今回紹介するのは北の錦です。 このお酒は北海道の小林酒造さんで造られていて、北の地で錦を飾るという初代の小林米三郎氏の決意の元命名されたのだそうです。 <酒蔵のエピソード> 小林酒造は北海道最古の蔵で1万坪の敷地に18棟もの蔵が並んでいます。 炭坑が栄えていた昭和40年代ではこれでも生産が間に合わないほど栄えていたのですが、相次ぐ炭鉱の閉山により需要が激減して、当時の生産量の3分の1まで縮小しなければならなくなりました。そうなると残ったのは無駄に広い敷地と使うこともできない蔵だけです。 そこで考えたのが蔵の観光化! ここの酒蔵は煉瓦造りと珍しい造りで静養情緒あふれる場所になっている結果、テレビ…
【ウイスキー】悪魔に魅入られたお酒!ボウモア・デビルズカスク3rd【アイラ】
今回紹介するのはボウモアデビルズカスク3です。 <エピソード> アイラ島にあるキラロウ教会という場所があります。 この教会は町を見渡す丘の上にあり、悪魔が潜むことがないように、身を隠す影となるスペースをなくすため珍しい円筒状の建物ユニークな設計で作られていました。 しかし一度だけ悪魔が入り込み、ミサの最中に発見されたのです。島民総出で捕まえようとしましたが悪魔は必死で逃げ、丘を下り海辺にあるボウモア蒸溜所の第一貯蔵庫に身を隠したのです。 貯蔵庫ではちょうど職人たちが出荷のために船に樽を詰め込んでいるところで、悪魔はなんとか樽の中のボウモアウイスキーに潜り込み、島から逃げ出したという逸話があるの…
今回紹介するのはボウモアです この蒸留所はアイラ島で最古のもので、アイラモルトの女王とも呼ばれているお酒です。 <エピソード> この蒸留所はピートも製麦工程も潮風の影響を受け、しかも第1貯蔵庫はダイレクトに海に面し、波打ち際の岩盤を削り取り整地した上に建造されています。つまり海抜0メートルに位置していて庫内の床は海面下に位置し、半地下のようなつくりとなっていいて、海面下で貯蔵されているという何とも特殊ななお酒なのです。ボウモアはゲール語で「大きな湾・大きな岩礁」という意味で凪いだ日も嵐の日も、容赦なく外壁を打つ。海という自然環境と対話しながらモルトウイスキーは熟成していく。まさに海のシングルモ…
今回紹介するのはベルです。 イギリスで長い間、最も飲まれていたスコッチがこの「ベル」です。近年はザ・フェイマスグラウスにNo1を譲り渡しています。 ちなみに「スコッチウィスキー迷宮への招待」という本では、ブレンド・ウイスキーの発案者として紹介されています。 <エピソード> アーサー・ベルがイギリスのパースのサンデマン商会にセールスマンとして入社しましたが、当時は営業専門でした。ところが、そのころに誕生したブレンドの技術に目をつけて、熟成した良質のモルトとグレーンをブレンドしてそれまでにないウイスキーを作り出したのです。(当時のブレンドは未成熟のモルト原酒とグレーン原酒を数種類ま混ぜわせただけの…
【ウイスキー】想像を絶する神業!バランタイン・ロイヤル・ブルー【ブレンデッド】
今回紹介するのはバランタイン・ロイヤル・ブルーです 一般の本には当時ブレンダーであったロバート・ヒックスがブレンドしたと書いてありますが、「ブレンデッドスコッチ大全」という本にはジャック・ガウディーがブレンドしたと書いてあり、二人の共同作業で造られたと考えていいお酒なのでしょう。 <このウイスキー造りにかかわったと言われるブレンダーに関するエピソード> バランタインの歴代マスターブレンダーの中にジャック・ガウディーという方がいます。ブレンダーは樽の品質管理もしているのですが一つ一つ飲んでいたら酔っぱらってしまいす。そこでノージング(すべて鼻だけで作業)をするのですが、このジャックガウディ―の鼻…
【ウイスキー】究極のスコッチ!バランタイン17年【ブレンデッド】
