chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 小野曽地区の花桃

    今日の酒田は小雨模様で最高気温も11度そこらという肌寒い天気でしたそんな中、先週から気になっていた遊佐町小野曽地区の民家にある枝垂れ桜の様子を見に行って来ました。ほぼ満開といった感じでしょうか裏側の通りからだとさらに良く見えます小野曽地区はこの時期、花桃のが一斉に咲き、誰が呼んだか「桃源郷」と呼ばれているようです鳥海ブルーラインへ向かう途中の道沿いの民家には必ずと言って良いほど、花桃の花が咲いていますピンクと白の花が一本の木に咲くタイプの花桃も多く見られますこの辺りはあくまでも私有地ではあります天気が良ければ真っすぐに鳥海山が見える有名なスポットですが、いかんせん天気に恵まれません以前に紹介した小野曽神社へ向かう道の角にある枝垂れ桜ですこのような景色がそこここにあります畑のそばにも美しい景色が・・・地域の...小野曽地区の花桃

  • 新着古伊万里(色絵くらわんか五寸皿)

    前回は小皿の図録を紹介しましたが、今回は伊万里の小皿を紹介したいと思います「色絵くらわんか五寸皿)色絵といっても緑と赤だけですが、この濃い発色の赤で絵付けされたインパクトのある図柄が印象的な品ですサイズのわりに手取りが重く、しかも灰色っぽい生地の品で、このあたりはいかにも、くらわんかといった感じで、お約束の釉剥ぎもみられます。それにしても何を描こうとしたのかは判らないものの、見込み中央に赤で書かれた勢いのある文様はかなりインパクトがあるのは確かです。この品の裏側を見ると、特長的な点として兜型の成形になっている点、そして高台内中央に渦巻き形の窯印(?)があるのが判ります色絵くらわんかとしては絵柄をも含め、珍しいタイプの品なのかも知れません。実はこの品の存在は20年以上前から知っており、↓の画像は「小さな蕾」...新着古伊万里(色絵くらわんか五寸皿)

  • 小皿・豆皿の図録

    ウチの伊万里は五寸サイズまでの小皿が圧倒的多数を占めますが、これは経済的な理由が大きいと言わざるを得ませんが世の中には小皿や豆皿の専門コレクターも居るようですし、小皿・豆皿を中心に扱う有名業者さんもあります。という訳で、ウチにある小皿・豆皿の図録を紹介したいと思います。一冊目は2002年に刊行された「小皿・豆皿・小鉢1000」です。監修しているのは、鑑定団でもお馴染みの中島由美さんで、文様の種類ごとに整理されており、なかなか良い図録です1000も掲載されている割にはウチにある品は2つしか掲載されておらず鍋島の竹笹文皿そして、帆立貝形皿だけでしたこの他では、別冊太陽にも「小皿豆皿1000」という図録があり、こちらは1995年の刊行です伊万里以外の品も掲載されていますが、こちらは大橋康二氏が「小皿に見る伊万里...小皿・豆皿の図録

  • 庭の花

    酒田周辺では桜が満開なので、見事な枝垂れ桜の木がある遊佐町の民家の近くへ行ってみましたがさすがにまだ咲いておらず、あと10日くらいかかりそうな感じでした。↓の画像は去年の4月16日のものですので、やはり3月が寒かったので少し遅れているようです。という訳で、ウチの庭に咲いている花と隣家に咲いている花の画像を貼っておきますまずはウチに咲いているツツジ(?)の花です続いては隣家に咲いている木瓜の花ですが、思えば去年の今頃、普通なら飛んでいるはずのない黒い蝶を見たのがこの花でした。庭の花

  • 桜点描

    今日の酒田は最高気温が19度ほどでとても良い天気でしたそこで桜の名所を三か所ばかり巡ってみました。まずは、毎年行っているのに満開の時期にあたったことがない遊佐町の名所「中山河川公園」です2~3日前に開花宣言が出たばかりなので、予想はしていたものの、やはり三分咲き程度でした今年はいつもより満開までの時間が遅いとかとは言え、雄大な鳥海山をバックに桜が見れる絶好のスポットなのは確かです橋の向こう側は少しだけ開花が早いようです続いては遊佐町の中心部を流れる八ツ面川河畔の桜ですこちらは中山河川公園と違いすでに八分咲き~満開といった感じです左の白い建物はフルーツサンドが有名な「グリーンストア」の裏側ですハツ面川も水の綺麗な川です次は酒田の「手蔵田堤」の桜です八分咲きといった感じでしょうかここからは田園風景の中に鳥海山...桜点描

  • 桜の季節

    酒田でももうすぐ桜が満開になるようですが、古伊万里の文様としては桜はメジャーとは言えません柴コレで見ても、梅の1/4程度しか出て来ません。これは桜の主力品種であるソメイヨシノが全国に広まったのが幕末に近い時代だったことに関係があるのは確かでしょうか。という訳でウチにあるたった2枚の桜が描かれた品の桜の部分だけを紹介したいと思いますまずは中期の桜花散らし文の六寸皿です桜の花の文様自体は大雑把ですが、散らし方に魅力のある品です続いては平戸で、恐らくは明治時代の品で、「桜川の図」七寸皿です平戸らしい白い土に明るい染付の発色が美しい品ですが、桜の花が流れに散る姿はまさに日本人の美学みたいなものでしょうか。桜の季節

  • 玉杉を目指して

    一昨日に行った「山五十川の玉杉」は本当に見事な巨樹でしたという訳で、今回は行く途中の景色を紹介したいと思います。とはいえ、ドラレコ映像の切り出しですので画像はイマイチです。まずはホテルが林立する湯野浜温泉です途中で右へ曲がり三瀬海岸へ向かうと、県内屈指の繁盛ラーメン店、「琴平荘」(本来は旅館)があります調子に乗って琴平荘の前の道路を直進すると、車1台がやっと通れる細い海岸沿いの道路に出てエラい目にあいますこのトンネルの前から右に入ると、クラゲでは日本一の加茂水族館へ行けます海沿いをしばらく進むと由良温泉があります(中央の建物はホテル八乙女)さらに進むと山五十川と表示された標識が出てきます左に入って少し進むとこんな景色になりますさらに進むと右側を川が流れている細い道がしばらく続きます↑のような道がかなり続く...玉杉を目指して

  • 山五十川の玉杉

    今日はとても良い天気で、最高気温も12度ということでお出かけ日和でしたそこで、去年から計画していた旧温海町(現在は鶴岡市)の山五十川にある巨樹、「山五十川の玉杉」を見にいくことにしました。ウチから山五十川までは50km近くあり、途中、温泉で有名な湯野浜、さらにはクラゲで有名な加茂水族館さらにはラーメンで有名な琴平荘の近くを通り過ぎ、途中から山手に入っていきます。とりあえず案内板のある駐車場までたどり着きました案内板には太根の影響で熊野神社の拝殿が傾いていると記載されていますが、その後拝殿は少し離れた場所へ移設されたようです鳥居の先を見るとかなりの段数の急な石段が目に入りますとりあえず登り始めますが、ペースを間違えると一の坂(勝手に命名)で息切れします一の坂の上から下を見るとこんな感じですここから二の坂、ま...山五十川の玉杉

  • 玉簾の滝へ行く

    今日は良い天気で暖かかったので、2週間ほど前に残雪のため断念した、玉簾の滝へ行って来ました鳥海山はまだまだ冬です滝へ向かう道は人が歩くところだけは雪がありません木立の間から見える「玉簾の滝」です今年は暖冬でしたが、そんなことは関係ないという感じの水量と勢いです水しぶきが凄いので滝壺には近づけません青空がのぞく姿もなかなかです最期に、デジカメで撮影した動画を載せてみましたが、なんとか雰囲気が伝わるでしょうか。玉簾の滝へ行く

  • 下日枝神社の梅

    今日の酒田は午前中は雨でどうしようもありませんでしたが、午後になって雨が上がったので、下日枝神社へ行ってみました。日和山公園では桜祭りの準備が進んでいましたが、開花するにはあと10日以上かかる感じです日枝神社の参道の左側にある浅間神社の梅はこんな感じでした下日枝神社参道の左手側斜面にある梅ですが、白梅が霞みのように咲いています境内の梅偉そうな狛犬と梅天気はイマイチですが、いい感じで咲いています本殿右側の梅この辺りは何度も歩いていますが、今まで気づかなかった明治時代に発生した庄内地震の記念碑の説明書きです桜祭りの頃には良い天気になって欲しいものです下日枝神社の梅

  • 鑑定の鉄人

    最近は骨董や伊万里の専門書を読むことはなくなりましたが、古伊万里に興味を持ち始めた頃には書店で古伊万里や焼物関連の書籍があれば、とりあえず買って読んだものでした。そんな頃に読んだのが、お馴染みの中島誠之助氏の著作「鑑定の鉄人」でしたこの書籍は1995年の刊行で、「なんでも鑑定団」の放送開始が1994年であることから考えると中島氏が「いい仕事」で有名になり、蛸唐草を中心とする古伊万里のブームが盛り上がっていった時代に書かれたことになります。当時のワタシはとりあえず知識を仕入れて、という時代でしたので、この本はそれなりに役に立ったのかも知れませんが骨董というヤツは、結局のところ身銭を切って購入しないと自身の勉強にはならないと悟るのは、ずっと後のことでした。で、この本の第五章に「鉄人の伝授する鑑定の鉄則」という...鑑定の鉄人

  • 湯田川梅林公園へ行く

    今日の酒田はとても良い天気で、気温も12度まで上がり、もうすぐ春といった感じでしたそこで、酒田のお隣の鶴岡市にある「湯田川梅林公園」へ行って来ました。来週の土日が「梅まつり」なので、ある程度は咲いているのではという期待はしていましたが、まだ3~4分咲きといった感じでした。この細い路地の先が梅林公園への階段です案内板梅林公園は高台にあるので、この急な階段を登らないといけませんちなみに、左の方へ行くと少し遠回りになりますが、それほど急ではありません(何故か皆さん急な階段を上るようで・・・)上にたどり着くとこんな感じです以下は同じような画像が続きます鳥海山が見えます白梅の方が早く開花しいているようです陽当たりの良い場所はそこそこ開花していますこの階段を上ると一番高い場所へ行けますが、立派なカメラを構えた高齢者や...湯田川梅林公園へ行く

  • 同手に金彩と赤を加飾した皿(古平戸)

    久々にヤフオクを見ていたら、ウチにある「沢潟に鷺文六寸皿」に金彩と赤を加飾した品が出品されていましたコチラの品です。鍋島として出品されているのはご愛嬌ですが、ワタシは以前にも同じ品が出品されたのを見たことがありますが(随分前ですが)今回、まじまじと見比べてみると、やはり金彩と赤で華やかな雰囲気にしようとした意図は判りますがやはり同じ絵柄でありながら絵付けの弱さ(特に濃みのグラデーション)を補うことは出来ていないような印象です。もっとも、ウチの品も昔、裏と表の出来栄えが違うので怪しい、という話が出たこともありましたがその時は「裏と表で絵付けした職人が違うのでは」という先輩コレクターの言葉で救われた記憶があります。染付けだけの品が出たら、是非もう一枚欲しい品ではあります。同手に金彩と赤を加飾した皿(古平戸)

