はやり歌の世界、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、テレビの感想、旅行の思い出などについて綴っています
「はやり歌の世界」昔のヒット曲、個人的に名作と感じる曲を取り上げ、分析・解説しています。 「ヴァイオリン演奏」演奏家として、マスメディア出場やステージ活動について語っています。 「言葉の使い方」自分なりの考えを述べています。 「テレビの感想」最近の編成・演出へのコメント、個別番組の感想などが内容です。 「旅行の思い出」全都道府県・海外の旅行記を随時連載しています。
「芸名と本名のイメージギャップが大きい芸能人」&「芸名かと思ったら本名の芸能人」
ニンゲン誰でもそうですが、特に 芸能人は「名前」がその人の顔そのもの。 「タカラヅカ」ほどの「いかにもネーム」ではないにせよ、芸名を得てこそ芸能人になったようなもの。 どんな芸名をつけてデビューするかは、その後の活動に大きな影響を与えそうです。 見ている側としては、「どう考えても芸名」であることはすでに織り込み済みとして、ふだんその人を見ています。 一方で、何かの折に彼ら・彼女らの「本名」を知ると、時にそのギャップの大きさに驚くことがあります。 中には、本名にもけっこうインパクトがあって、そのまま芸名としても通用しそうな名前もあったりします。 「誰でも知っている芸能人」の意外(?)な本名。 芸…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.9 「最後の恋」は「最高の恋」。永遠の愛を誓う純粋ラブソング】「My Shining Star」
オリジナル作品の連載、9回目。 本日のタイトルは 「My Shining Star」 です。 主人公は、結婚したてのカップル。 奇跡の出会いを遂げ、結ばれたことの幸せをかみしめています。 灯したキャンドルを目の前にしながら、これを「最後、かつ最高の恋にしよう」と誓い合う二人。 「最後の恋」という表現は、歌の世界では別れの場面によく使われます。 しかしこの歌では、逆に「君との恋が人生最後=ずっと添い遂げる」ハッピーな意味で表現しています。 「君は僕の輝く星だよ!」など、歌の世界でもないと表現出来ません。 永遠の愛を誓う、交じり気なしの純粋ラブソングです。 <歌詞> 人波あふれる 都会の中で 君と…
ブログから離れようとお考えのあなた、離れそうになってしまっているあなたへのメッセージ
ブログを卒業しようとお考えのあなたへ ブログ更新が滞り気味のあなたへ ご訪問ありがとうございます。 今日もお元気でお過ごしですか? お忙しい時間をやりくりしながらの記事ネタ探し。 そして、じっくり時間をかけての執筆・更新、本当にお疲れさまです。 たゆまぬその熱意に、心から敬意を表します。 ブログを開設した当初、あなたには何かしら書きたい目的があった。 何らかのきっかけがあったはずです。 とは言え、「日々更新」の意気込みを実現するのは、口で言うほど簡単ではありません。 投稿に当たっては、何かしら「軸」となるテーマを設定していらっしゃることと思います。 「料理レシピ」 「飲食店紹介」 「旅行記」 …
「~みたいな!」を語尾に付け加える口ぐせ。いったい何を「たとえて」いるのか?と思ったら、意味を持たない「ぼかし言葉」だった
言葉は世につれ、どんどん変わって行くものです。 中でも特に 話し言葉の変化は、目まぐるしいです。 毎年発表される「新語・流行語」のような「はやりすたり」のレベルではなく、 「言い回し」そのものがどんどん変わって、そのまま定着しているのです。 下記2つのリンクは、ブログ開設初日に投稿した記事。 日本語の変化(乱れ)が気になったことが、ブログを書こうと思ったきっかけのひとつでもありました。 ひとつが、もはや完全に日本人の言葉遣いの中に完全に定着「してしまった」・・・ 「ら抜き言葉」。 saewataru.hatenablog.com そしてもうひとつが、 「~とか」の「乱用」とも言える使用です。 …
【懐かしい歌No.92 花の82年組。大器晩成でひとり勝ち?】「少年たちのように」三田寛子(1986)
デビューは1982年。 80年代の音楽を知る方なら、「花の82年組」という言葉も耳馴染みがあるかと思います。 三田寛子も、アイドルとしてデビューしたその中のひとりでした。 しかし、この年にデビューした女性アイドルの中で、決してトップクラスではなかった。 saewataru.hatenablog.com その後数年間の実績であえてグループ分けすれば、 中森明菜と小泉今日子が、ヒット曲の量産数では「2トップ」。 松本伊代・堀ちえみ・早見優・石川秀美は、コアなファンならばそれぞれ1つ2つの代表作は挙げられたとしても、「人と歌が結びついた」ヒット曲をたくさん持っているわけではない「2番手」。 三田寛子…
「がんばるな。ニッポン」がキャッチコピーのこのCM。テレワーク推進を「働き方改革」の一環と理解する一方、モヤモヤするのはなぜ?
