米国東側の某都市に在住して早十数年。洋書を和書に近いスピードで読めるようになりたくて奮闘中。読書の感想、本の情報、読書を通して学んだ英語などを綴っています。
前回投稿を反省し、アメリカでの「おうち時間」をもう一度考える
Image by arupert88 from Pixabay 前回の記事では、はてなブログのお題「#おうち時間」に対して、「おうち時間ってなんだよ!そんなのステキな時間無いよ!親はただの苦行時間だって!!」といらいらと書き殴った私ですが、投稿した直後くらいにTwitterで以下のツイートを見て、横っ面ビンタで張り倒されたかのように目が覚めました。 Twitterより ほんとそうですよね。その通りでございます、としか・・・。 体調があまり良くない時にちょうど学校の長期休校が発表になり、「このまま秋までずっとこうなのか・・・」とがくっと来た気持ちにまかせて記事を投稿してしまいました。反省していま…
「おうち時間に皆さんは何をしているか教えて下さい」 「おうち時間 何してる?」 おうち時間? そんな生ぬるい時間など無い!!! 何してるか? 面倒見なくちゃいけない人の面倒みてるだけ!! ブログに記事にするような「何か」をする時間などゼロです。「自分のことを自分でできない人」を家族に抱えている人は、このコロナ危機で普段ただでさえ無い時間がますます無くなっているだけではないかと思います。 米国東側の某州からこれを書いていますが、自宅待機生活が始まってから一か月ちょっとが経ちました。 始まった当初は少し長い春休みという感じで軽く考えてたんですけど、先日知事命令で州の学校はすべてこのまま夏休みに突入…
マーガレット・アトウッド80歳、コロナ危機や隔離生活を語る。ご自身の隔離中の読書リストも!!
4月8日にカナダのレジェンド作家、マーガレット・アトウッドが、ニューヨークタイムズ誌のポッドキャスト番組に出演されました。ホストはアメリカ人作家のシェリル・ストレイド。 大御所によるなかなか貴重な対談だったと思うので、今回はその中のおもしろかったところをまとめました。もとのポッドキャストと記事はこちら↓ www.nytimes.com お写真を拝見するたびに、その見事な魔女っ鼻に見とれ、ハロウィンで良いアルバイトができるのではないかと思ってしまうアトウッドさん。黒い服を着せてほうきにまたがらせてみたい方です。 昨年2019年には、ご自身の代表作である1986年発表の『The Handmaid'…
ロリータ+MeToo? 15歳の少女と42歳の教師との関係は愛なのか虐待なのか『My Dark Vanessa』(by Kate Elizabeth Russell)
「私たちはよく似てると思うんだ、ネッサ」彼は囁いた。 「君の書いたものからわかるんだ、君は私のようにダークでロマンティックなんだってね。君はダークなことが好きなんだよ」 “I think we’re very similar, Nessa,” he whispers. “I can tell from the way you write that you’re a dark romantic like me. You like dark things.” 『My Dark Vanessa』米国版表紙 2020年待望のヒット必須本としてこれまたHype(発売前の宣伝や騒ぎ)がすごかった一冊。20…
世界のこんまりアメリカで新著発表 取材でときめきいっぱいのコロナウィルス・ダイアリー公開
近藤麻理恵さんの新しい本『Joy At Work』がアメリカで4月7日に発売になります。Joy at Work: Organizing Your Professional Life作者:Kondo, Marie,Sonenshein, Scott発売日: 2020/04/07メディア: ハードカバー 今回の本はライス大学の心理学の教授との共著で、職場におけるこんまりメソッドの適用に焦点をあてている様子。 稟議書や請求書なんて回って来てもときめかないのでシュレッダーへ、ときめかない雑用を頼んできたヤツには顔面パンチ、ときめかない上司は窓からポイ、ときめかない仕事は今すぐやめてときめく夢だけに向か…
致死率99%の伝染病で文明が崩壊・・・それでもこの世界は愛おしく美しい『Station Eleven(邦題:ステーション・イレブン)』(by Emily St. John Mandel)
Hell is the absence of the people you long for. (From Station Eleven by Emily St. John Mandel) 地獄とは、会いたくてたまらない人々がそこにいないことだ。 (エミリー・セントジョン・マンデル著『ステーション・イレブン』より) カナダ人作家エミリー・セントジョン・マンデルによる2014年刊行の小説。2014年の全米図書賞最終候補、2015年アーサー・C・クラーク賞を受賞。感染力・致死率の高い病気で壊滅状態となった世界の人間模様を描いた作品ということで、コロナウィルスの世界的な大流行により数年前の作品ながら…
「ブログリーダー」を活用して、AgentScullyさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。