  • 悩ましきもの汝の名は大聖寺

    伊万里に興味を持ち、地元の骨董祭や入札会に顔を出すようになるものの、いかんせん現物を知らない素人だった頃綺麗な品だと思って購入してしまったのが大聖寺でした。今から20年以上前、最初に購入してしまった(?)大聖寺は↓の小皿です現在なら間違えようもない「大聖寺」なんですが、その頃ヤフオクでは東京のまともな業者さんが「古伊万里」として出品していました。大聖寺というと最初に連想するほど多く作られた品で、今なら1枚千円そこらだと思います。(当時はもっともらしい値段で売っていた)で、重要なのは高台の部分ですざらついた感じの土で、高台が斜めに切られています。勿論当時はそんなことは知りませんので、「お~古伊万里」と思っていた愚かなワタシです。染付の色もベロ藍のような色をしています。次に購入した大聖寺は↓の元禄写しの七寸皿...悩ましきもの汝の名は大聖寺

  • 久々のちょっとだけ遠出

    2月に骨折して以来、さすがに通勤以外では車で出かけられなかったんですがとりあえずギプスも取れたので、往復50kmばかりのプチ遠出をしてきました。行先は市内の「玉簾の滝」だったんですが、↓のように雪がそこそこあり、駐車場から歩けなくはないもののやはり長靴などの冬装備でないと厳しそうだったので、今回はパスしましたちなみに、↓が滝から流れてくる川にかかる橋なんですが、見ての通り、橋の向こうは人が歩いた道しかありませんこの橋と同じ幅の舗装路が続いているんですが、車では誰も通らなかったようで・・・「玉簾の滝」はパスしたので、途中にある開運出世の滝としてお馴染みの「不動滝」に寄ってきました。(車で横付けできます)三月に入って雪の日がありましたが、さすがに雪は少ししか残っていません暖冬とは言え、この時期なので水量はそこ...久々のちょっとだけ遠出

  • 新着古伊万里(染付芋葉文皿)

    ここ一か月半近く骨折でどこにも行けなかったので、ガソリン代も最小限、休日は家でDVDとTVを見る日々でしたので普段よりお金が掛からなかった(と思う)ので、またまた安い伊万里を買ってしまいました。「染付芋葉文皿」柴コレのⅦ-196に、同手に赤と金彩を加飾した品が収録されている五寸サイズのお皿です寛文期の品にはこうした染付の品に加飾(金銀彩や色絵)をした作例が見られますが、個人的には染付けのみの品が好きです。芋葉文は寛文~延宝あたりでしか登場しない文様のようで、この品の場合は濃みの技術が上がっていますので延宝に近い時代の品なのかも知れません。落款は「嘉」盛期伊万里の優品の多い落款に、四角で囲まれた嘉という落款がありますが何か関係があるのかは不明です。典型的な寛文期の伊万里の高台ですが、個人的にはこれが「痺れる...新着古伊万里(染付芋葉文皿)

  • 骨折その後

    足の指を2本骨折してから38日目、ようやっとギプスを外すことになりました整形外科のお医者さんがレンドゲンを見て曰く、「この白くなっているところが、新たに骨ができたところだ」小指の剥離骨折(骨の一部が欠けて離れている)については、「手じゃないからいいか」というお話で走ったり力を入れたりしなければギプスを外しても良い、という診断となりました。一か月以上、ヘンテコな歩き方をしていたので違和感はありますが、とりあえず慣れるしかなさそうです。で、思い出したんですが↓が骨折した時の様子です玄関で1m数十センチの古い脚立で作業中にバランスを崩します左は傘立て&サッシ戸で、そちらへ倒れたらかなりヤバかったと思われますし後ろは玄関の土間ですから、こちらへ落ちてもかなりヤバそうです。正直なところバランスを崩した瞬間のことはは...骨折その後

  • 染付の瓢箪形皿

    先日、故玩館を運営しておられる多方面のジャンルに明るい先輩コレクターの遅生さんが大珍品の「染付瓢箪形皿」をUPされましたが確か何かの図録で染付の瓢箪形皿を見たことがあるのを思い出し、探してみたらありました1999年に刊行された「はじめての染付骨董」というMookに掲載されておりました。かの中島先生が監修しておりますので、娘さんが学芸員をしておられた戸栗美術館の名品が結構掲載されています。そんな中にありました、「山水人物文瓢形皿」見ての通りの祥瑞文様の品で、サイズは24cmとかなり大きいことが判ります江戸前期ということになっていますが、特注で作られた品なんでありましょうか。ちなみにこのMookには古美術店で実際に売られている品も値段付きで掲載されており↓の魚形皿も掲載されていました江戸後期の品となっています...染付の瓢箪形皿

  • 古伊万里自分史 ⑦ 昔よく見た図録

    古伊万里に興味を持ち、勉強を始めますが、田舎では立派な古伊万里を見る機会には恵まれず出張のついでに戸栗美術館へ行く機会には恵まれましたが、結局のところ図録や研究本に頼ることになります。そんな古伊万里初心者の時代によく見た図録が↓の「別冊太陽染付の粋」です(1997年刊行)伊万里を中心として世界各地の染付磁器について解説している図録で「伊万里染付の変遷」の部分を書いておられるのは、陶磁研究家の大橋康二さんで、他に九陶の館長の鈴田由紀夫氏も書いておられます。この図録では「初期伊万里」、「寛文様式」、「延宝様式」、「元禄様式」、「宝暦様式」、「天明様式」、「文政様式」といった感じで分類しており、それぞれの時代の様式の特長について図録付きで解説しています。当時のワタシには「藍九谷」や「藍柿右衛門」といった分類より...古伊万里自分史⑦昔よく見た図録

  • 古伊万里自分史 ➅(藍柿って何だろう)

    さて、古伊万里に興味を持って30年ほど、初心者時代に理解するのに時間の掛かったことについて書こうと思います。まずは↓の品をご覧ください。五寸サイズの美しい元禄期の深皿で、ワタシが初めて購入した「藍柿」です。古伊万里に興味を持ち、図録や入門書を買い込んで勉強という歴史をだとりましたがそんな中、古伊万里の書籍や図録には必ず「藍柿右衛門」が登場しますワタシにはこの「藍柿右衛門」が理解するのに時間が掛かったんであります。ワタシが最初に購入した↓の書籍には「藍柿右衛門」について、次のように解説されています藍九谷の次に来る藍柿右衛門は、染付としても伊万里磁器として最初の、かつ最高の達成を示す。それは磁器制作に必要な技術的条件が、全ての工程に於いて、文字通り完成したことを意味する。いかにも研究者が書いたという感じがする...古伊万里自分史➅(藍柿って何だろう)

  • 古伊万里自分史 ⑤

    前回はHPで知り合った先輩コレクターの導きで、初めて「骨董ジャンボリー」に参加したところまで書きましたがHPも2年近く続けると手持ちの品は枯渇し、なんとかヤフオクで調達を試みるものの、そこはオークションですので限られた予算で安定した仕入れを行うことは不可能で、あっという間に自転車操業状態に陥ることとなりました。それでも、Dr.kさん、ミーコさん、いに渋夫妻が毎月1日HPを更新しておられたので、妙な意地でワタシも1日に更新しておりました。初めての骨董ジャンボリー参加から1年経った2006年8月、再び骨董ジャンボリーに参加する機会を得ました。前回は「見てるだけ」で終わってしまったので、今回は安い品で良いので何かひとつ、という思いの中で購入したのが↓の小皿です少々傷のある品でしたが、前回も待ち合わせ場所にしてい...古伊万里自分史⑤

  • 新着古伊万里(染付鳳凰文六寸皿)

    このところ「古伊万里自分史」を書いていますが、あと2~3回で終了しそうなので暫くぶりで新着古伊万里を紹介します。「染付鳳凰文六寸皿」二羽の鳳凰を見込みいっぱいに描き、その隙間に宝珠(?)や瑞雲(?)といった吉祥文を描いています鳳凰文は伊万里では人気の高い文様だったようで、初期から後期まで多くの品の描かれています(ウチにもそこそこありますが)この品の場合はデザイン化はされているものの、やや雑然としており、盛期の品ではないのが判ります。表だけ見ると中期(享保~宝暦)あたりの品のような印象もありますが、裏面を見るとそうではないことが判りますこのタイプの裏文様は寛文後期~延宝あたりに見られるもので、無落款である点も特徴のひとつでしょうか。特別な魅力のある品ではありませんが、人気のある文様の描かれた「無難な品」と言...新着古伊万里(染付鳳凰文六寸皿)

  • 古伊万里自分史 ④

    さて、2004年6月15日に自分のHPを立ち上げたのですが、手持ちの古伊万里はさほど多くなくしかもまだまだ初心者、当時の状況を考えれば、せいぜい2~3年も続けば関の山といった感じでした。それでも、HPを通じて、Dr.kさん、ミーコさん、いに渋夫妻、猫の蔵夫妻、hibariさんといった先輩コレクターを交流を持つことになりました。HPを始めてから1年程たったある日、7月にビッグサイトで「骨董ジャンボリー」が開催されることを知りました今となっては記憶が定かではありませんが、いに渋夫妻より「骨董ジャンボリーでオフ会を」というお誘いを頂きました。いに渋夫妻は見事な名品を蒐集されている大コレクターで、ワタシはまだまだ初心者、かなり気後れはしたものの日本最大規模の骨董祭を見てみたいという欲求に負けて参加することにしまし...古伊万里自分史④

  • 古伊万里自分史 ③

    前回はtaimei氏の「古伊万里に魅せられて」で取り上げてもらうことで、ネット上の古伊万里コミニュティに参加したところまで書きました今回は自分でホームページ(以下HP)を作るに至った経緯です。当時同じ会社の先輩で早くからHPを運営している方がおり、この方とは趣味の音楽でも懇意にしていたこともあり「HPを作ってみたらどうか」と勧められ、「ホームページ作成王」なるソフトを買い込み、試しに作ってみたのが最初でした。HPのタイトルは「MyFavoriteThings」というもので、このタイトルはJazzのジョン・コルトレーンのアルバム・タイトルから名付けました。(今も残骸だけは残ってますが)そんな頃に入手したのが、柴コレにも収録されている↓のお皿です残念ながら甘手ですが、典型的な寛文期の染付皿で、ワタシが最初に購...古伊万里自分史③