先月から、首都圏エリアで次のようなCMが頻繁に流れています。 今週からは、関西圏でもオンエアされることになっているようです。 全国的には、展開されていないのかもしれません。 提供元は、「サイボウズ社」。 システム導入・構築サポート、アプリ開発などを行うIT企業です。 勤務先でも、従業員のスケジュール管理用システムに同社の製品が導入されているため、個人的にも馴染みの深い社名です。 ご覧になったことのない方々のために・・・ そのサイボウズ社が提供する15秒のスポットCMが、こちらです。 www.youtube.com 震災や災害が起こった時。 被害者を励ます言葉、あるいは当事者目線で勇気や元気を奮…
「クローズドクエスチョン」の愚問を発するインタビュアー~「はい・いいえ」が自由に回答できないその尋ね方では困ってしまう
すでにご存知のように、質問のタイプには、 「オープンクエスチョン」 「クローズドクエスチョン」 の2つがあります。 「オープンクエスチョン」とは… 「はい・いいえ」ではなく、どんな風かを回答者が自由に答えられる質問の仕方です。 たとえば、 明日の会議の準備はどう? アルコール類は何が好き? 趣味は何? <オープンクエスチョンのメリット> 自由に回答出来るので、会話が盛り上がりやすい 想定外の意外なアイディアを発見することが出来る <オープンクエスチョンのデメリット> 回答しにくい内容の場合、答えにつまって話が続かなくなる 親しくない間柄の時には、内容が深く突っ込み過ぎと敬遠されがちになる 「ク…
【書評は要らない?】宝島社「VOW」~「読者投稿コーナー」の傑作集の笑える中身
本屋の雑誌コーナーを立ち読みしていた時のこと。 派手な表紙の本が目にとまりました。 「宝島社」という出版社は、以前から耳にしたことがありました。 しかし、目に飛び込んで来たタイトルに描かれている 「VOW」 の文字の意味は、すぐには理解出来ませんでした。 しかも、カタカナで面白おかしく「バウッ!」と書かれている! その3文字の正体は 「Voice Of Wonderland」。 同社の雑誌「宝島」に掲載されている「読者投稿コーナー」を単行本化した、半世紀近い歴史を持つ、「立派なシリーズ本」でした。 投稿の中身は、「街中の風景写真や新聞記事」が題材です。 ところが、それは通常の画像ではない。 主…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品No.8 紅茶に砂糖は入れず~】「君想ふとき」
オリジナル作品の連載。 8回目の今日は 「君想ふとき」 です。 先月の段階でリストにアップしていたため、すでに複数回の閲覧をいただいていますが、改めてここにご紹介します。 この曲は、最初に歌詞を受け取り、後からメロディーを付ける形で出来上がりました。 歴史的仮名遣いのタイトルに、作詞者のこだわりが感じられます。 愛する「君」とのちょっとしたいさかいで、別れてしまった「僕」の物語です。 性格が不器用で、上手に恋を続けられない主人公のようです。 2番のサビに当たる 「♬紅茶に砂糖は入れず 君想ふ」 「♬苦くなるほど 甘い記憶」 「お茶を飲むたび君を思い出す」というさりげないフレーズにピンと来て、こ…
【懐かしい歌No.91 子役出身のスパーク3人娘が洋楽に挑戦】「あなたしか見えない」伊東ゆかり(1978)
今日も「おそらくこの場でしか耳にされることがないであろう」懐かしい歌を取り上げます。 歌い手の名は、伊東ゆかり。 1960年代の歌謡シーンを語るのに欠かせない存在のひとりです。 小学生時代から進駐軍キャンプで歌い始め。 そして、11歳だった1958年「かたみの十字架/クワイ河マーチ」で本格レコードデビュー。 10代の頃は、洋楽のカバーを多く歌っていました。 そして、1967年にリリースした「小指の想い出」。 ♪あなたが噛んだ 小指が痛い 昨日の夜の 小指が痛い~ 印象的な歌詞で始まるこの歌は、当時知らぬ者はいないほどの「国民的なヒット」となりました。 シンプルきわまりない覚えやすいメロディーと…
