東南アジアで海外ノマドするうえで、一番気をつけるべきことはなんでしょう。 答えはインキンタムシである!特に男性に関しては間違いない。 インキンっていうと性病と勘違いされるんだけど、その実股間が蒸れてバイキン(真菌)が繁殖する皮膚病。わかりやすく言えば水虫菌が股間に発生したものだ。股間が蒸れるのが原因ということで、いろいろなエクステリアがゴテゴテとくっついてる男性の方が湿気がこもって患いやすく、片付いてる女性の場合は性行為を通じて男性から感染するパターンが多いとも書いてある。 ほら、やっぱ性病じゃんか? ししもんは猛々しい雄ライオンである(=^・・^#=) まぁそんなわけで、2019年は僕も漏れなくインキンに感染しましたね~。そりゃそうだ。股間が蒸れる条件である男×夏×座り仕事という3コンボをキメた状態で、毎日12時間以上働いていたのだ。股間の蒸れが常態化して、原因である真菌がわんさか増殖してしまった。 発症から完治まで、勝手知ったる台湾で過ごせたのは不幸中の幸い。台湾の滞在中は、股間の尋常じゃないかゆみと戦いながら、抗真菌薬を塗りたくる毎日だった。 アホは風邪ひかないとばかりに元来丈夫な僕だけど、さすがにこの時ばかりは病院のお世話になりたかった。 無保険で医療のお世話になれない自分の選択を呪う。税金・年金・健康保険をどこの国にも払わない合法脱税生活もここまでか。 独身ノマドが税金・年金・健康保険を払わず合法的に南国で暮らす三種の神器 インキンをアルコール消毒したら駄目! 台湾では水虫のことを「香港脚」という。 昨今の台中関係の悪化はこれが原因なんじゃないかと疑うほどに失礼な病名だ。ということは、日中関係悪化の要因は布団のダニ「南京虫」だろうね。日本人も台湾人も、中国に対して不衛生な印象をもっているのかもしれない(=^・・^;=) 病院のお世話になれない状態でインキンタムシを患ったら、薬局に走って抗真菌薬を買うしかない。原因菌が水虫と同じなので、水虫薬を買えば事足りる。なお…。 アルコール消毒は駄目!絶対、ゼッタイに!! 今日注意喚起したい、最も重要なポイントがコレだ。 東南アジアでは蚊対策が必須なので、僕は足と脚をアルコール消毒するのが日課になっている。薬局で売ってる消毒用アルコールのスプレーを風呂上がりにシュシュっとしておけば覿面、日常生活で蚊に刺されることがほとんどなくなる。 バイキンが原因で痒いなら、今日は
ブロガーのHayleyさんとお会いして世界のジェンダーについて考えた
先週はブロガーのHayleyさんとお茶した。お茶である。彼女はもともと酒を飲まないし、アル中の僕は断酒3ヶ月目。初対面の女性とアルコール抜きでお食事する日が来るとは。実に感慨深い。 Hayleyさんは東京の外資企業で専門職として働きながら、ジェンダーや日本での働き方について書いている。 性別や男女がそれぞれ担う社会的役割について語る時、どうしても自分の側の肩を持ち、異性の存在を軽んじる「ポジショントーク」になりがちだ。でも彼女は女性の視点を持ちながらも社会全体を俯瞰して、そこから冷静に自分の意見を紡ぎ出して行動を起こすことができる。 例えば、いざパートナーが体調を崩した時に、無理せず仕事を辞めることを後押し出来る。これは普段から自分のキャリアをしっかり考えているからだ。そして真の男女平等を実現するためには、女性だけじゃなく男性の負担も軽減すべきと主張する。 ジェンダープレッシャーやジェンダーロールからの解放って、女性だけじゃなくて男性が背負っているものを解放することと同時にやらないと実現しない 日本社会には余裕がない。みんな体力のギリギリのところで厳しい日常に必死で耐えている。