主にサッカーを取り扱っており、名古屋グランパス中心に、Jリーグについて語っています。今後余裕があれば海外リーグについても触れていけたらなと思っています。
*この記事は必ず最後までお読みください。 こんにちは。あっしゃまです。 今回紹介する作品は、前回紹介した『三角の距離は限りないゼロ』と同じ著者さんの作品で、メロンブックスの同時購入特典のクリアファイルのためだけに買ったというのが紛れもない真実です。笑 本のタイトルは、 『日和ちゃんのお願いは絶対』です。 毎度のことですが、ネタバレ注意です。極力ネタバレは控えようという姿勢ですが。笑
【週末振り返り】今週(5月18日〜5月24日)あった、個人的・世間的ニュースについて語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 何だかこの企画に毎週末の楽しみを感じ出している私ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。緊急事態宣言が解除されたからといって「この一週間、外出ばっかりしてたぜ!」なんて人はいないですよね。 正直なところ、自粛のし過ぎで、外出を少ししただけでバテてしまう身体になってしまい、むしろ外出したくないなあ……っていうのが現在の心情です。6月から仕事も通常通り再開されるので、早く元の身体に戻さないとヤバいかも。。。 てな訳で、今週あった、個人的・世間的ニュース、やっていきます。 まずは、個人的ニュースから。 リレー小説、断念 タイトルの通りです。すいません。一ヶ月続けること…
【ラノベ書評】『三角の距離は限りないゼロ 5』について語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 今回紹介する作品は、私がとあるオタク系本屋でアルバイトしていた時に、お客さんが持ってくるライトノベルの中で、一際表紙絵に目を引かれて、購入に至った作品です。 その本のタイトルは次の通り。 『三角の距離は限りないゼロ 5』 この記事内では、この作品の第5巻の内容について語っていきたいと思いますので、ネタバレ等は極力控えますが、絶対にされたくないという方は、今ここで引き返すことを強くおすすめ致します。 基本情報 あらすじ 感想 基本情報 著者:岬 鷺宮 イラスト:Hiten 出版レーベル:電撃文庫 あらすじ ※ネタバレ注意 もう一度、言います。これから話すのは「第5巻…
【週末振り返り】今週(5月11日〜5月17日)あった、個人的・世間的ニュースについて語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 外出自粛中でも、なんだかんだで、ブログを毎日投稿したり、会社のテレワーク研修があったりで、まともに休めていない気がする私、あっしゃまですが、とうとうこの記事を執筆する直前でガタがきてしまったかもしれません。 というのも、PCを目の前にいつの間にか眠りこけてしまい、気付けば5時間が経ってしまっていたということがありました。1日のほとんどを寝て過ごすことがもったいないと思ってしまう私にとって、これ以上ないストレスを現在感じてしまっています。 まあ失った時間は戻ってこないということで、頭を切り替えて、今週も個人的・世間的ニュースについて語っていこうと思います。 まずは、…
チャイムが鳴る。 これにて四日間に至る期末試験の全日程が終了。 「はあ〜終わったあ〜!」 淡々と、帰り支度を進める僕の机に、和樹がやってくる。 「それで、どうなんだ? 出来は?」 「おかげさまで!」 和樹はグッと親指を立てて僕の目の前に差し出す。 「なんだ、そりゃ残念」 「なんでだよ!」 「だってお前が予備校に通うようになったら、今後テスト直前になってから急に絡んでくることなくなるからな」 「なんだよ〜釣れないこと言うなよ〜。俺たちダチだろ?」 「お前とダチになった覚えはない」 タハハと友達宣言を否定されたことを全く意に返さない様子の和樹を見て、僕もコイツのような鋼のメンタルは見習わないといけ…
色々あって、今日はいよいよ期末試験当日。 僕は学校に向かう道の途中、足取りを重そうにして目の前を歩く茜を発見し、後ろから声をかける。 「茜、おはよう」 茜は肩をビクッと震わせ、僕の方へ顔を向ける。 「お、おはよう。暁人兄……」 「どうした? そんな元気なさげで」 「どうしたもこうもないよぉ。今日テストだよ?」 「ああ、そうだな」 「『ああ、そうだな』じゃないよぉ。なんでそんな余裕なの?」 「僕だって余裕って訳じゃないさ。まあでも今さら焦ってもどうしようもないだろ?」 「はあ……私にもそんなこと言えるくらいの頭があったらなぁ……はあ」 そんなあからさまに落ち込んだ様子の茜に、僕はなんと声をかけて…