  • 古伊万里自分史 ➁

    前回は初めて自分でも「古伊万里」と理解した品を購入したところまで書きましたが当時のヤフオクは現在ほどの出品数ではなく、古伊万里の出品もそれほど多くなかったように思います。(2001年頃?)そんな中、前回紹介した染付七寸皿を扱っていた業者さんが蝶の文様が入った染錦の七寸皿を出品しました「いつまでこの趣味が続くか判らないが、とりあえず色絵も一枚」ということで落札したのが、↓の「染錦牡丹蝶文皿」です。宝暦あたりを中心にみられる典型的な染錦手の品ですが、業者さん曰く、「黒釉が使ってあるのが珍しい」ということでした。さて、この品を落札した後に、ちょっとした出来事が起こります。この品を出品していた業者さんがヤフオクの評価で「悪い」を間違えて付けてしまったんであります勿論、業者さんからはお詫びのメールをいただき、評価は...古伊万里自分史➁

  • 古伊万里自分史 ①

    ワタシは日記をつけるような人間ではなく、購入した伊万里についても値段や日付も記録していませんま~、ここまで読んだだけで、実にテキトーに収集を続けてきたことが判りますがとりあえず、思い出せる範囲で、古伊万里収集初期まで自分史を少しだけ書いておこうと思い立った次第です。第一回目は骨董品に興味を持ち、なにがしかの品を購入するあたりまでです昔、酒田に「アメ横」という八百屋さんや魚屋さんなどが複数入居していた店舗がありましたこの「アメ横」は市の中心商店街にあった「柳小路マーケット」が老朽化に伴い解体され、その代わりに少し離れた場所に建設されました。↓柳小路マーケット、ウチの母と祖母はここで八百屋していましたで、たまたま休日にこの「アメ横」に行ったら「骨董品入札会」の看板を発見、入札会は建物の2階で行われており興味半...古伊万里自分史①

  • マイクロカー

    先日、車関係のTV番組を見ていたら、マイクロカーの特集をしていましたその中で、「あれ、この車の画像がどっかにあったはず」とイウマイクロカーが登場しておりました。そこでPCに保存されている画像をあちこち探したらありました。それが↓の車ですこの車は富山市にあるカケオカ自動車が製造している「アビー」というマイクロカーでホンダ製の50ccエンジンを搭載しており、全長は2.15m、全幅が1.14mというまさにマイクロカーで車重は160kg、リッターあたり40kmも(メーカー発表)走るようです。普通免許がないと乗れないという点はどうしようもありませんが、最高時速は60kmということで、街乗りには良いかも知れません。最近の車はやたらと大きくなっていますので、前後に大きな車がいると怖いのかも知れませんが屋根の付いたスクー...マイクロカー

  • 自分の車が写ってました

    ここ2年ほど、季節柄の良い時期には近場をあちこち(去年は巨木巡りでしたが)行きましたがその折に撮影した画像の中に自分の車が写っている画像が数枚あることに気付きました。自分の車を入れたアングルで撮影することはしないんですが、撮影の対象の近くに車を止めることができた関係で写り込んだようですま~、これも思い出の一部ということで、ちょっとだけ貼ってこうと思います。まずは旧藤島町の六所神社の大ケヤキと一緒に写っている画像ですここは神社の前の通りが細かったので、こんな感じになりました続いては、旧余目町(現在は庄内町)の「深川のツキ」と一緒に写っていまし「深川のツキ」は反対側から見ると大きな空洞になっていますが、個人的には大好きな巨木です続いてはほんの一週間ほど前に山形県指定民俗文化財の「黒森歌舞伎」が開催された「黒森...自分の車が写ってました

  • 春のような陽気

    今日の酒田はとても良い天気で、最高気温も18度と2月とは思えない春のような陽気です正直なところ、いかに暖冬とは言え、2月でこの陽気はほとんど記憶がありません(骨折中のワタシとしては大助かりですが・・・)そんな訳で、ちょっとだけ鳥海山を撮影してみました。朝は雲ひとつない快晴だったんですが、午後になって雲が出てきました15倍程度のズームで撮影すると水墨画のような景色が・・・陽気に誘われて散歩する人が一人火曜日くらいまでは高い気温が続きそうですが、その後は平年並みに戻るようです。春のような陽気

  • 二段の鎬が入った中期古伊万里

    ぽぽさんのところで、二段の鎬が入った色絵柿右衛門の小皿がUPされていましたのですでに掲載済みの品ではありますが、ウチにある二段鎬(一般的に菊形皿として売られている)の品を引っ張りだしてみました。いずれも延宝~元禄という「盛期伊万里」と思われる立派な傷物です。①「染付唐獅子文六寸皿」です盛期伊万里らしい白く上質な土と繊細な筆致、そして発色も見事です(でも傷物)裏はこんな感じで、外側の鎬は裏側からも判ります➁「染付龍文六寸皿」ですこちらも絵柄は違うものの、明らかに同タイプの品で、これも立派な傷物で、染付はやや暗めの発色です裏面はこんな感じで、唐獅子文の品よりも一段目の鎬がはっきりしています裏文様が画一的な唐草繋ぎではないことを考えると、こちらの品の方が若干古い(延宝期?)と想像されます。ちなみに➁のお皿は、山...二段の鎬が入った中期古伊万里

  • モエルネリイマネシアゲハ

    最近入手したちょっと古い本に「地球絶滅昆虫記」という書籍があります1988年に刊行されていますので、今からざっと36年前の昆虫に関する書籍ですこの書籍の中で絶滅種として取り上げらている中で、今世紀になってから再発見された蝶がいますそれが「モエルネリマネシアゲハ」(Papiliomoernerimoerneri)ですこの蝶はニューアイルランド島(パプアニューギニアのビスマルク諸島にあるらしい)の特産種で1919年に1頭目が採集され、1924年に2頭目、そして1938年に3頭目が採集されてから採集された記録がありませんでした↓はこの書籍に掲載されている美麗な生態画ですこの書籍が刊行された時点で50年も採集されていなかったので、絶滅種として取り上げられたいるんですがニューアイルランド島の環境がそれ程損なわれてい...モエルネリイマネシアゲハ

  • 新着古伊万里(古九谷金銀彩向付)

    先週末は骨折騒動で大変でしたが、とりあえず落ち着いたので古伊万里をUPすることにしました。「古九谷金銀彩水仙文向付」四寸半サイズの深皿というか向付で、惜しむらくは甘手ですが、見込みの水仙文の金銀彩はよく残っています水仙文の描き方が典型的な寛文期を感じさせますが、変わっているのは成形で縁の部分が内側に折り返されています正直なところ、伊万里でこのような成形は珍しいように感じます手の込んだ品であることは裏面にも感じられ、これも金銀彩の品ではあまり見かけない瑠璃釉で塗られていますとは言え、真っすぐ立った高台はやはり寛文期の特長が出ているとは言えますそしてこの赤で絵付けされた落款もワタシは初見です同時代の伊万里とは違った特徴を備えていますので、正直なところ「?」な印象もあるんですが個人的には寛文期に焼成された異色の...新着古伊万里(古九谷金銀彩向付)

  • 骨折

    ちょっとしたことで、人生初の骨折を経験しました骨折したのは右足の薬指と小指で、最初は痛みもなかったんですがやがて内出血が広がって来たので、こりゃマズイかと思い整形外科を受診すると「指も動くし触っても痛くないようだが、内出血が広範囲なのでレントゲンを撮りましょう」と言われ撮影してみたところ、「薬指と小指に骨折が見られます。薬指はもう少しひどいと粉砕骨折になったかも」というありがたいお言葉。ギプスで固定され、包帯でぐるぐる巻きというミイラ男状態になってしまいましたお医者さん曰く、「これだけ折れていれば痛いはずなんだが、きっと痛みに強い体質なんだろう」という嬉しいような、なんとも言えないようなお言葉をいただきました。骨折

  • 防虫剤の入替

    今日は久々に蝶の標本箱の防虫剤を入替ました伊万里だとこんなことはやらなくてもいいので、やはりワタシには蝶の標本の収集は向いていないようです。今日入れ替えたのは青い金属光沢を持つことで有名なモルフォ蝶の箱で、ついでなので、箱の蓋を開けた状態の画像を残すことにしました今から10年近く前にちょっとだけ集めた標本で、14頭入っていますが、いじれも違った種類で、すべてオスの標本です(モルフォのメスのほとんどは青くありません)種類に関しては少々記憶が怪しいですが、一番左の列の上から順にキプリス、ゼフィリテス、エガ、ポルティス(?)2列目は、ディディウス、ヘレナ、ゴダルディ3列目は、メラネウス、カキカ、アナクシビア4列目は、ユーゲニア、アマトンテ、オーロラ、スルコウスキーとなっています。この標本箱に入っていないモルフォ...防虫剤の入替

  • ブラックアイスバーン

    今年の酒田は暖冬ですが、今日は少し雪が降り最高気温が2度そこらの寒い1日でした午後7時前に会社から帰ろうとしたら、国道が渋滞しているのでよく見たら、道路がブラックアイスバーンでツルツルでした。ウチの前の道路はこんな感じです一見するとただの濡れた路面に見えます↓は路面の部分を少し拡大した画像です状況は伝わらないかも知れませんが、表面に氷の膜が張ったような状態になっています日中に降った少量の雪がいったん解け、さらに夕方になり気温が氷点下になりしかも風が強かったことで路面になった訳ですが、地元民は判っているのでノロノロ運転となります。こうなると、ちょっと強めにブレーキを踏むとABSが効きまくりになりますがワタシらの世代はABSや横滑り防止なんていう装備のない時代が長かったので便利な時代になったと感じるのは確かで...ブラックアイスバーン

  • ブラックアイスバーン

    今年の酒田は暖冬ですが、今日は少し雪が降り最高気温が2度そこらの寒い1日でした午後7時前に会社から帰ろうとしたら、国道が渋滞しているのでよく見たら、道路がブラックアイスバーンでツルツルでした。ウチの前の道路はこんな感じです一見するとただの濡れた路面に見えます↓は路面の部分を少し拡大した画像です状況は伝わらないかも知れませんが、表面に氷の膜が張ったような状態になっています日中に降った少量の雪がいったん解け、さらに夕方になり気温が氷点下になりしかも風が強かったことでこんな路面になった訳ですが、地元民は判っているのでノロノロ運転となります。こうなると、ちょっと強めにブレーキを踏むとABSが効きまくりになりますがワタシらの世代はABSや横滑り防止なんていう装備のない時代が長かったので便利な時代になったと感じるのは...ブラックアイスバーン

  • 40数年前に乗ってみたかった車

    ネタがないので車ネタとなっておりますこれから紹介する車は今から40数年前、ワタシが18~19歳頃に現役で販売されていた車で(何年か古い車と新しい車もありますが)当時、そのカッコ良さに憧れ、いつの日か乗ってみたと思いながら、未だに乗る機会を得ない国産車です。まず最初は、ジウジアーロの繊細なデザインが美しい、「いすず117クーペ」です初期モデルはプレスで作れず、職人さんがボディを叩き出しで作っていたとか続いては日本を代表するスポーツカー、「日産フェアレディZ」(画像は240ZG)です。会社の先輩がこれと同タイプの赤のフェアレディZに乗っておりました次も日産車で、当時大人気でスカイライン史上最も多くい売れた通称「ケンメリ」です当時は随分と大きな車に見えたんですが、今時の車と比べると小さいことに驚かされます。次は...40数年前に乗ってみたかった車

