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2019/08/08

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  • ベテラン主婦の皮を被ったサムライ『半助喰物帖』

    こんにちは、ダイエット中にも関わらずキャラメルポップコーンを食べてしまったるかです。 ダイエットしている時って、食べちゃダメだって思えば思うほど、食べ物のことを考えてしまうんですよね。そんな気を紛らわすために、あえて! グルメ系の漫画とか小説とかを読んで、食べた気になろうとするんですけど、結局余計にお腹が空く時のほうが多い気がします。 そんなこんなで最近読んでいたのは『半助喰物帖』。 江戸時代からタイムスリップしてきた楢原半助という侍が、色々あって一人暮らしの女性、吉川香澄の台所を預かり、台所番として料理を作るお話です。 タイムスリップものって、元いた時代と現代の習慣などの差で、騒動を起こすド…

  • こんな夢を見た

    こんな夢を見た。 私は駅前で買い物をしていて、以前訪れた雑貨屋を探している。 雑居ビルの2階か3階にあって、名前は覚えていないけれど内装も商品も全て私好みだったことは覚えている。 名前を覚えていないから、スマホで検索することも出来ない。仕方なく私は、雑居ビルを1軒1軒訪ねて回る。そうせずにはいられないほど、その雑貨屋は素晴らしい場所だったのだ。 途中、たくさんの犬が押し込められた部屋やなぜか河原に繋がっている部屋はあったが、当の雑貨屋は見つからない。 とうとう見つけられないまま目を覚まして、ようやく気付くのだ。ああ、私はそんな店、1度も行ったことないのに、と。 いきなり昨日見た夢の話ですみませ…

  • 『ねこと私とドイッチュラント』のケーゼクーヘンが食べたい!

    『ねこと私とドイッチュラント』の2巻に、ケーゼクーヘンというドイツ風のチーズケーキが登場します。 これがものすっごく美味しそうでどうしても食べてみたかったので、コミックを参照にしつつ作ってみました。以下はレシピというよりは、自分用の覚書に近いです。すごく自己流でぐだぐだで、省いたり代用したものも多いですが、それらしい雰囲気は出たのではないかと。 材料(ケーキ5号型1台分) 生地 小麦粉:150g 砂糖:60g 卵:1個 バター:60g ベーキングパウダー:小さじ1/4 バニラエッセンス:2~3滴 フィリング 卵白:1個 卵黄:1個 Oikos(その他水切りヨーグルトなど):1個 サワークリーム…

  • ふく夢WINERY ROCK FESTIVALに行ってきました

    去る9月1日、ふくしま農家の夢ワインで開催された「ふく夢WINERY ROCK FESTIVAL」に行ってきました! Instagramでイベント情報を見かけ、気になって調べてみたら入場料1,500円でカレーとピザが食べられて、プラス1,000円でシードルが飲み放題!? しかも年に1度あるかないかの日曜休みとかぶっているとなれば、呑んべの私としては行かない手はないということで、休みで家にいた妹も(車の運転用に)巻き込んで福島まで出かけたのです。 ふくしま農家の夢ワイン 福島県は二本松市にあるワイナリーで、養蚕業が盛んだった頃の元共同稚蚕飼育所を改装した醸造所なのだそうです。 ここでぶどうを作る…

  • ビワとイチジクは庭に植えてはいけない!?『怪談狩り あの子はだあれ?』

    先日、仙台の長命ケ丘に新しく出来たブランチ仙台に行ってきました。待ち合わせまでの時間潰しのつもりだったですが、WEST棟1Fにあるヤマト屋書店が楽しすぎて危うく約束の時間に遅れるところでした。 背の高い書架がずらりと並び、専門書が充実しているのも素晴らしかったですが、文房具コーナーがもっと素晴らしかった! だって、TWISBIが置いてあるんですよ!? 吸入式なのに値段がお手頃、しかもデザインが可愛い台湾発の万年筆。欲しいけどもう万年筆は4本も持ってるし、どこかで見かけたら買おうかな〜、ま、どうせこんな田舎じゃ売ってるとこないだろうけど! と思ってたらこんな郊外寄りの商業施設の書店で見つけるとは…