【左利きあるある】人口の1割しかいない「少数派」は、こんなにも不便を強いられている。左利きの有名人・偉人・芸能人は?
左利きの人は、全人口の約10%いると言われています。 かなりの「少数派」です。 私は、その少数派の一員です。 世の中のあらゆるものやシステム・考え方は、右利きを前提として作られています。 9割の人には体感出来ない 「左利きならではの『あるある』」がたくさんあります。 横書きのノートだと、手が汚れる 文字は、「左から右へ」書き進めて行きます。 これを左手でやろうとすると、すでに書いた文字の上を手が動くことになります。 結果、紙が汚れやすくなります。 英文字を左手で器用に書く英語圏の人々を時々見かけますが、同じ苦労があるのだろうと思います。 食卓に座る時、場所を考えないと手がぶつかる 食卓では、必…
県庁所在地が「絶対的エース」ではない県8選~福島・茨城・群馬・静岡・長野・三重・鳥取・山口
県庁所在地といえば、たいていはその県の中心地。 人口規模も圧倒的に大きい、いわば「県内の絶対的エース」です。 たとえば… ランダムに県名を選んで、「10秒以内に、県庁所在地以外の市を3つ挙げよ」などと尋ねられてすぐ答えられる人は、おそらく地元出身者か、よほどの「地理マニア」かと思います。 それだけ、県庁所在地の存在感は大きいのが普通です。 ところが全国には、県庁が置かれていても「圧倒的センター」とは言えない都市もいくつかあります。 人口規模を根拠に、実際に足を運んだ感触も含めて挙げてみます。 福島県 面積が広く、やや東西に長い形をしている福島県は、タテに3つの地域 「浜通り・中通り・会津」 に…
【懐かしい歌No.90 ミステリアスで飾らない実力派シンガー】「やさしさで溢れるように」JUJU(2009)
現在「現役」として活躍している女性ソロ歌手の中で、「もっと脚光を浴びて然り」と感じるひとりが、 JUJU です。 ステージでは帽子を着用するなど、全体的にミステリアスなムードを醸し出している面もあり、一種独特な雰囲気と存在感を確立しているシンガー、という印象があります。 それでいながら、バラエティー番組で見せる「飾らない」素顔とのギャップがまた魅力。 これだけの実力・実績を持ちながら「紅白」に無縁なのも謎です。 (「紅白」がすべて、ではありませんが…) 10代の頃にジャズシンガーを目指して単身NYに渡ったキャリアからもうかがえるように、ジャズだけでなくソウルやR&B含め、洋楽ナンバーを広く歌い…
「来週」「翌週」「次週」を使い分けられていますか?「月」にも同様に「来月」「翌月」「次月」の呼び方がある。ところが「日」には「翌日」しかない
「来週」、「翌週」、「次週」。 日常的には、いずれも「来たるべき次の週」として同じ意味で使っているような気がします。 しかし、過去に「ゼロ」と「零」には厳密には違う意味があると書いたように、それぞれの言い方には微妙な違いが存在しています。 saewataru.hatenablog.com まず「来週」とは? 辞書には「今週の次の週」とあります。 つまり、現時点=今週から見た次の週が「来週」となります。 今日は8月18日ですから、「来週の火曜日」は7日後の8月25日を指すことになります。 次に「翌週」とは? 同じく辞書では、「その次の週」とあります。 これだけだと「来週」と同じように見えますが、…
「こまどり姉妹」「叶姉妹」「阿佐ヶ谷姉妹」。本物の姉妹は誰でしょう?
