はやり歌の世界、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、テレビの感想、旅行の思い出などについて綴っています
「はやり歌の世界」昔のヒット曲、個人的に名作と感じる曲を取り上げ、分析・解説しています。 「ヴァイオリン演奏」演奏家として、マスメディア出場やステージ活動について語っています。 「言葉の使い方」自分なりの考えを述べています。 「テレビの感想」最近の編成・演出へのコメント、個別番組の感想などが内容です。 「旅行の思い出」全都道府県・海外の旅行記を随時連載しています。
2020年9月
活動終了のお知らせ。1年半お世話になりありがとうございました。
突然ですが、本日をもって当ブログ活動を終了することとしましたので、お知らせいたします。 2019年3月21日の開設以来、ちょうど1年半。 「毎日更新」で皆様に記事をお届けして来ました。 この間、自分なりに丁寧にブログと付き合って来ました。 拙文を読んで下さる方々には、精一杯誠実に対応して来たつもりです。 その結果、「ブログ中毒」状態になってしまった自分がいました。 ブログのために、寝不足でも早起きして真っ先にパソコンを立ち上げる。 起きている間、ずっとブログの動向が頭から離れない。 めったに灯ることのない、画面右上の「あなたへのお知らせ」に通知が届くのを、今か今かと待ちわびる。 何度閲覧しても…
「キャラがかぶっている」と感じる芸能人。男女別トップ3プラス「番外編」
芸能界では、何よりも「個性」が命。 好かれても嫌われても、唯一無二のキャラクターを発揮することが求められます。 毎年のように行われる「好きなタレント・嫌いなタレント」ランキング。 「好きなタレント」に選ばれる一方で、同時に「嫌いなタレント」にランクインしている人も多くいます。 昔「嫌いなタレント」だったのが、徐々に好感度アップするケースもあります。 要は「他人にはないユニークな存在感を放って、注目される」ことがポイントです。 ところが、多数のタレントが群雄割拠する中で、見た目だけに限らず、醸し出す雰囲気が似ている、いわゆる 「キャラがかぶっている」 芸能人も存在します。 当の本人や熱心なファン…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.12 ひとり列車に乗ってあなたの待つ街まで~】「夜汽車」
オリジナル作品、12回目のタイトルは 「夜汽車」 です。 過去連載でも触れているように、楽曲作りには「詞先」「メロ先」の2パターンがあります。 詞先:最初に歌詞があって、あとからメロディーを付ける メロ先:最初にメロディーを作って、あとから歌詞をはめ込む 作詞パートナーがいて歌作りをする際、私自身の理想(希望)としては、先に自由にメロディーを作る方が正直やりやすいのですが、現実は7:3ぐらいで「詞先」=歌詞にメロディーを付ける形で出来上がっています。 これまでの音楽人生で、作詞家とたくさん付き合って来たので、歌詞を持ち込まれて曲付けを依頼されることは幸せだと思っています。 この歌は、作詞パート…
【懐かしい歌No.99 エキゾティックなムードが輝くナンバー】「シスター」ポルノグラフィティ(2004)
デビューが1999年の彼らを、連載「No.99」として取り上げる… 「偶然」ではありません! ポルノグラフィティ。 誰もが彼らの存在を知る今だからこそ、ユニット名もごく自然に受け入れています。 しかし、その名を最初に聞いた時… 目立たなければならないことは、よくわかる。 しかし、通常の会話では卑猥な言葉として避けられがちな用語が、ユニット名に堂々と使われている・・・ そのインパクトの大きさに度肝を抜かれたものでした。 彼らをテレビで最初に見たのは、石橋貴明・中居正広がMCを務めていたTBS系の歌番組「うたばん」でした。 デビューしたての頃、「ブレイク前のバンド」としていくつか紹介されたグループ…
「間違いだらけの」と言われるとドキッとする健康法~ウォーキング・筋トレ・ラジオ体操・早寝早起き・半身浴・「カラダに良い」食物全般
テレビで取り上げられない日はないほどよく見かけるワードとして、「健康」があります。 それ自体を番組名に冠したレギュラー番組もありますし、バラエティーの中のワンコーナーとしても定着している感があります。 「健康」は、人生永遠のテーマ。 「グルメ」と並んで、話題が尽きることはないのでしょう。 そこでは、さまざまな「健康法」が紹介されます。 「ダイエット」とセットにして語られることも多いです。 具体的な種類はキリがありませんが、思いつくままに挙げると… 睡眠 運動:ウォーキング・体操・筋トレ・スイミングなど 足裏マッサージ 呼吸法 入浴:時間・半身浴 アロマテラピー 栄養管理:食事回数・量・カロリー…
コンビニにトイレを借りるだけで入店したら、モノを買う?買わない?