  • 伝説の蝶を求めて

    ずっと読みたいと思っていた本を入手しました「伝説の蝶を求めて女帝ポンテンモンキチョウ」です。1999年の刊行された書籍で、作者は原弘という方ですこの本で取り上げられている「ポンテンモンキチョウ」(Coliasponteni)というのは世界に8頭しか標本が存在せずしかも160年以上(場合によっては250年以上)採集された記録がないというまさに幻の蝶です。世界にある8頭の標本のうち5頭は大英博物館に、残り3頭のうち2頭はスウェーデン自然史博物館、1頭はルンド動物学研究所にあります↓はこの書籍の裏表紙ですが、上から5頭は大英博物館、下の3頭はスウェーデンにある標本のようです。大英博物館の標本は以前から知られていたようで、1768年~1771年かけてキャプテン・クックがエンデバー号で行った世界一周の航海の時に一緒...伝説の蝶を求めて

  • 伊万里百趣

    「伊万里百趣」というのは平成五年(1993年)に里文出版から刊行された伊万里の書籍で骨董雑誌「目の眼」の創刊200号記念して刊行された書籍です。ワタシが入手したのは平成12年頃で、確か八重洲ブックセンターで購入した記憶があります。この書籍に収録されている古伊万里は、読者が愛蔵品を応募した中から選ばれた品で、一般的な名品を集めた図録と違い蒐集した人の好みや美意識が色濃く出ているのが特徴だと思われます。(中には金銘の有名な品や色鍋島、松ヶ谷、初期の名品も収録してありますが)当時はまだ伊万里に興味を持ち始めたばかりの頃で、「いつの日かこの図録に載っているような品を入手できれば」と思ったものでしたがその日はこの書籍を購入した数年後にやって来ました。その品が↓の「兎文小皿」ですすでに何度か購入していた神戸の業者さん...伊万里百趣

  • 土門拳 骨董の美学

    「土門拳骨董の美学」というのは1999年に平凡社から出版された書籍です良く知られているように、土門拳は酒田市の出身(と言っても7歳頃に東京に移住しているが)で、酒田には土門拳記念館があります土門拳は骨董収集家でもあり、伊万里でも初期伊万里や色絵古九谷を収集していたようです。そんな土門拳自身が書いた文章の中に「まぼろしの古九谷」という部分がありますので、ちょっとだけ紹介したいと思います。日本色絵磁器の王者古九谷は、加賀百万石の支藩大聖寺藩で焼かれた。その窯址と目されるものは。大聖寺川の上流、石川県江沼郡九谷村の谷間に、こんもりとした杉林におおわれてある。(中略)写真は失敗だったし、陶片も拾えなかったけれども、古九谷窯址をこの目で見ただけで、僕の気はすんだと云えなくもない。なぜなら、古九谷窯址は大聖寺川の氾濫...土門拳骨董の美学

  • ランボルギーニ・アヴェンタドール

    地元のモーターショーやクラッシックカー・ミーティングも開催されなくなって久しいですが遊佐町で開催されていたクラシックカー・ミーティングの中で最も強烈に印象に残っている「ランボルギーニ・アヴェンタドール・ロードスター」の画像をちょっとだけ貼って残しておこうと思います。この車は2018年・19年と同イベントに参加しており、田舎ではまずもって見かけないそのド迫力に驚いたものでしたまずは2018年の時の画像です真横からですが、車高を一番下まで落としているので地面に付きそうな感じです正面からですが、横に立っている人と比べるとその低さが判るでしょうか斜め前から、隣のS30Zも大好きですが同じく斜め前からですが、こちらは2019年の画像ですリヤの部分リヤ部分の拡大ですが、ド迫力のホイールです運転席の部分です地元のイベン...ランボルギーニ・アヴェンタドール

  • 新着古伊万里(染付如意頭文五寸皿)

    手頃なお値段の品があったので、今年初めて伊万里を入手しました「染付如意頭文五寸皿」寛文期の品には三方に同じ文様を描いたデザインの品がよく見受けられますがこの品は三方に如意頭文を描いてはいるものの、その左右に別々の文様を描いているのがちょっとだけ個性的です。如意頭文の左側は濃い呉須で文様を描いた上から塗りつぶしています右側は朝顔のような花が墨弾きで描かれています典型的な寛文期の様式と言える品で、特に面白味のある品ではないんですが何分にもこの時代の品が好きなので、見かけると欲しくなるという、ま~「藍九谷病」かも知れません。落款は一般的な「角福」で、裏白というのも寛文期らしい特長ですね個人的にはもっと薄く鋭い高台の品が好きなんですが、350年の歴史を生きてきた品には違いありません。もう少し時代が下がり、延宝期に...新着古伊万里(染付如意頭文五寸皿)

  • 古伊万里の図録

    ここ一週間ほど、数年ぶりに風邪をひいて(幸いにしてコロナでもインフルでもなかった)体調不良でありました悪化することもないんですが、治るのも遅いというのは、やはり年齢に関係がありそうです・・・。さて、私にとって古伊万里の大師匠であるDr.kさんが、小木先生の代表的な著作である「新集成伊万里」を入手されたようなのでウチにある小木先生の書籍を2冊ばかり紹介したいと思います。「伊万里の変遷」昭和63年に刊行された図録で、定価は一万円ですが、ワタシが入手したのは10年ほど前で、2千円くらいだったでしょうか図録というよりは研究本としての性格が強いようで、昭和の終わりごろの伊万里研究の状況が伝わってきます。続いては、「伊万里誕生と展開」ですこちらは平成10年の刊行で、定価は「伊万里の変遷」と同様に一万円です(もちろん中...古伊万里の図録

  • 多福院のイチョウ

    今日の酒田は午前中は天気が良かったんですが、昼前から曇り午後には雨になりましたそんな中、酒田のお隣の三川町にある曹洞宗の寺院「多福院」へ行って来ました。このお寺に来た目的は、境内にある幹回り5mを超えるイチョウを見るためです。道路の反対側にある駐車場からですが、とても目立ちます禅宗本堂の斜め前に素晴らしい存在感で鎮座していますある程度刈り込まれているのかも知れませんが、とても姿の良いイチョウですさらに近づいてみると、小さな乳根らしきものが見えます大きさと言う点では、以前に紹介した「三ヶ沢の乳イチョウ」や「湯田川の乳イチョウ」には及びませんがロケーションも含めとても見栄えのするイチョウですので、季節毎に訪れたい場所です。ちなみに、国の天然記念物の「文下のケヤキ」はここから橋(蛾眉橋)を渡ってすぐの場所にあり...多福院のイチョウ

  • 今日の鳥海山

    今日の酒田は朝からとても良い天気でした鳥海山がとても綺麗に見えたので、会社の窓から撮影してみましたま~、会社の窓からの撮影なので、余計なものが沢山写っていますが中腹に雲がかかり、朝日の当たった鳥海山は霊峰といった趣です。明日の午後辺りからは天気が悪くなるようで、さらに日曜日あたりからは雪の予報になっています。昨年末に降った雪は消えましたが、あと二カ月近くは「冬」が続きます。今日の鳥海山

  • 元旦に地震

    日本海側は能登半島を震源とする地震でエラいことになっていますが酒田も震度4ということで、そこそこ揺れました。津波警報は出たままになっていますが、今のところ30cmの津波が観測されています満潮時刻が20時10分のようなので、そのあたりの時間まで注意が必要のようです。外ではヘリの飛ぶ音がしていますが、海上保安部が確認しているのかも知れませんウチの会社で導入している安否確認システムによると、特に被害らしきものはなさそうですが津波の浸水危険区域に住んでいる社員は一時避難しているようです。まだ地震は頻発しているようですが、このまま収束して欲しいものです。元旦に地震

  • 10年前の中町モーターショー

    中町モーターショーは2012年に初めて酒田市の中心商店街で開催され、2018年まで続いた記憶がありますが今回は二回目の開催となった2013年に参加した車の中から、今まで(旧ブログ時代も含め)紹介した記憶のない車をちょっとだけ紹介します。まずは渦中にあるダイハツのオート三輪で、1967年式の「CM-8」です思えばワタシが子供の頃はオート三輪は普通に走っておりましたダイハツと言えば、小学生の時に近所に住んでいる子の父親の「フェローマックス」に乗せてもらった記憶があります。続いては画像がピンボケだったので紹介していなかった英国車で、1950年式の「MG-TD」ですブリティッシュ・グリーンに塗られたクラシカルな佇まい、こういった車の似合う人になりたいものです「MG-TD」の英国車らしい室内次の車は2017年の遊佐...10年前の中町モーターショー

  • 50円硬貨を探せ

    年の瀬にお金の話題と言うのも何ですが、私の持っている2023年版「日本貨幣カタログ」から耳寄りな?、ネタを書こうと思います。コインのコレクションといえば、記念硬貨や古銭をイメージする方が多いと思いますが現在も発行されている「現行貨幣」にも思わぬ価値のあるものがあります。(エラーコインは除く)まずは↓の画像をご覧ください。昭和42年から現在までずっと発行され続けている「50円玉」ですが、昭和62年のところを見ると普通に使用された並品でも3000円という値段が付いています。額面の60倍の価値が付く理由は簡単で、この年の発行枚数が極端に少ないからに他なりません。(故に簡単には見つからないが)さらに↓の画像をご覧下さい同じ50円硬貨の平成以後のリストですが、平成22年~25年の発行枚数が少なく、いずれも額面の40...50円硬貨を探せ

  • 新着古伊万里

    ここ二日ほど大雪でエラい目に会いましたが、今年最後の伊万里を購入しました「陽刻鳳凰文七寸皿」(実際には22cmくらいあります)一見して判るように、天明~寛政あたりに多く見られるタイプの品で倉石梓氏の「古伊万里染付図譜」ではこの手を新様式の「陽刻型打ちグループ」として分類しています。釉薬感も含めワタシの初見での印象も、鳳凰が見込み中央に大きく描かれているのはちょっと珍しいものの典型的な江戸中期末の品というものでした。やや鉄分の飛びは見られるものの、鳳凰の絵付け・発色は悪くありません陽刻部分のアップですが、このタイプの品の陽刻はかなり種類があるようなので、珍しいのかどうかは不明ですこの手の品は結構見かけますので、普段であれば安くても購入しようという気はしないんですが購入するに至った理由は裏面にあります。このタ...新着古伊万里

  • 大雪襲来!

