末期のすい臓がんと診断され、約3ヶ月ちょっとで旅立った母。 告知から闘病生活、葬儀までとこれから。。。 自分の心の整理の為に綴るブログです。
昨日は母の四十九日でした。数日前から忘れていた母との思い出が何故か頭に浮かびます。普段忘れていたことも次々現れます。すい臓がんがわかってから様々な情報収集をし…
「がんはもはや治る時代です」とある方のブログに主治医の先生からそう言われたとありました。そう、私もずっとそう思っていました。でも、母の治療の過程ですい臓がんは…
母が亡くなってから昨日まで、どうしても行かなきゃいけない場所にしか行ってませんでした。少し体調が良い時に夫が連れ出してくれようとしましたが、全く行く気になりま…
母が亡くなった日から葬儀までのことを、時々、うわーと頭に巡ることがあります。 真夜中の姉からの電話、廊下を全速力で走ったこと、真っ暗な母の家、不自然に明るく思…
母はハンドメイドが好きでした。刺繍、ビーズ織り、その昔は木目込み人形の師範を取るまで一生懸命取り組んでました。病が発覚してからまだ元気だった頃、何度も刺繍の材…
母がなくなるまでは自分が母のおかげでこの世に存在するんだという当たり前のことを考えたことはありませんでした。会社勤めの頃は会社がうるさかったので毎年人間ドッ…
母の通院と、私の持病の診察日が同じ曜日だった為、主治医の先生に事情を話、3ヶ月後の予約を取っていました。 私が見てもらっているのは女性科という女性専門をトータ…
「母ロス」という言葉があるそうです。 母を亡くした時に襲ってくる深い悲しみや苦悩のことだそうです。人によっては何年も「母ロス」から抜けられず苦しんでいらっしゃ…
私は物を作る仕事をしています。家で仕事することもよくあります。自分の好きなことなので仕事は好きでした。母の病がわかってからお客様や仲間とやること、私がいないと…
母が亡くなってから、人の言葉に敏感になりました。たぶん今心の壁が薄くなっていてすぐ傷つくんだと思います(笑)母は入浴中に亡くなりました。そのことを告げた時、姉…
母の病院に毎週付き添っていたのは、一人で行かせるのに不安があったからです。 行き帰りも混雑している電車に乗れるだろうか?から始まり、自分の状況を冷静に伝えられ…
今、私の家には真新しい、卓上IHと買ったばかりのステンレスボトルがあります。 母は体調が優れなくなってきても、時折食べたいものを口にしました。6月上旬、母が「…
母を荼毘に付した際、斎場の方から残骨を◯◯のお寺で供養して頂いきますね。と言われました。残骨の供養をしてくれるんだ…。少し安心しました。母がいるお墓は岡山県、…
納骨の日、看護婦をやっている従姉妹が来てくれました。彼女はがん専門病院やホスピス等で長年仕事をしてきています。「叔母ちゃんは眠るように亡くなったの?」と聞かれ…
母が亡くなってからしばらくして父の13回忌がありました。法事に参加してくれる親戚も高齢者が多い為、みんなの体調も考慮し、父の弟の1周忌と父の13回忌と少し早い…
抜け殻の日々が続きました。仕事もほとんどやらず(自分で小さな事業をしてます)、役所や金融機関等に手続きに行き帰宅すると泣きながらソファで寝てしまう。気がついた…
母の葬儀の次の日は、何をしていたか記憶がありません。たぶん、抜け殻みたいにただ時間が過ぎて行ったんだろうと思います。でも世の中の噂通り、悲しんだり思い出に浸っ…
母の葬儀の朝。梅雨の真っ只中でしたが、雨は降っていませんでした。前の日の夜、斎場の玄関には大きく母の名前が書いてある看板がありました。見慣れた文字が書かれてい…
私の父が亡くなった際、本人の希望で葬儀はせずにに荼毘に付して田舎の岡山に連れて行きました。母も自分も葬儀しなくていいよと元気な時に話してましたが、真意はわかり…
母が亡くなって3日後は外来の予定日でした。私は姉と二人で主治医の先生へご挨拶に行きました。当然、解剖をした別の先生か警察から連絡が入っているとは思いましたが、…
母が亡くなってから2日目。葬儀社から母の解剖が終わり午後には会えると連絡がありました。6月は亡くなる方が多く、解剖にも待ち時間が発生しました。解剖の結果、母の…
病院での無情な事情聴取が終わったら開放されると思いきや、自宅を拝見させて下さいとのこと。鑑識の人も合流し、いわゆる現場検証です。誤解のないように記載しますが、…
救命救急センターで母の死を告げられ、病院の方から警察が来るから待つようにと言われました。母の急死に思考が止まってしまっていたので、警察が何故くるのか理解するま…
6月25日の午前2時40分頃。私の携帯が鳴りました。姉からの電話。電話の向こうで姉は母が大変だ、救急車を呼んだ、すぐ来てと叫んでいました。私は母に今までにない…
6月24日、母が亡くなる約10時間程前。私はいつもの通り母の家へ向かいました。この頃は起き上がることがとてもしんどそうで、ベットにいることが多かったです。その…
母が亡くなったのは6月25日の真夜中。その5日前に最後の外来に行きました。その日、血液検査の結果もOKでいつも通り診察へ。主治医の先生は母の顔を見るなり、「具…