芸能界には、兄弟・姉妹で活躍している人物が多数います。 歌手や漫才師(現在は「芸人」という言葉に統一されつつあります)などでは、コンビでの活動もアリ。 俳優の世界にも兄弟姉妹はいますが、活動はそれぞれひとりずつのケースが基本です。 ともに同じ業界にいても、仕事そのものが「ソロ」を基本としていますから、ある意味当然かもしれません。 そんな中、 コンビで活動し、しかもコンビ名に堂々と「姉妹」を名乗っている2人組がいます。 タイトルに挙げた「ミニクイズ」。 多少なりとも芸能界やテレビに興味のある方には、すぐお分かりの愚問かもしれません。 「世代」でない方、興味のない方にとっては、今日のネタ自体がそも…
「負けて終わって獲得した銀メダル」より「勝って終わって獲得した銅メダル」の方が称賛されているように思える、妙な感覚
オリンピックと言えば「メダル」。 もちろん金メダルの価値は絶大ですが、3位圏内に入るのでも非常に偉大なことと思います。 金メダルは、どの競技でも勝ち続けて最終的に「トップ」になった選手に与えられます。 一方、当たり前ですが 銀メダル・銅メダルはトップではない。 どこかのプロセスにおいて「負け」の要素が入ります。 陸上競技は、トラック・フィールド・マラソン含め、公正に「数字」で順位が決まります。 競泳も同様です。 「100メートル走・競泳・マラソン」であればタイムで。 「走り幅跳び・高跳び」であれば、飛んだ長さ・高さで。 「〇〇投げ」であれば、やはり投げた長さで。 予選~決勝のプロセスはあります…
【懐かしい歌No.89 漢字1文字のシンプルなタイトルに深み】「奏(かなで)」スキマスイッチ(2004)
1999年、ヴォーカル・大橋卓弥とピアノ・常田真太郎によりユニット結成。 2003年にメジャーデビューしています。 ユニークなユニット名 「スキマスイッチ」 の由来は、常田の住んでいた部屋で偶然目に入った窓の「隙間」と、電気の「スイッチ」から誕生したと言われています。 2004年、2枚目のシングルとして発表されたのが 「奏(かなで)」。 ユニット名同様、過去に例を見ない珍しいタイトルに、まず注目しました。 (ブログ同様、タイトルは重要ですね…) その「正体」は… アコースティックギターとピアノ・ストリングスがバランス良くミックスした、シンプルかつ美しい音色に乗せて、別れのシーンを切々と歌うバラ…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.7 カリブ海でリゾート気分】「カリブの風と夕陽とペーパーバック」
オリジナル作品の連載、7回目。 本日のタイトルは 「カリブの風と夕陽とペーパーバック」 です。 カリブ海の島が舞台。 夏の風に吹かれながら、のんびり寛いでいる。 片手には「ペーパーバック」の本を携えて。 (最近、あまりこうした呼び方はしなくなりました) ビーチからの眺めや「現実逃避気分」を、歌詞の中に存分に織り込んでいます。 エキゾチックな楽器やパーカッションを使って、海外のリゾート気分を盛り上げるアレンジにチャレンジしています。 せめて歌の世界だけでも、夏旅行を味わってみたいものです。 <歌詞> 読みかけのペーパーバック 砂の上に放れば わけありげの アバンチュール その続きは 風に訊いて …
「老後2000万円」の愚報にツッコミまくる。非現実的な算定根拠。貯蓄「平均額」のワナ。統計の信憑性にも疑問。4割の人は本当に70歳まで「働きたい」のか?
