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  • 北アルプス・穂高岳「穂高見命と物草太郎」

    北アルプス・穂高岳「穂高見命と物草太郎」▼【概略説明】北アルプスの穂高とは、奥穂高岳のほか、涸沢岳・北穂高岳・前穂高岳・明神岳・西穂高岳などからなる岩峰群の総称だそうです。最高峰の奥穂高岳は、富士山、北岳についで日本第3位の高さを誇っています。山頂には祠があり、ケルンが3mも積まれています。この上で測れば3192mの北岳を抜いて、日本第2位の山になりますが認められていません。ここからの展望は最高で360度のパノラマです。穂高の「ホ、タカ」は古語で「高い高い」という意味の重言の言葉で「タ・カ・チ・ホ」に同じだという説があります。山頂の祠には穂高見命という神さまがまつられています。ふもとの穂高神社の神さまですが、ちまたでは物草太郎だとする説がもっぱらで、穂高神社には太郎の塚もまつられています。▼【続きを見る↓...北アルプス・穂高岳「穂高見命と物草太郎」

  • 北アルプス・槍ヶ岳「播隆上人と銀座コース」

    ▼山の駄画子屋の北アルプス・槍ヶ岳「播隆上人と銀座コース」▼【概略説明】槍・穂高といえば北アルプスを象徴する言葉。槍ヶ岳の名前はやはり穂先の形が鋭く、槍のようだというところからきています。槍ヶ岳への初登頂は、播隆上人という江戸後期の偉い念仏僧だといいます。播隆さまは笠ヶ岳の再興を祝い、村人を連れて笠ヶ岳に登頂したときのこと。遠くに槍ヶ岳の天をつくような姿が目に入ってきました。それから5年後の、1828年(文政11)に、中田又重郎という案内人のもと、銅で造った阿弥陀如来、観世音菩薩、木造の文殊菩薩の仏像3体を背負って、ついに槍ヶ岳の山頂に登りました。槍ヶ岳は、やはり登山者のあこがれです。あちこちから槍をめざすコースがあり、それぞれ、表銀座コース、裏銀座コース、西銀座コースがあります。・長野県大町市と、長野県...北アルプス・槍ヶ岳「播隆上人と銀座コース」

  • 「北アルプス・黒岳(水晶岳)」

    ▼山の駄画子屋の「北アルプス・黒岳(水晶岳)」▼【概略説明】北アルプスの鷲羽岳は、黒部川源流の山。鷲羽岳西側には黒部川源流の碑もあります。山の形がいまにもワシが飛び立とうとしているような姿からついた名前だといいます。その南東中腹にある鷲羽池は、竜でもすみそうな感じの紺青色をした水面をしています。古くはこの山は三俣蓮華岳が鷲羽岳で、この山は「東鷲羽岳」と呼ばれていたらしい。元禄時代よりさらに以前は、いまの鷲羽池のことを「龍池」と呼び、鷲羽岳は「龍池ヶ岳」と呼ばれていたといいます。このあたりには昔、山賊がいたといい、太平洋戦争後に鷲羽乗越にある山小屋を占拠、主人になりすまして登山者の世話をしていたという話もあります。▼【続きを見る↓】https://toki.moo.jp/mail-maga/100den/1...「北アルプス・黒岳(水晶岳)」

  • 「北アルプス・黒岳(水晶岳)」

    ▼山の駄画師屋「北アルプス・黒岳(水晶岳)」▼【概略説明】水晶岳は水晶が採れたのが山名の由来だそうです。この山直下、高天原の温泉が流れる沢すじには露天風呂があって自由に入れます。ここには以前、金の大鉱脈が埋蔵されているという噂がありました。高天原の水晶側の斜面には、いまでも大鉱脈を掘り当てようとした坑道があります。かつては「大銅鉱山事務所」の建物があったという。これは星勇九郎という人の持ち物だったという。勇九郎は「埋蔵量は無尽蔵。水晶岳と三ツ岳(烏帽子岳と野口五郎岳の間にある山)にトンネルを掘り、長野県大町市まで金鉱運搬の鉄道を引く」と息まいていたという。「あと25m掘れば鉱脈にぶつかる。もう一息だ」と発破をかけます。この話にのったある資本家がスポンサーになり、大勢の人夫を雇い、いくつもの坑道を掘削、大々...「北アルプス・黒岳(水晶岳)」

  • 「北アルプス・黒部五郎岳」

    ▼山の駄画師屋「北アルプス・黒部五郎岳」▼【目次】・黒部五郎岳とは・黒部奥山・山頂からの展望・高山植物・五郎さんって?・信州側の名前・中村清太郎・西銀座ダイヤモンドコース・ダイヤモンドコースって?・桃林と竹林伝説・奥山の秘密卿伝説・伐採怪異伝説・黒部奥山の大蛇と木こり伝説・黒部奥山伐木のたたり伝説・黒部五郎岳【データ】・参考文献▼【概略説明】北アルプスの黒部五郎岳は、えぐれた大カールが特徴です。五郎(岩石がゴロゴロしているのでゴーロ)の山という呼び方は信州長野県側のいい方だそうです。この山は岐阜県側では、中ノ俣岳。富山県側では、カールを鍋が欠けた形と見て鍋山といっていました。それがなぜか信州側の呼び方になっています。明治時代、中村清太郎という人が、山の案内人の嘉門次に会った時、その山の名前を聞きました。嘉...「北アルプス・黒部五郎岳」

  • 「新潟県・越の中山妙高山」

    ▼山の軽口・伝承神話「新潟県・越の中山妙高山」▼【説明概略】長野県北部にある斑尾山・妙高山・黒姫山・戸隠山・飯綱山を北信五山というそうです。なかでも山名に「妙」があるせいか妙高山は仏教っぽい。それもそのはずで妙高山の名は、仏典に説く須弥山妙高山というのにちなんでいるといいます。この山にも5月ごろ「山の字」の雪形ができて関山地方の方向から見られ、ふもとに人たちに親しまれています。この山は昔は「越の中山」と呼ばれていたということです。この中山が名香山(なかやま)になり、ミョウコウと読まれ、妙高山と当て字されたとされています。室町初期・中期にできたといわれる「義経記には「直江の津にて笈探されし事)妙観音の嶽(たけ)より下したる嵐に帆引掛けて、米(よな)山を過ぎてうんぬん」と出てきます。この妙観音の嶽というのが妙...「新潟県・越の中山妙高山」

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