はやり歌の世界、ヴァイオリン演奏、言葉の使い方、テレビの感想、旅行の思い出などについて綴っています
「はやり歌の世界」昔のヒット曲、個人的に名作と感じる曲を取り上げ、分析・解説しています。 「ヴァイオリン演奏」演奏家として、マスメディア出場やステージ活動について語っています。 「言葉の使い方」自分なりの考えを述べています。 「テレビの感想」最近の編成・演出へのコメント、個別番組の感想などが内容です。 「旅行の思い出」全都道府県・海外の旅行記を随時連載しています。
江戸東京たてもの園(東京都小金井市・小金井公園内)。古い建物の屋外展示がいっぱい
先日ふと予定のない休みがとれたので、都内で近場のお出かけを、と思い、小金井市・小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」をぶらぶら歩いて来ました。 東京駅から中央線で30分ちょっと、JR武蔵小金井駅からバスで数分のところ、少し頑張れば歩ける距離のところに、緑豊かで広大な小金井公園が広がっています。 下図のように、「江戸東京たてもの園」は公園の中に立地しています。 屋内にも「展示スペース」があり、時期によって企画展示が催されているのですが、ここの見どころは何と言っても屋外に建築された民家の数々です。 興味深かったので、珍しくたくさん撮影してしまいました。 港・神戸にありそうな明治時代の洋風建築や、…
営業職に「ノルマ」は必ずある。厳しい一方、人事評価上フェアな面も
だいぶ前、かんぽ生命の営業トラブルがメディアに取り上げられていました。 営業員への過剰なノルマが問題の原因とされ、記者会見の場では経営陣が「今後はノルマを撤廃する」と頭を下げました。 これを見ていて疑問に思ったのです。 「ノルマをなくして、営業は成り立つのだろうか?」と。 かんぽと言えばもともとはお役所ですから、民間の原理が通用しない環境でやってきて、いきなり営業と言われてこのような問題になってしまった、そんな要因はあったと思います。 しかし、普通の民間企業であれば、業種にかかわらず営業にノルマはつきものです。 どこの会社にも、数値目標が必ずあるはずです。 それなしに、商売など出来ないのではな…
面と向かってあからさまに尋ねることがタブーとされる数字。 男性に対しては「収入」、女性に対しては「年齢」と言われます。 そのくらい、女性に年齢を尋ねることはデリケートなことなのでしょう。 もちろん、そんなことは常識以前の問題で、だからこそ年齢を尋ねる際には「失礼ですが」の枕詞が付くわけです。 TV番組の街頭インタビューで、その「失礼ですが、おいくつですか?」のやりとりがなされる場面があります。 20代前半ぐらいまでに見える若者世代には、何の遠慮もなく尋ねられます。 また、一見して高齢と伺える方に対しても、「ご長寿でなにより!」の敬愛の気持ちも込めてストレートに尋ね、返答があると「おぉ、お若いで…
栃木県同様群馬県も、東京から近距離にありながら、わざわざ出かけて行く機会は少ない県の1つです。 東北・北海道方面に向かう時に通過するわけでもなく、その点でますます縁遠い。 そこで、前回の栃木県旅行の際、せっかくなので足尾銅山から群馬県の一部にも足を伸ばしたのです。 saewataru.hatenablog.com 場所は、栃木県との県境にある桐生市。 桐生駅を起点に、気のおもむくまま辺りを散策してみました。 桐生は、「織都1300年」を掲げる、織物で知られる街です。 「西の西陣、東の桐生」とも呼ばれます。 その古い街並みは、重要伝統的建造物保存地区にも指定されていて、織物関係の蔵や町屋・工場な…
【番組紹介】一般人との交流がほのぼのする「1億人の大質問!?笑ってコラえて」