  • 新世界「透明標本」展

    仙台駅東口のTFUギャラリーミニモリで開催されている、新世界「透明標本」展に行ってきました。 ミニモリは東北福祉大学東口キャンパス内にあるギャラリーで、大アマゾン展からミュシャの展示までいろんな面白い展示をしています。こんなギャラリーがキャンパス内にあるなんて素敵ですね。 透明標本とは? 透明標本とは、筋肉などの肉質を除去せずに、透明化することで骨格を観察できるようにした標本のことです。筋肉が残っていることで、生きている時と変わらない骨の様子を見ることができるそうです。 また、同じく骨を観察するために骨格標本(理科室とかにあるアレですね)がありますが、小さな生き物ではきれいに骨だけにするのは難…

  • 待望の3作目!本屋大賞受賞作家の短編集『刑罰』

    フェルデイナント・フォン・シーラッハの新刊が出ていた! しかも2ヶ月前に! どうして今まで気づかなかったんだろう! といっても、大半の方はわけが分からないと思うので説明します。フェディナント・フォン・シーラッハはドイツで刑事弁護士として活躍した後に作家となった人物で、デビュー作『犯罪』が日本で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を獲得しています。 私は学生時代に『犯罪』を読んで端正な文章と内容の奇想天外さに一目惚れして、続く『罪悪』や長編作品も追って読んでいたのですが、いつの間にか第3短編集『刑罰』が発売されていたのです! 3作ともシーラッハが実際の事件を下地に書いた小説で、『犯罪』は特異な犯罪その…

  • 待望の3作目!本屋大賞受賞作家の短編集『刑罰』

    フェルデイナント・フォン・シーラッハの新刊が出ていた! しかも2ヶ月前に! どうして今まで気づかなかったんだろう! といっても、大半の方はわけが分からないと思うので説明します。フェディナント・フォン・シーラッハはドイツで刑事弁護士として活躍した後に作家となった人物で、デビュー作『犯罪』が日本で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を獲得しています。 私は学生時代に『犯罪』を読んで端正な文章と内容の奇想天外さに一目惚れして、続く『罪悪』や長編作品も追って読んでいたのですが、いつの間にか第3短編集『刑罰』が発売されていたのです! 3作ともシーラッハが実際の事件を下地に書いた小説で、『犯罪』は特異な犯罪その…

  • 「アルキメデスの大戦」を見てきました。

    先日、妹とアルキメデスの大戦を見てきました。 予告編等で気にはなっていたのですが、1人で見に行くほどではないな、と思っていたところに、妹に誘われたので一緒に見てきたのです。 私は天才数学者がその頭脳を武器に戦う、みたいなストーリーが好きなので見たかったのですが、歴史モノも戦争モノも嫌いな妹がなぜ見たがったかというと、単に菅田将暉のファンだからだそうです。ファン心理ってすごい。 私も戦争系の映画はあまり得意ではありませんが、数学者が主人公の話だしそんなに悲惨な場面はないだろう、とタカを括っていたら、冒頭から戦艦大和の沈没シーン。 無数の飛行機に攻撃されどんどん乗組員が死んでゆくのに対し、大和の砲…

  • 『舞妓さんちのまかないさん』

    定期的に京都に行きたくなります。 東北住みで滅多に行けないというか、修学旅行で1回しか行ったことがないんですが。 でもやっぱり趣きのある古い町並みや、歴史のある寺社仏閣には心惹かれるので、ガイド本や京都が舞台の小説やマンガを読んで行きたい欲を満たしています。 そんな訳で、私の本棚には京都本がたくさんあるのですが、最近は『舞妓さんちのまかないさん』がお気に入りです。 このマンガの主人公、キヨは舞妓さんたちが共同生活する「屋形」でまかないさんをしています。 まかないさん、というのは専属の料理人のようなもので、キヨは16歳ながら屋形という大所帯の食事の一切を切り盛りしています。 料理人といっても、お…