今僕は住んでいるアパートの一室で茜と勉強会を開いていた。まあ会というほど、人数は多くないのだが。 「……で、どうしてお前が一緒に来てるんだ?」 僕がそう声を欠けたのは、今目の前で机にノートを開いたまま、鼻と口の間にシャープペンシルを挟んで遊んでいる茜……の横にいる金髪ピアスの男。 「いやぁ〜オレっちも勉強しないとヤバくてさ〜。なんか次赤点取ったら、親が予備校入れさせるって言われちゃって〜」 「そんなの知るか。自分で勉強すればいいだろ?」 「それだと赤点取っちゃうし〜」 「何だその自信。だったらもう諦めて予備校行けよ」 「それだけは絶対勘弁! 女の子と遊ぶ時間減っちゃうじゃん?」 「それこそマジ…
翌日、僕は普通に朝起きて学校に向かっていた。 「暁人兄〜!」 背後から革靴の底をタッカタッカと鳴らして近づいてくる人影。 茜だ。 やがて僕の目の前まで来ると、膝に手をついてはぁはぁと息を切らしながら、 「はぁ……暁人兄、はぁはぁ……お、おはよう!」 「ああ、茜、おはよう。……うぐ」 前屈みになり上目遣いの姿勢からか、茜のセーラー服の胸元が少し開けてしまっている。その隙間から健康的な白い柔肌と女の子の膨らみが顕になってしまっており、僕は反射的に目を奪われてしまっていた。 それに気付いたのか、茜は姿勢を正す。 「そ、それじゃあ一緒に学校、行こっか……?」 「あ、ああ……」 茜は赤く上気した顔でテヘ…
僕は現在の住処であるアパートの一室で、羽毛の柔らかな感触に埋もれながら、これまであったことを思い返していた。 父さんが死んだ。そう聞かされた時は正直あまり驚かなかった。だって父さんは研究の為なら命さえ賭けてしまいそうな、そんな人だったから。でも、流石にこんなにあっさりいなくなるとは思わなかったかも。本当はどこかでひっそりと生きてるんじゃないか? まあそれはさておき、あの後、僕は母さんに殺されかけた。それは父さんが死んでしまったというショックからだと思っていたが、今考えたら、あの頃から母さんは『アストラル』に侵食され始めていたのかもしれない。 父さんの死と、母さんの『アストラル』侵食——何か関係…
事の顛末はこうだった。 茜は父である亮介さんと一緒に中場山の頂上で星を見ていた。すると流れ星が降ってきて、亮介さんを攫っていった。 翌日戻ってきた亮介さんは、もうその身体をアストラルへと変異させられていた。 そして、その亮介さんが僕に一人暮らしを促すことで、僕を家から追い出し、母さんをアストラルに変異させた。 だとすれば一つ疑問が残る。 アストラルは本来、この地球上の人間を滅ぼし自分たちの星とすることを目的としていると僕は知っている。だったらなぜ、茜は襲われなかったんだ? 茜はやっぱり…… 「違うよ」 「え?」 茜は僕の思考を読み取ったかのように「違うよ」と言った。 「えっと……何が違う?」 …
あの後、茜に全身の拘束を解いてもらい、難なく(ではないが)あの状況から脱することができた訳だが、それでも僕はまだ危機を脱した訳ではないようだった。 僕は今、幼い頃からよく遊びに来ていた進藤家のリビングにある机で、茜と向かい合う形で座っている。進藤さん——つまり彼女の父親が特殊生命体『アストラル』なら、彼女もまた…… 「あのね、星を見ていたの」 「え?」 唐突に話しかけられ、僕は虚を突かれたように、気の抜けた返事をする。 「星……?」 「そう。夜空いっぱいに星が煌めいてね、凄く綺麗だった……」 「そ、そうなんだ……」 「それでね! 流れ星が流れたの!」 茜がさっきから何の話をしているのか全く分か…
【週末振り返り】今週(5月4日〜5月10日)あった、個人的・世間的ニュースについて語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 この挨拶の定形分でさえ久々に感じる今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 という訳で、今回は先週に引き続き、今週あった個人的・世間的ニュースを取り上げていこうかと思います。 まずは、今週あった“個人的”ニュースです。 当ブログの閲覧者数、1日5人にも満たない 上記の通りです。頑張ってるので見てくださると嬉しいですし、拡散もしていただけると喜びます。主に私が。 リレー小説、辛い この一週間、リレー小説のせいで、結構バタバタしてました。笑 今日の分もまだ投稿してないよね。明日2日分まとめて出します。 大学で脱陰キャワイ、元に戻る 大学時代に人と喋るのもあ…
