第1種放射線取扱主任者です。試験勉強を始めたばかりの方のとっかかりになるような、ある程度勉強を進めた方の見返しとなるようなブログを目指しています。
放射線計測で用いられる単位Gy(グレイ)、J(ジュール)について記載します。 最後に過去問解説もしますので理解しましょう。 試験では、様々な放射線計測に使用される単位が出てきますが、 全て吸収線量Gy(J/kg)に変換できるよう覚えておきましょう。 以下、試験に出てくる主な単位とJへの変換方法です。 〇1[cal]=4.18[J] 〇1[GeV]=1×10^9[eV]=1×10^9×1.6×10^-19[J]=1.6×10^-10[J] 〇1[W・s]=1[J] 〇1[N・m]=1[J] <平成22年度物理科目より> 水に2Gyの吸収線量が与えられた場合、平均の温度上昇[℃]として最も近い値は…
粒子放出反応について過去問を解説しながら説明します。 粒子放出反応とは、原子核に中性子が入射して陽子等が放出される反応です。 粒子放出反応は以下の様に略されます。 (n,p)、(n,α)、(n,n) 過去問解説 [平成28年度物理 問12] 熱中性子が3Heと(n,p)反応を起こした際に放出される陽子の運動エネルギー[MeV]はいくらか。次のうちから最も近いものを選べ。ただし、この反応の発熱エネルギーは0.765MeVである。 1)0.153 2)0.383 3)0.574 4)0.612 5)0.765 <解説> 3Heに熱中性子が入射し(n,p)反応を起こす核反応は以下の式に表されます。 …
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