昨年、金融庁の発表したいわゆる 「老後2000万円資金」 問題が大きくクローズアップされました。 ほかのニュースに埋もれて、今はほとんど忘れ去られている話題ですが、問題が自動的に解決したわけではありません。 最初にこれが報じられた時は、情報番組のコメンテーターや街角インタビューの声も含めて 「年金をもらう65歳までに2000万円なんて!」 「とんでもない額のおカネをどうやって用意すればいいのか?」 といった論調がほとんどでした。 「2000万円」という金額だけがクローズアップされてひとり歩きし、その根拠と本質がまったく認識されていませんでした。 この算定の根拠となった主な前提は、以下の通りです…
【懐かしい歌No.88 超・社会現象を起こした伝説の2人組】「うたかた」ピンク・レディー(1980)
歌の世界にとどまらず、世の中に「瞬間最大風速的」に影響を及ぼした 「ピンク・レディー」 という「社会現象」があった… それが現在どの程度記憶されているのか、もはや想像がつきませんが、ひと言 「一大ムーブメント」 を起こしたことだけは事実です。 コンビとしての活動期間は、1976年8月から1981年3月までのわずか4年半。 そのうち、オリコン1位を獲得し続け活躍が絶頂だった時期は、1977年から78年にかけての、わずか2年間ほどでした。 しかし、デビュー曲の「ペッパー警部」から 「SOS」 「カルメン'77」 「渚のシンドバッド」 「ウォンテッド(指名手配)」 「UFO」 「サウスポー」 「モン…
「々を使う=同じ漢字が連続する単語」の読み方・使われ方が意外だった。「々」は文字ではなく記号。その読み方は?
小学生の頃、「漢字の書き取りテスト」は比較的得意な方でした。 ところが、「ハタチ過ぎればただの人」のことわざ通り?(もともと天才でも神童でもないのですが)、 「常識的な漢字が読み書き出来ればいいや」 程度のオトナになってしまいました。 トシをとると、状況はさらに悪化。 「読むには読めるけど、とっさに書けない」漢字がどんどん増えていきます。 手書きで文字を書く機会が激減したから、に違いありません。 こうして普通に入力していれば、「コンピュータ様」が該当漢字の候補をすべて挙げて下さるご時世。 マシンに責任を転嫁することはカンタンですが、一方であまりの「読み書き能力の低下」を前に、自己嫌悪に陥ること…
テレビ・ラジオ出演経験があっても、有名人との思いがけないナマ遭遇には慌てる~まさかあの大女優と‼︎ 3つの「事件」レベル小・中・大
私は、プロフェッショナルとはほど遠い、 ちょっとだけ音楽方面の素養?がある 普通の会社員の身分です。 そう言えば、昨日書いた 「さえわたる自作オリジナル曲」の連載記事 に対して、毎日欠かさずたくさんのスターとご丁寧で温かいコメントを下さる、大切な読者仲間である「オオイヌノフグリ」さんより、 オオイヌノフグリ (id:ooinunohuguri) 結婚の有無のお尋ねがありました。 「ヴァイオリンと歌作りの世界で夢を見ている」面はありますが、現実はそこまで「自由人」ではなく、妻と二人の子供を持つ「お父さん業」も一応こなしています。 音楽がきっかけとなって、これまでの人生で「夢のような」非日常的な思…
【シンガーソングライター・さえわたるオリジナル作品 No.6 遠く星空を眺めながら永遠の愛を誓った日】「million stars」