日テレ系で水曜日午後8時から放映中。 視聴率競争の激しいゴールデンタイムにあって、若干スタイルを変えながらも基本的コンセプトは守りつつ、23年も続く超長寿番組です。 そのコンセプトとは、「日本中にいるさまざまな素晴らしい人たちを紹介すること」。 全国の「一般人」にスポットをあて、テーマごとに取材されたVTRを流し、スタジオでMCの所ジョージやゲストのタレントが視聴するというスタイルで放送されています。 メインの「日本列島シリーズ」で一番の名物コーナーは「ダーツの旅」。 所サンが日本地図が書かれた的にダーツを投げ、当たった場所にスタッフが実際に取材に行き、地元の人たちにインタビューを行うものです…
同名の映画の主題歌として、1978年に発売されました。 女性1人に男性2人。 ドリカムやELT・いきものがかりの「先輩」的構成による3人組ですが、決定的に異なるのは、3人がきちんとハモっている点。 もともとは、5人組の「赤い鳥」というユニットがあり(いまや学校の合唱曲の定番となった「翼をください」や「竹田の子守唄」が代表作)、それが3人組の「ハイ・ファイ・セット」と2人組の「紙ふうせん」(「冬が来る前に」がヒット)の2つに分かれて生まれたグループです。 ユーミンの作品として知られる「卒業写真」は、もともとは1975年発売の彼らのデビュー曲でした。 ほかに「中央フリーウェイ」や「フィーリング」な…
固有名詞が見えてこない「高官」「関係者」「情報通」のメディア発言は、本当に信用できるのか
お堅い政治ニュースでは、 「政府高官の話では」 「政府関係筋によれば」 「党関係者によれば」 といった呼び方をよく耳にします。 この「高官」「関係筋」「関係者」って、具体的にいったい誰なのでしょう? ちゃんと言葉の定義、ランク分け(当てはめ)があるようでした。 「政府首脳」=官房長官 「政府筋」「官邸筋」=官房副長官 「政府高官」=官房副長官または各省庁の局長クラス では、なぜ固有名詞を出さない言い方をするのか? もともとこれらは、報道する側の業界での「隠語」だったらしいです。 彼らが「公式発言」ではなくオフレコの場で発言した場合に、それをもとにしてメディア側でニュースを作ってしまう… そんな…
「ゼロ」と「零」は使い分ける意味があった。さらにもう一つの呼び名も…
ゼロ(Zero)と零(れい)。 数字で書くとどちらも「0」なので、単に英語と日本語の差だけで、両者に実質的な違いはないものと思って過ごしてきました。 しかし、厳密には両者には違いがあるようです。 「ゼロ」とは「皆無」、つまり「まったくない」の意味。 ごみゼロ運動、欠席者ゼロのように、1件もない場合はゼロを使う。 一方「零」は、と言うと…「皆無もしくはほとんどない、あるいは極めて小さい」時。 たとえば「降水確率0%」という場合、5%未満を総称しているので「ゼロパーセント」ではなく「レイパーセント」と読むらしいです。 (降水確率が初めて天気予報に登場した際には「5%未満」の呼び方があったと記憶して…
映像におけるモザイク処理は、なにもアダルト関係に限ったことではありません。 通常のTV放送でも、ごく日常的に使用されています。 最も一般的なのが、スポンサーに対する配慮でしょう。 映像の中にスポンサーのライバル企業の名称や商品が入り込んでしまう場合、その部分がぼかされる。 ロケ風景の映像で、なにげない自動販売機にぼかしが入っていることがあります。 飲料メーカーがスポンサーで、そのメーカーのものではない商品の入った自動販売機だったのでしょう。 また、スポーツ選手がスポンサー名入りのユニフォームを着用していることもよくあります。 すると、インタビュー映像でその部分が見えないように加工されていたりし…
ネガティブに語られがちな「一発屋」(芸人・歌手)だが、実に偉大だと思う
「一発屋」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか? おそらく大半は「線香花火のように一瞬だけ輝いて、そのあとは落ちて(消えて)しまう存在」かと思います。 お笑いの世界では毎年のように、文字通り「一発ギャグ」を武器にしてメディアに露出する芸人・タレントたちが出てきます。 しかし、その後は多くの場合「今は流行ってるけど、年を越えたら消えるね…」と揶揄されたりします。 その年の「新語・流行語大賞」(最近は大賞自体、だいぶ権威が落ちてきた感もありますが)に選ばれると、翌年以降は消えてしまう…そんなジンクスさえ囁かれるほどです。 実際、わずか数か月でパタッとその姿を見なくなる人たちは後をたちません…