    酒田は滅多にない大雪に見舞われています昨日の夕方まで雪がなかったのに、今日の18時の積雪が37cmです酒田で24時間にこれだけ降るのは滅多になく、今日はたまたま休日だったので、朝、午後3時頃、さらに午後5時頃と実に一日に三度も除雪することになりました。隣家の屋根を見て頂ければどんな感じか伝わるでしょうか同じく隣家のケヤキには雪の華が咲いていますが、風が吹くとこれが飛ばされてきます雪は峠を越えたようですが、道路はツルツルでしかも雪のせいで狭くなっており明日は大変そうです。大雪襲来!

  • 本格的な雪

    酒田では昨日の夕方から本格的な雪となり、今朝の段階で積雪18cmという状況ですそんな訳で今シーズン初の本格的な除雪を一時間近くかけて行いました。ウチのピラカンサスは今年は沢山の実を付けていますが、見事に雪をかぶっています紅白の対比が魅力ではありますが、雪が厄介者なのは確かです裏山の木々も真冬の姿です年末は暖かくなるとう予報のようですが、雪と格闘する日々が始まったのは確かです。本格的な雪

  • 岡田皇大神社のケヤキ

    「岡田皇大神社」は以前に紹介した遊佐町の「岡田のムクノキ」の生えているお宅のすぐ近くある神社ですこの神社は今年の7月に訪ねていたのですが、訳あって紹介していませんでした。その訳というのは、この神社には幹回り6m近いケヤキの巨木があったのですが、何年か前に伐採されてしまっていたからです巨木に関する資料で発見し、「よっしゃ!、ここなら近い」と思って出かけたら、すでに存在しなかった・・・という顛末です。岡田皇大神社です。鳥居の後ろに古木があり、その右に大きな切り株が見えます半分くらいしか写っていませんが、大きな切り株で、中が空洞化していたことが伺えますこの神社にはあと2本ばかり大きなケヤキがあります後ろに見える月光川に向って斜めに生えているケヤキ、幹回り4m以上はありそうです近くで見ると結構な太さですもう一本の...岡田皇大神社のケヤキ

  • 新着古伊万里

    暫くぶりで古伊万里を入手しましたが、時代はあるものの、状態はあまり良くない品です。(故に安い)「染付捻り文五寸皿」恐らくは寛文期あたりと思われる江戸前期の染付小皿で、シンプルな図柄ですが存在感があります捻り文は初期伊万里から江戸後期まで普通に登場する定番的な絵柄ですが、やはり時代なりの特長が見られこの品のゆらゆらしたような捻り文は初期や中期の品とは違った魅力が感じられます。画像を見ると判るように甘手の品で、貫入と沁み込んだ汚れが見られます業者さんは漂白して綺麗にしたようですが、やはり貫入に沁み込んだ汚れはどうしようもありません。裏文様を見ると寛文期の特長が見られますが、とりらかというと寛文でも後期の品かも知れません。(寛文は1661年~1673年)落款はあまり見ないタイプのものですが、陶工さんが福を真似て...新着古伊万里

  • 庄内三ケヤキ

    先日、「庄内三ケヤキ」というのがあるのを知りましたいずれもここ2~3か月内に当ブログで取り上げた大ケヤキばかりなんですがまずは、狩川八幡神社にある「阿古屋のケヤキ」(神社の地名に由来する)旧藤島町(現在は鶴岡市)にある「六車神社のケヤキ」そしてつい先日紹介した鶴岡市にある「山王日枝神社のケヤキ」です誰が選定したのかは不明ですが、いずれも幹回り6mを超える比較的に姿の良いケヤキでいずれも神社に鎮座しているという共通点があります。これはこれで納得できなくはないんですが、折角なのでワタシなりに「庄内三ケヤキ」を選んでみました。(異論は多々あるでしょうが)まずは、庄内町の深川地区の村はずれに生えている「深川のツキ」ですご覧の通り大きな空洞がありますが、その異形故に地域をずっと守って来た大魔神のごとき存在感がありま...庄内三ケヤキ

  • 里の名水・やまがた百選

    先日、里の名水・やまがた百選に選ばれている「鷹清水」を紹介しましたがふと思い立って、百選に選ばれている名水で近くにあるものを訪ねてみることにしました。まずは、旧八幡町(現在は酒田市)にある「湯の澤霊泉」です東屋になっていますこんな感じで流れています案内板この辺りはいろいろな施設があります続いては鳥海山の麓という場所柄から、多数の名水が点在する遊佐町から「丸勝の水」です丸勝金物店の倉庫の端にあり、湧水量も相当なものです個人所有の湧水ですが、遊佐町にある一の滝、二の滝、三の滝を模した石造りの水受けが見ものです続いては遊佐町の中心部に近い老舗菓子店の前にある「光月堂の水」です最初にお断りしますが、現在はなにがしかの理由で利用できないようです。本来であれば左下に水が流れているようです案内板です是非復活して欲しいも...里の名水・やまがた百選

  • 山王日枝神社(鶴岡)へ行く

    今日の酒田は穏やかな一日で、最高気温も13度ほどと、この時期としては過ごし良い一日でした来週の後半からは冬の天気になるらしいので、とりあえず酒田のお隣の鶴岡市にある「山王日枝神社」へ行ってみました。鶴岡駅から1kmほどの街中にある神社です鳥居をくぐり拝殿へ拝殿にお参りしましたなかなか迫力のある顔の狛犬鳥居に向って右手側にある弁天堂さて、ワタシが何故わざわざ鶴岡の山王日枝神社に来たか?答えは弁天堂の後ろに鎮座しています鶴岡市の天然記念物に指定されている、、推定樹齢300年超の大ケヤキです幹回りは5mを超え、枝を四方に広げた堂々たる姿をしていますさて、この神社には天然記念物指定こそされていないものの、このケヤキに負けず劣らずの大ケヤキがもう一本ありますそれが拝殿に向って右奥にある↓のケヤキです近くで見ると、天...山王日枝神社(鶴岡)へ行く

  • 駅前交流拠点施設ミライニのイルミネーション

    酒田は人口が減る一方でありまして、長い目で見るといろいろと厳しい状況なのは確かですが空地で駐車場になっていた駅前の再開発の結果、3年前に「駅前交流施設ミライニ」が開業しました正直なところワタシは利用したことがないんですが、ここには図書館、観光案内所といった施設があるようです。で、たまたまここの前を通ったら、イルミネーションが綺麗だったので、手持ちの十数年前のデジカメで撮影してみた次第です画像はイマイチですが、雰囲気だけでも味わっていただければと思います。ここだけ見るとえらく都会感が溢れていますハート型のイルミネーション、ここで撮影するカップルとかいるんでしょうか・・・昨年の7月に移転してきたバスターミナル、ここだけ見ると仙台並みではありますが・・・。この建物の裏手には「月のホテル」という三つ星ホテルがあり...駅前交流拠点施設ミライニのイルミネーション

  • 大ケヤキ下の湧水

    今日の酒田は朝から雨で、時折激しく降るというどうしようもない天気でしたとは言え、雪は積もっていませんので、とりあえず近くで行ったことのない場所ということで酒田市でも山手の生石(おいし)地区にある「大ケヤキ下の湧水」へ行ってみました。まずは大ケヤキですが、酒田市の保存木に指定されています。道路側に傾いて生えており、後ろにある祠は馬頭観音です大木と言うよりは老木といった感じですね保存木のプレートが付いていますが、樹勢は良くない感じがしますさて、肝心の「大ケヤキ下の湧水」ですが、こんな感じですこの湧水は「里の名水・やまがた百選」に選ばれており、「鷹清水」という日本酒みたいな名前ですさて、なぜ「鷹清水」と名付けられているかというと、この大ケヤキに鷹の巣があったからのようです昔はケヤキの左右に水場があったようですが...大ケヤキ下の湧水

  • 狩川八幡神社のケヤキ

    今日の酒田は明け方から小雪、日中は雨の降る天気でした最高気温は6度そこらで冬本番といった感じでしたが、午後から庄内町狩川(旧立川町狩川)にある八幡神社へ行って来ました。街中にありながら広い境内のある八幡神社です拝殿に向って右側に大きなケヤキの木が鎮座しており、屋根と石段には雪がの残っています葉が全部散っているのでイメージしずらいですが、かなりの大木です近くへ寄ってみると、直径6mを超える巨木であることがわかります別の方向からですが、随分と地面に近い場所から枝が出ていますこの宝物殿の後ろにもう一本、大きなケヤキがあるんですが、雨が強くなってきた上に、気温が2度しかないので今回はパスしました狩川地区は酒田よりは雪が多く降りますが、この神社の前の通りは消雪道路になっていましたここ半年ばかり、庄内地方の巨木を見る...狩川八幡神社のケヤキ

  • 湯浅洋子さんのバラの油彩画

    ワタシは中学高校と美術は3以上の評価は取ったことが無く、絵心はまったくなし、美的センスのかけらもないことを自負しています今にして思うと、なぜ絵画を購入しようと思ったのかははっきりしませんが、有名作家でなければ安く入手できることを知りとりあえず絵の一枚くらい飾ってみたいものだという気持ちからだったかも知れません。という訳で、ワタシが初めて(というよりも絵画はこれともう一枚しか購入したことが無い)購入したのが、湯浅洋子という人の薔薇の絵です新品の額が付いて一万円以下でしたので、軽い気持ちで購入したのは確かで、作家さんには申し訳ありませんが、どこが気に入ったとか訊かれても答えられません。ネットで作者の湯浅洋子さんを検索すると、バラの絵が沢山出てきますので、バラにこだわった画家さんなのかも知れません。絵画以外にも...湯浅洋子さんのバラの油彩画

  • 栗田美術館図録「伊萬里」

    以前にちょっとだけ紹介したことがありますが、栗田美術館の開館記念に千部限定で出版されたのが「伊萬里」です。出版された1975年当時、破格の八万円の定価だったようですが、ワタシがヤフオクで入手した数年前は2000円そこらでした。(ワタシが就職した1977年当時の初任給は79800円でした)ワタシは栗田美術館の館長だった栗田英男氏を知りませんし、栗田美術館にも行ったことがありませんので正直なところ豪華図録を持っているというにすぎませんが、この図録の扉の部分と序文に栗田英男という人の強烈な個性が見えるので今回その部分だけを紹介したいと思います。まずは扉の部分ですいかに自分のコレクションを紹介するとは言え、この文章はなかな書けない(書く勇気がない)と凡人のワタシは思います続いては図録の序文ですが、こちらも強烈な個...栗田美術館図録「伊萬里」

  • 落伏

    先日何か月かぶりで行ってきた遊佐町の永泉寺(ようせんじ)ですが、このお寺の隣に「落伏」というバス停があります地区の表示板ワタシが子供の頃は家の前を通る庄内交通のバスに「落伏行」というのが走っており当時はいったいどんな場所なのだろうと思っていました。落伏清水は山形県の里の名水百選に選ばれているようです「落伏清水」言わずと知れた鳥海山の伏流水ですが、あまり目立ちませんさて、「落伏」という地名の故来なんですが、永泉寺のHPによると鳥海山麓に世にも恐ろしい毒蛇が現れて庶民を苦しめているところを耳にした慈覚大師は嵯峨絶壁の岩窟で護摩行法に勤め祈祷をしたところ、ちょうど百日目に毒蛇は真っ二つになり頭は天に飛び去り尾は大師の護摩壇下にに落下した。落伏はこの伝説が生んだ『尾落臥』から変化じたもので、剱龍山という山号は龍の...落伏