ネットでは男性至上主義者と女性至上主義者がドンパチやっている。誰しも自分の方が頑張っていると思いたい。 そんな中、自分と違う異性の生き方を肯定して、応援するというのはすごいことだ。 男女平等ってなんだろう。彼女と話していたら、旅で拾い集めたジェンダーにまつわる記憶が次々と蘇ってきた。 ノルウェー男子の憂鬱 幸福度ランキングで毎年上位を独占する北欧諸国。人権意識が高く、男女平等が徹底されている印象がある。社会全体で子育てするという意識のもと、育児負担も男女平等と聞く。 きっと夢のような暮らしをしているんだろう思いきや、世界最悪に近い自殺率を誇る日本でも、北欧出身者にチラホラ出会う。思えば、タイのバンコクやインドネシアのバリ島なんかにもヨーロッパから来た白人がやたらいるし、その中には北欧諸国から来た人たちもいた。観光客としてはもちろん、日本でいえば渋谷でケバブ売ってるような「Youはなんのビザで日本へ?」的謎の白人である。 世界有数の幸福な社会を捨てて、わざわざ混沌のアジアに移住する理由はなんだろう。この1年間アジア各国を転々とするうち、北欧諸国が主張する「幸福」の実態について疑問は膨らんでいった。 そんな折、東京のサウナでノルウェー男子に出会
ブロガーのHaylayさんとお会いして世界のジェンダーについて考えた
先週はブロガーのHaylayさんとお茶した。お茶である。彼女はもともと酒を飲まないし、アル中の僕は断酒3ヶ月目。初対面の女性とアルコール抜きでお食事する日が来るとは。実に感慨深い。 Haylayさんは東京の外資企業で専門職として働きながら、ジェンダーや日本での働き方について書いている。 性別や男女がそれぞれ担う社会的役割について語る時、どうしても自分の側の肩を持ち、異性の存在を軽んじる「ポジショントーク」になりがちだ。でも彼女は女性の視点を持ちながらも社会全体を俯瞰して、そこから冷静に自分の意見を紡ぎ出して行動を起こすことができる。 例えば、いざパートナーが体調を崩した時に、無理せず仕事を辞めることを後押し出来る。これは普段から自分のキャリアをしっかり考えているからだ。そして真の男女平等を実現するためには、女性だけじゃなく男性の負担も軽減すべきと主張する。 ジェンダープレッシャーやジェンダーロールからの解放って、女性だけじゃなくて男性が背負っているものを解放することと同時にやらないと実現しない 日本社会には余裕がない。みんな体力のギリギリのところで厳しい日常に必死で耐えている。ネットでは男性至上主義者と女性至上主義者がドンパチやっている。誰しも自分の方が頑張っていると思いたい。 そんな中、自分と違う異性の生き方を肯定して、応援するというのはすごいことだ。 男女平等ってなんなんだろう。彼女と話していたらと、旅で拾い集めたジェンダーにまつわる記憶が次々と蘇ってきた。 ノルウェー男子の憂鬱 幸福度ランキングで毎年上位を独占する北欧諸国。人権意識が高く、男女平等が徹底されている印象がある。社会全体で子育てするという意識のもと、育児負担も男女平等と聞く。 きっと夢のような暮らしをしているんだろう思いきや、世界最悪に近い自殺率を誇る日本でも、北欧出身者にチラホラ出会う。思えば、タイのバンコクやインドネシアのバリ島なんかにもヨーロッパから来た白人がやたらいるし、その中には北欧諸国から来た人たちもいた。観光客としてはもちろん、日本でいえば渋谷でケバブ売ってるような「Youはなんのビザで日本へ?」的謎の白人である。 世界有数の幸福な社会を捨てて、わざわざ混沌のアジアに移住する理由はなんだろう。この1年間アジア各国を転々とするうち、北欧諸国が主張する「幸福」の実態について疑問は膨らんでいった。 そんな折、東京のサウナでノルウェー男子