「平成の大合併」がピークを迎えた2005年から、はや14年が経ちました。 それ以前にも、大規模な市町村合併はたくさんありました。 その昔、国内最大の合併劇は、北九州市の誕生でした。 九州初の政令指定都市誕生のため、人口規模が比較的近く、かつ地理的にも隣接した門司・小倉・若松・八幡・戸畑の5市が合併しました。 当時は政令指定都市になる基準が今よりも厳しくて、人口100万人がひとつの条件だったと記憶しています。 そして、付けられた地名が「北九州市」。 九州の北端、まさにまんまのネーミングです。 合併前の市名も残ってはいますが、北九州市内の「区」に一段階「格下げ」になりました。 さいたま市も、政令指…
グループからの「卒業」という名の脱退は、芸能界からの「消滅」への道
本当の歌唱力で勝負できる「ソロ歌手」待望は、もはや夢。 グループ歌手全盛時代です。 AKBファミリーしかり、ジャニーズ系しかり。 特に女子グループの場合、ユニットとしての延命・新陳代謝を図るべく、「卒業」という美名のもとに、メンバーの脱退・加入の入れ替えが通例になっています。 具体名を出すとファンの方に叱られそうですが、話が成り立たないのでご容赦下さい。 現在最も典型的なのは、AKB48におけるメンバー脱退・交代です。 SKE48やNMB48など「姉妹ユニット」や、「公式ライバルユニット」として結成された乃木坂46がまだ生まれる前、つまりAKB48だけが存在していた頃、初期の主要メンバーのうち…
その昔一世を風靡した「花の中3トリオ」の一人、桜田淳子。 14歳でのデビューからトップアイドルとして活躍したのは、5年間ほど。 その間のヒット曲も、今では完全に懐メロ化していますが、この曲は、そこからさらに数年、デビューからは10年近く経ってからリリースされた歌。 セールス実績も振るわずじまいでした。 リリースされたラストから2枚目のシングルです。 この動画の年代が明らかではありませんが、シングル発売年(1982年)と考えると、彼女が24歳ごろのものと思われます。 率直なところ、彼女のファンというわけではありませんでした。 むしろ、「中3トリオ」の中での私自身の位置づけは、常に3番手でした。 …
70年代から80年代にかけて12年間もの間、日テレ系で日曜の午前11時台に放送され、最高視聴率30%近くをあげていたオーディション番組がありました。 その名は「スター誕生!」 古くは「花の中3トリオ」から岩崎宏美、ピンクレディー、中森明菜、小泉今日子といったスーパーアイドルが、この番組からデビューしています。 現在不定期でオンエアされている「ザ・カラオケバトル」ではない、本格的な歌手発掘番組でした。 そういう時代だったんですね。 厳しい予選を勝ち抜いた出演者が毎週5~6人程度出演し、先輩歌手の持ち歌をワンコーラス歌って、審査員の講評を受ける。 会場の観衆と審査員が投票し、一定の点数をクリアすれ…
「読者一覧」を上から下まで見てみたら、不思議なことに気づいてしまった
4日前に載せた記事。 saewataru.hatenablog.com 今日はその検証のような内容です。 もう少しで、開設7か月。開設日からの毎日更新も200を超えて継続中です。 その根底にあるのは、やはり「読まれたい願望」。 saewataru.hatenablog.com まず興味のある記事を読みに行き、スターを付ける。 「相互理解」が得られそうだったら読者登録をする。 「購読中のブログ」は、必ず読みに行ってスターやブックマークを付ける。 (自分からスターを付けたうち、得られるスターは30パーセントぐらい?) ブロガーとして最低限の行動を怠らないよう努めてきました。 読者登録数は、私にして…