  • とにかくカッコイイ『COCOON 修羅の目覚め』

    久しぶりに本をジャケ買いをしてしまいました。 買ってしまったのは『COCOON 修羅の目覚め』(夏原エヰジ)。イラストレーターのマツオヒロミさんが表紙を描いていて、黒と赤を基調とした装丁ですごくカッコイイのです。 ここしばらく、表紙で選んで買うと失敗しがちだったのですが、これは文句なしに中身もカッコよかったです 。 Cocoon 修羅の目覚め 作者: 夏原エヰジ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/08/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 舞台は江戸時代、天明期の吉原。主人公の瑠璃は唯一無二の美貌を誇り、吉原の大見世「黒羽屋」で1番上の位である花魁を務めて…

  • 日本の夏、怪談の夏その2『幽剣抄』

    ブログを始めて1週間ほど経ちますが、未だにちょうどいい文体が掴めずにいます。 少し話し言葉に寄せた方が書きやすいし読みやすいような気がするのですが、他の方から見てどうなのでしょう。 さて、先日からの怪談ブームが去らず、近頃はひたすら怪談本を読み漁っております。 今日読んだのは菊池秀行の『幽剣抄』。 菊池秀行といえば「魔界都市〈新宿〉」シリーズや「吸血鬼ハンターD」などが有名ですね。私も中学生の頃、父に借りてよく読んでいました。でも大人になってから考えると、普通なら娘に貸す本ではないよねって感じがします。まあ、面白かったのでいいですけど。 先に断わっておきますと、『幽剣抄』には菊池作品に特有の超…

  • くねくねを見た話

    先日は怪談本を紹介しましたが、今日は私が唯一見かけた、不思議なものの話をしたいと思います。そんなに怖くはないと思いますが、その手の話が苦手な人はご注意ください。 あれは20年近く前、小学校低学年だった頃のことです。通っていた小学校が小高い山の上にあったので、毎朝急な坂道を登って通学していました。 坂の片側は崖といいますか、けっこう急な山の斜面になっていて、その斜面の上あたりに学校の隣の公園がありました。 ある日、いつものように友人と坂を登っている時、ふと上を見上げてみると、何か黒いものが崖の上に立っていました。 それは人の形をしていましたが、顔があるとか服を着ているとか人間らしいディテールが一…

  • 日本の夏、怪談の夏『拝み屋異聞 田舎怪異百物語』

    夏になると怪談が読みたくなります。最近はテレビで心霊番組をやらなくなったので特に。 今日読んだのは『拝み屋異聞 田舎怪異百物語』。作者の郷内心瞳氏は宮城県内で拝み屋をしており、その体験を元にした怪談本を何冊も出版しています。 今作も、旧家で行われた百物語会に呼ばれた際に起こった出来事を軸に、作者が見聞きした怪異が百話収められています。 実は、私も宮城県内に住んでおり、家の周りは田んぼと畑しかないド田舎です。 私はお世話になったことがないけれど、うちの町内にも拝み屋さんがおり、ある地区で人死にが立て続けに起こった時にはお祓いをしたりするような土地柄なので、今回のような田舎をテーマにした怪異譚は、…

  • イリアスと私

    小学生の頃、たかしよいちの「まんが世界ふしぎ物語」シリーズが好きでした。特にシュリーマンがトロイア遺跡を発掘する『よみがえる黄金の宝』の巻が好きで、何度も図書室から借りてきて読みました。 なぜいきなりこの話をしたのかというと、Fate/Grand Orderでパリスが実装されたからです。先日のアキレス腱の話も、パリス→トロイア戦争→アキレウスという流れで思い出したので書いてみました。 トロイア戦争と言えば、ホメロスの叙事詩イリアスが有名で、冒頭に挙げたシュリーマンも幼い頃、父親に読んでもらったイリアスに影響を受けて、遺跡を発掘しようとしたとか。(現在ではこの話の真偽が怪しいとされているそうです…