画面を避けて睡眠の質を上げる!AppleWatch単体でデジタルデトックス
Apple Watch歴4年のししもんです。ごきげんよう(=^・・^=)♬ 3年くらい前に発達障害の過集中防止にApple Watchが効果的だという記事を書いて、それなりに反響を頂いた。もちろんその後も本当に毎日、睡眠トラッキングのために寝ている時でさえ、電池ギリギリまで活用しております。 ADHDにApple Watchが向いている5つの理由 僕はApple Watch2から使い始めたんだけど、ついに電池がヘタってきたので先月思い切って5に買い替えた。安い買い物ではないけれど、これだけ毎日使い倒すんだ。Apple Watchの投資効果はかなり高い。 ガジェットというか、デジモノは、なんであれ使う人間のライフスタイルを変える。それがガジェットの魅力だ。 ところがガジェットがもたらす暮らしの変化ってヤツには、プラス効果とマイナス効果がありまして。具体的なことは以下に詳しく書くけど、ざっくり言うとスマホやパソコンみたいなディスプレイを見せるデジモノは幸福度を下げ、ウォークマン(死語)やラジオみたいな耳で情報を取るガジェットは幸福度を上げる。 Apple Watchの画面はとても小さいので、老眼じゃなくても長時間見つめるには向かない。これがインターネットに奪われた時間を取り戻し、人生を良い方向に変える具体的な行動を起こすのに最適なのだ。 今日は、カルト的Apple Watchファンである僕が、Apple WatchをiPhoneから独立した単体で使って、人生の幸福度を爆上げしたノウハウを語ります(=^・・^=)♬ デジタルデトックス 今の時代、ほとんどの仕事にパソコン作業がつきまとう。翻訳者兼プログラマの僕のように、すべての作業をパソコンに向かって行う業種だって珍しくないだろう。だからせめてプライベートの時間は、特に仕事が終わってから寝るまでくらいは、ディスプレイを生活から排除しませんか。 まずはそんな話である。 動画を見たりネットを巡回したり、何しろ休日や休憩時間でさえもディスプレイを眺めているものだから、ディスプレイが及ぼす悪影響に耐性がつき完全に慣れてしまっている。たとえば眼精疲労や肩こりは1年中あるのが普通なのだ。 身体が不調に慣れてしまった以上、こうしたディスプレイの影響を意識するには、一定時間ディスプレイを生活から排除するしかない。具体的には退勤から翌朝出勤するまで、パソコンとスマホとテレビを物理的に遠
苦手な仕事に我慢してしがみつくのは無駄!得意な努力をマネタイズ
日本のコワーキングスペースでは耳に入ってくる会話が全部日本語。当たり前ながら難なく盗み聞きできて面白い。 会話の内容から完全な個人事業主やフリーランスは意外なことに少数派で、彼らの語り口には会社の代表としてお客さんと向き合ってる緊張がにじむ。当然男女ともスーツ姿が多いし、ここにいるほとんどはどこかの企業に勤めるサラリーマンなんだろう。出先でお客さんと話す、会議室的な使い方が営業さんたちに浸透しているのかもしれない。 仕事に疲れてきたら、今日も僕は耳をそばだてる。すると具体的な会社名や業務内容がポンポン聞こえてくる。こんな裏事情を公衆の面前で話して良いのだろうか。実に面白い。 会社名と事業名がわかったら、そりゃ平均年収と口コミを調べるよね。ライオンだもの(=^・・^=)♬ えっ(=^・・^;=) うわっ…!このスーツのおっさんの会社、年収低すぎ! 僕はシンガポールで外国人向けの求人情報ばかり見てきた関係で、日本の中小企業の給与水準を低く感じるようになってしまった。っていうか、こんな給料の仕事をよくそんなアツく語れるな。