近くて遠い、お隣りの中国。中国に人一倍深い関心を持つsixi(スーシー)が、独自の視点で分析します。にわかにおかしくなった米中関係にほんろうされる日本ですが、身近な話題から「中国探索」を目指します。
岐阜県の多治見まで行った出張では、京都から名古屋まで新幹線を利用しました。 朝7時台の列車に乗るのは久しぶり。7時5分発の東京行き「のぞみ」に乗る予定でしたが、2分発が滑り込んで来たので、それに乗車。 5分発がホームに入って来る頃には、片方の番線に、次の列車の到着案内が出ています。 通勤電車並みの本数、秒単位の正確な発着に見とれます。日本が誇る「新幹線文化」に感嘆ですね。 特急券は自由席を買いました。「なぜって?」万が一、目をつぶって寝過ごしでもすれば、「次の停車駅は、新横浜です」からです。 車内は7~8割方の込み具合です。取材先の資料を読む内に、「間もなく名古屋です」のアナウンス。乗車時間は…
先週の金曜日、岐阜県の多治見市にオープンしたスーパーの取材に行ってきました。 多治見と言えば、夏場は40℃を超える猛暑で、埼玉県の熊谷市と並んで、文字通り「猛所」で有名になった山間の盆地の町です。 朝6時に家を出て、京都から新幹線に乗ったので、9時すぎには現地に着きました。 現地は冷え込んでいた空気が残っていましたが、奈良盆地から東濃盆地への移動だったので、何てことはありませんでした。 今回は、取材にかこつけてではあるけれども、近くの可児市に住む、小学校時代の友人に会う目的もありました。 取材は午前中に終わるし、後は帰るだけ。「そうそう、2年前の同窓会に来ていた友人が確か近くに住んでいる。せっ…
一つ事をやろうと思い、つまり目標を立てるのはいいのですが、それから一気に取り掛かるのが遅いsixi(スー4、シー1 注:数字は四声を示す)。 今回も、大事な仕事を早め、早めにこなしていたのですが、ちょっと先方の都合で原稿の返りが遅くなっただけのことで、ペースを崩してしまいました。 そんな場合、別の案件に取り掛かるなり、日頃目を背けがちな別の仕事をこなせば、結果的に後で困らないんですが… 直しの原稿が返ってくるまで間が開いたのと、切羽詰まってやらないといけないと思っていた件が、「次週回しになった」との連絡が飛び込んで来ました。 こうなると、当面の締め切りの“恐怖感”から一気に解放されます。俗な表…
年初から、「目標を立て、今年こそ○○を!」と意気込んでいたんですが、中国の人が今、多く陥っているように、「春節ボケ」のような、気が抜けたようになっています。 1件原稿を仕上げたら、次の取材、それをこなしたら、そのまた次、といった具合で、それが1年52週続くのだから、一度その“調子の波”から外れると大変です。 先週までは、割と順調にこの波を乗りこなしていたのですが、9日(土)から11日(月・祝)までの3連休明けから、調子が狂いました。 それも、「原稿をチェックさせてほしい」という先方の依頼通り、連休明けの12日(火)には、手渡しておいたのですが…。 何と「13日(水)から15日(木)までは手が離…
「日本の天才水泳少女が白血病と診断された」――と中国国営の新華社通信が速報したほど、池江璃花子選手の白血病報道は、衝撃的でした。 見出しの冒頭に「痛!」と付け、「18歳の池江はアジア大会で最も輝いた星だった」と称賛しました。 アジア大会で金メダルを獲得した後、「『肉体の限界は感じていない。75%の力を出したぐらいで、まだ泳げます』と答えた」とも紹介していました。 春節休暇が明け、sixiが「そろそろ3月の上海・香港出張の航空券を抑えねば」と、Yahoo!画面を開いたときに飛び込んできたニュースでした。 最初は「池江選手、ツイッターで白血病を公表」という短い見出しと同様のメッセージだけでした。 …
今頃、2月10日の中国各地の高速道路をはじめ、道路という道路、道という道は車で大渋滞でしょうね。 春節の休暇の最終日が渋滞のピークと報道されていました。何しろ、24億6,000万人もの人が帰る「春運」の紋日(もんび、物日とも)、つまり特別の日なんですから。 日本を訪問する中国の海外旅行組は70万人に達するといわれてましたから、この数字も結構なものです。 2~3年前までは「爆買い」だったのが、今年になると「コト体験」に変わって来たと、いろんなメディアで報道されていましたね。 中国に関心のあるsixiなどは、こういう兆しをいち早く察して、日頃の会話に盛り込んでいるんですが、一般的な話題になる前の話…
待ちに待った2月5日(火)の「春節」でしたが、もう9日(土)を迎えました。 命がけで故郷に帰った人は、「ああ、やっぱり故郷はいいなー」と思ったでしょうし、幼い頃食べた、あのおふくろの味に、涙したことでしょう。 でも、もう帰らなければなりません。「楽しい時間の経つのは早い」。ほんとにそうですよね。 そう思っている、多くの中国の人になり代わり、sixiがその気持ちをお察しいたします。 さあ、これからが大変です。公式の休みは確か、2月10日(日)ですから、ほとんどの人は、2月11日(月)から出勤ですね。 「日本に行って、メチャ楽しかったよ」と海外旅行組は言うでしょうし、「連日のごちそうで2kgも肥っ…
「もういくつ寝るとお正月、ならぬ春節」と子どもたち、いや大人たちも、国中が楽しみにしていた春節がやって来ました。 そう、「除夕chúxī(大晦日)」から「正一zhèng yī(元日)」へ。なんですね、中国いや、ベトナムなどアジア各国で旧正月のお祝いが始まりました。 爆竹を鳴らし、おいしいものを食べて、家族や親族が団らんの時を過ごす。「やっぱり、お正月はいいなー」と、命がけで帰った春運のつらさも、吹っ飛んでいることでしょう。 そして、お正月のお楽しみは「お年玉」。中国では「红包hóngbāo」というんですね。文字通り「赤い袋」で、日本のポチ袋の何倍もの大きさが普通です。 年長者から目下の人に贈ら…
中国・国際放送局CRIの猛アナウンサーがNHKの「マイあさラジオ」でリポートした、今年の「春運事情」の中身を聞いてみましょう。 移動のラッシュが始まったのは、今年は1月21日の月曜日からで、ラストは2月末までということです。つまり、春運期間は40日にも及びます。 この間、どれだけの人が動くかというと、去年と同じレベルの延べ30億人といいますから、これは大変! 普段でも中国の鉄道駅は人でごった返しているから、一体全体どんなことになっているのやら。 この内、陸路の利用者が最も多く、24億6,000万人になるそうです。猛さんは陸路としか言ってなかったですが、これは少し分かりません。sixiは鉄道では…
けさは、目覚ましを掛けて、5時半に飛び起きました。なぜって? あるスーパーの改装店リポートの写真を選んで、説明を付ける作業がまだだったんです。 前日、パソコンに向かうと、あれやこれやと誘惑が多く、肝心の作業まで到達せず、自己嫌悪に陥っていました。 小室さんの話題、小畠さん、大坂選手、嵐、大迫選手――。ほとんど、ブログネタにしましたが、その間、本業はストップ。 だから早起きして、この悪循環を断ち切ろうとしたわけです。スーパーの売り場の写真を選んで、それにふさわしいキャプションを考えます。 作業はNHKの「マイあさラジオ」を聴きながら、順調に進んでいました。 と、その時です。「中国ではそろそろ春節…
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