今回紹介するのはバランタイン17年です。 ボトルのラベルを見てください。 ラベルの盾の中には大麦、清流、ポットスチル、樽とウイスキーづくりの4大要素が描かれているのです。 <エピソード> 経営を引き継いだジェームス・バークレーと、マスターブレンダーのジョージ・ロバートソン、生涯をウイスキー研究に捧げてきた同志のジェームス・ホーンの3人は究極のスコッチを造るために、貯蔵庫に眠る優れた原酒をぜいたくに使って、異なる原酒サンプルのテイスティングを進めた結果、究極の年代ものスコッチには17年以上の熟成原酒が最適であると考えたのだそうです。その後テストブレンドされると、社内の専門家たちからもその完成度の…
今回紹介するのはオールド・パーです <エピソード> ラベルに描かれている老人はイギリスで最も長生きしたと言われている人物であるトーマス・パー。152歳まで生きたとされているこのウイスキーのブランド名の由来となる人物です。とはいえ史実かどうかは本当のところはよくわからないのですが、誰一人知らないと言われる有名人なのです。 この老人は時の国王チャールズ1世にに招待され、長寿の秘訣を聞かれたところ「しいていうのであれば105歳の時に不倫がバレて公衆の前で懺悔させられたことでしょうか」と答えているそうです。このパー老人はなんと80歳で初婚という晩婚で、1男1女をもうけているのだそうです。そして105歳…
【ウイスキー】大切なこととは何なのか?オールドスマグラー【ブレンデッド】
今回紹介するのはオールドスマグラーです <エピソード> オールドスマグラーと名付けたのは、当時姿を消しつつあった密造酒に対する郷愁の念と密造酒が正規のウイスキーより格段に優れ、美味だったということからです。密造酒はすでに過去になりつつあったものでしたが、だからこそ、思い出の品だったのでしょう。 朝から飲むのに適したお酒!ザ・グレンリベットでも少し触れましたが、スコッチの歴史は密造の歴史と深く関わっているのです。1707年にスコットランドがイングランドに併合されるとウイスキーに対してそれまでの15倍の税金を課したのです。理由は対仏戦争、植民地戦争の戦費を賄うというものでしたが、この異常とも思える…
今回紹介するのはパディーです。 <エピソード> このお酒はもともと、オールド・アイリッシュ・ウイスキーという名前でしたが、いつしかただのセールスマンの名前がお酒の名前になってしまったという面白いお酒です。 ではなぜ、ただのセールスマンの名前がお酒の名前になったのでしょうか? かつてアイルランド南部一帯で知られたパディー・フラハティというセールスマンがいました。彼は自転車の荷台にウイスキーを積んでセールスに行っていました。そのパディーの自転車がパブの店先に止まっているのを見かけると人々はそのパブに急いで駆けつけるのです。なぜかというと、パディーはそのパブに居合わせたお客さんに気前よくウイスキーを…
【ウイスキー】牧師のウイスキー!レッドブレスト【ブレンデッド】
今回紹介するのはレッドブレストというお酒です。 <エピソード> レッドブレストとは胸の所が赤いコマドリ(ロビン)のことです。この鳥は春先に訪れるので春を告げる鳥と呼ばれていてイギリスの国鳥にもなっています。 なぜ牧師のウイスキーと呼ばれるようになったのかというと、どこの牧師の家にも置かれていたからなのです。その理由はコマドリの赤い胸は磔になったイエス・キリストの頭に巻かれた茨のとげを抜いてあげたという言い伝えがあり、その時にイエスの血がついてコマドリの胸は赤くなったのだと言い伝えられているのです。そんなこともあっててキリスト教社会では昔から聖職者の鳥と呼ばれていたのでした。 ちなみに、このお酒…
【ウイスキー】功労者への敬意!モンキーショルダー【ブレンデッド】