額面相応にもっと手を抜いて適当に流せばいいのに。 頑張っても昇給しないなら、限界まで手抜きするのが合理的 停滞する日本経済を尻目に、いつの間にか東南アジアが圧倒的成長を遂げてしまい、専門職に限って言えば給料水準の逆転が起こっているようだ。 古今東西、昇給しないのは労働者として評価されていないことを意味する。だから勉強してスキルを積み増すか、コネを作って有利な条件で転職するしかない。ボケーっと昇給の流れに取り残されると、インフレの波に飲まれて食いっぱぐれてしまう。iPhone11は買えても来年さらに値上がりするだろう12には手が届かないかもしれない。 深夜のコンビニで働くベトナム人を見れば分かる通り、みんなそりゃ必死だ。 ところが日本では、正社員、非正規という「平成の身分制度」の元、ちょっとやそっとじゃ昇給しないのが当たり前。そんな状況が長らく続いてきた。しかも世界とは逆にデフレなものだから、給料が何年も上がらなくても危機感を持ちにくい。 肉や果物を買えなくても、豆腐とモヤシを食べればいい。そして豆腐とモヤシが来年値上がりする心配は要らないのだ。 この特殊な経済環境で生まれ育った日本人は、バブル崩壊以降、給料が一切上がらずとも必死に働くことを強いられてきた。どう頑張っても昇給しないのだから、そりゃも
いや~、博多美人ってのは聞いたことあったけど、まさかここまでとは。 博多には確実に美人が多い。まぁ彼女らは縁もゆかりも無い赤の他人なわけで、博多に美人がいっぱいいても僕に実益は何もない。だけどやっぱ美人が多い街を歩いていると、自分もなんか頑張ろうって気持ちがメラメラ湧いてくる。美人とはまさに公共財産。将来ししもんが世界征服したら、美人手当と美人減税を導入しよう。ししもんに清き一票を(=^・・^=)♬ 街に美人が多いもうひとつのメリットは、高飛車美人が淘汰されることだ。 メンバー固定の社会で抜きん出て美人だと、みんなから無条件にチヤホヤされるので高飛車になってしまう。ピンとこない人はキューソネコカミのかわいいだけという歌を聴くといい。 一方、美人に囲まれた美人は、自分の外見に適度に自信を持ちつつ、過度に他人の視線を気にせず、堂々と自分らしく生きてる感じがする。こういう女性は卑屈さも放漫さも感じさせない、人類最強にして最高メンタルの持ち主。そんな安定した自己肯定感を持つ美人の前で、メンヘラ地味た面倒くさい高飛車美人はバタバタと淘汰されていくのである。 これで世の平和は守られた。 ただ、博多の街は美人の密度があまりにも高すぎて、いささか美貌が無駄使いされている感がある。 地下鉄の駅員さんとか、僕がお世話になっているコワーキングスペースの受付のおねえさん(とかいって圧倒的年下)ですら、ちょっとそこら辺にはいない感じの美人だ。しかも「アタシ美人なんで丁重に扱いなさいよ」オーラがまったく出ていない。なんていうか、もっとその美貌を生かした職業に就けそうなものなのにモッタイナイ! 東京くんだりで婚活している男子諸君。そこは非効率なので今すぐ福岡に飛ぶべきだ。良い感じのサウナとカプセルホテルとコワーキングスペースと牛丼屋という人生に必要なすべてが徒歩圏内に全部あって、今日から手ぶらで移住できるぞ。 地元に残る博多美人 前置きのつもりが全然関係ないことを語ってしまった…。 コワーキングスペースで働くノマドって、自分がそうなるまでWebプログラマとかデザインとか、オンラインで完結する仕事ばかりなのかと思ってた。ところがデザインはデザインでも、建築や内装みたいなお客さんと対面したり現場に直接行ったりする仕事。そして引っ切りなしに電話をかけている営業っぽい職業の人もたくさんいらっしゃる。 この前そんな電話を盗み聞きしたところ、どうやらその