  • 安田諏訪神社のイチョウ

    今日の酒田は朝から雨で、夕方からは暴風雪警報が出て、雪こそ降っていませんが強風が吹き荒れています。そんな天気の中、わずかな晴れ間を狙って酒田市安田地区にある「諏訪神社」へ行って来ました実は先週、諏訪神社の前を通った時に、イチョウが見事に色づいていたので、是非紹介せねばと思い、荒天ながら行ってみた次第です。風のせいだと思われますが、神社の境内側の葉だけが散っています少々タイミングを逸したようで、先週は境内側の葉も散っていませんでした(ちょっと残念・・・)イチョウの周りにも黄色い絨毯ですこのイチョウは酒田市の保存樹に指定されていますこの神社には合体木と思われる大きなケヤキもあります神社の前の道路はまさに黄色い絨毯といった感じです所変わって、こちらは遊佐町の永泉寺のイチョウの巨木ですが、さすがに老木なので葉は少...安田諏訪神社のイチョウ

  • 桜紅葉

    ウチの会社の敷地内の桜の桜紅葉です青空をバックにいい感じなんですが、残念ながらこれは去年の11月6日の画像ですたまたまデジカメを持っていたので撮影した記憶がありますが、毎年綺麗に赤くなる訳ではないようです。今年は楽しむ間もなく散ってしまったようで、色も良くなかった(最初から茶色っぽい)のように感じました。桜紅葉

  • 大山下池晩秋

    このところワタシの休日は必ずと言っていいほど雨模様でありまして、今日も雨こそ降っていないものの朝からパッとしない天気でありました。(夕方から雨になりましたが)雨が降る前にどこか行ってみようということで、鶴岡市の大山下池へ行ってみました。駐車場がこんな様子だったので、まだ紅葉はいけているようですこのあたりは平地なので、紅葉はもう少し見れそうです以下。同じような画像が続きますこの大山下池はコハクチョウの飛来地として有名ですが、日中のコハクチョウは田圃へ食事に出かけているので一羽もいません鴨はたくさんいますので、あちこちでグワグワいってます近くにある三吉神社の石段ですが、今どきらしい風情です天気が持てば、池の周囲の散歩コースを歩こうと思ったんですが、雨がパラついてきたので断念しましたこの時期になると、天気の良い...大山下池晩秋

  • 晩秋の田沢川ダム

    今日の酒田は一日中小雨の降る寒い一日で、さすがに遠くへ出かける気力はなかったので、近場の田沢川ダムへ行ってみました。ダムの入口にあるモニュメント「フローラ」ここの紅葉の見頃は平年だと10月下旬なんですが、今年は遅いようです以前に来たときは気付かなかったんですが、小さな滝ががありました赤がないのと雨で地味な印象ではありますが、確かに紅葉はまだいけてますダム湖の水量は豊富のようですスギ林と紅葉茅葺屋根でこそありませんが、日本の原風景のような景色が平地での紅葉もあと少しでお終いといった感じでしょうか。晩秋の田沢川ダム

  • 鳥海あざみ 2

    前回に引き続き、昭和52年発行の「鳥海あざみ」に掲載されている大火で被災した教職員の手記を紹介します。空一面は真赤、風は音を立てて吹きすさび、火勢は倍加し炎は西から東に道路沿いに走っている時折ガス爆発のような轟音や、不気味なサイレンのうなる音がとどろき渡る。まるで地獄絵図そのもの光景である。そうしている中で、消防士二人が私の裏の屋根に上って来たので、私は屋根から降りた。消防士は死に物ぐるいで放水している。しかし、吹き荒れる烈風の前には放水も集中できず分散状態で、何の効果も見られなかった。火は怒涛の如く家の後ろを走っている。側が焼け、柱と屋根が燃え、次々と崩れ落ちてゆく悲惨な光景を目の当たりに見て何もなすすべもなかった。もう絶体絶命である。近くの大きな建物が燃え、風が渦を巻いた!!時折俄雨が降ったが気やすめ...鳥海あざみ2

  • 鳥海あざみ

    今日の酒田はずっと雨で、しかも夕方からは風も強くなりましたさて、「鳥海あざみ」というのは鳥海山の固有種のアザミで下向きに花をつけます。(画像は借り物です)今回話題にするのはこのお花ではなく、わが母校である酒田工業高校の生徒会誌の「鳥海あざみ」です画像は第15号となっていますが、ワタシは高校時代14号と15号の編集に参加しておりさしてなにもなにも残せなかった高校時代に唯一残したものでもあります。この蝶をデザインした表紙はワタシの同級生が描いたもので、表紙裏に一文を寄せています。さて、この「鳥海あざみ」第15号が発行されたのは昭和52年の春で、その数か月前の昭和51年10月29日に酒田大火が発生しています。当然、この生徒会誌でも下記のような表紙を付けて取り上げておりました記事の内容によると、生徒13名と教職員...鳥海あざみ

  • 紅葉の青沢峠

    紅葉の青沢峠の走行動画ですが、BGMの関係で中途半端だったりしますが雰囲気だけでもお楽しみいただければと思います。BGMはチェット・ベイカーの「AutumnLeaves」です(実はコレを聴いてほしいだけだったりして・・・)紅葉の青沢峠

  • 紅葉の青沢峠

    今日の酒田は11月にしては暖かく、しかも天気が良かったので、国道344号線(通称青沢越え)を通って真室川町へ行ってみました青沢峠はそれ程標高が高くないので、鳥海山のような紅葉という訳にはいきませんが、場所によってはきれいに紅葉していました。走行中の動画は若干編集が必要ですので後にするとして、とりあえず青沢峠の様子を見ていただければと思います。道路沿いの樹木の中で黄色が特に目立っていました酒田市側は天気が良かったんですが・・・真室川町に近づくにつれて曇ってきました冬へ向けてあちらこちら工事中でしたいい感じに紅葉しています真室川町に入って少し進んだあたりです色彩が入り混じったカオスな世界ですね今年の紅葉は遅いようなので、まだ暫くは楽しめそうです紅葉の青沢峠

  • 本田のケヤキと中清水のスギ

    今日の酒田は最高気温が25℃を超えるとかで、11月とは思えない陽気になりそうですが、確実に冬は近づいているのかも知れません今回は先日紹介した湯田川温泉に行ったついでに寄ってた「本田のケヤキ」と「中清水のスギ」を紹介します。この二本は樹木はいずれも鶴岡市の天然記念物に指定されていますが、どれくらい知られているのかは判りませんまずは鶴岡市の西工業団地の近くにある「本田(ほんでん)のケヤキ」です案内板がありました書いてあるように、一本の太い幹から四方へ冠状に枝を伸ばしているケヤキは珍しいように思われます根周りが6.4mもありますので、さすがに存在感があります画像はイマイチですが少し離れた場所からの全体像です続いては「中清水のスギ」です離れた場所からの画像になっていますが、この「中清水のスギ」は個人宅の所有であり...本田のケヤキと中清水のスギ

  • 湯田川温泉をちょっとだけ

    昨日紹介した「由豆佐売神社」ですが、7~8軒の旅館が並ぶ小さな温泉地「湯田川温泉」にあります今回は温泉が目的ではなかったので、詳しい説明はできませんが、とりあえず撮影してきた何枚かの画像で紹介します。温泉街の入口の提灯振り返ると温泉街の通りですが、旅館はもう一本左の通りにありますこんな感じの旅館があります細い路地にも正面湯は共同浴場で、この向かいには足湯がありますここを登ると梅林公園があるようです(行ったことがないもんで)この古く立派な建物は現在はお寺の集会所として使われている「旧白幡邸」だそうです往時を伝える造り鶴岡ですので藤沢周平の作品についての掲示もあります「新徴組」とは何でしょうか由豆佐売神社の隣にある「長福寺」長福寺の前を少し進むと「鯉の池」があります適度にひなびた温泉地である湯田川温泉ですが、...湯田川温泉をちょっとだけ

  • 湯田川の乳イチョウ

    今日の酒田は曇りがちな天気で時々雨が降っていましたが、午後から少し天気が回復したので酒田のお隣、鶴岡市の湯田川にある「湯田川の乳イチョウ」を見に行って来ました。湯田川地区はその名から判るように小さな温泉地なんですが、湯田川温泉の紹介は次回に回すことにして「湯田川の乳イチョウ」について取り上げます。乳イチョウは「由豆佐売神社」という変わった名前の神社の社殿へ向かう石段の横にあります由豆佐売神社の入口です神社についての案内板がありましたこの苔むした石段を登ります社殿に向かうにはさらに石段を登ります石段を上ると右側にイチョウの巨木が鎮座しています幹回り7mを超える巨木ですの存在感がすごいです乳イチョウの名前の元になっている気根(乳柱)が見えます案内板がありました、昭和27年に県の天然記念物に指定されています社殿...湯田川の乳イチョウ

  • 庭の花

    このところ休日に限って天気がイマイチ(今日も雨です)で、どこへも行けませんのでとりあえずウチの庭に咲いていた数少ない花を紹介したいと思います。(例によって一部を除いて名前は知らない・・・)まずは濃いピンク色の菊お隣の黄色の菊はまだです以下名前を知らない花です赤い小さな花が一輪シュウメイギク(白)シュウメイギク(ピンク)花ではありませんが、紫色の小さな実をつけていますお馴染みのピラカンサスですが、去年と違い今年は沢山の実を付けています大枚はたいてスタッドレスタイヤを買い替えましたが、長期予報では今年の冬は暖冬傾向らしいです。庭の花

  • 鳥海高原ライン2023年秋

    先日の鳥海高原ラインの走行動画です紅葉は見事なんですが、何せ天気がイマイチだったのとドラレコの性能の関係でその素晴らしさは全く伝わらないかも知れませんが、ヒマつぶしにどうぞ。BGMは三人の大歌手による「枯葉」です。鳥海高原ライン2023年秋鳥海高原ライン2023年秋

  • 鳥海高原ラインの紅葉

    今日の酒田はあまり良い天気ではありませんでした、午後から鳥海山を見たら下半分は雲がかかっていなかったので、今年最後と思い、鳥海高原ラインを走ってきました。山岳道路ですんで、途中で車を止めての撮影は難しいので、画像はあまり良くないドラレコ画像の切り出しですがとりあえず雰囲気だけ味わっていただければと思います。まずは鳥海高原ラインの登り口の近くですが、上の方は雪が積もっているのが判ります雲がかかっている関係で全体に暗い画像になっていますこれは唯一デジカメで撮影した画像ですが、「山が燃える」とはこんな感じでしょうか。以下、同じような画像が続きますここ2日ほど冷え込んだので、道路の端に雪が残っています終点よりかなり前にある駐車場はシャーベット状に雪が積もっていましたここから何百メートルか行くと終点なんですが、さす...鳥海高原ラインの紅葉