街を歩いていて、不意にトイレに行きたくなった時、どうするか? 小さく、かつ一時的かもしれませんが、「深刻な問題」でもあります。 まずは、電車に乗っている場合。 「降りた駅」が一番確実です。 日常生活で使う駅であれば、ほぼ間違いなくトイレが設置されています。 ただし、ほとんどの駅のトイレは「改札内」にあります。 もし駅の近くにいたとしても、トイレを使うためだけに駅を使うことは普通ありません。 「どうしても」となれば、入場料(初乗り運賃分)を払って…もあり得なくはありませんが、少なくともそういう目的で駅構内に入った記憶はありません。 次に考えるのが、デパートやショッピングモールなどの「商業施設」。…
【懐かしい歌No.98 現・女優のアイドルデビュー曲】「卒業」斉藤由貴(1985)
「はやり歌」の世界で、季節の風物詩として取り上げられる題材のトップ3が 「桜」「卒業」「クリスマス」です。 このうち「桜」と「クリスマス」に関しては、すでにスタンダードナンバーとしていくつもの曲があふれているところへ、今でも毎年のように新曲が追加されて、一種の飽和状態にも見えます。 「卒業」をタイトルにした歌は、最近こそやや影をひそめた感がありますが、70年代以来、楽曲が多く発表されました。 1975年、ユーミンが荒井姓だった頃の「卒業写真」。 1976年、「わたしの彼は左きき」でアイドルの一時代を築いた麻丘めぐみが「卒業」をリリース。 1979年、倉田まり子のデビュー曲は「グラデュエーション…
【子役出身俳優】子ども時代も、大人になってからも活躍している俳優たち
芸能界には「子役」というポジションがあります。 幼稚園・小学校低学年の頃から劇団に所属し、オーディションで映画やドラマに抜擢されるのが一般的です。 もちろん、子どもと言えども高い演技力が求められ、デビューするにはハードな関門が待ち受けていることは間違いありません。 そんな彼ら。 「幼い」というだけで実力以上に評価され、あるいはそのイメージが強く残り過ぎて、「俳優としてうまく大人になれない」ケースがよくあります。 「子役出身者は、大人になると活躍出来ない」 ジンクスがあると言われる所以です。 「現在活躍中の俳優が、実は子役経験者だった」ケースは、意外に多いです。 しかし彼らは、「子役時代に大活躍…
まったく同じ名称の市名や区名が全国にこんなにある。表記は違うが同じ読み方の市名も
昨年、日本人の苗字の多様性についての記事を載せました。 saewataru.hatenablog.com 苗字は、出身地と深く関連していると言われます。 地名にも同じような特徴があるのでは? すなわち、地名も実に多種多様なのではないか?と思うことがあります。 その一方で、逆に 「同じ名称」の地名が市・区レベルでたくさん存在しています。 漢字や読み方までまったく同じであるもの、表記は違っても(漢字とひらがな、のように)同じ読み方をするもの。 きっかけは、東京特別区および各政令指定都市にある「区名」でした。 たとえば・・・ 東京23区には「北区」がありますが、そういえば大阪市にも「北区」があった。…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.11 季節が巡っても君は還って来ない】「冬から冬への挽歌」
オリジナル作品の連載、11回目。 本日のタイトルは 「冬から冬への挽歌」 です。 「君を失った悲しさ」を、季節の移ろいになぞらえた歌った歌です。 人に慰めてもらってもなかなか癒えるものではない。 それでも季節は、確実にその彩を変えていく。 今は冬。 手のひらに降る雪よりも、心が冷え切っている主人公。 さまざまな生命が芽生える春。 日焼けした肩をそっと抱きしめた夏。 収穫の秋も、果実は憂い色。 そして再び「あの冬」が訪れる。 そして今も、君への気持ちは変わることはない・・・ <歌詞> 人はみな慰め顔で 時がいつか癒してくれると 君を失った悲しみを 気遣ってくれるけれど 友だちとおしゃべりしてて …
【懐かしい歌No.97 モ~ニングモ~ニングが印象的に耳に残る】「きみの朝」岸田智史(1979)
今でも、テレビでさわやかな朝の場面をオンエアする時に、サビの 「♬モーニング モーニング きみの朝だよ~」 の部分がオンエアされることのあるこの歌。 「ナニナニと言えばダレダレ」 のキーワードやキャッチフレーズを持っていると、当事者にとっては大きな強みになります。 1976年に歌手デビュー。 1979年には俳優としてもデビューし、そのドラマの挿入歌として起用された8枚目のシングル 「きみの朝」 がオリコン最高位1位を獲得。 大ヒットとなります。 もともとのタイトルは「モーニング」だったとか。 もしもそのままだったら、これほど話題になったかどうか… 「きみの」を入れただけで、格段にインパクトが出…
「住みたい街ランキング」の不思議。基準は「駅」単位。だとしたら上位の街は本当に「住める」のか?