進藤さんは、特殊生命体『アストラル』……よく考えてみればどういうことだろう? 進藤さんは元々そのような人種として生まれてきたのか、それともその存在はウイルスのようなもので、他人に寄生してその人格を変えてしまうものだとしたら…… そこで僕はハッとして、意識を失う前の状況を思い出した。 「母さんも……『アストラル』……?」 僕の考えが正しければ、母さんが急に変わってしまったのも納得がいく。母さんはこの奇妙な生命体に侵されてしまったのだ。 じゃあ、目の前の進藤さんはいつから……そう思っていた時。 「じゃあ暁人くん。お仕置きを始めようか……ククク」 「な……っ!」 目の前の、かつて進藤さんだった生命体…
数年前の話。 当時小学校低学年くらいだった僕は、家で一人で留守番を頼まれていた。 両親は出かける前に「変なところを見ては絶対ダメだよ」と言って出かけたが、何たって小学生だ。小学生といえば、好奇心も旺盛なお年頃である。「絶対ダメ」と言われれば、見ようとしてしまうのが、小学生の性(さが)というものである。 そうして僕は家の中を探検することにした。 したがってやってきたのは、母さんの部屋である。 部屋のドアから右手前側に化粧台があり、そこに置いてある化粧品でさえ、当時の僕には興味を唆られるものであったことは間違いない。その証拠に、僕はテンプレと言われても仕方のない、口紅で顔を真っ赤にしてしまうという…
とりあえず僕は、まず一つ質問してみることにした。 「あなたは本当に進藤さん?」 「暁人くん、君はおかしな質問をするんだね。そんな質問で質問権を一つ失ってもいいのかい?」 「いいから、答えてください」 「分かった、答えてあげよう。私は——」 「待って!」 「おっと。急にどうしたのかな?」 「一つ目の質問を変えさせてもらっても構いませんか?」 「うーん……」 そう言ってから一拍の間をおいて、目の前の人物は話し始める。 「まあいいでしょう。それで何ですか?」 さっきの間は何だろう? 少しばかり気になったが、顔が見えないので如何とも言い難い。僕は一応頭の片隅にその雑念をおいやってから、質問を投げかけ直…
暗くて何も見えない。ここはどこだ? 僕は今、目を布で塞がれている状態で椅子に座らされており、どこにいるのか分からないでいた。もちろん腕も縛られ身動きも不可能である。 唯一動かせるといってもいい脳の記憶を頼りに、現在に至るまでの状況を整理する。 僕は茜からお守りを貰った次の日、家に帰ってきた。そこで、母さんと再会した。でも、母さんは僕の知っている母さんではなくなっていて、そしたら後ろから…… 「(そうだ、進藤さんに襲われたんだ……)」 できれば夢であってほしいと思ったが、僕は意識を失う直前までの記憶を一切失うことなく、ハッキリと覚えていた。それこそ、こんな風に僕を監禁するような真似をするのであれ…
「母さん……」 ゴクリと唾を飲み込み、一歩一歩慎重な足取りで敷地内へ入っていく。 やがてドアの前まで行くと、ポケットから鍵を取り出し鍵穴に挿す。 「あれ?」 本来なら開くはずの方向に回らない。 ふと嫌な予感がしてドアの取手に手を伸ばし、引き戸であるそのドアを手前に引いてみる。 すると、開いた。 「なんで……? まさかずっと鍵が開けっぱなし、なんてこと……」 そんなことを考えながら、恐る恐る家の中に入る。 玄関から続く廊下に灯りはついておらず、それでいて陽の光があまり入ってきていないことで、まだ昼だというのに、その薄暗さからは不気味な様相が窺える。 しかしその薄闇の廊下の中で、ある一つの部屋から…
やがて夜が明け、僕は“家に帰る”準備をしていた。ズボンの右ポケットには昨日茜に貰ったお守りが入っている。 アパートの部屋から実家まではそう遠くないので、歩いて向かう。 その道筋で、そもそもの話、なぜ僕が現在アパートの一室で一人暮らしをしているのか、その話をこれからしていくことにしよう。 一年前のあの日、父さんが生き埋め事故にあったと聞かされてからというもの、母さんはおかしくなってしまった。 家事を全くしなくなって、リビングのソファで一日中寝っ転がっていたり、時折立ち上がったかと思えば、空を見上げてぶつぶつ呟いていたりと、もうなんというかめちゃくちゃだった。 しかし父さんがいなくなったことで、そ…