私は、コーヒーが飲めません。 「飲めないわけではないけれど、あまり積極的に飲みたいとは思わない」と言った方が正確でしょうか。 こんな人種は、かなり珍しいのかもしれません。 アルコールのように「体質的に受け付けない」ならば周囲の理解も得られやすいのでしょうが、単なる好みのレベルなので、世間サマにはなかなか通用しません。 飲むと、かえってノドの渇きを覚えてしまう。 また、夜遅い時刻だと、確実に眠れなくなる。 ミルクや砂糖がないと、よけいにひどくなる。 個人的にはけっこう深刻な事態なのです。 でも、日常生活の中での付き合いに、コーヒーは欠かせません。 お昼を食べに行ったあと、「ちょっとコーヒーでも……
「作曲接待」のほろ苦い思い出~全都道府県旅行記・栃木県その2
栃木県で有名な温泉と聞かれてまず真っ先に思い浮かぶのが、鬼怒川温泉です。 同じく県内だけでなく全国的にも有数の観光地、日光にもほど近く、日光を観光して宿泊は鬼怒川で、といったコースも定番です。 私もそのコースに沿って、日光・鬼怒川を歩いたことがあります。 ただ、その内容は「仕事の出張ではないけれど、プライベートとも言えない」なんともほろ苦いものでした。 1か月ほど前の記事で、歌作りが自分の「人生のお供」になっていること、その「歌」を世に出すためにはギョーカイにコネを持たなければならない、すなわち制作現場を取り仕切るディレクターにアプローチしなければならないことに触れましたが、この旅はその夢に近…
鉄道イノチの私は、移動する際極力鉄道を使いたい派です。 しかし、仕事柄国内遠方だけでなく、海外への出張の機会も何回もありました。 仕事とあらば、飛行機を使わざるを得ないので仕方なく使うのですが、飛行機は何回乗っても「楽しんで」乗れない。 ものすごいスピードで滑走路を走り離陸する瞬間… ドキドキしてしまって、慣れることが出来ません。 それでも、記事で「全都道府県旅行記」を連載しているくらいですから、北海道にも沖縄にも出かけてはいる(当然、飛行機で)。 ちょっと矛盾していますね。 それはさておき、 東京を起点に移動する際、通常どこまでだったら鉄道(ここでは新幹線)で、どこからだったら飛行機を使うの…
【超個人的見解】長文・多画像ブログと「読者ファースト」~常連読者の少ないブロガーのホンネ
以前からずっと気になっていたこと。 でも、赤裸々に記事に書くのははばかられると思い、控えてきました。 こんなホンネをアップしたら、一層読者離れを招いてしまうと危惧しつつ。 さまざまな記事でよく話題にされているのが、記事の「文字数」です。 ことに、投稿が稼ぎにリンクしている場合には、注目されるために一定の分量が前提なのでしょう。 目次・見出し機能を駆使し、各見出しに長文があり、間には多数の絵や写真も入り、それだけで一話完結の大論文のような記事をよく目にします。 ものすごいスケール、完成度だと感心するばかりです。 「ヒトサマに読まれる」ためには、それほどの手間ひま・パワーを注ぎ込まないといけないも…
【懐かしい歌No.17】「あなたのキスを数えましょう」小柳ゆき
3日前に「本格的ヴォーカリスト」の出現を願う投稿をしましたが、書きながら思い出したのが、彼女の存在です。 saewataru.hatenablog.com 1999年9月に発売のデビュー曲。 オリコン最高順位は7位でしたが、その後1年近くにわたってチャートインし続けるというロングヒットとなりました。 翌2000年には紅白にも初出場し、圧巻のステージを披露しています。 このハイレベルなバラードナンバーを歌った彼女は、シングル発売時なんと17歳。 にもかかわらず、この圧倒的な迫力。 「スゴイ歌手が出て来た!」 それが第一印象でした。 その歌唱法には好き嫌いの分かれるところもありそうですが、このパワ…
【番組紹介】「サザエさん」を飛ばして見てしまうお散歩番組のパイオニア「モヤモヤさまぁ~ず2」