「住みたい街ランキング」。 マスメディアでも、よく取り上げられるワードです。 住宅・不動産会社「SUUMO」が発表した関東版「総合ランキング」によると、 1位から10位までは、以下の名前が挙がっています。 (近畿版・中京版など、ほかのエリアのランキングもあるのだと思います) 1位:横浜 (神奈川)2位:恵比寿 3位:吉祥寺 4位:大宮 (埼玉)5位:目黒 6位:品川 7位:新宿 8位:池袋 9位:中目黒10位:浦和 (埼玉) 「関東版」といえば対象は1都6県あるはずなのですが、10位までのうち7つは東京都内。 神奈川が1つ、埼玉が2つ。 ほかの県の街はランクインしていません。 このランキングに…
【超広大な敷地に伝統建築物の宝庫】ぜひ訪れたい。文字通りのタイムスリップ体験「博物館明治村」~全都道府県旅行記・愛知県
公私共に東京・大阪間を数えきれないほど往復する中で、愛知県は必ず通る土地。 また、出張先として名古屋市内にも何度も降り立っています。 しかし、それは新幹線とオフィスとホテルに立ち寄るだけの、ドライな滞在ばかり。 愛知県内はおろか、名古屋市内の観光さえする機会がありませんでした。 せいぜい、オフィスの比較的近所にあった「名古屋城」の遠景を望むくらいのものでした。 一度「愛知県」内をしっかり旅してみたい。 その中で真っ先に浮かんだ先が、「博物館明治村」です。 www.meijimura.com 南北1100m、東西620m、総面積100万㎡というとてつもない広大な敷地内に、江戸時代からの伝統建築や…
【懐かしい歌No.96 夏の終わりのスタンダードナンバー】「少年時代」井上陽水(1990)
夏も終わりに近づくと、今も毎年のようにこの曲がどこかしこで流れます。 発売から30年を経て、すっかり「晩夏のスタンダードナンバー」となった感のある曲です。 井上陽水。 デビューは1969年。 もう50年以上活動を続けています。 当初「アンドレ・カンドレ」というユニークな芸名でしたが、1972年に本名の漢字(本名の読みは「あきみ」)に。 1973年9月に発売された「心もよう」が大ヒット。 それを受けて、半年前にすでにリリースされていた「夢の中へ」も注目されるようになりました。 10年以上経ってから、斉藤由貴がまったく異なるアレンジにてカバーし、こちらもリバイバルヒットしています。 ♬探し物はなん…
【オリコンニュース】サイトの「顧客満足度ランキング」のカテゴリー数がハンパない!音楽チャートだけの会社ではなかった
「オリコン株式会社」。 私には非常に馴染み深い社名ですが、皆さんはいかがでしょうか? 1967年に、前身の「オリジナル・コンフィデンス社」が設立されました。 日本で初めてのレコード売り上げランキング誌である「コンフィデンス」を創刊しました。 以来、現在まで長きにわたって 「音楽のヒットチャートと言えば、オリコン」 と言われ、日本で最も知名度の高いヒットランキングを発表・提供して来ました。 www.oricon.co.jp 「歌」に関しては、ポップス・演歌・洋楽など異なるジャンルごとの順位、また関連製品として、DVDや書籍の売り上げランキングも発表しています。 さらに2018年からは、一般大衆の…
クリニックで聞かれる「患者さま」の呼びかけ。「医者と患者」は「店と客」とは異なる微妙な関係
幸いにしてそんなにしょっちゅうではありませんが、それでも年に数回はなにかしらの病医院のお世話になることがあります。 普通のお店に行く場合。 こちらから出かけて行って、何かしらの商品を買い求めて、あるいはサービスを受け取って、その対価としてのおカネを支払う。 それが一般的なスタイルです。 クリニックに行く場合。 これも、行動の流れはまったく一緒です。 しかし、「受け取るサービス」が「医療」であるというだけで、先方とこちらの関係はまったく異なったもの(ある意味逆)になります。 お店の場合、 店員が発する言葉は、 来店時には「いらっしゃいませ」、 退店時には「ありがとうございました」が常套句。 我々…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.10 見送って改めて親のありがたみを想う】「親と云うものは」
昨日は誕生日に際して、たくさんのお祝いコメントをありがとうございました。 オリジナル作品、連載10回目となる今日の歌は 「親と云うものは」 です。 最近のJ-POP作品の舞台は、ほとんどが 「あなたと私」 「君と僕」 「お前とオレ」 を主役にしたラブストーリーです。 演歌のジャンルでは、結婚したあとの男女を描く「夫婦〇〇」的な世界もよくありますが、ポップスではたいてい「結婚前」の交際の設定が主になっています。 それが、聴く人々が最も感情移入出来る世界だからでしょう。 一方で、愛情を注ぐ相手として「家族」の存在も外すことは出来ません。 中でも両親は、 「いてくれて当たり前」 「何でもしてくれて当…