実は先月からしれっと日本に一時帰国しておりまして。もっぱらカプセルホテルに長期滞在しつつ、コワーキングスペースに「出勤」して、夜はサウナ三昧という暮らしをしております。カネを使うだけの立場なら日本最高(=^・・^=)♬ それにしても、日本のコワーキングスペースってやたら名刺をもらう。 ぬるま湯フリーランスの僕は、営業活動を一切しないまま食えるようになってしまった。だから名刺なんて持ってなくて気まずい。今後もできれば持ちたくないけど、やっぱ作っといた方がいいのかな。なお、2013年に僕がデザインした名刺はこんな感じだ。 色鉛筆で手書きしたデザイン。実に味がありますね。そしてこの当時、まだ「ししもん」のキャラはこの世に存在しなかったんだ(=^・・^;=) とかまぁ書きたいのはそこじゃなくて…。 今日名刺をもらった女性は、まだ20代なんじゃないかな。フリーランスで営業や婚活のコーチングをしているらしく、噂によると元スッチーらしい。スッチーって死語だな。彼女の肩書はスマイリスト。スマイリストが微笑んで職業になるなら、じゃあ僕はグータリストとして寝て暮らしたいぞ。 相手が若くて美人だったこともあり、とりあえず粗相をしないように、ザワザワした空間から相手の声だけを一生懸命聞き分けて、不快にしない返答を繰り出すよう頑張った。オフィシャルな初対面がとにかく苦手なだけに、頭真っ白でよく覚えていないけど、少々しゃべりすぎた感があるけど、とりあえず頑張ったんだよ、僕なりに。 ところがさっき宿に帰ってポケットでグシャグシャになってた名刺を見直すと、何やらすごい珍しい名字の人じゃないか。僕ときたらスマイリストの肩書までで情報を追うのを止めてしまい、名刺をもらったのに名前すら確認しなかったわけだ。学生時代に板書取れなかっただけあって、文字を追いながら話を聞くというマルチタスク機能が僕にはない。それにしても相手の名前くらいは、さすがに確認すべきだろう。 後から会話を思い返せば、彼女は「お名前なんとお読みするんですか」の一言を待っていたんだ。振り仮名を付けていないところからも、きっとそっから会話を発展させるつもりだったんだ。スマイルだけじゃ全然伝わらねーよ(=^・・^#=) ハッキリ「アタシの名前なんて読むでしょーか!」くらい言ってくれなきゃ…。 その昔、ホリエモン社長がテレビに出る度に破茶滅茶なキャラを晒してライブドアの株価が下がるという現象
めっきりブログを書かなくなってしまった。投げ銭して頂いた方もいらっしゃるのに申し訳無い。 沈黙期間にあった大きな出来事といえば、酒を止めたことかな。そう、酒。止めたんですよ。もう2ヶ月近く1滴もアルコールを摂取していない。今度こそ断酒に成功した感がある。 きっかけ。 2ヶ月前の僕は、寝ているときと仕事中以外は常に酒を飲んでいるという、連続飲酒状態の一歩手前だった。そして目に見えて増えていく酒量に反比例するように、仕事の能率は下がる一方。アルコール漬けの脳で仕事をマトモにこなせなくなるまで、もうあまり時間がない。日常生活が崩壊するまでのカウントダウンだった。 そんな折、台湾にいたころ、漫画家の吾妻ひでお氏が69歳で亡くなった。アルコール依存症で、追い詰められると全部放り投げて失踪してしまうという、なんとも僕っぽい性格の人だ。家族にアル中病棟に入院させられる話や、仕事に煮詰まってホームレスになる話、そのホームレス生活に飽きて配管工になる話なんか、まさに共感しか無い。 でもやっぱ、中島らも氏もそうだけど、衝動的に生きていると長生きしないんだな。 彼の死を、酒を止めるキッカケとしよう。ふとそんな考えが頭に浮かび、その時にラッパで飲んでいた4合瓶をドボドボとトイレに捨てた。