chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 材料を持って行かれて星の形成を止めてしまった銀河、原因は合体というゆっくりとしたプロセスだった

    70億光年彼方に、内部で新たな星の誕生が止まった銀河があります。この銀河をアルマ望遠鏡で観測してみると、別の銀河と衝突合体したことが分かったんですねーどうやら、この衝突合体で星の材料となるガスが放り出されてしまったようです。星の材料となる材料がなくなってしまった銀河私たちの天の川銀河では、今でも新しい恒星が生まれています。でも、星の形成が止まってしまった銀河もあるんですねー原因として考えられるのは、星の材料となるガスが無くってしまったこと。どうして星の材料は無くなってしまったのでしょうか?このことについては様々な議論があります。“うしかい座”の方向約70億光年の彼方に位置する大質量銀河“SDSSJ1448+1010”も、燃料切れとなってしまった銀河の1つです。“SDSSJ1448+1010”は別の銀河との...材料を持って行かれて星の形成を止めてしまった銀河、原因は合体というゆっくりとしたプロセスだった

  • 天の川銀河は標準的な銀河なのか? 衛星銀河の観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性

    すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラを用いて、天の川銀河と同程度の質量を持つ銀河9個の周囲を撮像してみると、93個もの衛星銀河の候補が発見されたんですねー次に、これら衛星銀河の個数や配置を天の川銀河の衛星銀河と比較。すると、あぶり出されたのは天の川銀河の普遍性と特異性でした。このことは、将来的には宇宙論モデルの検証にも影響を与える研究成果だそうです。観測された9つの銀河の中の1つ“NGC3338”。しし座の方向約7600万光年彼方の渦巻銀河で、質量は天の川銀河と同じくらいと考えられている。(Credit:国立天文台)天の川銀河の周囲を公転する衛星銀河天の川銀河のような大きな銀河の周囲には、小さな“衛星銀河”が存在しています。衛星銀河(伴銀河ともいう)とは重力の相互作用により、より大きな銀河の周囲を公転する銀...天の川銀河は標準的な銀河なのか?衛星銀河の観測で見えてきた、天の川銀河の普遍性と特異性

  • スーパーコンピュータが見つけた! 棒状構造の形成が引き起こした天の川銀河の変動の歴史

    国立天文台“ジャスミン”プロジェクトの国際研究チームは、私たちの住む天の川銀河の中心付近に存在する棒状構造の形成が引き起こした変動の歴史について、新しいシナリオを打ち出しました。この新しいシナリオは、国立天文台の天文学専用スーパーコンピュータ“アテルイⅡ”を用いたシミュレーションによるもの。明らかになってきたのは、形成後間もない棒状構造のガスが銀河の中心領域に流れ込み、そこで爆発的な星形成が起こり、新たに“中心核バルジ”が形成されたことでした。一方、棒状構造ではガスが枯渇し星形成が急停止するそうです。このような棒状構造の形成に伴う星形成活動の領域による違いの影響は、星の年齢構成の違いとして情報が刻まれています。なので、位置天文観測衛星“ガイア”や2028年に打ち上げ予定の赤外線位置天文観測衛星“ジャスミン...スーパーコンピュータが見つけた!棒状構造の形成が引き起こした天の川銀河の変動の歴史

  • 宇宙が誕生した頃の軽い元素が多く存在した環境では、どのように星が誕生するのか?

    宇宙が誕生した頃は、恒星の中で長時間かけて起こる元素合成が進んでいませんでした。なので、重元素が少なく、軽い元素が多く存在していたんですねーこのように軽い元素が多く存在する環境は、現在の宇宙と大きく異なるので、どのように星が誕生するかは明確には分かっていませんでした。そこで今回の研究で目指したのは、重元素が少ない環境で幼年期の星“原始星”を見つけ出すこと。アルマ望遠鏡による観測で、太陽系よりも重元素が少なく、約100億年前の宇宙の環境を残した場所から星の産声を検出することに成功しています。この発見により、宇宙の進化の歴史において星が誕生するメカニズムが共通しているということが分かってきたようです。宇宙が誕生して間もない重元素が少ない環境ヘリウムよりも重い元素のことを天文学では“重元素”と呼びます。天文学で...宇宙が誕生した頃の軽い元素が多く存在した環境では、どのように星が誕生するのか?

  • 千屋牛ラーメンとホルモン焼きうどんを食べてきた😋青春18きっぷを使って新見と津山へ

    和牛のルーツ“千屋牛”を使ったラーメンとB級グルメ“ホルモン焼きうどん”を食べに、岡山県の新見と津山に行ってきました。乗り継ぎの関係で津山をスルーした前回の旅とは違い、今回の移動距離(時間)は少し短め。その分、新見と津山での滞在時間を多く取っているんですねールートは、大阪から山陽本線で岡山へ。岡山からは伯備線で新見へ行き、お昼を食べた後に姫新線を使って津山へ。その後は津山線で岡山へ戻って大阪まで帰ってきました。ゲリラ豪雨に遭遇した津山では、岡山行きの列車が運転を見合わせになったけど😅ハプニングも楽しめた良い旅でした。思っていたより簡単!大阪からは乗り換え1回で岡山の新見へ行けたちょっとビックリしたのは、岡山県の新見まで乗り換えが1回で行けたこと。大阪6:00発の網干行きの快速に乗って、姫路7:31発の新見...千屋牛ラーメンとホルモン焼きうどんを食べてきた😋青春18きっぷを使って新見と津山へ

  • 惑星系の起源と進化を解き明かす新たな“指紋”になるかも!? アルマ望遠鏡がとらえた物質組成の大きな変化

    総合研究大学院大学と国立天文台の研究チームは、アルマ望遠鏡で取得されたデータを元に、惑星誕生の現場で物質組成が大きく変化していることを明らかにしたんですねー新たに開発した手法を用いた研究チームは、“うみへび座TW星”周りの原始惑星系円盤の一酸化炭素同位体比の測定に成功。その結果、分かってきたのが一酸化炭素同位体比が場所によって大きく変化していることでした。一酸化炭素同位体比は、物質のルーツを探る“指紋”としての活用が模索されています。この“指紋”を照合することによって、太陽系や太陽系外惑星の物質がどこでどのように作られたのか?あるいは、どこから運ばれてきたのか?そのルーツが解き明かされることが期待されます。太陽系の惑星や小惑星、彗星などを刑する物質はどこで作られてのか私たちが住む太陽系は、約46億年前に若...惑星系の起源と進化を解き明かす新たな“指紋”になるかも!?アルマ望遠鏡がとらえた物質組成の大きな変化

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、モバライダーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
モバライダーさん
ブログタイトル
宇宙のはなしと、ときどきツーリング
フォロー
宇宙のはなしと、ときどきツーリング

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用