「オリジナル作品」、連載6回目は 「million stars」 です。 数年前、すでにiTunes Storeを通じて配信していたものですが、その中では連載初回にご紹介した「散り始めた桜」と共に反響をいただいた作品です。 saewataru.hatenablog.com この歌に関しては、最初に詞があったのでストレートに「きらめく星空」をテーマに作りました。 リアルな日常では口に出来ないようなラブメッセージが並んでいて、ただ朗読するとなんとも照れくさいのですが、メロディーに乗せると案外すんなり感情移入出来るものです。 またたく星の「キラキラ感」を、アレンジでも表現してみました。 前回の掲載時…
【懐かしい歌No.87 明日は「長崎原爆の日」】「長崎の鐘」藤山一郎(1949)&全都道府県旅行記・長崎県
明日は、75回目となる「長崎原爆記念の日」です。 今日取り上げる歌は、 「長崎の鐘」。 原爆にまつわる実話をモチーフにした作品です。 原作となったのは、長崎医科大学(現:長崎大学医学部)助教授だった永井隆博士が執筆した同名の手記です。 原爆の爆心地に近い同大学で被爆した時の状況と、自身重症を負いながらも、被爆者の救護活動に当たる様子を記録したものです。 被爆時に、大学をはじめとする長崎の市街地が破壊された様子や、火傷を負いながら死に行く同僚や市民たちの様子が克明に描かれています。 また、永井博士は、この原爆によって妻を亡くしています。 自らも危篤状態に陥りながら、一時は一命を取り留めますが、1…
「結果がすべて。プロセスは評価されない」だけではモチベーションがダウンし、チーム全体のパフォーマンスが落ちていく~企業組織の人事考課システム
勤務先では毎年2回、上期・下期(4月と10月)に 「人事考課」と呼ばれる業績評価システムがあります。 これまでに複数の企業を経験しましたが、そのベースはみな同じでした。 会社であれば、どこでも似たようなしくみがあるのだと思います。 期初に、今期の目標を何項目か立てる。 そして、期が終わった後に上司と個人面談を行い、どれだけその目標が達成できたかを判定する。 上司はそれぞれの目標の達成度を「計数化」し、その期の「点数」をつける。 学校だけでなく、 会社に入っても毎年「通信簿」を受け取る。 これが基本的なメカニズムです。 この点数によって、夏・冬のボーナスの額が決まってきますし、何年間かの「通信簿…
「先生」とは、モノを教える人だけの呼び名ではなかった~”さえわたる”も「先生」と呼ばれる不思議
今日は「先生」という言葉についての話です。 まずは、「先生」をテーマにした歌を探してみました。 淡い初恋 消えた日は 雨がしとしと 降っていた 傘に隠れて 桟橋で ひとり見つめて 泣いていた 森昌子が、担任の教師に恋心を抱く生徒を歌った、デビュー曲 「せんせい」の冒頭の歌詞です。 古い歌ですが、大ヒットしたので名前ぐらいはうっすらご存知か、と。 先生 私覚えてますか? 手編みのセーター 着てますか? ところで 先生 17歳は オトナでしょうか?子どもでしょうか? だいぶ雰囲気の違う歌詞ですが、これもよく似たタイトル 「私の先生」という曲の冒頭部分です。 こちらはほとんど知られていませんが、榊原…
【懐かしい歌No.86 ドラマ発。異色のジャニーズコンビヒット】「青春アミーゴ」修二と彰(2005)
この連載でジャニーズ系の楽曲を取り上げるのは非常に珍しいのですが、この曲は初めて聴いた時から、そのユニークさが耳に残っていました。 2005年、日本テレビ系で放送されていたドラマ「野ブタ。をプロデュース」で共演した 亀梨和也 (KAT-TUN) 山下智久 (当時NEWS) による期間限定ユニット 「修二と彰」 によるシングルです。 毎週1位の座が入れ替わるのが当たり前のオリコンチャートで、2週連続、通算では3週も1位の座を獲得。 ミリオンを達成した大ヒット曲となりました。 ドラマとは別に、歌番組で楽曲だけを聴いた時、ちょっと過去にタイムスリップしたような懐かしい、それでいて日本っぽくないテイス…