以前すい臓がん解明の為のアンケートに協力した母は亡くなる2週間前の外来で2回目のアンケートを受けました。最初にアンケートを担当した同じ看護婦さんが母を見るなり…
治療を開始してしばらくした頃、姉からLINEで「お母さんの足の甲が浮腫んでるんだよね」と連絡がありました。「次の外来で聞いてみよう」早速次の外来で確認したとこ…
今年は父の13回忌でした。時期は7月。非常に過ごしにくい季節です。母は病気が発覚してしばらくは、「お父さんの13回忌は、こんな体じゃ行く自信がない…あなた達に…
母のお腹の張りが一向に収まりません。利尿剤を飲んでも、腹水にはあまり効果がありませんでした。 診察日にお腹をエコーで見てみると、入院前よりも腹水が多くみられる…
入院して胆管ステントを終え、また外来で抗がん剤治療を行う日々が始まりました。 一向に食欲が戻らない。正確に言うと戻る兆しが見えていたのに痛みや緊急入院に邪魔さ…
緊急入院、胆管シャント処置、弟の他界が重なり、母のストレスは最高潮に達していたのだと思います。 叔父の葬儀の日も頻繁に電話をかけてきて色々と話してきますが、そ…
入院中の母の「せん妄」は日によって状況が変わり、面会にいって話していると普通の状態でいることが多かったです。 でも、夜になって一人になると不安だったのでしょう…
緊急入院をしたその夜中の3時頃。母に混乱が起こりました。 なぜ知っているかというと、退院してから色々おかしかった母の言動を本人に伝えてみたところ、そういえば。…
CTの結果、胆管が詰まってきているとの説明を受けた翌日から、37度越えの発熱がありました。 これまでも抗がん剤治療の次の日に、発熱することはありましたが、今回…
CTの結果を聞きに行く前日。私は病院についていくのが怖かったのを覚えています。 母の食欲低下やこの頃から足の浮腫みが目立ち始め、悪化しているんじゃないだろうか…
CTを撮りに行った日の帰り道。この日は点滴もなかったし、待ち時間もほとんどなかった為、母もいつもよりも気持ちが楽だったのでしょう。 近くのホテルのレストランで…
CT検査を行う1週間ほど前、腫瘍マーカーの結果が出ました。3項目の腫瘍マーカーは「微減・微減・微増」という結果に。どうゆうことか?と主治医に確認しましたが、C…
母は自分から医療用麻薬を飲むようになってきました。痛みの度合いは本人しかわからないものだけど、やはり当初から比べると痛みが強くなってきたのでしょう。痛みをコン…
医療用麻薬を処方され、私達と母の痛み止めバトルが毎日勃発しました。母は昭和の時代を生きた典型的な人間で、痛みを我慢してきた世代なのでしょう。看護婦さんも歴史が…
母の通院が始まってから1か月ほどが経過した頃。母の気持ちの浮き沈みもとても振れ幅があり、一日中泣いている日もあったり、冗談を言って笑ってる日もあったりしていま…
母の病がわかってから、私もだんだん体調が悪くなっていきました。 私は更年期障害真っ只中の年齢で、ホッとフラッシュのような一般的な更年期の症状がありませんが、非…
母の病気が発覚してから3日ほどは、家で毎日号泣していました。 でも、母の前では泣かないと決めていたし、次第に泣いている場合じゃないんだ、そんな暇があったら、母…
『精神腫瘍科』を受診後、母に少し変化がみられました。 根本的に前向きになったわけではありませんが、前を向こうと一生懸命頑張っていました。 何か愚痴を言ってもす…
『腫瘍精神科』を受診したことで、私にはわかっていなかったことが、また一つわかりました。 高齢者のがんはがんの治療だけを頑張ればよいということではないんだとい…
食欲が著しく低下していった母。 と同時にメンタル面もどんどん低下していきます。体調が比較的よい時でも、全く家から出ない日が続きました。 毎日のように母の家を訪…
抗がん剤治療が週1回、外来で始まりました。病院へは自宅から40分ほどの距離ですが、80歳の母にとってはとてもしんどい距離…。いや、距離だけの問題ではないですね…
母の検査入院はさほど待たされず、次の週になりました。2泊3日でMRIや生検の検査をしました。 検査入院までの数日間、私と姉はこれからのことを話し合いました。 …
今日で母が亡くなってから、23日が経ちました。個人的には。。。悲しいとか寂しいという言葉は少し違う気がします。なんていうんだろう。。。感情が停止しているという…
CTの結果が出ました。 近所の内科の主治医の先生は母のCTを見るなり、『すぐに〇〇病院に電話して診察してもらいましょう。』と一言。 この主治医の先生はがん専門…
今年の2月。母がなかなか治らない腹痛を気にしていました。 いつも血圧の薬などをもらっている内科の先生に相談したところ、お腹のCTを撮ることに。 少し大きめの病…
2019年6月25日の真夜中。すい臓がんで闘病中だった80歳の母が亡くなりました。 このブログは、自分が前を向いて歩き出す為に書くことで心の整理をつけようと綴…
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