【懐かしい歌No.95 トレンディー⇒大物女優のアイドル時代の代表作】「セクシー・バス・ストップ」浅野ゆう子(1976)
本日、ブログ開設後2度目の誕生日を無事に迎えることが出来ました。 9月5日に、くしくも連載No.95。 本日選んだのは 浅野ゆう子。 「あの有名女優」にもこんな時代があったのだ… そんなお話です。 アイドルとしてデビューした歌手が思うようなヒットを残せなかった場合に、よく使われる「決意表明」コメントが、 「これからは、女優として頑張って行きます!」 というもの。 そんな時、偏見かもしれませんが、 「歌がダメだったら、1本でもドラマに拾ってもらえれば『女優』を名乗れる」 のような雰囲気を感じてしまう時があります。 それで長い期間実績が残せるほど、女優業は甘い世界ではありません。 浅野ゆう子が「ア…
1年のうち、どれくらい仕事(出張)で「ホテルに宿泊しているか」。 一番多かった1年を振り返ってみると、 <国内:3か所> 大阪3回(2泊・2泊・2泊) 岐阜1回(4泊) 博多1回(3泊)。 <海外:8か所> 上海1回(6泊) シンガポール1回(6泊) ハノイ1回(6泊) ニューヨーク1回(6泊) 香港1回(4泊)、深圳1回(6泊=香港と連続で土日をはさんで計10泊) インディアナポリス1回(6泊) ソウル1回(6泊)。 通算で約2か月も、仕事がらみで家を空けていたことがわかりました。 国内なら土地勘もあり、もちろん言葉に問題はなく、食事も馴染みがある。 一方、海外は当然のことながら、そのすべて…
【懐かしい歌No.94 これぞ大阪ベイブルース!でもタイトルはやっぱりこれ!】「悲しい色やね」上田正樹(1983)
サビの歌詞にもありますが、 これぞ「大阪ベイ・ブルース」! それが、初めて耳にした時の印象でした。 この曲が発売された80年代前半は、男女ともにアイドル全盛期。 「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」「夜のヒットスタジオ」といった歌番組では、入れ代わり立ち代わりアイドルたちがステージを飾っていました。 そんな中、ひときわ異彩を放っていたのが、しわがれた声の髭面・メガネのオッサンでした。 (オッサン呼ばわりしてしまいましたが、この画像当時、まだ34歳でした) 大阪港を舞台に、別れのシーンを切々と歌い上げる姿に、妙に惹かれました。 セリフが大阪弁なのも特徴的ではありますが、それ以上に心に染み入ったの…
社内のトラブル報告時。「言い訳」と咎められないための要領の良い説明手順
会社という組織での仕事上のストレスは、仕事そのものよりも人間関係にアリ… そんな記事を去年書きました。 saewataru.hatenablog.com その時の結論は「問題となる人と適当な距離感を保つ」だったのですが、現実にはそれだけでは片づけられない。 「面と向かって対処しなければならない」ことの方が多いです。 ある日、部下のAくんがやってきました。 Aくん自身、新人社員Bくんをはじめ何人かの部下を束ねるグループリーダー的立場の人間でした。 顔つきからして、あまり良くない話のようです。 話題は、Aくんの部下に当たる新人社員Bくんが起こしたミスでした。 ただ、私が判断するに、それほど重大なミ…
【懐かしい歌No.93 夏の終わりに沁みる1曲】「ガラス越しに消えた夏」鈴木雅之(1986)
グループ「シャネルズ」が結成されたのは1975年のことでした。 そして、5年後の1980年。 グループみなが顔を黒く塗り、それまでのJ-POPにはなかった「ドゥ・アップ」というブラックミュージック独特のリズムに乗せて歌った「ランナウェイ」がヒット。 サウンド的にも、ビジュアル的にも、「衝撃的」な登場でした。 その後も同じ路線で「ハリケーン」「街角トワイライト」と立て続けにヒットを飛ばし、活動は順風満帆に見えました。 ところが3年後、知名度の上がって来たグループ名を突如変更して「ラッツ&スター」に。 (ちなみに、アルファベット表記すると「RATS & STAR」で「回文」になっています) 「なぜ…
2020年9月
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