  • 夏と私と現実逃避『ねこと私とドイッチュラント』

    世間的には夏休みだそうですね。 私ですか? 夏休み? ありませんよそんなモノ。 こんなどこに行っても混雑する時期に休みたくないですし。いや、負け惜しみとかではなくホントに。 夏休みが欲しいかどうかは別として、猛暑の日本を抜け出して、どこかへ行きたい欲はあります。涼しそうなヨーロッパとか、今が冬の南半球とか。 でもそんな時間もお金もないので、海外暮らしの本や旅行記を、クーラーの効いた部屋で読むのが最近のお気に入りです。 今日、読んだのは『ねこと私とドイッチュラント』(ながらりょうこ)。物書きの仕事をしているトーコちゃんと猫のむぎくんの、ドイツでの日常を描いたコミックです。 むぎくんはねこですが、…

  • アキレスと私

    皆さん、アキレス腱って切ったことありますか? 私は切ったことがないのですが、相当痛いらしいですね。私が幼稚園の頃、切ってしまった同じ組の子が言ってました。 それで当時、アキレス腱がよく分かってなかった私は、父に「アキレス腱って何?」と訊ねました。 父はここ、と踵側の足首を指差し「無理な運動をしたりして、ここが切れると歩けなくなる。なんでアキレス腱っていうかというと、昔、アキレスという勇者がいて、ドラゴンを倒してその血を浴びて不死身になったんだけど、血を浴びた時に足首のところに葉っぱがくっついてて、そこだけ不死身にならなかった。その後、アキレスは足首を刺されて死んでしまったからココのことをアキレ…

  • 地上の楽園でC.M.B.を読む

    今日は仕事が休みだったので漫画喫茶に行ってきました。恥ずかしながら、2✕歳にもなって初めての漫画喫茶です。 外は猛暑だというのに、寒すぎず暑すぎずの程よい空調で、ドリンクバーは飲み放題、半個室で人目を気にせずにいくらでも漫画が読めるし、その場でご飯まで頼めるとはここが地上の楽園か? とさえ思いました。 さて、漫画喫茶に行って何を読んできたかというと『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』です。 ちょっと前に『捕まえたもん勝ち!』で加藤元浩を知り、調べたら『Q.E.D.』という漫画のベスト版として有栖川有栖セレクションが出てる! とまんまとKindleでセレクションシリーズを買いズブズブと加藤元浩…

  • 好きがぎゅっと詰まったミステリ『千年探偵ロマネスク 大正怪奇事件帖

    ミステリが好きです。 小説でもコミックでも映画でも、面白いミステリとの出会いは嬉しいものですが、もっと嬉しいのは自分と同じくらいミステリが好きな人に出会えたとき。『千年探偵ロマネスク 大正怪奇事件帖』(囲恭之介)は、そんな同好の士に出会えたかのような1冊でした。 時は大正8年。財閥総帥の庶子である秦野孝四郎はある日、病床の父に呼び出されます。父、秦野零明は彼に、孤島で開催されるオークションに出席し、人魚のミイラを競り落とすよう命じました。 余命幾許もない父は、食せば不老不死になる人魚のミイラで延命を図ろうとしているに違いない。母や自分を捨てた父を憎んでいた孝四郎は、人魚のミイラを手に入れた上で…

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  • プロフィール

    はじめましての方もそうでない方もこんにちは、るかといいます。 このブログ「薄荷脳の夢(はっかのうのゆめ)」は読書日記を中心に、映画とかゲームとか食べ物とか日常のことについて書いているの雑記ブログです。 特にタメになることは書いてませんが、暇なときにでも読んでやってください。万が一、面白かったら感想などいただけるとうれしいです。 以下、簡単なプロフィールです。 生年:1990年代 住んでるところ:宮城県のどこか山の中 仕事:接客業 趣味:読書、手芸、ゲーム、映画鑑賞 好きな作家:綾辻行人、京極夏彦、服部まゆみ、桜庭一樹、古野まほろ 好きな映画:闇のバイブル聖少女の詩、秘密の花園、モールス、クイー…

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