【週末振り返り】今週(4月27日〜5月3日)あった、個人的・世間的ニュースについて語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 4月30日に日記を止めますと宣言しましたが、やはり自分が日常的に思っていることを、自分の言葉で話すことによって、私の人となりが分かるような記事があった方がいいかなと思い、週末にその一週間の出来事を振り返る形でやっていこうと決めました。 急に思いついたので、初回は月曜日にズレ込みますが、一応今週という体でやらせていただきたいと思っております。 という訳でまずは、今週あった“個人的”なニュースについて話していこうと思います。 会社の業務停止延長(5月31日まで) はい。私の勤務している会社が、4月10日から稼働が止まっていたのですが、遂に一昨日5月1日のテレワーク研修…
父さんが生き埋め事故にあって、一年が経ったある日、僕はとあるアパートの一室で、一人暮らし用のデスクを前に、台所から聞こえてくるフライパンのカタカタという音と、その中で米やら何やらがジャージャーと躍り狂う音に耳を澄ませていた。 塩胡椒の香ばしい香りが部屋に充満し、僕は思わず鼻をクンクンさせ、ヨダレを垂らしそうになる。 「できた!」 声の主はエプロン姿のまま台所から歩いてきて、たった今出来たばかりのチャーハンを僕の目の前に差し出す。 「ん〜美味そう」 「でしょ?」 「じゃあ、いっただきま——」 「あ、ちょっと待って」 そう言って、“彼女”はエプロンを脱いで、結んでいた髪を解く。その姿に一瞬ドキッと…
【ラノベ書評】『千歳くんはラムネ瓶のなか 3』について語りたい
こんにちは。あっしゃまです。 今回お話する作品は、個人的にこれまで自分が読んできた作品の中でもダントツで面白い作品です。 それも、他の作品を読み進めていたにも関わらず、ついそちらを後回しにしてしまうほどに面白いです。笑 その作品のタイトルを 『千歳くんはラムネ瓶のなか 3』と言います。 はい。誤解のないように言っておきますと、今回紹介するのは第3巻の内容となります。 第1巻、第2巻の内容に関しましては、当ブログで今後、過去に読んだ作品紹介のコーナーができたら、そこで取り上げますね。笑
僕の父さん、加賀伸也は、考古学者だった。 それも日本ではその道の人なら誰でも知っているくらいの有名人だ。 父さんの研究分野は先史遺産(オーパーツ)というもので、これは具体的にどういうものなのか、簡単に説明すると、古代の高度な文明によって生み出され、科学が発展した現在に至っても、その製造方法が解明されていないというものだ。 その代表的な例として、『水晶髑髏(クリスタルスカル・スカル)』がある。 これについての詳しい話は割愛するので、気になったら自分でググってみてほしい。 父さんはこのオーパーツの研究で、国内外から高い評価を受けている。 本当に家でのポンコツな姿からは全く想像できないくらい、外では…
それはまだ、僕の日常が変異する前の出来事。 「暁人〜! ご飯よ〜!」 階段の下から大声で僕を呼ぶ母さんの声が聞こえてくる。 その声で僕は目を覚ますと、ベッドから重い身体を無理やり起こす。 リビングに行こうと、あくびをしながら階段を下りていると、その先にある玄関で前屈みになりながら革靴に靴ベラを挿しながら足を通している父さんがいた。 父さんは僕に気付いて、声をかけてくる。 「おう、暁人。おはよう」 「おはよう、父さん。もう行くの?」 「ああ。飛行機の時間が早いんだ」 「飛行機……? あれ、海外って今日からだっけ?」 「そうだぞ。なんだ、まだ寝ぼけてるのか?」 「あはは、そうかも」 そんな会話をし…
【日記】今日(4月30日)について語りたい——終わりと、そして始まりと。。。
こんにちは。あっしゃまです。 今日は少し大事なお知らせがあります。 この日記を一旦4月いっぱいで終了とさせていただこうと思います。 というのも、この日記なんですが、かれこれ約一ヶ月(正確には20日くらい)続けさせていただいたんですが、閲覧数が全然伸びなかったということがありまして、、、 元々この企画を始めた理由としては、毎日投稿で記事数を稼ぐためというのが本音で、その証拠に中身の無い記事であったと思います。笑 ていう感じなので、今回をもって一旦の終了とさせていただき、また気が向いたら、私のなんてことのないつまらない日常を、また鼻で笑いながらご覧になっていただければいいかなと思います。 しかし、…
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