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母はふるさとの風 https://blog.goo.ne.jp/hanao-hajime

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 <br>ここはささやかな、ポエムの部屋です。

waremokou736
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2019/09/29

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  • てまりうた

    てまりうた(わらべうた)てんてんてん天神様のお祭りでてんてんてまりを買いましたてんてんてまりはどこでつく梅のお花の下でつく下でつくてんてんてん天神様の石段はだんだん数えていくつあるだんだん数えて二十段段の数ほどつきましょうつきましょうhttps://www.youtube.com/watch?v=JRGbCymN_TMてまりうた

  • 空き地で梅は香る

    よこみち通りの空き地の古い梅の木をわざわざ見に来る人はいない空き地は枯草もまばら誰の土地かもわからない閉店したばかりのパン屋のビルは空き地のそば午後の陽を浴びているささやかな空き地にも春の花は何時かは咲くだろうそ知らぬ顔で折々通る人を見下ろす沢山の花に纏われた大きな幸せの木よ人影も少ない空き地で梅の大樹は辺りに香りを漂わせ力強く丈高く立つ空き地で梅は香る

  • 雪降りつむ

    雪三好達治太郎を眠らせ太郎の家に雪降りつむ次郎を眠らせ次郎の家に雪降りつむ雪降りつむ

  • いのち菜の花

    食べるため買った葉みどり瑞々しい葉から黄色い花が伸びる菜の花はいのちかけた春の花南の海辺の街は日差しが射し気の早い菜の花が春を告げようとするが北の海辺は哀しみばかりこの花をじっと見つめると細長いたおやかな私たちの国の島影その島の中にあるささやかな営みのあった街街雪に悶える哀しい家が浮かぶ春を運ぶ黄色い花にいのちの喜びと悲しみが交差する蜜の匂いのする花に何の罪もないが黄色い菜の花が凍り付くような如月いのち菜の花

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