在京民放の「風雲児」テレビ東京が、日曜の深夜枠から18時30分~19時54分のゴールデンタイムに昇格させてからはや9年。 各局が視聴率競争を繰り広げる時間帯において、放送開始から12年を迎えなお生き残っている、リッパな「長寿番組」のひとつです。 (テレビ東京なので、全国放送しているのかよくわかりません。すみません) さまぁ~ずの二人とテレビ東京女子アナウンサー(現在は4代目、新人の田中瞳アナ)の3人による「典型的なお散歩番組」。 レギュラーバージョンでは東京都内(基本、都区内)の「巨大ターミナルでない普通の駅」周辺で見つけた伝統的なお店やちょっと目を惹くスポットを「ただブラブラする」というコン…
ニュースと言えばNHKの「盤石感」。ただし、ちょっと気になる言い回しも
「ニュースを含め、情報はすべてネットでOK」 「テレビなんて見る必要がない」 そんな世の中になりつつあるようですが、実際に家にテレビが「ない」人の割合はどのくらいなのでしょう? 全世帯の8%。 20代に限ると14%という調査結果がありました。 ネットネットと言われながらも、まだ9割の家庭にはテレビがあり、テレビがあれば(積極的に、とはいかなくても)見ている時間帯もある、ということでしょう。 「ながら視聴」も含め、一番身近なのはやはりニュース番組。 平日の在京キー局の民放は、午後3時台4時台から「ニュースという名の情報番組」をオンエアしていますが、各局示し合わせたかのように、午後7時までで放送を…
ヴァイオリンを習っていたら「クラシック音楽」ばかりに興味が行きそうなところです。 事実、学生時代に所属していたオーケストラメンバーたちのほとんどは「クラシック・いのち」。 極端な話、「クラシック以外は音楽ではない」的考え方の持ち主もけっこういました。 そんな中、歌番組に夢中になっていた私は「異端児」の部類だったかもしれません。 クラシック・ポップスの「両輪」に親しんできた私ですが、ブログの過去記事の通り、「演奏」はクラシックでも「鑑賞」に関してはポップスにかなり傾いています。 「はやり歌とともに」連載を延々続けている所以です。 (同じ歌でも、クラシックのオペラはあまり積極的に聴くことがありませ…
ピアノへのあこがれ~「ひとりオーケストラ」が出来る唯一の楽器
世の中にはいろいろな楽器があります。 自分は物心ついた時からヴァイオリンと共に生きているので、ほかの楽器の良さを客観的に言える立場ではないのですが、「うまく演奏できれば楽しいだろうなぁ」と思える一番の楽器が、そう、ピアノです。 ピアノを自在に弾ける人が、本当に羨ましいです。 ピアノの音色自体も美しいものではありますが、何と言っても最大の魅力は「多数の和音をひとりで実現できる」点です。 物理的には、左右10本の指で10個の和音を同時に奏でられることになります。 ヴァイオリンはその構造上「単音」が基本で、部分的に2本の弦を同時に演奏することもありますが、和音はそこまでです。 ピアノと並ぶ「弾き語り…
狭い面積に国全体の1割以上の人口が集まる巨大都市・東京。 そのスケールは、県庁所在地1個分サイズ以上の市街地が各駅ごとに存在しているかのような大きさです。 今後、過去・現在において好きな街についても語っていければと考えていますが… 今日は「鉄道好き」の観点から、「駅」を軸にした都内の街の特徴を述べてみたいと思います。 結論を先に言ってしまうと、タイトル通り「都区内の繁華街は、駅の両側に存在する」のが特徴です。 駅の東西・あるいは南北双方が、開けているのです。 たとえば、新宿。 東口は、伊勢丹や丸井の建ち並ぶメインの新宿通りをはじめ、世界的にも有数の歓楽街・歌舞伎町、北部のコリアンタウンとしても…
【200日連続更新を記念?して】再び考える~話し言葉に「とかとかとかとか」とか(!)があふれまくっている件
本日、200日連続更新に到達しました。 さて、日常会話で「~とか」が乱用されていることが、個人的に気になっています。 「日本語の変化(乱れ)」に人一倍敏感で、それがこのブログを始めるきっかけのひとつであったと言っても良いほどです。 以前も取り上げたのですが、なにせ開設初日の記事でアクセスがほとんどなかった時期だったのと、前の記事では触れ切れなかった点があったので、再び考えてみました。 saewataru.hatenablog.com 上記リンクの記事の一番のポイントは、「なぜ不必要な個所で『とか』をわざわざはさみ込むのか?」でした。 その典型として挙げたのが、よく聞かれるこのようなしゃべり方。…
