(前編)の続き ■教会の教え―公会議の決定まで 前編で書いたように、崇敬・崇拝や像に関する聖書の証言は幅が広く、あいまいに見える箇所もあり、カトリック以外の…
カトリック信徒。聖書や神学、信仰について綴っています。「使徒信条」「ニケア・コンスタンティノープル信条」に立ち、『カトリック教会のカテキズム』を承認する伝統的信仰理解の立場です。
噂では聞いていたものの、実物を見たことはなかった『マテオ聖福音書註解』。 昭和7年(1932年)に岡山のカトリック思想・科学研究所から発行されたもので、おそら…
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(前編)の続き ■教会の教え―公会議の決定まで 前編で書いたように、崇敬・崇拝や像に関する聖書の証言は幅が広く、あいまいに見える箇所もあり、カトリック以外の…
はじめに カトリック教会の聖堂にはマリア像やキリスト像などがあり、それらに祈る信心があります(「聖像崇敬」)。これについて聖書原理主義者(ファンダメンタリス…
カトリック信仰の根拠【前編】から続く。 キリストの昇天後、神はご自分の救いの計画を実現させるために、聖霊を送り、使徒たちを導きました。使徒言行録にあるよう…
カトリック信仰の根拠とは カトリック信仰(教会とその教え)はどのように始まり、どのように形成されて、今日まで続いてきたのでしょうか。 教会は、イエス・キ…
前記事で述べたように、クリス・モモセ著『プロテスタントとカトリックの団結ですか?』という本は、多くの問題をはらんでいます。この本を元にした動画もyou tub…
この本は、ICM出版というプロテスタント教会の出版部門から1999年に発行されたカトリック反駁書です(クリス・モモセ著、227頁)。 Amazonの同書のペ…
「シノドス」(世界代表司教会議)が始まった。この会議に先立って各国で数年前から信徒たちの意見を尊重しようとして、信徒にアンケートをしていた。参加した個人や教会…
『証し 日本のキリスト者』(KADOKAWA、最相 葉月 (著)) 夏場で読書の意欲のないときに、集中的に読んだ。著者の最相氏が全国の教会を訪ね、135人を…
今、犬飼政一神父(1935~2007.12.02)をご存じの方はどのくらいいるのだろう。ネットで検索しても、その著作の数点はヒットするが、その他の情報は極めて…
1月も終わりに近づいてしまった。 仕事やその他のことで追われ、なかなか自由な時間がとれない。 昨年末、小中高の同級生が亡くなった。思えば、クラスメイトの何人も…
それから、イエスは弟子たちに言われた。「……ノアの時代にあったようなことが、人の子が現れるときにも起こるだろう。ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲ん…
高柳俊一神父様がお亡くなりになりました。 単発の聖書講座でお話をうかがったことがある程度ですが、その著作から大きな恩恵を受けました。 ちょうど、新共同訳が準備…
母の友人のTさんは、私が幼い頃から我が家によく遊びに来ていて、私もオムツを替えてもらったりしていた(ようだ)。私が成人になり洗礼を受けた頃、Tさんが某所で壺を…
安倍元総理殺害事件から10日ほど経った。まだ多くのメディアがこの問題を取り上げている。 統一教会の実態の話も、元信者の証言も、1990年代のニュースで聞いたこ…
安倍元総理が射殺されたというショッキングな出来事は日本の歴史においても大きな事件として記憶されるだろう。しかし、それは「民主主義への挑戦」などというものではな…
カトリック教会の公会議というと、古代の二ケア公会議やカルケドン公会議、近世のトリエント公会議、現代では第二バチカン公会議などが有名ですが、中世のいくつかの公会…
この数か月、プーチンによるウクライナ侵攻のニュースが大きく取り上げられている。先日、プーチンがイースタ―礼拝に出席した様子がテレビで流され※、ロシア正教との強…
噂では聞いていたものの、実物を見たことはなかった『マテオ聖福音書註解』。 昭和7年(1932年)に岡山のカトリック思想・科学研究所から発行されたもので、おそら…
車を走らせていた時、家に近いところに空手の道場があることに気づいた。今まで気にもとめなかったが、昨年のオリンピックで話題になったので、記憶のどこかにあったのか…
十代の頃、何を自分の人生の軸にして生きていけばいいのか、わからなかった。何になったらいいのか、どう生きればいいのか……。見当もつかなかった。 目に入るのはスポ…
前記事で述べたように、クリス・モモセ著『プロテスタントとカトリックの団結ですか?』という本は、多くの問題をはらんでいます。この本を元にした動画もyou tub…
この本は、ICM出版というプロテスタント教会の出版部門から1999年に発行されたカトリック反駁書です(クリス・モモセ著、227頁)。 Amazonの同書のペ…