今回紹介するのはモンキーショルダーです ボトルをご覧ください。 名前にちなんで3匹の猿が付いていますね。 これはこのモンキーショルダーがグレンフィディックとバルヴェニーとキニンヴィというキーモルトを3つ使っていることもかけてあるのです。ちなみにキニンヴィは記念ボトル以外では1度もボトリングされていない幻のシングルモルトでもあります。 <名前のエピソード> かつてはどこの蒸留所も麦芽づくりを自分の所で行っていました。コンクリートの上に麦芽を広げるフロアモルティングという作業があるのですが、この時に発芽が均一になるように木のシャベルを使って4時間おきぐらいに撹拌をしていたのです。麦芽の量は4~8ト…
【ウイスキー】スコットランドのロビンフッド!ロブロイ【ブレンデッド】
今回紹介するのはロブロイです。 カクテルにもロブロイというものがありますが、今回はウイスキーの紹介です。 <人物のエピソード> ロブ・ロイとはスコットランド版ロビンフッドとして今でも愛され続けているロバート・マクレガーという実在の人物です。この人物は色々な側面を持った人物でロブロイ氏族の実質的なチーフ、無法者、権力への反逆者、剣の達人、民衆の英雄、ジャコバイトスコットランド・ステュワート王朝の支持者、政府側のスパイなど多彩な側面をもった人物でした。時には小作料が払えず立ち退きを余儀なくされた人には奪った金品で払ったりなど、あくまで私欲ではなく、貧しい民衆の味方であろうとしました。 小説や映画に…
【ウイスキー】二つの顔を持つお酒!ジェームズマーティン【ブレンデッド】
今回紹介するのはジェームズマーティンです。 創業者のジェームズ・マーティンは若いころにボクシングをしていてその素早い動きからツバメのジェームズと呼ばれていたそうです。またマーティンは英語でツバメという意味があるので、このジェームズマーティンのボトルのラベルにはツバメのマークがついています。 <エピソード> ジェームズマーティンは一般的にはVVOという名称で知られていますが(very very oldとvatted very oldの2つの意味)マーティンズVVOを有名にした出来事があります。 1941年(イギリスはドイツとの戦争の真っただ中)に5万ケースものウイスキーを乗せた貨物船がヘプリディ…
今回紹介するのは焼酎の獺祭です。 え?日本酒じゃないの?と思われた方も多いかと思いますが、焼酎の獺祭があるのです。 何を隠そう、こてっちゃんも知らなかったのですが、行きつけのお店に行ったときに焼酎の獺祭を見つけてしまい、思わず注文してしまいました。 香りは日本酒の香りがして、味は焼酎なのです。こういう焼酎もあるのだなと感激してしまいました。 純米大吟醸の酒粕から生まれた米焼酎で清酒かす(日本酒の酒粕)を蒸留して造られる「粕取り焼酎」と呼ばれています。この米焼酎は、獺祭の純米大吟醸の酒粕を使って造られたとても希少な焼酎です。 旭酒造が製造している唯一の焼酎でもあります。 <名前のエピソード> 獺…
【ウイスキー】永年探し求めていたもの!アンティクァリー【ブレンデッド】
今回紹介するのはアンティクァリーです <エピソード> アンティクァリーとは古物収集家という意味で、ウォルタースコットによって書かれた小説「ジ・アンティクァリー」からとられています。創業者のジョン・ハーディがウォルタースコットのファンで、小説の中に「永年探し求めていた名品についに巡り合う」というシーンがあり、このシーンと永年求め続けていた究極のウイスキーを作ることに成功したという想いを重ね合わせて名付けられたものだそうです。(ストーリーは青年士官が旅先で好古趣味の老人と出会い、その老人の後押しで、かつての恋人を救う話だそうです) このお酒の特徴としては、通常のブレンデッドウイスキーはモルト原酒を…
【ウイスキー】まるでドラマのような数奇な運命!ハイランドパーク【アイラ】