  • 西野吉備神社のケヤキ

    今回はウチの近く(歩いて数分)にある西野吉備神社のケヤキを紹介したいと思います西野吉備神社は旧羽州浜街道(旧国道7号線)沿いにあり、子供のころから慣れ親しんでいることもあって特に気に留めることもない場所ではありました。とは言え、よく見ると幹線道路沿いにあるケヤキは結構な大きさなので、今回取り上げることにしました。大ケヤキは交通量の多い幹線道路沿いに立っています近くで見ると幹回りはかなりあることが判ります反対側からの画像ですが、神社の隣にはレトロなポストがあります境内の中から見ると、上に遮るものがないので、大きく枝を広げているのが判ります境内には注連縄の巻かれたこんな木もありますこの神社の境内は昭和40年代頃までは子供の恰好の遊び場で、三角ベースの野球などをして遊びましたし夏休みの朝のラジオ体操の会場もこの...西野吉備神社のケヤキ

  • 新着古伊万里(色絵くらわんか五寸皿)

    昔読んだ骨董関係の書籍によると、昔は元禄あたりまでの伊万里が「古伊万里」でそれ以降の時代の品は「幕末の雑器」として骨董としては評価されていなかった時代があったか。現在はそんなことはありませんが、やはり初期から盛期までの伊万里は評価が高く(品物にもよりますが)結果的に値段も高いというのが現実なのは確かです。前置きが長くなりましたが、今回の伊万里は江戸中期末に近い時代の品と思われる「色絵くらわんか五寸皿」です見込み中央に草花文、外側には草花文と鳳凰が描かれています見込み外側の薄い緑色に塗られた部分は、釉剥ぎした上から色絵付けされておりこの品が重ね焼きされた量産品であることが判ります。裏面はこのタイプの品によく見られる絵付けがされていますくらわんか手の色絵皿としては上手の品のように思いますが、いたって安い値段で...新着古伊万里(色絵くらわんか五寸皿)

  • 古伊万里蒐集事始

    7月末から8月にかけてヤフオクに出品され、多くの品が高値で落札された「土江田コレクション」ですがワタシが土江田氏について知ったのは、↓の「小さな蕾」2001年2月号でした。この骨董雑誌で特集記事として土江田氏と陶芸家の野田芳直氏の対談と、お二人のコレクションが掲載されています「古伊万里蒐集事始」と題された特集記事は、当時古伊万里初心者であった私には大きな影響を与えてくらたように思います。その中で土江田氏はこれから蒐集を始めるという人へ次のような言葉を贈っています「素晴らしいものを見て感動するというか、感性を磨くというか、審美眼を高めて欲しいと思います。最初は失敗もありますよ、それは。数を集めればいいとか、使えればいい、というのではなくせっかくこの世界に入ったんだから、どんどん上を目指して欲しいですね。」今...古伊万里蒐集事始

  • 遊佐町深山神社へ行く

    今日の酒田は雨模様でしたが、午後から雨が上がったので、遊佐町中心部にある「深山神社」へ行って来ました。特に有名な神社ではなく、普通にある神社なんですが、樹齢200~300年のそこそこ大きなケヤキが生えています。この細い道を入っていくと神社がありますが、ケヤキが見えていますね。鳥居の後ろの方にケヤキがありますが、一番大きなケヤキではなさそうです高さはありますが、枝ぶりは今ひとつ(枝がはらわれているようです)社殿です社殿に向かって右側に一番大きなケヤキが立っています(右は公民館)幹回りが6m以上あるようです根が大蛇のごとく地中に伸びています上のほうはこんな感じですこの神社はロケーション的に良い場所でありまして、すぐ裏側を月光川が流れ今回は天気の関係で下半分えいか見えていませんが、鳥海山がきれいに見えます。神社...遊佐町深山神社へ行く

  • 羽黒山の巨木

    今日の酒田は天気が良く、行楽日和だったので、羽黒山へ足を延ばしてみました(と言っても車で45分くらいで着きますが・・・)羽黒山は山形県でも特に有名な場所のひとつですので、いまさらワタシが紹介すべきものではありませんのでワタシなりの視点ということで、羽黒山に生えている杉の中で、国の天然記念物の指定されている2本を紹介します。いきなり杉の巨木と言うのも何なので、お馴染み羽黒山の入口ですここの少し手前から左に行くと宿坊が立ち並ぶ通りになっています随神門です随神門に向かって左側に立っているのが国指定天然記念物の「夫婦杉」です樹木には詳しくないので判然とはしませんが、二本の杉が合体した可能性が高いらしいです今回は2446段もある階段を登り切るには体力も時間も足りないように思えたので、とりあえず国宝五重塔を目指します...羽黒山の巨木

  • 總光寺の彼岸花

    今日は天気が回復したので、以前にも紹介した旧松山町の名刹、「總光寺」へ彼岸花を見に行って来ました。時期的には少し遅くなってしまったんですが、まだ咲いているという話を耳にしたので、とりあえず行ってみた次第です。最盛期の色という訳には行かないようですが、それでも十分に見ごたえがあります少し高台の方にも咲いていますここの彼岸花は一か所にまとまって咲いている訳ではなく、田圃のあぜ道や道路の境目に沿って咲いていますこんな感じですが、相当な数が咲いているのは確かです周囲の景色とのバランスが独特です名物のキノコ杉の間から見える彼岸花連休ではあるものの、訪れる人はまばらで、十分に楽しめました。最後に、今日は鳥海山で初冠雪が観測されましたが、平年より2日早いとかで、足早に季節は進んでいるうようです。總光寺の彼岸花

  • 黒森日枝神社のケヤキ

    酒田はここ二日ほど荒れた天気でしたが、今日は久々に良い天気になりそうですさて、今日紹介するのは、先日行ってきた酒田の黒森地区にある「黒森日枝神社のケヤキ」です。幹回りは5mほどですので、「深川のツキ」等に比べるとひと回り小ぶりですがそれなりの存在感があります。(例によって神社とセットですね)神社の本殿の側から見ると判るんですが、どうやら樹齢600年(推定)の老木故に大きな枝が途中から失われているようです。昔はもっと大きく枝が広がっていたことが想像されます。幹の部分は老木らしい佇まいですが、空洞になってはいませんさて、この神社は山形県の指定無形民俗文化財に指定されている「黒森歌舞伎」の演じられる場所として有名です黒森歌舞伎についての案内板です↓が歌舞伎が演じられる演舞場です黒森歌舞伎については、コチラの動画...黒森日枝神社のケヤキ

  • 深川のツキ

    今日の酒田は時折強い雨と強風の吹く荒れた天気でしたが、晴れ間を探して旧余目町(現在は庄内町)に「深川のツキ」を見に行って来ました。深川というのは集落の名前ですが、「ツキ」とは何でしょうか?辿り着てみると疑問はたちどころに解けます。これが「深川のツキ」です大きなケヤキの古木ですが、詳しくは案内板がありました「ツキ」というのはケヤキの古名だったんですね、古くは「舟つなぎのツキ」と呼ばれていたようですこのケヤキは案内板にあるように集落の端に位置しており、周りは田圃なので強風がもろに吹き付けますこの巨木を反対側から見ると、こんな感じになっています人が何人も入れそうな空洞ですケヤキの古木ではわりと見かけますが、これは相当な大きなです。幹の下の部分を見ると、さすがに天然記念物という大きさが感じられます晴れ間を見て撮影...深川のツキ

  • 27年前の展示会

    ↓のポスターは丸27年近くワタシの部屋に貼ってあるものです日付を見ると判るように、今から27年前に酒田で開かれた展示会のポスターです。この展示会、ワタシは勿論見に行きましたが、思えばトリバネアゲハ(最下段は左からゴライアストリバネ、ゴクラクトリバネ)を初めて見たのはこの時で、その大きさに驚いた記憶があります。蝶は昔から好きでしたが、後に外国産の蝶標本を少しばかり集めたのはこの展示会の影響が大きかったかも知れません。ちなみに、古伊万里に興味を持ち始めたのも、同じ1990年代の中盤あたりだったように思いますが未だに続ているのは標本と違い保存に気を使わないで済むからかも知れません。27年前の展示会

  • 小杉の大杉(トトロの木)

    今日の酒田は最高気温が26度ほどで、例年よりは少し暑いものの、過ごしやすい一日でした朝は少しだけ雨が降ったんですが、その後天気が良くなったので、ウチから車で一時間ちょっとで行ける鮭川村にある「小杉の大杉」を見にいってきました。「小杉の大杉」とはいかにもな名前ですが、実は小杉地区にある大杉という偶然が生み出した名前のようです。8台ほど止められる駐車場から見える「小杉の大杉」駐車場近くの看板道を少し下りていくとありました「小杉の大杉」ですしかし、この角度からでは何故「トトロの木」なのかは判然としませんこの角度でもピンときません大きな杉の木の下には小さな祠と案内板がありました案内板によると樹齢1000年の巨木のようです根に近い方はこんな複雑な形です上の方はこんな感じですさて、この巨木の別名である「トトロの木」な...小杉の大杉(トトロの木)

  • 新着古伊万里(色絵古九谷花鳥文碗)

    このところ、お世話になっているDr.kさんや故玩館の主、遅生さんところで色絵古九谷の瓢箪形皿の優品がUPされていますのでウチでもどさくさ紛れに色絵古九谷をUPすることにしました。「色絵古九谷花鳥文碗」(うまく撮れないのでひっくり返してます)実に古九谷らしい色使いと筆致の茶碗で、直径13.3cm、高さ4.9cmほどのサイズです何の花であるのかは判然としませんが、この赤がたまらなく魅力的なのは確かです鳳凰が描かれていますが、この角度だと歪みがあるのが良く判ります紫で絵付けされた部分のUPですが、古九谷らしい厚塗りで、抜けている部分は釉薬が剥がれたのではなく焼成時に釉薬がはじけたもののようです。内側にも宝尽くし(?)のようなものが絵付けされています時代的には江戸前期の1650年~60年代といった感じでしょうか状...新着古伊万里(色絵古九谷花鳥文碗)

  • 少しだけ遠出

    今日の酒田はこの時期らしい過ごしやすい陽気で、しかも天気が良かったので、往復120kmほどの遠出をしました。通ったのは最上川の横を走る国道47号線ですので、紅葉の季節に通るべき場所なんですが、とりあえず気持ちよく走れたのは確かです。白糸の滝ドライブインの少し先ですが、とても良い天気でした(今回の画像はドラレコからの切り出しなので、イマイチですが)右側に「幻想の森」という看板が見えますが、ここは巨木が生い茂る神秘的な森で、いずれ行ってみたいと思っている場所です今回のプチ遠出では田舎では滅多に見れないスーパーカーと2台出会いました1台目は80年代中盤~90年代前期に製造された「フェラーリ・テスタロッサ」現在でも2000万円を超える価格で売られているようです。もう一台、こちらはランボルギーニ・アヴェンタドールL...少しだけ遠出

