認…
相貌失認の見え方の特徴には以下の3つがあります。今回は②写真の世界にいる感じについてご紹介させて頂きたいと思います。 <相貌失認の見え方の特徴3つ>①望遠鏡を覗いている感じ②写真の世界にいる感じ③色がうすく、ぼんやりして見える ②写真の世界にいる感じ 犬と植木鉢と茶わんの場合 ジャム瓶の場合 まとめ ②写真の世界にいる感じ 相貌失認の人は世の中が平面的に見えます。立体感がつかめません。奥行きが認識できません。まさに写真の世界で生活しています。注)実際の見え方を図に表すのは難しいため、イメージとしてご覧ください。 犬と植木鉢と茶わんの場合 上の図は相貌失認の人が見る風景のイメージです。(実際には…
相貌失認の見え方の特徴には以下の3つがあります。 <相貌失認の見え方の特徴3つ>①望遠鏡を覗いている感じ②写真の世界にいる感じ③色がうすく、ぼんやりして見える今回は③色がうすく、ぼんやりして見えるについてご紹介させていただきたいと思います。 ③色がうすく、ぼんやりして見える 集団を見る場合 まとめ ③色がうすく、ぼんやりして見える 集団を見る場合 下の図は、相貌失認でない人が見る風景です。 一人一人の顔の区別・表情・状態・男女の区別・人間関係を何となく読み取ることができます。 例えば左の少年は他の2人の少年の話に興味はないのですが、顔の向きや距離感から考えると、同じグループにいることがわかりま…
2025年4月
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