「若さが売り」の芸能界では、年齢はサバを読むのが当たり前?アイドルデビューに20歳超えは致命的。「芸能生活・歌手生活〇〇周年」を祝う時は「逆サバ」
「サバをよむ」という言葉があります。 漢字で書くと「鯖を読む」。 魚ヘンの「サバ」の字が当てられています。 意味としては、「自分の都合の良いように、数字や年齢をごまかすこと」と辞書にあります。 語源はさまざまあるようですが、最も有力な説は… 江戸時代から使われていた言葉。 サバは傷みやすく、また収穫される数が多かった。 そのため、量が大雑把に早口で数えられた。 結果として、実際の数と合わないことが多かった。 そこから転じて「いい加減に数を数える」意味になった。 「サバを読む」最もポピュラーなシチュエーションは、「年齢」でしょう。 人は誰しも「若く見られたい」願望があります。 saewataru…
小学生時代、父の仕事の都合で東京から宮城県・石巻市に転校し、3年生から6年生までを過ごしました。 その頃のエピソードを、過去記事で何度か取り上げています。 saewataru.hatenablog.com saewataru.hatenablog.com その頃からやたら背が高く、小学生のくせにヴァイオリンなんぞを演奏する、田舎町に見知らぬ土地・東京から「異星人」のごとく転校してきた少年。 クラスメートからはちょっと浮いた存在でしたが、教師たちからは「規格外」に注目されていました。 その対象は、田舎町には馴染みの薄いヴァイオリンという楽器だけではありませんでした。 音楽の授業では、定期的に「独…
【500記事投稿突破】ホンネで語る「ブログ運営モチベーション継続の足かせとなるストレス&ジレンマ」
1年半前から地道に「毎日更新」を継続。 500記事投稿に到達しました。 今日が501回目の投稿となります。 毎日書きながら、「このまま続けるべきかどうか」を常に考えています。 この節目に、少しだけ詳しく自分の気持ちに素直に向き合ってみたいと思います。 現在、読者登録数はそれなりの数に至っています。 しかし実アクセス数は、ここのところすっかり「低位安定」。 この先どれだけ継続しても、現状がピークのようです。 それでも執筆を続ける支えになっているのは、毎日いただける★スターや「ブックマークコメント」です。 固定的な読者として、クリックのみにとどまらず「言葉付き」で返して下さるそのご厚意には、ただた…
【懐かしい歌No.85 元祖グループアイドルのソロデビューヒット】「さらば恋人」堺正章(1971)
現在も司会者・タレントとして、幅広い活躍を続けている 堺正章。 喜劇俳優を父に持つ「2世タレント」の走り的存在でもあります。 現在でこそ「司会者」のイメージが強い彼。 その昔「マチャアキ」の愛称で親しまれ、森光子主演の国民的ドラマだった「時間ですよ」に、樹木希林(当時:悠木千帆)や天地真理・浅田美代子らと共に出演した名俳優であったこと。 それ以前に、今のジャニーズタレントなど足元にも及ばぬほどの爆発的人気を誇った「歌手」であったこと。 そんな「実績」の数々は、もはやご存知ない方々のほうが多いのかもしれません。 今を去ること半世紀以上前。 1960年代半ば、ニッポンに 「グループサウンズ」 と呼…
「ブログリーダー」を活用して、さえわたるさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。