  • 久々の丸池様

    今日の酒田は最高気温が25℃ほどで、天気も良く実に過ごしやすい一日でしたとりあえず近場へちょっと行こうと思い立ち、毎度おなじみの遊佐町の牛渡川へ行って来ました。平日とは言え天気が良かったので、中高年(ワタシも含め)を中心に10人ほどが訪れておりました奥に見える山は言わずと知れた鳥海山です丸池様はいつも通りの神秘的な色をしています今迄気付かなかったんですが、丸池様の横にはこんな裂け目の入った杉の木がありました落雷にでもあったんでしょうか・・・わずかに残った梅花藻水と光が織りなす景色ですが、良く判らん画像になってしまいました最後はやはり鳥海山ですが、この道をもう少し行ったところから左へ入ると以前に紹介した「永泉寺」へ行けます。例年だと鳥海山はあと一か月もしないうちに紅葉の見頃になるんですが今年は暑い日が続いた...久々の丸池様

  • エライお値段

    ヤフオクを見ていたら、藍九谷の中でも特に有名な「竹虎文捻縁皿」がエラい値段で落札されていましたこの有名品は今迄も何度か出品されていますが、一目で判る贋作から今回のように画像だけでは判断しずらい出来の良い品まで色々とあったように思います。こんな立派な品の本物がヤフオクに出品されるわけがないと思っていましたので落札価格に興味を持ったことがなかったんですが、今回は開けてビックリという状況でした。ワタシはこの品の真贋については語れるだけの経験も知識もありませんし、画像だけでは判断不能ではありますが今から16年ほど前、東京ドームプリズム骨董祭で、この品が350万円でガラスケースに飾ってあったのを見た記憶があります。エライお値段

  • 馬場町のタブの木

    昨日紹介した鶴岡公園にも見るべき樹木が結構ありますが、今日紹介するのは市役所のすぐ近くにある「馬場町のタブの木」です交差点のすぐ横にあるんですが、このタブの木は県指定の天然記念物だったりしますタブの木そのものは珍しくはないんですが、案内板を見るとその理由が判ります鶴岡市の中心部にあり、通りの反対側には市役所が見えます酒田ではタブの木は珍しくありませんが、このサイズは見たことがありませんこの木のすぐそばに、庄内には縁の深い西郷隆盛の座右の銘である「敬天愛人」の碑と、西郷南洲翁の像がありますここの近くにある「鶴岡カトリック教会」フランス人神父の全財産と寄付により明治36年に建てられ、現在は国の重要文化財に指定されています日本には一体しかない黒いマリア像があるようですが、ウチは曹洞宗なので今回はパスしました。(...馬場町のタブの木

  • 鶴岡公園へ行く

    今日の酒田は最高気温が33度と真夏に戻ったような陽気でしたが、とりあえず天気が良かったので酒田のお隣、、鶴岡市の中心部にある鶴岡公園へ行って来ました。ここは酒井家歴代藩主の居城であった鶴ヶ岡城の跡に造られた公園で、桜の名所として知られている場所ですまずは公園内にある荘内神社にお参りします振り返ると参道はこんな感じになっています花手水この神社は明治10年に旧藩主を慕う庄内一円の人々によって創建されたようです寶物殿の中には甲冑などが飾ってありました「大寶殿」、ここには鶴岡市ゆかりの人物の資料が展示してありますが、撮影禁止です(森敦、横光利一、石原莞爾など)この建物の裏側には「藤沢周平記念館」がありますが、今回はパスしました(時代小説の好きな方、すみません)お堀のそばにある桜の老木です名曲「雪の降るまちを」のモ...鶴岡公園へ行く

  • 旧藤島町のケヤキの巨木

    今日の酒田は最高気温が30度にとどかず(28.8度)、まだ暑さはのこるものの、多少は過ごしやすい陽気でしたそんな中、酒田市のお隣の旧藤島町(現在は鶴岡市)にあるケヤキの巨木を二本見に行って来ました。まずは上藤島地区の六所神社にある大ケヤキですこの鳥居をくぐった左側に大ケヤキがありますが、この神社の境内では「天保義民事件」の時に大集会が行われたらしいです。これが大ケヤキで、樹齢500年、周囲7mという大きさです案内板がありましたが、ガラスの上に金網が貼ってあるので見づらいですが旧藤島町の天然記念物に指定されています全体はこんな感じで、向かって右側に案内板があります幹の下の方です鳥居と比較すると大きさが判るでしょうか続いては六所神社から2kmほど離れた古郡地区にある「池神社の大ケヤキ」です池神社の山門は文化財...旧藤島町のケヤキの巨木

  • 白狐山光星寺へ行く

    先日、「霊輝院の乳イチョウ」を紹介しましたが、この霊輝院の近くに「白狐山光星寺」というお寺があります庄内地方のお寺の中ではかなり特徴的なお寺ですので、今回訪れてみました。ワタシは良く知らなかったんですが、このお寺は全国から多くの人が巡礼に訪れる寺院のようです貞観3年(861年)に羽黒山に留まっていた住宝僧正が白狐に導かれて開山したと伝わっているようです鳥居があることから判るように神仏習合のお寺で、庄内町ではこのお寺だけです「三権現堂」三権現とは「新山大権現」、「秋葉山大権現」、「金平大権現」だそうです「三権現堂」の横には檀信徒会館があります「虎石」寺に盗賊が押し入り、山門を出ようとしたところ、たちまち大きな虎が現われたといういわれがあります「燈明石」かつて、毎夜この石に天から光が降ったとか「子育て観音」母...白狐山光星寺へ行く

  • 鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮へ行く

    酒田は依然として30度を超える最高気温で、いつになったら涼しくなるのか判らない状況ですがとりあえず近場へ行こうということで、遊佐町吹浦にある「鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮」へ行って来ました。普通は吹浦の町の中から行くんですが、今回は探検も兼ねて吹浦バイパスのパーキングエリアから行ってみましたこの鳥居が入口のようですが、道があるような無いような・・・こんな感じの道が続きますしばらく行くと下りの階段が出てきます実はこの階段がクセ者で、帰りにえらい目にあいますさらに進むとようやっと開けた場所が見えて来ますが、恐らくここまで500mはないと思われます開けたところに本殿があります案内板です本殿の向かい側にある鳥居この鳥居の先は急な階段があり、ここを下ると社務所等がある正式な参道へ出ますが、下りて上る気力がなかったので...鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮へ行く

  • 三ヶ沢の乳イチョウ

    今日の酒田は最高気温が27度そこらで、この時期らしい過ごしやすい陽気でした茨城や千葉では局地的な豪雨で大変なことになっているようですが大丈夫でありましょうか。さて、今日は酒田のお隣の庄内町の三ヶ沢地区(旧立川町)の霊輝院というお寺にある「三ヶ沢の乳イチョウ」を見にいってきました県指定の天然記念物ということで、立派な掲示板がありました門柱の横にも表示されていますが、民家にすぐ横なので目立ちませんこの階段を上った先の本堂の前に「乳イチョウ」がありますこれが乳イチョウです掲示板があり、「乳イチョウ」について詳しく説明されていますこれが乳柱(担根体)のようです根に近い部分にもあります少し上から撮影してみましたが、かなりの巨木であることがわかります調べると、全国的に「乳イチョウ」と呼ばれるイチョウの木は結構あるよう...三ヶ沢の乳イチョウ

  • 山寺皇大神社へ行く

    酒田では昨日こそ雨で最高気温が30度を下回りましたが、今日はまた夏空が帰って来てました。そんな中、旧松山町(現在は酒田市)の山寺地区にある「山寺皇大神社」へ行って来ましたこの神社は1618年の創建のようですが、その成り立ちのエピソードはかなり興味深いもので村の東方で怪しい光が見られ、村人が調べに行くと大きな柳の倒木があり、その根元には光る石があった村人は柳で観音様を彫り、光る石と共に祀ったというものです。(隕石でも落ちたんでしょうか?)鳥居をくぐると右側に大きな杉の木があります社殿へ向かう階段の左側に旧松山町指定の保存木である大イチョウがあります高さ30m、周囲5mということなので、周りの樹木と比べると確かに大きな木であることが判ります案内板がありましたが、あまり見かけない興味深いことが書いてありました「...山寺皇大神社へ行く

  • 三川町の巨木

    酒田は九月に入っても暑い日が続きそうですが、天気予報によると明日の明け方から雨になるようで三週間ぶりの雨で少しは涼しくなりそうです今日も最高気温が34度ほどあり遠出は厳しいので、近場でのネタとなっております。という訳で、酒田のお隣で鶴岡市との間にある三川町を代表する巨木を二本紹介したいと思います。まずは「青山神社のハルニレ」です青山地区にある小さな神社です「青山神社のハルニレ」は三川町の天然記念物に指定されています雰囲気の良い参道です社殿のすぐ右側に生えているのが「ハルニレ」です近くで見ると確かに巨木です案内板がありました樹齢300~350年ということは、延宝~享保あたりから存在していたことになりますね社殿のすぐ近くあるのでうまく撮れず、とりあえず根に近い部分で大きさを想像して下さい続いては、旧国道7号線...三川町の巨木

  • 「熊野神社の森」へ行く

    今日の酒田は依然として猛暑が続いており、雨はいっさい降らず、この時期としてはかつて経験のない天気になっていますそんな中、先日初めて知った旧立川町狩川(現在は庄内町)にある「熊野神社の森」(堂ノ下熊野神社)へ行って来ました。国道47号線を酒田から新庄方面へ向かうと右側に見えて来ます色づいた水田の中に取り残されたような森があり、この中に熊野神社があります参道はこちら側ではないんですが、とりあえずこの道を行きます二つある池の間を行くと参道で、そこにはこんな案内板が設置されていました人間の手が入る前の庄内地方平野部の自然の姿を残している現在唯一の場所、という記述がこの森の価値を表していますね社殿ですが、特に特長はないように感じます神社の境内は大きな木が沢山生えており、ワタシは種類が判らないので何とも言えませんが、...「熊野神社の森」へ行く

  • 仁賀保高原南展望台

    先日行った「仁賀保高原南展望台」へ向かう道の動画です見所は林立する風力発電の風車だけですので、実につまらない動画ですが、ヒマつぶしにご覧いただければと思います。ドライブレコーダーの性能がイマイチで明るさの変化に弱いので、お見苦しい部分も多いのはご容赦下さい。仁賀保高原南展望台

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、酒田の人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
酒田の人さん
ブログタイトル
Diary Of 酒田の人
フォロー
Diary Of 酒田の人

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用