今回紹介するのはハイランドパークです。 <エピソード> 教会の典礼係であったにもかかわらず、伝説の密造者と呼ばれたマグナス・ユンソンという方がいます。なぜそう呼ばれているかというと、説教壇の下に隠していた密造酒に白布をかけて、天然痘の患者の葬儀だと偽って酒税の査察官を騙し通したと言う話があります。ちなみに彼の密造蒸留所があった場所にハイランドパーク蒸留所は建てられたのだそうです。面白いことに1816年に蒸留所のオーナーになった取締官のジョン・ロバートソンという人で、何度もマグナス・ユンソンを捕まえに来た人物なのだそうです。取締官がオーナーになったのにも、なにか物語があったりするのでしょうか?事…
【ウイスキー】朝から飲むのに適したお酒!ザ・グレンリベット【スペイサイド】
今回紹介するのはザ・グレンリベットです。 <エピソード1> 蒸留所のあるリベット側沿いの谷は密造蒸留所の中心地でした。もちろん、グレンリベットも密造酒の一つでしたが、英国王ジョージ4世がスコットランドを公式訪問した際、名指しで所望したのがグレンリベットのウイスキーだったそうです。それを聞いた創業者のジョージ・スミスは、1824年に創業で酒税法の改正後、いち早く蒸留酒造業者のライセンスを取得し、政府公認第一号に蒸留所に認定されました。しかし、色々と考える人はいます。その評判にあやかろうと同名の蒸留所が沢山出来たのです。創業者のスミス家は訴訟を起こして、勝訴します。それから同社だけが本物であること…
【ウイスキー】水の神に愛されたお酒!アバフェルディ【ハイランド】
今回紹介するのはアバフェルディです。 水の神のプールで造るデュワーズの根幹のモルトです。 <エピソード> アバフェルディとは水の神のプールという意味です。これは仕込み水に使うピティリー川の純粋な水の事を指しているそうです。この川の水は水量が豊富で非常に透き通っているため、水の神の祝福を受けている言われているのです。 そもそもこの蒸留所はデュワーズに使うためのモルトを生産するために創設したのだそうです。 この場所を選んだ理由は、質の良い水源が豊富なことはもちろんですが、デュワーズを作っているジョン・デュワー&サンズがあるバースまで鉄道路線が整備されていたこと、そして、創業者の父がアバフェルディ蒸…
【ウイスキー】スコッチの教師!ティーチャーズ【ブレンデッド】
今回紹介するのはティーチャーズです。 名前からして教師という意味だと思いがちですが名前の由来は創業者のウィリアム・ティーチャーからきているのです。 <エピソード> 創業者であるウィリアムの家庭は貧しく7歳の時には母の工場に駆り出され、11歳の時に仕立て屋のロバート・バーの見習いになったそうです。このロバート・バーは正義感が強く、向上心が強い人でした。そんなこともあり、奥さんが仕事場の片隅で作業するロバートとウィリアムのために書物を朗読して聞かせたのだそうです。 勉強ができなかったウィリアムにはロバートの職場が学校だったのですね。人生の師であるロバートによってウィリアムは努力と自由を愛し、社会主…
【ウイスキー】アメリカでのスコッチの代名詞!デュワーズ【ブレンデッド】
今回紹介するお酒はデュワーズです 大統領にも献上されたアメリカにおけるスコッチの代名詞になっています。 なぜアメリカで大人気になったかというと1891年に鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが米国大統領ベンジャミンハリソン樽ごと送ったことが話題になり有名になりました。 <立役者のエピソード> 創業者のジョンデュワーのには二人の息子がいて特に弟のトミーデュワーは色々なアイデアを持った人物でした。ロンドンへの進出のためにロンドンで開かれた見本市でハイランドの伝統衣装を登場させたことにより、他のブースがかすんでしまったことや、最初にコマーシャルフィルムを作り、映画館で上映するなどをすることにより、なんと5…
