大学の非常勤講師って、いったいどんな仕事・立場なのだろう?複数の大学で仕事をする立場から、大学毎の違い、大学生との関わり、研究、ライフスタイルなど、大学非常勤講師の実情を綴ります。
自分が大学で非常勤講師をする以前、ゼミの先輩方から、「一度非常勤をやると、どんどん声がかかるよ」という話を聞きました。その時は、まだ、全く声がかかっていなかったので、「一つだってすごくありがたいのに、いくつも声がかかるなんて、夢のような話だなあ」と思っていました。そんな私も、博士課程の4年目になる2016年度から、非常勤講師をさせていただくことになりました。最初は、2つの大学で3コマ持たせていただくことになりましたが、非常勤講師を始めて約1ヶ月後、ゼミの先輩が専任の仕事が決まったとのことで、後期(秋学期)から本ブログのC大学で1コマ担当することになりました。さらに翌月、本ブログのA大学では、自…
今日は、B大学で授業(教職課程の科目)でした。 ところで、教育課程の授業を担当していると、履修している学生さんのうち、親御さんが教員というケースに少なからず遭遇します。授業中に、親御さんが教員をされているある学生さんが、学校の先生に、 「あなたの親御さんは先生なんだから、〇〇できるはず(なのに、何故できないの?)」 と、レッテルを貼られたのが、辛く・苦い経験だったと話して下さいました。 この発言を受けて、このこと自体が看過できないことで、きちんと問わなければならないことだと思いました。もう少し具体的にいうと、 教師はなぜ、他者に対し、レッテルを貼ってしまうのか ということです。これは、自戒を込…
大学の非常勤講師は、複数の大学に出校している場合が多いと思います。私は今年度、6つの大学で授業及び研究関係の仕事をしています。1つの大学には週に1回しか行かないので、平日は、毎日違う大学に行っていることになります。 非常勤講師を始めたばかりの頃は、大学毎にシステム、環境、設備等が違うので、それに慣れずに戸惑うことが多かったです。ですが、非常勤4年目の今となっては、その状況にずいぶん慣れたと思います。元来、旅好きなので、毎日違う大学・街に行けることが、かえって楽しいと感じるようになりました。 さて、曜日毎に違う大学に行くことの秘かな楽しみは、何といっても「ランチ」です。各大学の教職員用の食堂、学…
大学の1コマは90分のところが多いですが、ここ数年、100分に変わったところも増えてきたように感じています。私は現在(今年度・春学期)、4つの大学で授業を担当させていただいていますが、そのうちの1校が今年度から100分授業になりました(100分×14回)。 今年から100分授業になった大学(以前のブログでご紹介したA大学)は、今年で授業を担当して4年目。昨年度までは90分×15回だった授業を、100分×14回で行うので、だいぶシラバスを変える必要がありました。授業の総合的な長さは同じでも、回数が減るので、実際的に扱える内容は精選せざるを得ません。それに加え、1コマが100分になると、授業を履修…
「ブログリーダー」を活用して、maemuki-koushiさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。