酒に心を奪われ18年。別れの儀式である。 何も完全に止めなくても、飲む量と頻度を減らせばいいじゃんって思うでしょう。ところがアル中は立派な依存症(医学的病気)であり、1滴飲んだが最後、限界まで脅迫的に飲み続け、文字通りあっという間に元の依存状態に戻ってしまう。っていうか戻ってしまった、僕(=^・・^;=)。 アル中に減酒はありえない。アル中を本気で治すなら、徹底して断酒を続けるしかないのだ。 バリ島で中島らもにアル中を説教される 「逃げている時間」はもう要らない 断酒を始めた翌日は、心の底から酒が飲みたくてしょうがなかった。でも今まで何度も断酒に失敗しているだけあって、一時的な衝動を殺す方法は心得ている。腹一杯まで食べて水を飲むのだ。物理的に胃にそれ以上入らない状態にすれば、不思議と酒のことを忘れられる。あとは炭酸水。満腹感で強烈な飲酒欲求を上書きしたら、あとは炭酸水をチビチビ飲み続ける。 濁った脳を酔に委ねてしまいたい。そんな衝動を1週間ほどやり過ごすと、なにやら仕事に身を入れている自分に気がついた。懸案だった能率が断酒することで確実に改善している。こ
めっきりブログを書かなくなってしまった。投げ銭して頂いた方もいらっしゃるのに申し訳無い。 沈黙期間にあった大きな出来事といえば、酒を止めたことかな。そう、酒。止めたんですよ。もう2ヶ月近く1滴もアルコールを摂取していない。今度こそ断酒に成功した感がある。 きっかけ。 2ヶ月前の僕は、寝ているときと仕事中以外は常に酒を飲んでいるという、連続飲酒状態の一歩手前だった。そして目に見えて増えていく酒量に反比例するように、仕事の能率は下がる一方。アルコール漬けの脳で仕事をマトモにこなせなくなるまで、もうあまり時間がない。そんな健康状態のカウントダウンだった。 そんな折、台湾にいたころ、漫画家の吾妻ひでお氏が69歳で亡くなった。アルコール依存症で、追い詰められると全部放り投げて失踪してしまうという、なんとも僕っぽい性格の人だ。家族にアル中病棟に入院させられる話や、仕事に煮詰まってホームレスになる話、そのホームレス生活に飽きて配管工になる話なんか、まさに共感しか無い。 でもやっぱ、中島らも氏もそうだけど、衝動的に生きていると長生きしないんだな。 彼の死を、酒を止めるキッカケとしよう。ふとそんな考えが頭に浮かび、その時にラッパで飲んでいた4合瓶をドボドボとトイレに捨てた。酒に心を奪われ18年。別れの儀式である。 何も完全に止めなくても、飲む量と頻度を減らせばいいじゃんって思うでしょう。ところがアル中は立派な依存症(医学的病気)であり、1滴飲んだが最後、限界まで脅迫的に飲み続け、文字通りあっという間に元の依存状態に戻ってしまう。っていうか戻ってしまった、僕(=^・・^;=)。 アル中に減酒はありえない。アル中を本気で治すなら、徹底して断酒を続けるしかないのだ。 バリ島で中島らもにアル中を説教される 「逃げている時間」はもう要らない 断酒を始めた翌日は、心の底から酒が飲みたくてしょうがなかった。でも今まで何度も断酒に失敗しているだけあって、一時的な衝動を殺す方法は心得ている。腹一杯まで食べて水を飲むのだ。物理的に胃にそれ以上入らない状態にすれば、不思議と酒のことを忘れられる。あとは炭酸水。満腹感で強烈な飲酒欲求を上書きしたら、あとは炭酸水をチビチビ飲み続ける。 濁った脳を酔に委ねてしまいたい。そんな衝動を1週間ほどやり過ごすと、なにやら仕事に身を入れている自分に気がついた。懸案だった能率が断酒することで確実に改善している。この努力が
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