今回紹介するお酒はグリーンスポットです <エピソード> このお酒はダブリンのグラフトンストリートにお店を構えるワイン商の老舗ミッチェル&サン社が顧客のために販売してきたお酒です。彼らは他のすべての蒸留所がアイリッシュウイスキーの財産であるポットスチルウイスキーを断念したときにも造り続けたのです。そのころのアイリッシュウイスキーは人気の低迷により風前の灯火で年間生産量が少なすぎて生産を続ける価値がないとアイリッシュディスティラーズが決断してしまう危機に常にさらされていたのです。その結果、他にもブランドはありましたが、グリーンスポット一つに絞っていくしかなくなったのでした。ですが、幸運なことにも少…
【ウイスキー】名前が変わったお酒!ザ・フェイマスグラウス【ブレンデッド】
今回紹介するのはザ・フェイマスグラウスです。 本場スコットランドで30年以上もの間ナンバーワンの座を守ってきたブレンデッド・スコッチウイスキーです。 <名前のエピソード> このお酒は売り出し当時は「ザ・グラウス・ブランド」という名前だったそうです。 ですが、認知度が上がるにつれお客さんから「あの、有名なライチョウのウイスキーをください」と言われるようになり、今の名前に変更したそうです。 ちなみにグラウスというのはスコットランドの国鳥であるライチョウのことです。 値段も1058円とお手頃の値段なので、ウイスキー初心者の方にはまず、このザ・フェイマスグラウスはいかかでしょうか? ザ フェイマスグラ…
【ワイン】情熱が生み出したお酒!ファレルノ・デル・マッシコビアンコ
今回紹介するのはファレルノ・デル・マッシコビアンコです。 <エピソード> このワインは1965年に古代のワインに魅せられたエリート弁護士のフランチェスコ・パオロ・アヴァッローネ氏がVinum Falernum という、20世紀初めに消えてしまった、伝説のワインをよみがえらせたいという思いから生まれました。 アヴァッローネ氏が求めたのは、古代ローマ時代のファレルノのワイン”でした。これはおよそ今から2300年前の紀元前時代のワインという事です。 おそらくこのことからこのようなラベルが付けられたのでしょう。 ナポリ大学の穀物科学の教授や、友人たちの協力のもと、数年後にFalernumを産んだブドウ…
【ウイスキー】夢と冒険を求めて!ヘネシー・ナジェーナ【アイリッシュ】
今回紹介するお酒はヘネシー・ナジェーナです。 皆さんはヘネシーと聞くとまずは何を思い浮かべますか? ブランデーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? ですが、このお酒はアイリッシュピュアモルトウイスキーなのです! <エピソード> 夢と冒険を求めてアイルランドから新天地へ渡った人々は尊敬と誇りを込めてナジェーナフィエンと呼ばれているそうです。 ブランデーと言ったらフランスですが、実はブランデーで有名なヘネシー社の創業者であるリチャード・ヘネシーの出身地はアイルランドなのです。 リチャードヘネシーも夢と冒険を求めてフランスへ渡って成功したのでした。 そのヘネシーがスコッチではなく出身地である…
【ウイスキー】グレンファークラスファミリーカスク【スペイサイド】
今回紹介するお酒はグレンファークラスのファミリーカスクシリーズです。 <カスクシリーズのすごい所> 〇このお酒は現在はこてっちゃんが調べた限りでは1952年から2003年までの種類を網羅したボトルが販売されています。この先もどんどん出ていく予定です。これは「伝説と呼ばれる至高のウイスキー101」では「強い独立心を持った家族経営の蒸留所だからこそできる可能である」と紹介されています。以前紹介したグレンファークラス・マジックと言われるゆえんですね。 〇ほかのウイスキーと比べてみてください。古いウイスキーが極めて安い価格で購入できるのです!広告や手の込んだパッケージにお金をかけないからこそ実現できま…