まだTV放送が全面カラー化される前の1960年代、「ザ・ピーナッツ」という名の双子歌手が活躍していました。 ベートーベンの「エリーゼのために」をモチーフにした「情熱の花」(のちにザ・ヴィーナスが「キッスは目にして」でカバー)をはじめ、「恋のフーガ」「ウナ・セラ・ディ東京」「銀色の道」等、多数のヒット曲を生みました。 また、この時期「ヒッパレ~!ヒッパレ~!」の主題歌で知られたフジテレビ系「ザ・ヒットパレード」(1959~1970)にレギュラー出演していたほか、日本テレビ系の名物バラエティー「シャボン玉ホリデー」(1961~1972)のメイン司会者でもあり、歌手だけでなくバラエティータレントとし…
「えぇ!ウソ―!」コメントと「VTR巻き戻し」がなければ、1時間のバラエティー番組は15分で足りる
おととい、生放送のタイムチェックは大変だが、収録番組は拘束時間が長くて、別の意味で大変、という話をしました。saewataru.hatenablog.com しかし、収録に数時間もの時間をかけて、それを1時間に「凝縮」しているはずの番組(特にバラエティー番組)を視聴していると、「この内容で1時間は必要ないのでは」と思ってしまうことがよくあります。 つまり、内容が乏しいところを「ムリヤリ引き延ばして1時間に仕上げている」感があるのです。 そうした「間延び」の原因のひとつめは、さほど衝撃的な内容でもない情報に「えぇ~?!ウソ―!」と大げさなリアクションで叫ぶスタジオゲスト(あんなに何人も揃える必要…
「人生楽ありゃ苦もあるさ」と、過去の時代劇主題歌の歌詞にありましたが、日々の生活はまさに楽しかったり、苦しかったり。 カラダもココロも、ウキウキだったりボロボロだったり。 特に心が弱っている時は、楽しそうにしている人・華やかに活躍している人・高い地位に昇りつめている人をつい羨んだり、時に妬んだりしてしまいがちです。 「あの人はあんなに輝いているのに、それに比べて自分は何故…」と。 でも、幸せそうなあの人も、見えないところでは人知れず悩みを抱えているかもしれない。 幸せの判断基準は、まさに人それぞれ、その人の感じ方次第です。 漠然とした言い方ですが、幸福感や充実感とは、空間的にも時間的にもきわめ…
テレビ・ラジオともに、ニュース・情報番組は、その特性からして「生放送」が基本です。 放送時間の枠内に、あらかじめ決められた内容を、過不足なくすべて盛り込まなければなりません。 加えて、放送中に急なニュースが飛び込んでくることも多々あります。 その時は、ぶっつけ本番で放送時間の調整を行うことになります。 民放の場合は、随時入るCMのタイミングも考慮に入れなければなりません。 収録番組であれば、録るだけ録ってあとで「オイシイところ」だけを集めて編集すればよいのですが(その分、本番の何倍もの拘束時間になるデメリットも)、生放送におけるタイムチェックは、非常に厳格なものです。 通常「情報を受け取る側」…
旅先の無人駅で見つけた訪問者ノート~心に残る「手書きのメッセージ」
ケータイ・スマホが普及する前、人との待ち合わせはけっこうスリリングなものでした。 何か急なスケジュール変更があった際、相手とどうやって連絡を取り合うかは、けっこうな一大事でした。 そんな緊急事態のために、主要な各駅にはほとんど「伝言板」なる黒板が存在していました。 駅で待ち合わせする人が、相手に対して「先に〇〇に行って待ってる。△△(自分の名前)」など1行メッセージを残すものでした。 通りすがりに、見るでもなくなんとなく目にする手書きのメッセージの中に、小さなドラマが垣間見えたりしたものでした。 同じ駅でも、廃線間近のローカル線を「鉄道ひとり旅」していた時のこと。 石川県・能登半島に「のと鉄道…
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