今回紹介するのは笹の川酒造のほろ酔いです。 笹の川酒造はウイスキーも作っている日本では珍しい清酒メーカーなのです。 以前紹介したイチローズモルトもこの笹の川酒造がなかったら世に出ることはなかったことでしょう。 写真を見てください。 包装紙に昔の物売りのイラストと売り文句がびっしり書いてあって面白いですね。 なんだか昔の気分に浸りたいときはぜひ飲んでみてください ちなみに下からの写真から購入すると2本で送料込みで3100円なのでかなりお得です。 【数量限定:20%OFFクーポン】【送料込】吟醸酒「ほろ酔い」セット ふくしまプライド。体感キャンペーン 楽天で購入
【ウイスキー】これは薬だと言って販売させたお酒!ラフロイグ【アイラ】
今回紹介するお酒はラフロイグです このお酒は消毒剤のような香りとも言われるお酒で、好き嫌いがとことん分かれるお酒です。ですが、好きな人はとことん好きになります。また「アイラの王者」とも呼ばれているお酒でもあるのです。 ちなみにこのウイスキーのピート香をより強める方法として、わずか一滴の水を加えることが好まれているそうです。 <ラベルについてのエピソード> ラベルには三本のダチョウの羽のマークは「平和の盾」とも呼ばれる紋章はチャールズ皇太子の王室御用達の証。シングルモルトとしては初の許可証を下賜されたものです。 ちなみにチャールズ皇太子はラフロイグ15年を愛飲しましたが、こちらの表のラベルにこの…
【ウイスキー】お酒の博物館!グレンファークラス【スペイサイド】
今回紹介するのはグレンファークラスです <エピソード> グレンファークラスはゲール語で緑の草野生い茂る谷間という意味です。 鉄の女ことサッチャー元英国首相にも愛されたウイスキーなのです。 このお酒には色々なシリーズがあって「グレンファークラス・マジック」とも呼ばれています。 ドイツで限定販売された、スプリングス、チーム、パッションなど様々な名前が付いたグレンファークラスがあるので、色々と探してみると面白いですよ。色々な種類を探してみて、その時の状況にあったグレンファークラスで、人をもてなすことができたらかっこいいですね。 <グレンファークラスの3つのこだわり> ①仕込み水に背後のベンリネス山の…
【ウイスキー】アメリカの独立を支えたお酒! ミクターズ【バーボン】
今回紹介するのはミクターズスモールバッチバーボンです。 <エピソード> アメリカの独立戦争の時に後に初代大統領になるジョージ・ワシントン総司令官が自軍の兵士たちのために購入したのでした。その当時は長く厳しい冬で粗末な丸太小屋の中で、耐えて死んでいった兵士たちが多くいました。その厳しさは、ワシントン氏が「何か大きな変化が突然起こらなければ、 ... この軍隊はきっと ... 飢えて、解体され、日々の糧を得るための最善の方法として散り散りになってしまうに違いない」と書かれていたほどです。このウイスキーを飲んで体を温めたのでした。 耐え忍ぶ力をくれるこのお酒をぜひ飲んでみてください! ミクターズ ス…
【リキュール】忠義を尽くしたマッキンノン家への報酬!ドランブイ
今回紹介するお酒はドランブイです ドランブイとはゲール語で満足できる酒という意味です。ちなみに、「伝説と呼ばれる至高のウイスキー101」という本では「希望を叶える飲み物」という意味で紹介されています。 <エピソード> チャールズ・エドワード・ステュアートは王位継承の戦のカローデンでの悲惨な戦いに敗れ、カンバーランドの侯爵の兵に追われていたところをかくまってくれたマッキンノン家に報酬として秘伝のリキュールのレシピを教えたのだそうです。このレシピはスチュアート王家の門外不出の秘酒だったのです。 マッキンノン家は一世紀半もの間門外不出にしたのですが1906年に販売されることになりました。 <飲み方>…
「ブログリーダー」を活用して、こてっちゃんさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。